Fateの世界に転生したからには頑張るしかない   作:あの時のアゾット剣

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オルガマリーの(友達の)やらかし2

 

「はぁ、疲れた」

 

ダヴィンチちゃんとロマニあと遅れてやってきたマリーにこっぴどく叱られてしまった。自分が悪いのは百も承知なんだが、自分でもあんな事になるとは思わなかったんよ。

 

「ノブー?」

 

今はこのちびノブだけが癒しだよ。まぁ、数が多すぎて俺のマイルームが狭くなっちゃうってところだけは欠点だな。

 

「この後もなんか呼ばれてんだよな」

 

なんかマスター候補を集めてたらしいけどあんま芳しくないらしい。ダヴィンチ曰く

 

「君はカルデア職員だけど一応マスターになっちゃったんだからマスター候補者に入れても良いよね!」

 

そんな感じで拒否も出来ずに流されてこの後もレイシフト適正の検査を受けさせられるらしい。大変そうな事はあんまりやりたく無いんだけどさぁ

 

「適正がアリかナシかは普通に気になる所だし、戦力として期待されてるって考えて前向きに行こう。」

 

♦♦♦

 

「全くなんでアイツは何時もあぁなのかしら。」

 

「それは僕たちには解明出来ない事さ、考えないようにした方が良い。」

 

「考えないのと気にしないのは別なのよ?ロマニ」

 

この軟弱そうで片手に和菓子を持ってきた男、ロマニ・アーキマン

 

お父様がカルデアの立ち上げとほぼ同時に職員として受け入れたよく分からない男。コイツは本当になんなのかしら?

 

「まぁ確かに定義としては違うと思うけどさ。」

 

ヘラヘラとした様子で見てるだけで腹が立つ、なんで医療担当のトップに慣れたのかしら本当に。

 

「まぁまぁ、今はその事は置いておいて」

 

私達が他愛もない会話をしていたらダヴィンチが本来の議題を出してくる。今回の問題はアイツがマスターになってしまった事が問題になっている。

 

しかも召喚したのはサーヴァントと言えない使い魔とも何かが違うようなあの生物、本人が言うにはちびノブって言ってたらしいけどなんでそんな事知ってんのよアイツ。

 

「セイヴァード君の処遇についてなんだけど、先ずは彼を自室で拘束させてもらう事にしようと思ってる。彼の突発的な行動は良くも悪くもとんでもない」

 

「その事については特に言うことは無いわ」

 

「僕からも特に無いかな」

 

アイツが何時も唐突に何かしらの大事を作るからそれくらいの処置は妥当ね、

 

「それで期間についてなんだけど、どうする?」

 

「彼が起こした事は前代未聞の問題だからね、ただの不正使用みたいなもので片付けられたら良かったんだけど」

 

そう、問題はそこなのだ。()()()()()()()()()()

アイツが起こした「ちびノブ」の召喚いや、聖杯を呼び出した事についての問題だけは結論が出せない。

 

聖杯は本来、魔力タンクに使用されるか聖杯戦争に使われていた物。前者なら良かった魔力リソースが無いならただの魔力タンク以外の何物でもない。

 

だけど今回の聖杯には魔力反応があるつまり起動している。なのに聖杯が既に願いを叶えた後の結果を出してまっている。

 

「何故、聖杯が召喚されたのかも重要だけど願いも聞かずに勝手に結果が出力されてる。この事が1番問題だよ」

 

「あの聖杯は一体どんな願い事を受けて召喚されたのかな?まぁここまで話して悪いとは思うけど様子見以外にないと私は思う。どうかな?」

 

異変は起きていない、状態も犯人から報告を逐一するように連絡もした。対策はどんな風にすれば良いのか、すらも不明。私達に出来ることは警戒だけ。

 

「そうね、それでいいと思うわ」

 

「僕も異論無いよ」

 

所長の席に着いてるだけでも不安なのになんでこんなに問題が立て続けに起こるのかしら。もう!全部アイツのせいよ!!腹いせに謹慎を1週間にする予定だったけど2週間にしておいてやるわ!!!

 

♦♦♦

 

「暇だ〜」

 

マジで暇だ、処遇は検査と一緒に言われたけどマリーから謹慎2週間は長すぎる。時間が経つ度に頭痛がしてこの身体の記憶の情報が送られてくるし、書類作業がまだだからと駄々を捏ねてみたら「自室でやればって」正論パンチを食らってしまった。

 

「貴方ってそんなにダラけるタイプの人間だったのね」

 

気付けば部屋の中にマリーの姿があった、何故?

 

「急に来ていきなり罵倒する?普通」

 

「そんなつもりは無いのだけどごめんなさいね、意外な姿を見たからそう思ったのよ」

 

「そっか、まぁいいけど」

 

「貴方がどうせ暇だろうから顔を見に来てあげたのよ」

 

頬を赤らめながらそう言うと我慢できなかったのか顔を逸らした。

 

可愛い!

 

「ありがとう、マリー。わざわざこっちに来る事になっちゃってごめんな。」

 

これは本当にそう、わざとじゃないんだけどやってしまったのだから謝る事は大切だ。

 

「ふんっ!毎回そんなふうに謝っても直ぐに問題も起こす癖に!」

 

マジか、そんなに問題起こしてきたのか俺ェ、

 

「まぁ許すわ、ところで気分転換に一緒に映画でも観ない?」

 

「大体の作品は見たけどなぁ、」

 

「もう!こういうものはね?誰かと一緒に見るだけでも変わるものよ?」

 

マリーと自室で2人っきり、はたして大丈夫なのかそれは。

 

「後、私からのオススメもあるし多分見た事ないくらいの作品だから問題無いわよ」

 

「分かった、そこまで言われたら一緒に観よう」

 

観念した、可愛さと女の子と一緒に映画を観れるという状況に自分の理性は負けた。

 




遅れましたが1日1話投稿は出来そうです。
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