大体は妖怪のせいにできる世界に転生したんだがとりあえず冒険する   作:単眼駄猪介

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ガッツ仮面とか少年ビートとか、色々モチーフあるらしいけど、古すぎて分からないよ(笑)

そして皆様、お待たせして申し訳ない。
ちょっとネタが出てこなくなってきたので箸休めしておりました。ボルガ博士、お許しを!(土下座)

そういえば友達契約といえば同期のモンハンストーリーズ君は息してますか……?
というかそもそもMHSTの二次創作って駄目なんだっけ?
とりあえずプロローグだけでも書いておこう……(自己満足)

今年の夏、リマスターになってSwitchに帰って来るMHST君を睨んでいる妖怪ウォッチ2の図……





ケイゾウという少年

 

 

異次元空間とでも言うのだろうか。

そんな世界に少しの間いて、そこから出れば過去のケマモト村だった。

なんで分かるのかって?

逆に分からない方が俺には不思議ですよ、ハイ。

 

「ここが六十年前のケマモト村かぁ…」

 

「ほとんど変わっておらぬのぅ」

 

「まあ、田舎だからな」

 

あ、自分で田舎って言っちゃうんですねフユニャン。

 

「それで友達になってほしい人って…」

 

どこだ?、と質問しようとするとややフライング気味にフユニャンが答える。

 

「お前の祖父、ケイゾウだ」

 

「……フユニャンさん、もしかしてケータ君のお祖父ちゃんって…」

 

「……あまり言わないでくれ。言わせないでくれ」

 

妖怪以外、あまり友達がいないなんて言いにくいだろうしなぁ。

しかし、俺が覚えている限りケイゾウのコミュニケーション能力に問題があるわけではなく、第三者による介入が今の俺が辿っている歴史なのだったっけか。

 

「今のケイゾウは、色々と複雑な状況でな。ケータをキッカケに元のケイゾウに戻ってくれれば……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここからは時間を飛ばそう。

なんでかって?

そりゃケイゾウと友達になるまでアレコレやってたらいつまで経っても後に控えてるラスボス一派とコラキャラがブチ切れるからね、仕方ないね。

 

「メタ過ぎでウィス…」

 

「わぁ、ウィスパーも第四の壁越えを成功させたんだね。素敵です、ご友人♡」

 

「あの、本当にケータ君なんでウィスか!?ちょ、キモ、あー!?」

 

とまあ、茶番はここまでにして「酷い!アタシとは遊びゲバホォ!?」俺は昔のさくらニュータウン、この時代では【桜町】と呼ばれる町で妖怪ウォッチを作るためのパーツ集めに奔走した。

ゲームでもあったが、リアルでやるとなると割と洒落にならない数のパーツが必要だった。

金については妖怪退治なんかで一杯持ってるから良い……と思ってたが、少し考えてみて欲しい。

 

昔のお金と今のお金は全く違うはずである。

 

諭吉さんが聖徳太子だったりするあの時代である。

現在のお金で昔に売られている物を買えるはずがないのだ。

なのにゲームでは換金することなく買ってたが、あの婆さんはガチで何者だ?

細かいパーツは現金で、主要なパーツは貰うことでなんとかなったが現金に関してはわざわざ現在に戻って換金するという嫌にリアルな事をさせられた。

 

 

とはいえ、なんだかんだパーツ集めは完了し俺はケイゾウにそれらを渡すところから物語を進めよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで集めれたと思うけど」

 

「おう、ありがとな」

 

天野ケイゾウ、十歳。

俺とは3歳の差がある訳だが、歳の差なんて関係ないと普通にお互いにタメ口で話し合う仲になった。

まあ、俺とて別に歳上だからと変なプライドを張るつもりもないしな。

 

「よし……しばらく完成するまで時間がかかると思うから、その間にケマモト村とか色々見てけよ。ま、田んぼと山以外なーんにもないけどな!」

 

「でも一部の人にはそういう所が良いって言う人もいるんだよな。ケイゾウにはまだ分からないから気にしなくて良いけども」

 

祖父ちゃんとはそこそこ仲良くなれた……筈だ。

フユニャンも過去の祖父ちゃんに会えて嬉しそうだし、ミカはガッツ仮面の真似してるし、モモカは……あれ?

 

「ウィスパー、モモカはどこだ?」

 

ウィスパーにモモカの居場所を聞くと、ウィスパーは知らないと返す。

ジバニャンも同様で、時折突如として現れる怪魔と呼ばれる妖怪を蹴散らしながらモモカを探す事にした。

しかし、どこにもいない。

 

「もしかしたら一足先に現代に戻ったのかもしれないニャ?」

 

「確かにありえそうですねぇ……ここ最近、パーツ集めと封印解除で奔走してましたし」

 

そう言うジバニャンとウィスパーの予測に従い、現在に戻ってきてまずはケマモト村を探すのだが……

 

「アタシは見てない」

 

祖母の家でゆっくりしてたミカにはそう言われて墓地や山を登ってみたりと、色々探したがそれだけで昼を過ぎ夕方になっていた。

 

「うーん、どこに行ったんだ?」

 

「もしかしたらうんがい鏡でさくらニュータウンか祖国に一旦帰ったんでしょうか?」

 

それなら一言あるはずだ。

とりあえず、うんがい鏡にもモモカの利用記録はないかと聞けば少なくとも今日一日は利用してないと言われ、更に頭を悩ませる。

 

「あ、あれモモカじゃないかニャン!?」

 

キウイ山に繋がる別れ道で考え込んていると、モモカらしき後ろ姿がキウイ山ではない道に進んでいくではないか。

 

「おーい!モモカー!」

 

まずは放ったらかし気味になってた事を謝らなければ。

そう思って彼女を追いかけるが、距離は縮まらずモモカはトンネルへと入っていった。

 

「トンネルなんてここにあったんでウィス?」

 

「さあ?でも追いかけないと。こりゃ相当腹立ててるかもなぁ…」

 

この時、記憶に残っていれば、思い出せてればここ(トンネル)が何なのか分かった筈なのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トンネルをどんどん走っていく。

通り過ぎるサラリーマンや妖怪達に目を疑いつつ、俺はもう見えないモモカの姿を追いかけていた。

 

「ぜぇ…ぜぇ…あんの黒尼ぁ…」

 

ウィスパーが愚痴を漏らすがアンタ浮かんでるだけやん。

 

「お、オレっちも疲れたニャン……休ませて…」

 

ジバニャンにもそう言われたら一旦止まるしかない。

俺はスタミナムを飲んで持久力を上げてたが、うーん、不思議だ。

不思議と湧き上がるパワーに、ふと一瞬金色に輝く野菜人の姿を思い浮かべたんだ……

 

「ん?ウィスパー、なんか音がしないか?」

 

「……確かに何か、汽車のようなものが」

 

ピイィィィ!!!

ウィスパーが最後まで言い切る前に汽笛の音がトンネル内に響き渡り、俺達はその甲高さに耳を塞ぐ。

 

「ギャアァ!?」

 

「ウィスパー!?」

 

ウィスパーはモロに食らって気絶しかけていたがなんとか気を保つ。

ホッ、と安堵すると今度は汽車が目の前で軽くウィスパーを撥ねて止まった。

 

「グベッ」

 

「今日はウィスパー虐が捗ってるニャンね……」

 

「そんな事を言わないのジバニャン」

 

流石に可哀想だと思うからさ、コレ。

さて、ウィスパーを轢いた犯人は汽車から降りると貼り付けたような薄い笑顔で挨拶してきた。

 

「こんにちは。私はえんえん列車の車掌を務めさせてもらっているものです。殺風景な所ですが快適な列車の旅を保証しますよ」

 

遠回しに乗る?乗らない?と聞いてくる彼に俺は「大丈夫です」と断ると、彼は少し残念そうに言う。

 

「そうですか……それでは、貴方を 置いてけぼり にして発進します」

 

「嫌味か!?嫌味だろ!?喧嘩売ってるだろッ!?」

 

「ケータがブチギレたニャ―!?」

 

ここで思い出したんだ。

ここがえんえんトンネルという、妖怪ウォッチのホラー要素であると………

 

ちなみにゲームでのやられた思い出、忘れてないからな。

次会ったらその汽車、使い物にできなくしてやる。

どうせヤンデレ車掌なんだから会いに来るだろ?なぁ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、とりあえずトンネルの各所にあった非常ドアから外に出ると出口の隣にある小屋みたいな所に出た。

そこでモモカがトンネルに入ろうとしている所にはちあった。

 

「あれ?モモカ?」

 

「ん?ケータ!?何故そこにおるのじゃ!?」

 

この後、お互いにえんえんトンネルに来た理由を話すと思わず身震いした。

 

「俺がこのトンネルの向こうに……か」

 

「……互いに見たものは同じじゃな」

 

今はレンガで壁となっているトンネルに、俺達はこれまで感じた事のない寒気を感じたのだった。

 

それはそれとしてまた機会があれば、絶対にあの外道機関車を破壊してやると名も無き戦友(プレイヤー)達に誓うのだった。

 

 

 

 

 





<ケイゾウ
ご存知の方が多いとは思うが改めて。主人公の祖父である。
妖怪ウォッチのプロトタイプを作った張本人で、完全に天野ケータを逸般人足らしめる要因()
当時の彼はガッツ仮面というヒーローにハマっている。


<主人公
割と勢いでガッツ仮面のポーズを祖父と一緒に真似して楽しんでた。
えんえんトンネルは忘れてたが、それはそれとしてあんまり近付きたくない所になった


<モモカ
危うく一人でえんえんトンネルに入るところだった。
もし入ってたら主人公の腕の中で息を引き取ってたかもしれない。


<えんえんトンネル
2プレイヤーはご存知、エンドコンテンツの一つである。
色々なギミックがあり、ゲームでの最大距離は99万9999mだがリアルにすれば恐らく無限にあると思われる。
BGMも合わさってギャグ調の妖怪ウォッチがガチめのホラーへと化している
尚、アニメには出ていない


<ヤンデレ車掌
某妖怪ウォッチの配信者の動画で名付けられた車掌のあだ名。
出口手前だろうがゴール間近だろうが大体高確率で後ろに戻される悪魔である。
乗らないときは後ろ向きに走るくせに乗ると前に進むのでブチ切れた人は多いだろう。


<ウィスパー
ウィスパーなら機関車に轢かれるくらい、容易いことだ(錯乱)
しばらく機関車の汽笛やそれに似た音が苦手になったそう。


読了ありがとナス!
そして今更ながら感想をくださる皆様に感謝を!

…僕の返信の内容、変じゃないよな…?(急襲してくる不安)

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