とある姉弟妹が集まる鎮守府(改)   作:屋根裏散歩

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第9話 謎?

新しい執務室初日…。

 

僕の前に、大淀、長門、陸奥、扶桑、山城、青葉、明石、間宮の8人が整列いていた。

 

「それでは新生『リゾート鎮守府』の初日を開始する」

 

僕の一声にその場にいた全員がずっこけた。

 

「提督…その鎮守府名なんとかならんのか!」

 

長門が異議を唱えた。

 

「あの変態提督の鎮守府名を引き継がないのは良いのですけど…」

 

陸奥も困惑していた。

 

「なら一層の事『ホテル鎮守府』で決まりね」

 

明石アホなことを言った。

 

「却下、いやらしくてHな場所になっちゃうでしょ!」

 

大淀から頭を叩かれていた。

 

「致しかたない…リゾート鎮守府でもよかろう」

 

なんとか長門も折れてくれ鎮守府名が決まった。

 

「先ず初めに、鎮守府としての業務開始は来月1日からとする…それでは、青葉以外は各自業務割当を考えてくれ」

 

僕の号令で大淀達が運営に必要な決め事を決めだし始めた。

 

「さて、青葉…君に聞きたいことがある」

 

僕は応接室に移動すると、青葉にある疑問を投げかけた。

 

「君はうちの青葉じゃないね…違うかい?」

 

僕の問に青葉は、

 

「提督、何故違うと思われるのですか?」

「簡単なことさ、此処の青葉は仲間が辱めを受けている場面を撮影させられ、カメラを持てなくなったと聞いている、なのに君は平然と僕と明石にカメラを向けていたね」

 

僕の答えに青葉はペロッと舌を出すと、

 

「やっぱりバレちゃいました…その通りです、私は大本営諜報部所属の青葉です、此処に元からいた青葉は精神を病んでしまっていたので退役して療養してもらってます、理由は貴方の監視です…ここ数日見させてもらいましたが長官から合格と言われましたので監視は解除しました」

 

やっぱりか…。

 

「入れ替わりの件を知っているのは?」

「今話した提督以外はいません」

「そうか…」

 

僕は少し考えると、

 

「秘密にする必要は?」

「提督の監視の件以外は、特に無いかと…」

「わかった…そうだな幹部艦娘にだけは周知させよう」

「わかりました、それと後日提督宛に私の着任辞令が内密に届くと思います、よろしくお願いします」

 

青葉が入れ替わっている事については、大淀、長門、陸奥、扶桑、山城、衣笠、明石、間宮の8名にだけ話すことにした。

 

「話はもう1つある、昨晩僕の部屋に明石が入ってきたのは知ってるね…本来僕の部屋の入室権限は僕と姉妹、大淀、秘書官カードとマスターカードの5種類9枚なはずだよね」

 

青葉も僕の言いたい事がわかったようだ、

 

「私もそこは気になっていました、早急にカード権限を調べてみます」

 

青葉が手にしていたノートパソコンを起動させると、カード管理プログラムを起動させ、明石のカード番号を入力した。

 

「提督…これを!」

 

僕は青葉のノートパソコン画面を覗き込んだ。

 

「明石のカードに僕の部屋の入室権限がつけられてる!」

「提督、少しお待ちください最終の更新履歴を調べます」

 

青葉がカードの更新履歴を調べだした、

 

「…恐らくですが、権限作成時の入力ミスですね、理由は執務室の権限が付与されていません」

 

青葉が画面を説明した、

 

「単純に提督の私室と執務室の部屋番号を間違えて入力したのでしょう、私室は901で執務室が911ですからね…とはいえそれでも疑問は残ります、何故千歳と隼鷹は提督の私室に明石を放り込んだのかという点です、此方については情報部で引き続き調査いたします」

 

青葉が何時もの顔ではなく、情報部員としての顔をして答えた。

 

「宜しく頼む、明石が何らかで僕の部屋への入室権限があるに気がついてを2人に話していてそれならと放り込まれた…である事を期待したいよ」

 

後日、明石のカード権限については設定ミスであることが確認された…そして何故僕の部屋に放り込んでいったのかは、3人共泥酔していた為に部屋を間違えたそうだった(千歳と隼鷹が謝罪してきた)。

 

 

 

 

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