大体は妖怪のせいにできる世界に転生したんだがとりあえず冒険する 作:単眼駄猪介
サブタイ間違えてますよ、という方はサブタイの名前をそのままGoogle先生に聞いてみてください。
実在します(今更)
まあ妖怪ウォッチ知ってる人なら見るまでもないとは思うけど()
そんなしょうもないことをしつつ、ほんへをどうぞ
キュウビの身体を張った実験によって俺達はガシャ玉を避けつつ、屋上を目指して注意深く動いた。
ん?教室に潜んでいる妖怪はどうしたのかって?
「本物のオイラ達を捕まえるモチィィィ!?」
「おいゴラァ。そんなおふざけが今の俺に通じると思ってんのかアァン?」
「ひっ、ヒィッ!?赤い死神!?」
「メダル置いて去れやぁ!」
「「「ごめんなさいぃぃぃ!!」」」
ちからモチ、かたのり小僧、ぶようじん坊のメダルを強奪しつつ、俺達は屋上に向かうことに成功したのだ。
「えぇ……」
「メンチ切ってるケータ、カッコいいのじゃ……」
「ニャァ……」
ウィスパーとジバニャンは困惑しているが、時間かけたらただでさえ深夜帯なのに警察なんかにバレたら一発でアウトだぞ。
妖怪と違って、夜に運動会やら野球に参加できるほど現代人は自由じゃないんだよ。
とにかく早くケリをつけたい俺としては、教室の妖怪達の遊び浮き合っていられるほどのんびりできない。
バクがいるから夜通し遊べるだろって?
俺は人間だぞ、何日も寝ないでいたら発狂するわ。
「ミカはしっかり寝てるよな……?」
「大丈夫でウィスよ!ちゃーんとこの妖怪監視カメラでケータ君のベットで寝ているのは確認できています!」
「うん、なんで俺のベットに寝ているのか教えてもらえないか」
「ひゅーひゅー」
下手な口笛で誤魔化そうとしても、事実としてあるから無駄なんだと思うんですが。
さて、色々と小学校に潜んでいた妖怪達を追い出して屋上に辿り着いた俺達。
キュッピーとかいう、アニメにも登場していないなんか回復してくれる妖怪みたいなセーブポイントなんてないので、普通に体力は消耗したまま。
でもガシャどくろには攻略法があり、ゲームじゃないこの世界じゃ攻略法さえ分かってしまえば倒す事など容易い。
まあ、ぶっちゃけ俺が戦わなくても俺の友達は強いからな、楽勝で勝ってくれると信じてる。
「がっしゃぁ……」
「ジバニャン、モモカ、行くぞ!」
「ニャン!」
「援護は任せるがよい!」
ここまでほとんどケータの威圧で解決してしまったので出番を待ち望んでいたジバニャンとモモカは張り切って攻撃を開始する。
「そぅれ!」
「え、君達一体なn」
初っ端に吹雪の術をガシャどくろにぶっ放して胸に貼り付けられた絆創膏を剥がす。
それにガシャどくろは唖然とするが、わざわざ夜中とはいえ小学校でやることではないので退治はさせてもらうからな?
「ジバニャン!」
「ニャン!」
俺の呼び掛けにジバニャンは爪でガシャどくろの顔をひっかき、視界を一時的に塞ぐ。
「わっ!?」
たじろぐガシャどくろに、俺は小石の術で生み出した小石を手に大きく振りかぶる。
そして―――
「ボールを相手のゴールにシュゥゥゥゥゥト!!超☆エキサイティング!!」
「ガフッ!?」
骨だけなのになんか血を吹いたガシャどくろ。
まあそんなのは関係ない。
「迷惑行為はおやめくださぁぁぁい!」
もう一回、絆創膏を剥がした先にある心臓に小石をぶん投げる。
ガシャどくろの弱点はそこである。
とはいえ、ガシャどくろも状況を把握してきたようで反撃とばかりに術を使ってくる。
そして大技であるガシャを回そうとカラスを呼ぶ。
「させるかよぉ!」
コインを引っ提げてやってきたカラスに、俺は容赦なく小石をぶつける。
彼?彼女?には悪いがガシャどくろは妖怪ウォッチ2の序盤のボスとはいえ、その頃のパーティではかなり強力な火力を持つガシャ玉があるのだ。
くらえば全滅、もしくは瀕死は避けられないだろう。
そんな攻撃をわざわざくらう気はないし、そんなの受けたがるのはどっかの金髪ドM騎士だ。
「ガァッ!?」
「カラス君!?」
コインを落としてしまい、ガシャどくろはなんとか掴もうとするが骨の体が災いし、骨の隙間を通って落ちてしまう。
それに腹を立てるガシャどくろだが、モモカの妖術をぶつけることで意識をこちらに向けさせる。
「ジバニャン!いけぇぇ!」
「くらえぇぇ!ひゃくれつ肉球ー!」
「うわらば!?」
ガシャどくろの眼前で放たれるひゃくれつ肉球が炸裂し、ガシャどくろは大きく身体を後ろに仰け反らせ、そしてブッ倒れた。
ズンッ、と軽く地面が揺れて戦いの終わりを感じた。
「やったニャン!」
「これならトラックを吹き飛ばすのも夢じゃないな!」
「ニャン!」
ジバニャンとハイタッチ。
あっ、プニってした。も、もっとプニりたい……!
「ケータ、わ、わたしにも…」
「うはっ!?」
うおぉぉぉぉ!?今度はモモカが恥じらいながら頭をこちらに!こちらに!こちらに!
「ケータ君!?いくらなんでもテンパり過ぎじゃありゃせん!?」
ウィスパーが落ち着くように促すが、俺はゆっくりとモモカの頭を撫でる。
興奮気味なのはごめん、許して(切実)
「はうぅ…」
「ニャン…オレっちにもしてほしいニャン…」
「ジバニャンもしてほしいのかぁ!」
「ニャア…顎は……にゃめぇぇ……」
一段落して、しばし俺達は撫で撫でタイムに入るのだった。
ちなみにウィスパーは事故でモモカの尻を触ってしまい、氷漬けになった。
ごめん、ウィスパー。
でも性欲を少しでも発散しないとガチで危ないからさ……
我ながらモテ期に興奮してて振り返るとドン引きしてるからさ……許して?
「ヘァーッ!」
「アフン」
尻尾みたいなので蹴られた。
どこのアスランだよ。
ーーー
「妖怪体操第一、ウィス!」
「「ウィス!」」
「何してるのケータ……」
翌朝、夏休みなのを良いことに九時くらいまでグッスリ寝た俺は起きた直後にジバニャン達に誘われて妖怪体操第一とやらをすることにしたのだ。
ちなみにそんなものがあったな〜、ってなだけでもう中身は覚えてない。
「ブリー隊長の初心者に優しい体操動画で流行っているんでウィスよ!?」
「いやナニソレ、知らんぞ」
モモカも困惑してるが、まあやりたい人だけやればいい。
昨日は普段はしない動きとかもしてたかもしれんから、ストレッチやこういった体操はそれなりに体に良い。
「よーでれ〜ってあり?確か4回目あった筈でウィスが…」
「あー、最後のはセンシティブだからって、運営に削除されてたニャン」
「まあ、ちょっと歌にするには下品過ぎますしね。致し方ありませんでウィス」
「でも、原曲はしっかり残ってるニャンから、一応いつでも聴けるニャンね」
俗に言う、MAD動画とかそんな感じか。
試しにウィスパーの妖怪パッドを借りて見てみると、見たこともない妖怪がその体操の真似をしていた。
「あ、ここボクが出てるんだよね」
「なんでここだけアータが出ているんでウィス…」
カゲナが画面を指差しながら教えてくれるが、ウィスパーはなんで最初からいないのかとジト目になる。
「いや、最初からいるんだよ?でも、影が薄いからか皆の背中に隠れちゃうんだ……」
そう言って巻き戻して、所々で止めて自分の場所を示す。
確かに【ムリカベ】や【やまのふじ】、【のぼせトンマン】の影に隠れてしまってたりするな。
「あと、運営からその衣装はエッチ過ぎるから他のを着てって言われちゃった……」
「「「「あー……」」」」
う、うん、それは確かに言えてるな……
とはいえ、スタイルの良い彼女が何を着ても同じ結果な気がするのは俺だけだろうか?
スレンダーとはいえ、本当に可愛くてその……エッチですので。
「ねぇ、ケータ。アタシもこれくらい綺麗になるかなぁ…?」
「なりたいなら好き嫌いしないで食べないとなー」
ミカからの問い掛けに俺はそう返す。
後は運動もしっかりしないとな、と付け足すと彼女も妖怪体操をする!と言い始める。
うーん、現金な奴め。
「ん?これは妖怪の仕業…?」
「流石に違いますよ!?」
妖怪体操は今年の終わりくらいまで、俺達の中でブームになり、それを見てた両親が真似したり何故かクマやカンチ達にも流行した。
まあ、そちらはほんの一ヶ月でやる人はいなくなったけど……
そして、数日後。
遂にその日が来た。
<妖怪体操第一
原点たる妖怪ウォッチのED。
よーでれ♪で有名だが、かつて大ブームを起こした妖怪ウォッチを知る人しか伝わらないだろう……
悲しいね、バナージ……
<主人公
モモカとの修行で妖術もそれなりに使えるようになった。
でもどちらかと言うとぶん殴る方が強いので、やっぱり弱い。
<ジバニャン
無印での経験値も相まって彼のステータスが限界突破しそうである。つまりはSになりそうかも……?
トラックも破壊できそうなひゃくれつ肉球だが、残念ながら対妖怪特攻なので……ナオキです……
<ガシャどくろ
ゲームでは本来、6体の妖怪で構成されたパーティで倒すのだが、半分以下の3人で討伐されてしまったボス妖怪。
まあ、明らかに弱点ですよって絆創膏みたいなので覆ってる肋骨を見ればね?
ぶっちゃけカラスの持ってくるコインを邪魔し続ければ倒せるくらい弱い。
(ボス妖怪の座から)お前、もう船降りろ
<アスラン・ザラ
トゥー!ヘァー!モウヤメルンダ!でお馴染み、公式からも公認で玩具扱いされてる主人公、キラ・ヤマトの幼馴染である。
メンタル安定していれば最強なヤベー奴。
まあ、多分メンタル安定したシャアさんはそれを上回る模様……(天パを瞬殺できるとか)
ウィスパーもエクバやってるので、着実にアスランゼミに染まっている。
尚、関さんの声で再生されるのである意味レアであるが主人公は気付いていない。
読了ありがとナス!