Fateの世界に転生したからには頑張るしかない 作:あの時のアゾット剣
オルガマリーの友達
突然だけど、運命っていい意味と悪い意味があるのは知ってたけど。どちらも綺麗なものだと思う。
自分は普通に生きて、普通に死ぬと思っていた。寿命でぽっくり逝くものだと思ってた。そんな日常は誰かのトラックの運転ミスで終わったらしい。
「なんでじゃあァァァ!!!」
ふと目が覚めた時に視界に映るのは青と銀の紋章、それはゲームとしてかなりハマっていた作品の組織「フィニス・カルデア」
詳しい経歴は忘れたけど、マリスビリー・アニムスフィアとかいうオルガマリー所長の親父さんが作った人理保証?継続?機関だったはず。
「ちょっと!?いきなり大声出さないでくれる!?」
「あ、すいません!」
隣を見たら所長がいた、FGOで推しキャラを最初に作るとして最初に選んで絶望するかもしれない方の所長だ。
「どうしたのよ?いつもの貴方らしくないわね。心でも入れ替えたのかしら?まぁ、そんなわけ無いわよね。また私を弄って楽しいわけ?」
「あ、あぁ」
「そう、心配して損したわ。もう行くわよ」
「............」
クッッッッッソ、可愛い。なんかてんやわんやだったけど可愛さで中和された。てか、なんか俺オルガマリーと関わりあるのか。てことは職員かな?とりあえず自室を探すか。
「ふう、何とか一息つけるくらいにはなったかな?」
自室の場所は何とか持ち物から割り出せた。ここは職員やマスターのプライベートルーム、何かがない限りここから出ることはあまりないだろう。
そんなことよりも、状況と情報をまとめよう。
「案外散らかってたりはしてないんだな、それに日記までつけてやがる。」
ほう、出会い方はなんだか不思議だな。経緯は長いな。とにかく「友達」になってたんだな、まだ全然読めてないけど何となくは分かった。
てかヒスってる前の所長に「友達」認定ってかなりレアだな、
「ちょっと!」
「へ?」
なぜ、ここに所長がいるんですかねぇ?今さっきどこかに行くとか聞いてたはずなんだけどな?しかもなんかプンスカってオノマトペが付きそうな怒り方してるし。
「なんで、私の部屋にいないのよ!いつも来るじゃない!確かに最近手伝わせる仕事量が増えていたかもしれないけど。そういうことはちゃんと言葉にしてよね!」
かわいい、
「いや、今から行こうかなと思っていたところですよ。所長。」
多分、この言葉が地雷だったのかもしれない。
「は?」
なぜだかマイルームの温度が下がった気がした。
「なんで?なんで貴方までそんな呼び方をするの?約束してくれたじゃない、二人の時にはマリーって呼ぶって!」
「う、うん」
「覚えているわよね、そうよね、約束してくれたもんね。私もうはっきり言ってあなたの前でしか弱音を吐けないの。お父様がいなくなってフィニス・カルデアの運営をやってもう不安なの、お父様みたいに立派なことも出来ていないし、ちゃんとやり遂げれるのか分からないの今のところは何も問題は起こってもいないけど明日が来ることが不安なの、ずっとあなたのそばに居させてお願いだから。」
彼女は消え入りそうな声になりながら涙を流してしまった。
次瞬間、何故か自分は咄嗟に言葉が出ていた。
「大丈夫だよ、マリー」
「僕は君の友達だ、少し意地悪なところが自分にはあると思うがそれでも君に嘘をついたことは一度だってない。けど今さっきのはダメだった君を泣かせてしまうようなことを言ってすまない、冗談でも許されることではない。」
つらつらと謝罪の言葉が出てくる、この体の持ち主の本心なんだろうか。
「じゃあ、私からのお願いを聞いてくれないかしら?」
「もちろん」
彼女の頼み事は不思議と受け入れられた、ほかの人にこんなお願いされても渋る気がする。
てか!なんでこんなことになっているんだ!?まぁ、マリーが可愛いからいいか。
あと、近藤さんも河上も水着ティアマトも水着パッションリップも無事に引けました。オルガマリーは宝具5になりました。ありがとうございました。