Fateの世界に転生したからには頑張るしかない   作:あの時のアゾット剣

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バイトで疲れて寝落ちして結局ちょっと遅れてしまいました。


友人の悩み

どうにかマリーを宥めることに成功した。

 

精神的に不安定な設定ってあった気がするが、ここまでとは思わなかった。

しかもそれを何とも思わず好意的に思っている自分がおかしいのは理解できた。

 

けど許容範囲ではあった。そのはずなのにさ、

 

ギュッッッッッッッ!!!

 

「もう離さないから」

 

()()なるかぁ、しかも背中じゃなくて胸元の方にしがみついてる。

いや、確かに昨日あんな風に約束したけどな。

罰はちゃんと受ける話もしたはずなんだけどねぇ、

 

「マリー、」

 

「分かってるわよ?」

 

「分かってるなら何故?」

 

「納得が出来ているかは別よ」

 

赤い顔をして顔をそっぽに向けるけど、手からの力は

 

まっっったく抜ける気配は無い。

 

「このままダヴィンチちゃんの手伝いに行くってこと?」

 

「それでも構わないわよ?」

 

「それは恥ずかしいからやめてくれないか、流石に」

 

「ダメ、アイツもアンタの事は狙ってんのよ」

 

「マジ?」

 

ダヴィンチちゃんも好きだったからなんだか嬉しいな、と思っていたら。

 

「被験者として」

 

ズコーッと前のめりに倒れそうになるがマリーが居る為全力で抗った、

ナイスだ自分!!

 

「なんか今嬉しそうだったわね?」

 

ギクッ!さっきの考えてた事バレてた。不味いか?流石に。

 

「今は私が目の前に居るんだから私の事を考えておきなさい!」

 

「えっと、それはもちろん」

 

なんだか心に余裕を持った言葉が来て、少し唖然としてしまった。

今までのマリーと雰囲気こそ変わりないが、心が成長したのかと思う事にした。

 

「もう君達さぁ!遅いよ!いつまで廊下でうだうだやってんのさ!」

 

こんなやり取りをしていたら、

とうとう我慢の限界になったダヴィンチちゃんが乗り込んで来た。

 

「ごめん!」

 

「そうね、それはすまなかったわ」

 

即座に俺たちはダヴィンチちゃんに頭を下げた。

 

「何かあったのかい?なんだか昨日よりも何か違うような気もするけど」

 

流石にダヴィンチちゃんもマリーの変化に気づいたようだ、

まぁ、それよりも俺の方に抱きついてる事に突っ込んで欲しかったな。

 

「分かってくれれば良いんだよ、ところでセイヴァード君」

 

「ん?なんだ?」

 

「今日の手伝ってほしい事に着いてなんだけど、君の身体を調べたいんだ」

 

「身体を調べる?なんでだ?この前の検査で大体分かっただろ?」

 

「君の魔力については私達は何も知らないんだ、そこはやはり魔術師のプライバシーは守らなくてはね」

 

「確かに、」

 

魔術師って自分の魔術を受け継いていくし知られれば知られるほどに。

不利になっていくモノだからな、仕方ないか。

 

「検査するのも面倒くさいから言うわ、この場所で話す事ではないから工房に入っても良いか?」

 

「話してくれるのかい?」

 

「知りたそうな顔をしておいてよく言うよ、断れない事理解して聞いてきて来るし」

 

「あははー、バレた?」

 

てへっと言った顔をしながら反省の色が見えない謝罪をする。

大人のダヴィンチがすると懐かしい感覚って感じだな。

 

 

♦♦♦

 

「早速で悪いんだけど聞かせてくれるかな?」

 

「分かった、」

 

席についてダヴィンチに言われるがまま話が進んで行く、多分魔術とか属性の話したら驚かれるだろうなぁ。マリーにも詳しく話したことは無いし、

 

「先に言っておくけど他言無用でお願いします」

 

「そんな事は勿論承知の上だよ、どうしてもと言うなら自己強制証明(セルフギアス・スクロール)を使ってくれても構わないよ」

 

「いや、別にそこまでしなくてもても良いです!」

 

「そうかい?」

 

ダヴィンチちゃんが怪訝な顔をしてくるが、やっぱり魔術師って面倒くさい。

 

自分の魔術の情報が重要になり過ぎててこういう時になんだかやりずらさを感じる。

 

「プライバシー云々の話は置いて、自分の魔術でしたよね?」

 

「そう!是非とも聞きたいんだ」

 

「私も、気になるわ」

 

ここでいまさっきまで黙っていたマリーが再び口を開いた、

なんでって聞いてもどうせ「貴方が詳しく教えてくれないから」って言われる事が100だから黙っておこう。

 

「えっと、自分の魔術は特に定まって無いんですよ」

 

「ん〜?それはどういう意味なんだい?」

 

「召喚術かと言われたらそうかもしれないし、錬金術ともと言えるような魔術なんですよ」

 

「生憎だけど、そんな魔術聞いたことが無いわ」

 

「その魔術は君の属性が関係しているのかい?」

 

俺の出した答えに疑問符を沢山出すが、次の話に繋げやすい様にしてくれて助かった。

 

緊張するからなぁ、こういうのを人前でやるのは。

 

まぁ、何とか納得してくれるだろう。

 




いつもより短くなってしまいすいません!
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