Fateの世界に転生したからには頑張るしかない 作:あの時のアゾット剣
「ふわぁ、眠い」
昨日はマリーと深夜まで映画鑑賞をした。
何日も自室待機のせいで気分転換をしようにもノッブ達とボードゲームをするくらいしかやることが無かったから正直助かった。
「もう、ちゃんとしなさいよ」
「分かってるよ」
「本当かしら?最近の貴方なんだか余裕が無さそうな感じがしたから」
「そ、そうかな?」
うーん、流石幼馴染と言うべきなのか緊張や動揺はあんまり表に出さない様にしてたんだけど。
「何か悩みがあるんだったら言いなさいよ?だって...」
「どうした?」
「...幼馴染なんだから」
顔を赤らめながら幼馴染なんだから頼ってよと言われた、
ツンデレ効果も上乗せされて心がザワつく。
「結婚してくれ」
「ふぇ?ん!?」
おっと、心からの叫び声が出てしまった。
「えっと、そう...の..は」
どんどん頭から腕そして足に駆けて赤に染まっていく。
ワナワナと文字が見える様に震えている、
「………………」
「あ、あれ?」
「おーい?マリーさーん?」
気絶してやがる、立ったまま。
そのままにするのも可哀想なのでちゃんとベットに寝かせておこう。
「うーん、」
「どうしたんだい?レオナルド」
「あぁ、ロマニか。セイド君が呼び出した「ちびノブ」の検査をしていたんだよ」
「検査の結果はどうだったんだい?何か分かった事とかある?」
「実を言うと分かったことと言えばこの子達は個々の意思がある事や結構ノリがいい事くらいさ」
「個々の意思だって?じゃあこの子らは人間に近い使い魔なのかい?」
「いいや、どうやらそう言う訳でも無いんだよ」
「えぇ!?じゃあ何も分からなかったって事かい」
「いやぁ、ゴメンね。時間を掛けてたのにこんな結果になっちゃって」
「いやいやそう言う事じゃなくてね、君がそこまで言う問題に驚いたんだよ」
「とりあえずだけどね、検査は引き続き行うけど優先順位を落としていこうと思う」
「それで僕はいいと思うよ」
今、倒れたマリーを寝かせていたはずなんだ、
特に問題なんて起こる予定なんて無かったはず。
てか、何時も起こす予定なんて無かったよ?ただの偶然だよ。
「あはは、」
「ドライノーッブ!!」
自室の中を結構なスピードを出して滑走するノッブ、川中島に出てきたドライノッブ。
何故ここに居るのかマスターの俺ですら分からない、聖杯だって部屋に置いてたはず。触ってすらないのに何故?
「最高速は譲れないノブ!アクセル全開、フルドライノーッブ!!」
「止まってくれ!頼む!」
「んー?どうしたノブ?」
「なんでドライノッブがここに居るんだ?」
「そういうことノブね、ドライノッブは呼ばれたノブ」
うーん、呼ばれたのか一体誰に?マジで誰か聖杯に何かした可能性があるよな。
「その呼んだやつってのは?」
「それはもちろん、マスターのお前しか居ないノブ。どうしたノブ?顔色が悪くなってないノブ?」
「いや、いや、大丈夫。本当に大丈夫だよ」
「気分転換に走りに行くノブ?限界を超えた先にあらゆう悩みすら吹き飛ばされる絶景が待ってるノブ」
「善は急いだ方が良いノブ!レッツ!ノッブゾーン!!」
「ここは南極だから、道路無いよ」
俺は非常な現実をドライノッブに叩きつけることになってしまった。カルデアは南極にあるから車で行こうだなんて自殺行為に等しい。
「ののの!?ノッブ!?」
「ゴメンね、本当に」
走って疲れて寝てしまいました、すいません。