TS転生エースは戦いから逃げられない   作:エアプハイター

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09 行路Ⅱ

「う゛る゛る゛るるるる……!」

「どうどう! スカビアス、落ち着いてって!」

 

 牙を剥いて唸るエルゴバキア嫌いの隊員を、フラクネートが必死に宥めていた。我を忘れかけた同僚は今にも飛び出しそうな勢いで、フラクネートはそれを羽交い締めして力尽くで止めている。向こうの席は中々の修羅場のようだ。

 それを見ながら、ごく自然にわたしの隣へ座ったイズルは肩を竦めた。

 

「やれやれ、嫌われているようだ」

「そりゃね」

 

 流石に表立って嫌悪の感情を露わにするのは彼女だけだが、イズルを見つめるみんなの視線は冷たかった。それもそうだ。レーゲラナに……少なくともカラキラー小隊に、エルゴバキア好きなんていない。みんな漏れなく、酷い目に遭わされている。

 特に、斜め前にいるホリーの表情は複雑だった。

 

「それで、イズル・サイラス特務少尉殿。こんな場所に何用でしょうか」

 

 他の隊員みたく露骨に嫌っているワケではない。隊長を務めるホリーはその辺りをある程度は割り切れる。さりとて友好的なワケでもない。エルゴバキアの無理な命令で部下を失ったことなど数え切れないくらいにあるからだ。

 なので普段ホリーがエルゴバキア人と話す時は非常にフラットなテンションで、時には笑顔さえも浮かべてみせる。後で愚痴はこぼすが、それはそれだ。

 変に楯突いて、小隊の立場を悪くするような愚をホリーは犯さない。

 

 だというのに、今のホリーは眉根を寄せたどこか困惑した表情を浮かべていた。

 それは、相手がイズルだからだろう。

 例えるなら、あれだ。

 風俗嬢の姉が、自分のお客を連れて来た、みたいな。

 そりゃ味わいのある表情にもなろうハズである。

 

「用がなければ来てはならんのか?」

 

 その上ソイツがこうも傲岸不遜な態度ならば。

 流石に隊長であり家族同然に育ったホリーに対してその態度は看過できなかったので、わたしはイズルの脇腹を抓り上げた。

 

「いででででっ!」

「普通そうでしょ。エルゴバキア兵士がわざわざレーゲラナのいるところに来るワケなんてないんだから。……苛める時と、奉仕義務の時以外」

 

 流石に公序良俗を犯す程エルゴバキアも狂っちゃいないので、つまりこの場合は前者になるワケだが。

 わたしの抓り上げから解放されたイズルは、元通りの気障な表情に戻って答えた。

 

「ま、確かにお前を弄るという意味ではそうかもしれん。偶々同乗したからな、ベルの顔でも拝もうかと思って足を運んだだけだ」

「同乗? 監察官が?」

 

 しっくりこない話だ。

 監察官の仕事はその名の通り軍の監察で、通常の兵士のように戦う必要はない。だから少なくとも、わたしたちと同じような護衛の仕事はあり得ない。では、だとすると何の為に乗り込んだ?

 

「ああ。前線に用があるんだ。上司に呼ばれてな」

「ふぅん……?」

 

 それもどこか嘘くさい感じがしたが、それ以上は深掘りせずに止めておく。

 憲兵の事情に切り込んでも良いことはない。

 レーゲラナの扱いを考えると、普通に消されそうだし。

 

「後は、懐かしい歌が聞こえたからだな」

「懐かしい歌?」

「あぁ。……揺~られ~てい~くよ~♪ 真~白~い尾根越えて~♪」

 

 それは、先程ピネルが歌っていた牧歌だった。

 

「え!? 見~つめ~るそのひとみ~♪ ま~ぶた~に焼き付けて~♪ って奴ッスか!?」

「そう、そうだ。確か豚の歌だったな」

「なんで、レーゲルの民謡を知ってるの?」

 

 イズルは純血のエルゴバキア人だ。レーゲルの歌を知っているハズがない。

 するとイズルは、その黒い瞳の浮かんだ眼差しを懐かしそうに細めた。

 

「そうか……これはレーゲルの歌だったのか」

「イズル?」

「……養母がな、レーゲル人だったんだ」

「!!」

 

 それは、わたしも知らない衝撃の事実だった。

 

「早くに亡くした実母の代わりに俺の面倒をよく見てくれたよ。親父も忙しかったしな。歌を教わったり、一緒に遊んでくれたりしたのはあの人だけだった」

 

 エルゴバキア人の養母が、レーゲル人。そんなことが。

 

「……あり得る、のですか?」

 

 ホリーが疑いの眼差しを向ける。それも当然だ。今までの扱いを思えば、そんなことが許されるとは思わない。

 しかしイズルはそれに激昂することなく素直に受け止め、その問いの答えを返した。

 

「あぁ。しかし俺が本当に幼い頃の、エルゴバキアがレーゲルに侵攻する前の話だ。だから二十年前になるかな」

「二十年前……確かに、それなら」

 

 納得する理由を出されてホリーは頷いた。

 わたしたちの生まれる前の話だから実感しづらいが、エルゴバキアが征服する前は普通に一つの国としてレーゲルはそこにあった。その時代なら、レーゲル人が共和国で社会的な地位を持っていてもおかしくはない。

 

「とはいえ、その頃から既に差別や迫害はあったがな。レーゲル人やギロン人は奴隷同然で、使用人以上の地位に就けることは稀だ。酷いところだと、馬小屋に寝かされていたくらいだ」

「……相変わらずだな」

「まったくだ」

 

 わたしとイズルで揃って深い溜息を吐く。二十年以上も前からエルゴバキア人の気風は変わっていないらしい。

 

「それでもいたずらに虐げるようなことはしていなかった。今のような扱いもな」

「畜生扱い?」

「……ま、そうだ。少なくとも、人間扱いはしていたよ。銀行で口座も作れたしな」

 

 だが、とイズルは苦い顔でその先を続けた。

 

「二十年前のクーデターで、全てが変わってしまった」

「クーデター?」

 

 首を傾げたピネルにホリーが説明する。

 

「今のエルゴバキアは軍事政権なの。二十年前に将軍たちが当時の政権に反旗を翻し、武力によって弾圧。そしてそれ以降、ずっと軍部が国のトップに立っている」

「そう、その通り。レーゲルへの侵攻が始まったのもそれが理由だ」

 

 二十年前。それまでは仮初めながらも確かに存在していた安寧。だが、それは軍部の蜂起と共に破られた。

 

「当時はパルダイトの利用が始まって、好景気に沸いていた。そしてその勢いを駆って、周囲の国々へ領土拡張戦争を仕掛けようと軍部は主張した」

「パルダイトを使って、更なるパルダイトを手に入れる為に」

「そうだ。だが政権、当時の首相はそれを拒否。如何なる理由を以てしてでも戦争は行なうべきではないとした」

「立派な考えだな」

「あぁ。それゆえに、死んだ」

 

 イズルの語り口は更に重く変じた。

 

「首相の態度を弱腰と断じた軍部は強攻策をとった。銃と兵を以て国を乗っ取ったのさ。……首相は射殺。一族も強襲され、今はほとんどが行方不明だ」

「そして、レーゲルに侵攻した」

「あぁ。大義名分をでっち上げてな」

 

 その侵攻で、レーゲルの名前は地図の上から消えた。大きすぎる国力の差に、戦いにすらならなかったという。

 

「そしてレーゲル人への更なる迫害が始まった。そこからは今のように、人扱いされなくなってしまった。財産没収の末、強制収容所送りかレーゲルへの送還。抵抗すれば……射殺された」

「その、イズルの養母さんは」

「死んだよ」

 

 ふぅーっと、イズルは長い溜息をついた。

 

「親父は庇おうとしてくれたんだがな。それでも世論という大きなうねりには勝てなかった……過激派の市民によって撃たれ、養母は俺が七歳の時に去った」

「そんな……」

 

 わたしもホリーも、ピネルも絶句した。聞き耳を立てている周りのみんなもそうだった。ここにいるほとんどが、近しい者の死を経験している。だからその気持ちが痛いほどによく分かった。

 家族を喪うという痛み。それは人種を越えて共通する。

 

「……それでも、養母の死は無駄じゃなかった。少なくとも、俺に教えてくれた」

 

 イズルは自分に言い聞かせるように言った。

 

「こんなことは、間違っていると」

 

 ……なるほど。だから、イズルのレーゲラナに対する接し方は柔らかいのか。

 レーゲル人の養母への敬意。それが根底にあるから、エリートなのにわたしの気安い態度なども許す。エルゴバキア人らしくない理由はそういう過去があったからか。

 

「……だけど、現実は現実よ」

 

 いつの間にか、ホリーの敬語は取れていた。目の前の人物へ上っ面を使うべきではないと判断したのだろう。それは信用か、あるいは。

 突きつけるように言う。

 

「エルゴバキア人はあたしたちを蔑み、畜生扱いし、使い潰そうとしている。大人たちは鉱山で死に、徴兵されて死に、遂にはあたしたちみたいな女子どもにまでお鉢が回ってきた。川は工業廃水で汚染され魚も住めなくなった。経済は破壊され、文化も許されない。美しかったと大人たちが懐かしむレーゲルは、あたしたちの代にはもうどこにもなくなっていた」

 

 ……レーゲルが国だった頃を、わたしたちは知らない。生まれる前の話だ。

 伝統料理があったと言うが、それを見たことはない。それに使う川魚はとっくに死滅していたから。

 見事な尖塔があったと言うが、それを見たことはない。邪魔なところにあったらしく、撤去されて工場に建て替えられてしまったから。

 国であったという尊厳は軒並みエルゴバキアに踏み潰されて、わたしたちが目撃できるのはその残骸のみであった。

 

「いくら吠えたところで、変わらない」

「そうだ。行動に起こさなければ、な……差し当たって」

 

 それ以上は言いたくないのか。イズルはそこで一旦話を切り、話題を変えた。

 

「お前たちの質問にでも答えようか」

「質問?」

「聞きたいことがたくさんあるという顔をしているぞ。良い機会だ。親睦を深める為にも答えようじゃないか」

 

 それは、そうだ。レーゲラナに落ちてこない情報も、今なら聞ける。特に、ホリーは必要としていた。

 

「――じゃあ、」

「はいはーい!」

 

 だけど、先に手を挙げたのはピネルだった。

 

「え」

「ほう、元気がいいな一等卒。いいぞ」

「なんで特務少尉はベル先輩がお気に入りなんスか!」

 

 ピシッと空気が凍った音がした。

 

「お、お馬鹿!」

 

 スッパーン、と小気味良い音と共に桃色の頭がはたかれる。ホリー渾身のツッコミだった。

 

「いったぁ!?」

「何訊いてるのよ!」

「だ、だって気になるじゃないッスか。奉仕義務で会ったんスよね? ベル先輩のどこが魅力的だったんかなぁーって」

「……それは暗にわたしの魅力がないって言ってるのかい、ピネル?」

 

 ひく、と頬が引き攣る。別に女としての魅力を磨いたつもりはないし、これからもしたいとは思わないが。それはそれとして『お前は不細工だ』と言われるのは我慢ならない。

 ピネルはブンブン首を横に振って否定した。

 

「いやいや、そういうワケじゃなく! ベル先輩は肌も綺麗だし、可愛い顔立ちをしてるッスよ! ……ただウチを選ぶ人は、そのー……」

「ん?」

「……『揉み応え』って奴を重視する人ばっかりッスから……」

 

 ピネルはまず自分の身体に目を落とした。そこには実り豊かな双丘が並んでいる。それを見て以前、遮られて足の爪先が見えないッスと困った顔で語っていたことを思い出した。

 そして次にわたしの胸元へ視線を移した。そこには比べものにならないくらい扁平な大地が広がっている。かつて、下着の重要性を語るみんなのお話にホリーと並んで首を傾げていたこともあった。

 山と平原。まるで大人と子どもを比べているかのよう。

 

 そこにいた全員の脳裏に一つの単語が過ぎる。

 

「ロリコン……」

「違わい!」

 

 イズルは顔を真っ赤にして否定した。即座なところが、ますます怪しい。

 わたしたちは三人揃って懐疑的な目を向けた。

 

「じゃあなんでさ。普通男ってのはでっかいおっぱいに釣られるもんでしょ。絶対そう」

「なんだその妙に実感が籠もった確信は……はぁ、別にきっかけは大したことないぞ」

 

 溜息をつきながらイズルは答えた。

 

「普通に名声だ。初陣からほとんど経たずに敵エースを仕留めたレーゲラナがいると聞いてな。気になったので顔を覗いたのが最初の出会いだ」

「あぁ、確かにイズルと初めて会ったのはその後の話だったね」

 

 懐かしい話だった。

 初めて敵エースを倒し、叙勲した頃の話だ。当時のわたしはホリーと一緒に赴任してきたばかりで、右も左もほとんど分からず戦場を言われるがまま駆けずり回っているだけだった。レーゲラナが期待されていたのは肉盾程度の扱いで、戦術を理解する必要などない。ホリーもその頃は勝手が分からず、エルゴバキア人の上司に命令されたことを忠実にこなすだけの人形だった。

 そんな時だった。わたしたちがルチドリア軍エースの足止めを命じられたのは。

 エースにただの歩兵たちが何の作戦もなしに挑むのはそのまま死を意味する。銃弾も効かず素手で人体を捻りきることができるような奴らを生身で相手にすれば、待っているのは逃れられない死だけだ。味方のエースが応援にくるワケでもなく、他の部隊からの支援もなし。つまり、ただの時間稼ぎの捨て駒だった。

 わたしが初めてパルダイト器官を使ったのはその時のことだ。それまでのわたしはパルダイト器官を『死に瀕したときに使えば寿命と引き換えに助かるかもしれない保険』としか認識しておらず、エースを前に為すがままだった。足を撃たれて、すぐ行動不能になってしまったのだ。

 だけどホリーに魔の手が迫った瞬間、わたしは一か八かでパルダイト器官を使用した。

 その後の事は、よく憶えていない。無我夢中で戦って、気付けば血に濡れた山刀と敵エースの首を握っていた。

 それが、わたしの初めての戦果だった。

 

「あの時は結構やさぐれてたなー。もしかしたらこれでわたしたちの待遇が改善されるかと思ったら、別にそんなことはないんだもん。むしろやっかみが多くなって殴られることが増えたし」

 

 得た物といえば有名無実な勲章と一階級特進だけだ。別にその為に寿命を削ったワケじゃないが、割に合わない。

 なので当時のわたしは、今と比べて荒れていた記憶がある。

 

「そうだな。見事なやさぐれっぷりだった」

「あー……思い出してきた。それでアンタにも噛みついたんだっけ」

「あぁ、見事な狂犬っぷりだったぞ」

「……恥っず」

 

 思い出し、赤面する。荒れていたわたしは半ば自暴自棄になっていて、エルゴバキア人に対して遜ることすらも疎かにしていた。なので奉仕義務でも媚びることを忘れ、おざなりに対応したのだ。

 その時の相手が、イズルだった。

 

「あの時はなんだったか……ベッドに四肢を投げ出して『勝手にしろよ、エルゴバキアのクソ共が』だったか?」

「うわ、中々に言うッスね。ウチだったら殴られてたッスよ」

「まぁね……今思えば無謀だったよ。……その点、確かにコイツは殴らなかったな。それどころか、愚痴を聞いてくれた」

 

 隣に座って親身に話を聞いてくれたものだ。どこか傲慢な態度は相変わらずだったがそれでもそこで色々吐き出せて、わたしはエルゴバキア人を見直した。

 

「へぇ……」

 

 ホリーのイズルを見る目が少し変わった。それにイズルは得意げになる。

 

「フッ、当然だ。下々の話を聞いてやるのもエリートの務め。メンタルケアなどお茶の子さいさ――」

「ま、その後にやることはやったから、評価はプラスマイナスゼロだったけど」

「おい、言うな!」

「言うだろ、そりゃ」

 

 好感度の乱高下がヤバかったんだぞ。

 

「ふーん……最低ね」

 

 ホリーの見る目が絶対零度になった。

 しかしそれはそれで、気安い態度とも言える。やはりイズルへの評価はわたしと同じようになったようだ。

 つまり、『話せるくらいには優良なエルゴバキア人』ということだ。

 いつの間にか、周囲の目線もどこか和らいでいた。さっきのイズルの話などが緊張を解かしたらしい。

 

「……ゴホン。それで、他に聞きたいことは?」

「話を逸らした」

「うるさいぞ、灰兎。ないのか? んん?」

「いや、それはあるけど」

 

 そんな稀な存在はであるイズルは気を取り直し、問いを求めた。

 次に問うのはホリーだ。だから今度は、真面目な話になる。

 

「……この列車で運んでいる物は、何?」

「前線に運ぶ糧食と武器弾薬。それからコーヒーなどの嗜好品だな」

「それだけ? 他にもっと、隠している物があるんじゃない」

 

 ホリーはイズルに対し探るような目を向ける。怜悧なそれを受けて、イズルの表情も変わった。

 

「ほう……どういう意味だ?」

「言葉通りよ。じゃなければレーゲラナを、しかもエースを擁した部隊を運用する意味が無い」

 

 それは昨日からホリーが問題視していたことだ。その疑問を、イズルへとぶつける。

 

「何か、特別な物を運んでいるんじゃ?」

「……流石に、鋭いな」

 

 ホリーの洞察に、イズルは目を細めながら感心した。

 それはほとんど肯定と同じ意味の答えだった。

 

「! 一体、何を」

「それは――」

 

 イズルが答えようとした、その時だ。

 

「総員、耐ショック体勢!!!」

 

 叫びながら立ち上がったのは、ナーシェだった。

 寡黙な彼女に似つかわしくないほどの大声で、わたしたちに告げる。

 

「とにかく頭を守って!」

「ナーシェ、一体何を……」

 

 ……わたしたちは油断していた。いや、それも仕方のないことだ。

 これがもし塹壕でのことなら、わたしたちは考える前に行動していた。それが命運を別つのだと既に身に染みていたから。

 しかし今いるのは列車の中で、戦場は遥か遠い。あるいはそれは、兵役についてから初めてのことだったかもしれない。針のむしろの只中にいない、穏やかな時間。それはほとんどの者が二度と享受することはないと、諦めていた物だったのかもしれない。

 ゆえに気が抜けていた。だから誰も身構えていなかった。

 実感がなかったのだ。

 ここは占領下に置かれただけの――敵地だと。

 

「あ――?」

 

 窓の外。遠くの丘陵で何かが光った気がした。

 次の瞬間。

 

「――え」

 

 轟音。そして、凄まじい衝撃。

 

 世界が、回った。

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