とある姉弟妹が集まる鎮守府(改)   作:屋根裏散歩

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ちょーとタイトル詐欺かな


第22話 乱入者!

「へぇ~お姉ちゃん置いて…明石とランチですカ」

 

執務室で霧島が提督からの電話を受けている丁度その時、扉の外では金剛が聞き耳をたてていた。

 

「こうしちゃいられませんネー」

 

金剛は何処かにメールを送り出した。

まさか金剛からのお邪魔が入るとは露知らずのお二人…

 

「何処で食べよっか」

 

明石が聞いてきた、

 

「ウ~ン…折角だから、部屋で出来ない物食べようよ、例えば焼き肉とか」

 

僕は匂いや脂分が部屋に充満するのでやらなかったのだ。

 

「焼き肉…いいわね」

 

明石も賛成したので僕達は焼肉屋に行くことにした。

 

「焼き肉といったら…彼処?」

「そうだね」

 

僕は店に予約の電話をいれようと、スマホを取り出した瞬間………、

 

「お姉ちゃんに内緒で何処行くネー」

 

姉貴である金剛がフロントガラスにへばりついてきた…オマケの比叡と共に。

 

「うわっ!!」

 

僕達は驚き抱き合ってしまった。

 

「へぇ~お兄ちゃん…不潔」

 

いつの間にか時雨と最上の2人もやってきては車内を覗き込んでいた。

 

「悪霊退散!」

 

明石が姉妹を悪霊扱いしていて笑ってしまったが…。

 

「まだ二人っきりにはさせないデース」

 

いやあんな事を言っているが…姉貴に関しては単に食い意地が張っているだけ、妹達はただ面白そうというのが本音だろう…比叡は、巻き込まれた事にしておくか。

 

「仕方ないか…姉貴、自分の車も出してね」

「了解ネー、流石翔デース」

 

これは連れて行かないと暫くは愚痴られる事確定なので連れて行くことにした。

 

「商店街の外れにある焼き肉屋さんね、予約は入れたから」

 

僕は気を取り直すと焼き肉屋さんに6人で予約を入れ直した。

 

「いらっしゃいませ」

 

僕達はお店に入ると店員さんに出迎えられた。

 

「6名で予約している近松ですが」

「少々お待ち下さい、確認致します」

 

店員さんが予約を確認しに行った。

 

「承っております、此方へどうぞ」

 

僕達は店員さん奥の座敷へ案内された。

 

「ご注文がお決まりでしたらテーブルにあるタブレットからお願いします」

 

店員さんがメニューをテーブルに置くと、注文方法を伝えると下がっていった。

 

「何にする?」

 

僕はメニューを見ながら聞いた。

 

「カルビとタン」

「私も」

 

時雨と最上が最初に食べたいものを決めた。

 

「ハラミとカルビ…比叡は?」

「お姉様と同じもので…」

 

姉貴と比叡も決めたようだ、

 

「クッパとカルビ」

 

明石も決めていた。

 

「それじゃあ…僕もカルビとクッパで」

 

僕はテーブルにおいてあったタブレットを取ると注文を入れた。

 

「あと、ビール3つ、比叡も明石も呑むでしょ」

 

姉貴がビールを注文した、

 

「姉貴車はどうすんだよ」

「僕が運転するよ」

 

最上が車の鍵を持っていた。

 

「ならいいけど、なら時雨と最上も烏龍茶でいい」

「うん」

 

僕と2人の妹達は烏龍茶を注文した。

 

「焼き肉美味しい」

 

時雨が美味しそうに頬張っていた。

 

「家族揃っての外食久しぶりね」

 

姉貴が微笑みながら僕達をみていた、

 

「明石はわかるけど…家族でって…私は…」

 

比叡が少し居づらそうにしていた、

 

「比叡、前も言ったけど君も姉貴の姉妹艦だから姉になる、だから何の問題もないよ」

 

僕の言葉を聞いた比叡は少し照れていた。

 

「さあどんどん食べよう」

 

その後も僕達は食べて飲んだ。

 

「そろそろいいかな」

 

頃合いを見て僕は会計を頼んだ。

 

「ごちそうさま、会計をお願いします」

「畏まりました、こちらになります」

 

店員さんが伝票を持ってきてくれた。

 

「お兄ちゃん、ごちそうさま」

 

最上と時雨は………仕方ないか。

 

「お姉ちゃん想いの弟のを持って幸せ」

 

うん姉貴もだったか。

 

「提督…」

 

比叡だけは財布を出すとお金を払おうとしていた、

 

「大丈夫」

 

僕は比叡にそう言うと会計を済ませた。

 

「比叡、弟に翔に任せなさい」

 

姉貴が優しく比叡に語りかけていた。

 

「昔から言いマース!弟の物は私の物、私の物は私の物って!」

 

姉貴がトンデモ発言をしていた、

 

「あれ?おかしいな…姉貴の物は弟妹の物弟妹の物は弟妹の物って聞いたけど…母さんから」

 

まぁどっちもどっちなのだった。

 

「なに言ってるんですか…本当に」

 

比叡が笑っていた、比叡の笑顔可愛な…。

 

「翔君、今の他の女性の事を考えた?」

 

明石がギギギと云わんばかりの動作でこっちを向いていた。

 

「ベッ別に………姉貴の事だよ…うん、やっぱりだらし姉だなって」

 

等と話しながら僕達は店を出た。

 

「最上、姉貴の車頼むね」

「うん」

 

 

僕達は鎮守府へと帰ることにした、勿論休日でも秘書官勤務をしている娘達にもお土産を買って。

 

 

 

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