Fateの世界に転生したからには頑張るしかない 作:あの時のアゾット剣
「これが、アロンダイトなのですか?」
「やはりそう思うかい?」
「えぇ、聖剣と聞かされていたのでこの様に禍々しさを感じる物だとは。」
ホント、なんでこんなんなっちゃんてんだよ。俺の感覚がおかしいのか?いやぁ、流石にそれは無いだろ?そうであってくれよ頼むから!
「それは正しいよ。まぁこちら側もこうなってしまった理由は分からないだけどね」
良かったぁ!そうだよな。だけど、
「これを握るのですか?」
「ははは、流石に嫌かな?」
「はい、握ったら私自身が無事なのかすら分かりません。」
もしこれを触って呪われたやらでも起こったら俺嫌だからな!?だけどなぁ、これ手に入れなきゃダメだよなぁこれから多分普通の剣とかだと折れたりしてしまって、戦闘どころではないよな。
「まぁ、嫌って言っても握ってもらうんだけどね」
やっぱり?これ手に入れなきゃダメなのか、けどカッコイイのは事実だからなぁ手に取りたい気持ちがないという訳ではない。
「分かりました、」
「話が早くて助かるよ、ではランスロットよ早速アロンダイトを握ってみて軽く振ってみてくれないかな?」
私はマーリンの言葉に従うようにアロンダイトへと手を伸ばしていく。
握った。
、、、あれ?
何も無い?見掛け倒しってやつなのか?けどなんか内なる神秘的なの感じ取れる様な取れないような?自分じゃ分からないしマーリンに聞こう。
「はは!すごいねぇ!ランスロット!」
へっ?何が?ちょっと待ってなんか話が見えてこないしっておい!マーリン!状況説明をしてくれ!ヴィヴィアンさんに「君の見立ての方が正しかったみたいだね」とかなんか俺が付いて行けない会話を盛り上げてるんじゃあ無い!
「あの!マーリン!何がすごいのですか!」
「あぁ、すまないね。ランスロットには説明し忘れていたんだけど、君がアロンダイトを無視し続けた事によってアロンダイトの中に入れられ続けた妖精の力は、普通の騎士では耐えられないレベルなんだ。握っただけでもね。けどランスロットはその聖剣選抜という名の試練をクリアしたんだ。おめでとう」
「は?えっとつまり、マーリン貴方は私に危険性を説明せずにその様になってしまったアロンダイトを手に取らせたと?」
「ははは、まぁそう言う捉え方もあるかな?」
コイツ!!俺は内心舌打ちした。ホント、コイツ。クズだなぁ
「そんなに怒らないでくれよ、僕自身はあまりやらせたくは無かったんだよ?ヴィヴィアンがその案を出したんだ。」
それってどうゆう意味?ヴィヴィアンさんが?あの優しくて厳しい人が?マジで?なんで?
「その時のヴィヴィアンに聞いたんだよ、なんでそんなに自信があるのかってそうしたらね。「自分が鍛えた息子を信じない訳にはいかない」って言ったんだよね。妖精が母性に目覚める事があるなんて、ってその時は驚いたよ」
なるほど、ヴィヴィアンさんが俺を信じてたからか。
「ん?妖精の力が入り続けたってどう言う事ですか?」
そして、俺は心の中での少しの疑問をマーリンにぶつけた。何をしていなくても力が入るなら強力過ぎない?エクスカリバー超えちゃうかもよ?
そこを考えて何となく聞いてみた。そうしたらマーリンが困った顔をしてしまった。
「あぁ、まぁ、そこ気になっちゃうよね?ヴィヴィアンの為に言わないようにしてたけど。ランスロットの頼みだし、日頃頑張ってるみたいだから答えてあげよう。アロンダイトがこんな感じになったのはヴィヴィアンのうっかりなんだよ、」
ヴィヴィアンさん!!!!?
なんで!?マジで何やらかしたのアンタ!?
ついさっきまで我が子を信じる親って感じだったけど!今じゃあ遠坂凛と良いとこ勝負になりそうだよ!?
「えっと、具体的には?」
「そうだね、簡単に言うと我が子への愛が暴走したって事かな?」
うん!全く想像がつかないけど俺の事を思ってくれていたんですね!
ありがとうございます!
「これ以上は、ヴィヴィアンにも流石に申し訳ないから話さないけどね。」
***
「では、仕切り直してランスロット卿、聖剣アロンダイトの獲得おめでとう!これからはその剣を持ち、王の為に努めてくれ。」
「はっ!」
マーリンって真面目にやるとカッコイイな、そんな事を思いながらマーリンの発言を受けていた。
「あっ!すまない!ランスロット失念していたよ。その剣を持ってもらうのは後2日待って貰わないといけなかった」
確かに、そうだったな。今この時だけ許可が出たんだよなぁ。完全に忘れていたわ。
***
王の帰還
国中から王の帰還に黄色い声が飛び交う、どうやら無事に帰ってきたようだった。我々、円卓の騎士にも昨日ランスロット卿が戻ってきた。
無事に王が玉座に帰ってきた。そしてアグラヴェイン、ベディヴィエール、モードレッド達が報告に向かう。ランスロットやガウェイン達も王の帰還を迎えるべく玉座へと向かう。
皆が、何時も通りに動いていく。その様なはずだったんだが、
「ランスロット卿?」
ニコニコとした目でこちらを見てくる者、
王の妻である、グィネヴィア嬢だ。
その様な御方が、何故か最近、ランスロットの方へと寄って来る。
何があったのだろうか?
ホントに、何時もの2時に出せなくてすいません!お待たせ致しました!今度からは気をつけて書いていきます!