大体は妖怪のせいにできる世界に転生したんだがとりあえず冒険する 作:単眼駄猪介
別に主人公に明日のパンツなんてものはないです()
感想でよくシャドウサイドのナツメ達のことを言われますが、作者が思ったりよりも人気あったんだなぁ……と実感した次第でございます
サラッと台風の目さんには退場して貰うけど許して(最早定期)
後に控えているウバウネとか裏ボスとかが俺の心を蝕むんだ……
どうも、天野ケータです。
祖父であるケイゾウが妖怪ウォッチを完成させるまでしばらく時間がかかるということで現在に戻ってきてみたら台風が来ると言うわけで……
「家でゲーム三昧!ひゃっほーい!」
「「「おおぉぉ!!」」」
ちなみにケマモト村で二日ぐらい滞在してた後にこちらに帰ってきた。
なのでしっかり現代のケマモト村もしっかり堪能したぜ。
「おらおらぁ!滅殺!」
「ニャー!?オレっちのスーパーフミナがニャァー!?」
エクストリームなバトルしたり―――
「粉塵!粉塵したら許す!」
「ガンランスで吹っ飛ばして乙らせたことは謝るから、その怖い顔はやめてくださいでウィスゥ!?」
「あっ、百鬼姫さん、撃龍槍を当てるので誘導お願いします」
「分ったのじゃ。ミラボレアス強すぎるじゃろ…」
「絶対☆裏切り☆ヌルヌル」
モンスターなハンターで狩猟したり――
『みんな星になってしまえー!』
「イデオン、すっげぇ…」
「ミカちゃん、前行きすぎィ!目を悪くするからほら、後ろに下がって」
「ガンダムの監督でウィスか……古い作画なのに全然見劣りしないの凄いでウィス……」
息抜きに映画鑑賞したりしてあっという間に夕方近くになった。
そこで事件が舞い込んで来た。
「た、助けて……」
窓をコンコン、と叩くコウモリみたいな奴がいた。
かなり疲労しているようで、回復の術で介抱しつつ【ヒキコウモリ】と自己紹介した彼に話を聞く。
「一体どうしたんだ?この傷……」
「た、台風の目が色んな妖怪も吹き飛ばしてここに来ているんです。ワタシも吹き飛ばされてこんなところに来てしまいました……」
「なるほど……え?台風の目…?」
イマイチ意味が理解できなくて、俺は思わずウィスパーに目を向ける。
「え?アタシ?」
「いや、そこはパッド使ってでも調べるべきニャン…」
ジバニャンの冷静なツッコミにウィスパーは大急ぎで妖怪パッドを取り出して(本当にいつもどこから取り出してんだ)、高速スワップで台風の目の項目を見つける。
「台風の目…えー、その名前の通り台風の目が妖怪として具現化したような妖怪でウィスね」
そう言われて思い出したのはさかさっ傘が吹き飛んでくるあの章。
ああ、あれかぁ!と俺は納得すると同時に窓をふと見れば、空高く飛んでいくからかっ傘が見えた。
「……可哀想に」
とはいえ、ゲームでは触れ合うとバトルになるのはイマイチ理解ができなかったが。
いやまあ、ゲームだからそんなの関係ないんだろうけども。
台風対策に窓をテープで補強している両親から俺もテープを貰い、窓ガラスを補強する中、しばらくこの家にいる事になったヒキコウモリが温かいお茶を飲んでリラックスしていた。
「やーん、じんめん犬さん、助けてぇ〜」
「今行きますよぉ!」
流石にこの嵐じゃ外にいられないからか、ショートボブヘアになったフゥミンがじんめん犬と楽しくゲームしている。
ちなみに彼らのは自前だ。
俺とて大量のゲーム機なんて持ってないしな!
「いや、そこは倒しに行くところではありませんか!?」
「え?災害の化身に立ち向かうなんてどうしたら勝てると思うのよ」
「そうニャン。オレっちは絶対に吹っ飛ばされて終わりニャン」
ヒキコウモリの全力のツッコミに冷たく返す俺とジバニャン。
遥か昔から台風という自然災害に人間……いや日本人は破壊されて更地になった場所を何度も復興し、生活圏を築いてきた。
しかし、同時に台風への畏怖から神格化されたりしている。
例え妖怪だとしても、自然災害を倒すというのはそうヤワな事ではない筈だ。
……まあ、俺が台風の目のボス戦を覚えてないだけなのもあるけど。
「も、もしかしたらここに台風が直撃する可能性だってあるんです。妖怪ですから!」
「あー…うんまあ、考えておく」
「なんでや!?」
ヒキコウモリの冴えわたるツッコミに俺は笑うが、下の階から母さんの声が俺の部屋にまで響いた。
「あぁ!ケータのパンツが!」
「ダニィッ!?」
そう言われて窓を見れば、俺の灰色のボクサーパンツが風に連れ去られ飛んでいくではないか。
「………バチが当たりましたかね?」
「そういうのはヒキコウモリの台詞だろがい」
「ぐべ……なんでチョップ!?」
しょうがねぇ。
あのパンツ、実は俺が自分の小遣いで買ったおニューのパンツなのだ。
恐らく酷く汚れているだろうが、洗えば良いだけの話だし問題はない。
真っ赤なカッパを着用し、ゴムブーツに足をシュー!
そして雨が激しいので学校配布の実験用ゴーグルを着用!口元もカッパに付属しているマスクで顔が濡れるのも防ぐ。
そして出るときにはやっぱりコレ!
「天野ケータ、フルアーマーで出る!」
「弁当の容器は忘れるなよ〜!」
「ミカちゃん、サンボルのネタは不安になるでウィス」
……あの、俺もちょっと不安になるですよミカ。
そもそも、なんでサンダーボルトとかいうエグい漫画を読んでるんです?
あ、俺の本棚からですか。
え?ダリルが芸術になるのがこれから楽しみ?あぁ、うんソウダネ……
さて、台風の目にカチコミかけてブッ倒してめでたしめでたし
……であれば良かったんだが。
「俺のパンツ……明日のパンツ……」
河原を探す俺達。
久しぶりに呼び出したカゲナとジバニャン、ウィスパーで河原を探すがやはりというか、捜索範囲が広すぎて見つからない。
「ムッ、そうだ!ケータ君、ちょっと良いでござるか?」
「ん?もしかして見つけた?」
「いや、しかし見つける手立てはあるでござる!」
「「おぉ!」」
ジバニャンとウィスパーが感嘆し、俺もどんな方法か期待して彼女の好きなようにやらせる事にする。
「では、少し失敬して……」
そう彼女が言って俺に近付くと、俺のカッパをめくりあげそして下半身に―――
「いやいや何やってんだよアータ!?」
「キャン!?」
流石にウィスパーが止めに入る。
俺も驚きの余り、体がガッチガチに固まっちまってたゾ。
「ちぇっ…いやぁ、ボクの忍者装束の力なのか匂いを嗅ぐと犬みたいに分かるんでござる」
「まんま犬ニャン…」
「な、なるほど。とはいえ、説明してからやってくれ、カゲナ。ちょっと心臓に悪い」
「了承したでござる!」
匂いはさっきのでしっかり覚えたらしいので、俺のパンツの場所まで速攻で行ってくれたが割と思ったよりも上流にあるようで、おおもり山に行く必要がありそうだ……
「あ、君!少し良いかい?」
「え?」
駆け足でおおもり山に行こうとして呼び止められる。
オレンジのノースリーブ?を着たお兄さんが赤い箱を片手に俺の前に来る。
「しばらくの間、これを預かってもらえないかな?」
「えぇ……」
明らかに厄ネタである。
バリバリヤバそうな奴である。
「いつ返しにもらいにくるか分からないけど、その間まで 絶対ニ開ケテハイケナイ よ?」
「……あっ、そっすか」
「じゃあ、またね」
嵐のような人である……というか事実、嵐みたいな奴だ。ホラー方面で。
「うーむ……」
赤い箱……確か2から新要素として出てきたえんえんトンネルに続くホラー要素だったか。
犬になったり、鬼になったり、果ては黒鬼と戦わさせられたりする箱だが素直に返しに来てもらうまで開けないで待っていても、報酬はショボかった記憶がある。
「ケータ君、開けちゃ駄目ですよ?預かり物なんですから…」
「えー、でも中身が気にならないニャン?」
「そらそーですけども…」
ウィスパーとジバニャンが俺の心を代弁してくれるが、まあしかしこれはアレである。
「開けるしかないやろ」
「オイィィィ!?」
「やったニャン!」
どのみち返しに貰いに来るという確約がないのに、どうして待たなければならないのか。
俺は原作主人公のように、お人好しじゃないからなぁ!
「オラァ!瞬殺!」
勢いよく紐を千切るように開封した。
目の前が真っ暗になった。
<主人公
なんで台風なんかに立ち向かわなければならないんです?
とか思ってたらパンツが飛ばされた。
神様がいるとしたら許さねぇからなぁ?┌(^o^┐)┐
そして赤い箱を開けた♡
<カゲナ
久しぶりに登場。
実は何か危険な事があればすぐに駆けつけれるように、配下のカゲロー達がコッソリと監視している。
無論、モモカと起きたありのままの事を伝えたら同僚が仕事をほったからして主人公にベタつくので、若干あやふやに伝えている。
あれ……主人公ドコ……ココ…?(ハイライト消失)
<モモカ&ミカ
今回はほぼお休み(背景と化しているとも言う)
楽しく主人公とゲームしてました
<ヒキコウモリ
台風の目によって吹っ飛ばされてきた、可哀想な経緯で天野家に住む事になった。
これでも億万長者の大金持ちというヤベー妖怪。
<さかさっ傘
傘がひっくり返った姿を妖怪にされたなんか可哀想な、変な奴というか、なんとも言い難い妖怪。
出番は吹っ飛んでるところだけ。世の中は無慈悲である。
尚、からかっ傘と名前を間違えておりました。大変失礼いたしました…
<じんめん犬&フゥミン
距離が近い。
近い故に周囲からは優しい目で見ている。
じんめん犬は最近、毛並みを気遣うようになり、フゥミンはイメチェンして着物から現代の衣服を着ている。
<台風の目
サラッと撃破されたがボス妖怪である。
手のひらにある目玉を潰さないと色々面倒な妖怪で、優先的に潰すのが攻略の要。
一部のボス妖怪と違って手にダメージを与えても本体に届くのが救いか。
<みんな星になってしまえー!
某盟主王の台詞……ではない。違うったら違うんだ!
イデオンのヒロイン、カーシャの台詞でこの台詞から少しして銃撃戦の最中、蜂の巣になって死亡することになる。
<弁当の下り
機動戦士ガンダムサンダーボルト外伝において、戦う戦士達の裏側で彼らを支える食事を作る人々の話。
過酷な宇宙での戦場をリアルに描いているから是非、機会があれば読んでみて欲しい。
<赤い箱のお兄さん
アニメにも登場している。
そちらはやけにイケメンになってるが、そもそもコイツなんなのな奴。
赤い箱をプレイヤーに押し付けてはショボい報酬で返しに貰いに来る恥知らずなので、作者は毎度のように即開封していたりする。
次回はコラ回(幻覚)です。
元々不思議な世界にいる住人が、不可思議な世界に行っちゃったりするだけのお話。
ヒントは「現在放送されているアニメ」と「2の象徴的な新要素」になるゾイ
象徴的の部分は個人差があると思うけど、解釈違いは許して
そして感想・評価をくださった方々に感謝を!
惜しむらくは、返信が大変なほど数が多くない事か……(ホモは欲張り)
まあ、それはともかく読了感謝!