Fateの世界に転生したからには頑張るしかない   作:あの時のアゾット剣

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前回のグィネヴィアさんに関してはもうなんかね、ヤケになっちゃった。ネタが浮かばないんだ。そのための無理矢理カットだったのです。


一旦終わり15話

 

アルトリア!!

 

戦場に声が響く、その声の主は緑紫色の光を放つ男。名はランスロット

そのような男がただ1人の少女の名を呼ぶ。

 

呼ばれた少女には生気が戻り、対峙している竜は警戒を上げる。

 

 

「████ーァ!!」

 

邪竜が咆哮を上げる、その咆哮に地は揺れる、だがランスロットはそれをものともせず邪竜へと急速に近づく、そして刃を振りかぶる。

 

「''!!!''」

 

ヴォーティガーンはその刃に気付くことなく、切られる。

 

 

          '''キンッ!!!'''

 

だが、その刃が通ることは無かった。

 

 

「っ!!クソっ!やっぱりダメか!」

 

ランスロットには分かっていた、アルトリアの聖剣が余り効いていない状況で己の剣はこの竜の硬い身体に通用しない事を。

 

 

 

「ガッ!?」

 

ヴォーティガーンが反応を示す。ランスロットの剣撃は確かに傷を付けるに至らなかった。だが、己の魔力を身体へと巡らせ''最速''へとなったランスロットから浴びせられた剣撃。それは衝撃として邪竜ヴォーティガーンを弾き飛ばす。

 

「大丈夫か!?アルトリア!」

 

「はい、どうにか貴方こそ無事でしたか。」

 

「いや!今はそれよりも!ヴォーティガーンを!」

 

「分かってる!だが俺のアロンダイトはアイツに傷一つも付けれない!」

 

お互いの安否を確認している時間などあまり無い、だがヴォーティガーンを倒すにはどうすればいいのか分からない。ランスロットはそう考えていた。

 

「ランスロット、1つだけ策があります。」

 

「それは本当か!?」

 

アルトリアからもたらされた1つの策、それはアルトリアが聖剣の解放を行う。それさえ出来ればヤツを消し飛ばす事が出来ると言われた。何故、それを最初の方に使わなかったのか疑問ではあるが、まぁ良いだろう。

 

「それで、その解放はすぐに出来るのか?」

 

「いいえ、それは出来ません。その事に着いてなのですがランスロット、貴方に時間を稼いでもらえないでしょうか、」

 

その解決策を効いてランスロットのテンションが上がる、

 

「あぁ!その任、謹んでお受けする!我らの王よ!」

 

「''!?''」

 

とんでもなく普段の彼とは想像がつかないほど固い言い方、アルトリアはびっくりしたのか目をギョッとさせる。

 

「■■■■■■■■■■■―――!」

 

ヴォーティガーンの咆哮がこちらへと聴こえて来た、もう話し合いは出来なさそうだ。

 

「っ!では行って参る!!」

 

「分かった!任せるぞ!」

 

アルトリアは飛び去って行くランスロットの無事を願いながら自分が成すべきことに意識を向ける。

 

「ふう、早くしないと。ランスロットが持たせてくれている間に、」

 

(ア...アルト..リア..アルトリア〜)

 

「!?」

 

アルトリアが聖剣を解放しようとすると、何処から念話が飛んできた。

その声の主はアルトリアがよく知っている花の魔術師のものであった。

 

「マーリンですか!?」

 

(あぁ、花の魔術師のマーリンだ。)

 

「何かあったのですか?」

 

(いやいや、我が王に1つアドバイスと言ったところかな?)

 

「アドバイス、ですか。」

 

(そう、君が今まで使っていたエクスカリバーの解放は抑止力に停められない程に抑えていたんだよ。もちろん、抑えてたのは私だけどね。)

 

「抑止力?つまり、それはどういうことなのでしょう?」

 

(簡単に言ってしまえば今のエクスカリバーはフルパワーでは無いんだよ、今から僕がその抑えを解く、そうすればヴォーティガーンなんて目じゃないよ。)

 

「分かりました!直ちにお願いします!」

 

(あぁ!もう準備は出来てるから直ぐにできるよ)

 

 

 

ランスロットside

 

 

ついさっきぶっ飛ばした、ヴォーティガーンの姿が目前まで迫る。

 

はぁ、この戦いが世界に影響するとか考えたくねぇ。そんなネガティブな思考でいると。ヴォーティガーンが叫ぶ。

 

「■■■■■■■■■■■―――!」

 

どうやら、元々あった人間性も無くなった様に思える邪竜に呑まれたか。だが、本能で理解出来てるのか目線の方向は脅威であるアルトリアへと向いている。

 

「行かせるわけ無いだろ、」

 

俺は魔力で速度を上げていく、俺の身体が発光しているせいか光の粒子が俺自身でも認識できる。

 

粒子をアロンダイトに纏わせ、''真っ先に翼を潰す!''

 

「''う''ら''ぁ''ぁ''ぁ''!!!」

 

「■■■■■■■■ーーー!?」

 

光のおかげかアロンダイトの切れ味は上がっていないが、さっきよりも与えられる衝撃は増している。

 

ヴォーティガーンはもう一度地面に落ちて翼は使えるのか、分からない。落ちた衝撃で土埃がそこらじゅうへと撒かれる。

 

 

「!?」

 

 

 

 

 

土埃の中から少し光が見えた、それがなんだったのかを理解しようとしてしまった。止まってしまった、逃げれば避けれたかもしれない。その光が何か理解した時には遅かった。

 

「■■■―――!」

 

 

「マジか...これ不味くないか?」

 

次の瞬間、ヴォーティガーンが放ったブレスらしき光の光線は俺の身体を包み込む。

 

 

アルトリアside

 

聖剣解放に時間をかなり取られている、最大解放は今までやった事は無かったのが遅れてしまっている原因だ。早くしなければランスロットに負担が、

 

「あと少しですかね。」

 

そんな事を考えていたら、地響きが起こる。ランスロットがやったものかと思い少し安心する。だが安心した矢先に光の光線が見えた、なにかが巻き込まれているように見える、まさか!?いや!いや!違う!そんな訳ない!ランスロットがやられたのか!?

 

「ランスロット!!!」

 

(落ち着いてくれ!アルトリア、ランスロット卿は生きている大丈夫だ!今は頼む集中してくれ!)

 

「しかし、」

 

(君の気持ちもわかるよ、だけどランスロット卿は王に、君に誓って今時間稼ぎをしてくれているんだ!)

 

「分かりました、」

 

 

 

ランスロットside

 

 

「...」

 

身体中が痛え、焼かれたのか焦げた匂いがする。

 

目を開く、目の前にヴォーティガーンが見える。何故か俺の方に攻撃を向けようとしない。翼を広げて飛び立とうとしている。

 

間違いない、こいつはアルトリアの所に行くつもりだ。

 

「何処に...行くつもり..だ?」

 

あぁ、声も出しにくいな。体の機能が低下していくのを直に感じられる。

 

 

だけどな、俺は誓ってんだよ。あのただ1人の優しい王に、自国のために自分すら捧げてしまう王として間違ってしまっている少女に。

 

俺は体からさらに魔力を解放する。

 

「''うっ!!''」

 

予想していた以上に痛みが襲ってきやがった。だけど耐えられないほどでは無い、今なら背後から行ける。完全にあいつはアルトリアに夢中だ。

 

背後からズドンってやり方は騎士としてはダメかもだが、好きなんだよなこういうの2度目の人生がこんなに波乱万丈になると思わなかったが、自分が憧れていたシチュエーションになってんだ。せっかくなら好き勝手にやらせて貰う。

 

魔力を更に身体中に巡らせていく。死ぬかもと思ったが好き勝手やった結果ならそれも良いなと思ってしまった。よし、行くか。

 

この状態でどうなるかは本当に分かんねぇけど行くぜ。

 

 

 

縛鎖全断・過犠妖光(アロンダイト オーバーロード)

 

 

ちょっとばかし、付き合ってくれよ!俺のワガママによぉ!!

 

 

 

 

 

ヴォーティガーンside

 

私は、何故このような事になっているのだ?私はただブリテンを守るためにこの最後の神秘の地ブリテンを守護しようと、何故邪魔をする?私と似たそこの騎士すら邪魔をする。ブリテンの民たちよ、何故だ?ブリテンの存続はお前たちの命よりも重いものだ、理解出来よう。なのに何故同意しない、ソナタ等のブリテンがキエテシマうのに。だが、それも終わりだ、。アーさーはエクスカリバーの力を持って私を消滅しようとするだろう。だが無駄だ私には聖剣の光を喰える、竜としての力、絶対的な力には無力なのだ。さぁ、終わらせてしまおう。歩みを止めぬよう残りの少ない理性を活用していこう。

 

 

 

「■■■■■■■■!!!?」

 

突如、後ろの方から魔力を感じる。それに反応し振り向く、

 

 

  

ザンッ!!!

 

 

振り向いたのは失敗だった。私の顔を目掛けて騎士が飛び込んできた、剣を握り。

 

グサッ!

 

刺さった、私の身体に剣が。何故だ?分からない、私に剣を突きつけ次々と次第に顔から喉へとたどり着き、私の喉と口は機能を失ってしまった。

 

不味い、ダメだ!喉と口は聖剣の光を喰らう権能が無くなってしまう!

 

私に焦りが生まれる、再生をしようとするが魔力が少ない。治すのが遅い。

 

「今だっ!!アルトリア!!」

 

目の前の男が落ちながら何かを叫ぶ、不味い、不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い!!!!!!!!!

 

約束された勝利の剣(エクスカリバー)!!」

 

 

 

 

***

 

なんとか、食いつけたかな?この邪魔竜、咄嗟に振り向きやがって顔部分しか削れなかった出来なかったじゃねぇか、だが相手の慌てよう。今だな、

 

「今だっ!!アルトリア!!」

 

その瞬間落ちていく自分は空が見えていた。その空は光によって照らされていた。

 

 

 

 

***

 

「終わった、やっと終わりました。」

 

身体から力が抜けていく、緊張が解けていく、やがて肩で息をしながら落ち着いていく。

 

そして、私の目の前に老人が現れました。警戒はしましたが敵意は感じながらその老人が発する言葉に耳を傾けてしまいました。

 

「ブリテンは滅ぶ、」

 

っとそう言われてしまいました。

 

その言葉を聴いて私は意識を手放してしまいました。

 

その後の事はマーリンから全て聞きました。その話をしてくれている最中彼は何故か悲しげな顔をしていました。そして最後にただ一言。

 

 

 

ランスロット卿だが死んでしまった。

 

 

 




えぇ、はい失踪してました。反省してます。あとランスロットの話はこれにて一旦終わりです。遅くなるとは思いますが不定期にやっていきます。


この話のエピローグ的なのを話すとモルガンとアルトリアは愛する者を失ったが、2人とも流石ウーサーから生まれた者。やがて立ち直り、国を巡る戦いとなりモルガンとアルトリアは争いを度々行い。最終的な終わりはモードレッドによるENDです。ただ聖杯に対する願いは故国の救済なのか、愛する者との再開なのかどちらなのか分かりません。エピローグは書いて欲しかったら感想にでも書いてほしい、もしかしたら書くと思う。
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