大体は妖怪のせいにできる世界に転生したんだがとりあえず冒険する 作:単眼駄猪介
やっべぇ、無印の記憶がねぇ……
ガチでなんとなくしか思い出せないのヤバいだろ()
まあ、どのみち主人公は半分オリキャラみたいなもんだし、どのみちある程度は展開変わっちまうからなんとも言えねぇ…(笑)
とりあえずつべで再履修しつつ頑張ります。
今話は今じゃ懐かしくも恐ろしいあの時間です。
それではほんへをどうぞ
ジバニャンと友達になって一週間が経過した。
その間に、メラメライオンやドンヨリーヌとホノボーノ夫妻、忘れん帽に、あと何故かハナホ人と友達になった。
正直言ってハナホ人とは友達以前に知り合いたくもない妖怪なのだが、まあ神出鬼没な上に無理矢理妖怪メダルを渡してきたので、どうしようもない。
鼻くそは体の免疫を整えるので、程々にほじって食べれば健康だと言われていることを思い出したのでその点に関しては感謝………いや、強制的とは言え、変なポーズで鼻ほじをクラスメイトの女性陣に見られたのでやっぱ次あったらボコす。
ちなみに一緒にいた百鬼姫はハナホ人の配慮でしなくて済んだ。
「そういえば、ケータ君は人間のお友達と遊んでないでウィスね。クマさんとカンチさん以外にいるんでウィスか?」
その質問をされたのは母からのお使いで【おつかい横丁】に買い物に行った時の事だ。
百鬼姫は父への久方ぶりの挨拶の為に妖怪達が生きる世界、【妖魔界】に帰省している。
「そうだな……まああんまり自分から他の人と絡まないし、時折変なことを言うから敬遠されがちなんだよね」
「それはいけませんね。私達、妖怪だけでなく人間ともコミュニケーションを取らないと、将来駄目な人間になっちゃいますよ!」
うーん、そうだろうか?
妖怪といえど、人格があってちゃんと話せるのだ。
俺以外見えないことを除けば普通にコミュニケーションをしているとは思うが………いや、ウィスパーに怒られるからやめておこう。
それに、俺はあくまで人間だし、変に妖怪と関わり過ぎると人間じゃないナニカになってしまうかもしれない。
「分かった、ウィスパー。努力してみるよ」
さて、貰ったお小遣いで肉と野菜を買い、お釣りで月刊ガンダムエースを買う。
ちなみに他にも週刊少年ジャンプとか、マガジンとかも何故かあるんだよな。
まあわざわざ世界越しに配慮する事とかないだろうし、それに読み返しや前世で見れなかったやつも読めるし嬉しい話なので、特に気にする必要はないだろう。
「このガンダム?とやらは面白いんでウィスか?」
「面白いぞぉ。まあ人を選ぶシリーズではあるんだけどね」
「このクロスボーン・ガンダムってやつ、面白そうでウィスねぇ」
「長寿漫画だぜ。無印から描き続けてるから、作者さんがちゃんと休めてるのか不安なんだけどね」
「それは確かに……」
世間話をしつつ、夕焼けの帰宅路を歩くと突然、地面に穴が空いた。
「は…?」
「ウィスゥ!?」
落ちる、と思った瞬間ウィスパーの尻尾?を引っ掴んで落ちないようにするが駄目だった。
俺ごとウィスパーも穴に落とされ―――
「ああぁーーー!?」
ドスン!という音と共に落ちたのは灰色の世界。
ちょうどさくら住宅街に入った所だったからか、さくら住宅街をそのまま灰色にしたような薄暗い世界に俺とウィスパーは放り込まれてしまった。
「あの、ケータ君。どいて…」
「あ、すまん!」
尻餅をついていたが、下を見ると思いっきりウィスパーを下敷きにしていた。
彼の献身に感謝しつつ、俺は立ち上がってこの世界がアレであることに冷や汗をかく。
「なあ、ウィスパー。この現象は妖怪の仕業なのか?」
「はいはいー、ちょっとお待ちを〜!」
妖怪パッドを高速スライドで検索するウィスパーを横目に周囲を見渡す。
だが、ウィスパーがこの状況に当て嵌まる妖怪を見つけたのと同時に、恐ろしい遠吠えがさくら住宅街に響き渡る。
「あったぁ!この現象は【赤鬼】と呼ばれる妖怪の仕業で、悪い子供を懲らしめるために現れる妖怪でウィス!」
「アッカァァァァァァンッ!!!!」
「ええぇ……」
お使いに出ただけなのになんでこうなった…?
「えっと、後は小鬼達に見つからないように注意……?もしかしてあの目玉みたいなやつですかね?」
ウィスパーが指差した先にはこちらを見ている小鬼。
目を真っ赤にしてホイッスルのような音を出している。
「いけません!小鬼に見つかると赤鬼がやってくるでウィス!?早くなにかアイテムを使うか振り切らないと!」
「そうだよ(便乗)」
全速力で小鬼から逃げる俺とウィスパー。
だがしかし、小鬼の足は素早く、とてもではないが子供の俺の足では逃げ切れそうにない。
「アイテムってどこにあるんだ!?ウィスパー!」
「ウィキには書いてませんね……ってわぁ!?アタシの妖怪パッドがぁ!?」
器用に妖怪パッドで調べながら逃げるウィスパーだったが小鬼が目からレーザーのようなものを発射。
ウィスパーの妖怪パッドの表面に焼け焦げた痕が……
「おいおい、子供に使って良い技じゃないだろ!?」
「いえ!恐らく私ら妖怪には使うんでしょう!普通に邪魔なだけでしょうし!ウィスゥ!?」
もうどこまで走ったのか、コンビニと公園を通り抜け保育園にまで走ったが、全然振り切れずにアイテムも見当たらない。
そして、件の赤鬼が俺の眼の前まで来ていた。
「はぁ…!はぁ…!」
「け、ケータ君…!」
ゲームでは鬼玉とかあったらしいが、そんなものを探す余裕なんてないし、そもそも最初に見つかった時点で理不尽過ぎる。
息切れでもう動きたくないと体が悲鳴を上げている。
眼の前で金棒を肩に乗せてこちらを睨みつける赤鬼だが、そんな彼にハッキリ言わせてもらおう。
というか言わなきゃやってらんねぇよ。
「なぁ赤鬼さん。なんでお使いの帰りに襲われなきゃいかんの?ねぇ、俺、今日は別に特に悪いことしてないんだけど?お使いのどこが悪い事なんです!?答えてくださいよぉ!!」
「あ、あか……!?」
「ちょ!?ケータ君!?鬼に何を言っても分かりゃしませんよ!?」
「そ、そりゃあすまねぇなぁ。だがこれも仕事なんじゃ〜…」
「しゃべったぁ!?」
ビックリ仰天するウィスパーだが、仕事なら致し方ない。
とはいえ、俺もこのままやられる訳にはいかない。
妖怪ウォッチのカバーを展開、メダルの挿入口を解放する。
「おお!?まさか遂に!?」
「さあ、来てくれ!俺の友達、ジバニャン!!」
【プリチー召喚! プリチー!オレっち友達 ふくわうち!】
「ジバニャン!ダルいんですけど……」
ピンクのエフェクトと共に妖怪ウォッチから現れたのは、ネコ系妖怪ジバニャン。
台詞まで様式美なのか正確に言ってくれてるが、今は戦ってもらうしかない。
「ジバニャン!頼む!」
「えぇー…オレっち今日はチョコボー食べるところだったニャンだけど…」
「チョコボー追加で3本!」
「オッケーニャ!」
「それで良いんですか……」
チョコボーで買収されるジバニャンにウィスパーは引き気味だが、この際チョコボーなんていくらでもやるわ!
でも彼の健康を考えて、食べ過ぎないようにはしないとな。
「オレっちの相手は……ギェェ!?なんだアレニャアァァ!?」
「赤鬼だ!頼む!」
「いやいや、アレは無理ニャ!?オレっちだけじゃ死んじゃうニャン!死んでるけど!」
「なら…!メラメライオン!ハナホ人!」
追加でメラメライオンとハナホ人を呼び出す。
これならなんとかならないか?
ちなみに百鬼姫は選択肢から除外だ。
流石に帰省してるのに呼び出すほど鬼畜になるつもりはないし…
「
「ハナホジ〜」
「ええい、チョコボー3本の為、やってやるニャン!」
「うむ、かかってこい!」
赤鬼が金棒を肩に担ぎ直し、攻撃の姿勢を取る。
こうして、俺達の戦いは幕を開けた……!
ーーーーーーー
「……………ん?」
あれ?いつの間に家まで来ていたんだろうか?
夕焼けに照らされる見慣れた我が家の赤い屋根。
何か忘れてる気がするが、まあ良いか。
「おい、ウィスパー?」
「ウィス?あれ、ワタクシ、いつの間に寝てたんですかね…?」
白目剝きながら浮かんでたウィスパーって、下手すればホラーなんだけど。
だがしかし、どこか晴れた気分だなぁ。
「ただいまー!」
俺の声が黄昏時の空に響いた。
<メラメライオン
魂を燃やす、燃やさせるライオン。その暑さは雪も溶かすとか。
勢いとノリで(取り憑かれたのもあるが)主人公もメラメライオンの修練に付き合い、友達になった。
<ホノボーノとドンヨリーヌ
ホノボーノは人をほのぼので穏やかな性格に、ドンヨリーヌは人をドンヨリとさせたり不仲にさせる妖怪。
基本的に二人でいることが多いが、ドンヨリーヌが時折自己嫌悪などで一人になることがある模様。
その度にホノボーノが迎えに行く良き夫妻である。
主人公の両親にドンヨリーヌが取り憑いていた事が出会いだったが、ドンヨリーヌの相談に乗ることで取り憑くのをやめてくれた。二人はその恩義から友達契約してくれた。
<ハナホ人
人に鼻をほじらせる妖怪。神出鬼没で害悪とも呼ばれる存在意義や何故ほじらせるのか分からない。
たまたま訪れていたジバニャンに倒してもらったら無理矢理友達契約された。
そしてジバニャンは居候になった。
<赤鬼
無印では鬼時間という悪夢と共に超絶強いボス妖怪として名を馳せた鬼。友達妖怪になっても頼もしい火力を誇る。
今回の鬼時間では不意打ちかつ特に悪い事もしてないのにガチャで選ばれてブチ切れられて申し訳無さが凄いことに。
鬼時間実行委員会でこの事を報告する模様。
<見回り鬼
赤鬼と同じくケータには申し訳無さ一杯。
無印ではぎしんあん鬼なんかが手下だったが、今作では2以降の見回り鬼を採用している。
<百鬼姫
父である鬼キングに挨拶に出かけていたので不在。
呼んでたら赤鬼が平伏して素直にケータ達を解放してたりする。
後にこの事を聞いて当時、呼び出された妖怪にヤキモチする。かわいい
<クロスボーン・ガンダム
長寿漫画。無印で終わりなのに「蛇足」が面白過ぎて終わらない漫画。長谷川裕一先生、本当に1年くらい休んでも良いのよ…
読了ありがとうございます!
ガンダムは僕の趣味というか大好物です。反省はしているが後悔はしない
それにしても鬼時間の絶望感って過去にも未来にも2が一番なのは僕だけ…?無印も無印で怖いけど……