大体は妖怪のせいにできる世界に転生したんだがとりあえず冒険する 作:単眼駄猪介
ひゃっほい、評価貰えてひゃっほい
え゛っ…あっれぇ、ランキングに入ってる…
ひとまず、貴方も百鬼姫最高!と言いなさい(悪魔並感)
タイミングが良いのか、悪いのか、色んな意味でサービス回だゾ。ではほんへをどうぞ(^^;)
とりあえず無難に調理した…はず!短めなのは許して
今日も夏の暑い日差しによって目が覚めた。
「……モモカ?」
すぅすぅと俺の腕を枕に寝ている
いつもの着物ではなく、どこから買ってきたのか、可愛らしい現代風の寝巻を着て、グッスリと寝ている。
ウィスパーやジバニャンもそうだが、妖怪って本当に睡眠を必要とするのだろうか?
まあその疑問は彼らが寝ているという時点で必要なのだろう。
やはり、妖怪とは摩訶不思議なものだ。
「………」
ふと、魔が差したのだろう。
俺は綺麗な百鬼姫の頬を突いてみた。
ぷにっ、とした感触が指先に返されたと同時に寝返りをうつ。
「……ッ!」
着物であることにより、いつもは押し潰されているほど良い形の膨らみによって、生まれた谷間に目が行ってしまう。
精神年齢が三十路になっていようが、年頃の小学生には余りにも甘美な毒だった。
「考えるな、今は何も考えず起きて着替えてモンハンで気持ちを落ち着かせるんだ……」
大人としての理性で本能を抑制して起こさないよう素早く移動し、着替えて3DSを起動する。
それでも脳に刻まれた谷間は、しばらく俺の思考から消えることはなかった……
ミツマタノヅチを倒してから数日が経過した。
ジバニャンに次ぐマスコットキャラ、コマさんとコマじろうとソフトクリームの売店で出会って友達契約したり、認MENとバトルになりつつ友達になったりと、イベントには事欠かなかった。
それが良いことか悪い事かはさておき、今日は水道がメンテナンスで使えないので、団々坂の銭湯で風呂に入ることになった。
「ニャ〜……」
「良いお湯でウィスねぇ〜」
「おっ、そうだな」
銭湯なんて超久しぶりなんだが、百鬼姫が俺と一緒に男湯に入ろうとしてくるのを必死に止めた話は……しない方が良いか。
流石に見えないとは言え、女性を男湯に入れるってアカンでしょ。
「水と同化するくらいふにゃふにゃな感じがするニャァ…」
「ポッチャマ」
「ケータ君、のぼせてたりしてません?」
いやいや、普通の温度なのにどうしてのぼせるのだ。
そういえば一緒に来た父さんはどこにいるのだろう?もしかしたらサウナかもしれないな……なんて思って外の湯から中の湯に入ると、でっかい豚がいた。
「ファッ!?」
「なんニャンあれぇ!?」
「えーとえーと、アレは豚ゴリラ野郎!じゃなくて…妖怪のぼせトンマン!」
妖怪パッドを見つつも、しっかりと答えてみせたウィスパーに心の中で拍手しつつ、のぼせトンマンと呼ばれる妖怪に視点を戻す。
あれ?のぼせトンマンの横に父さんが……って!?
「父さん!のぼせてるだろ!?」
「おおぉ……?ケータァ…?大丈夫だぁぁぞぉぉ……のぼせてなんかぁ…」
「大丈夫じゃないでしょ!水風呂にでも入って冷やして!」
「ふへぇ…」
あ、そういえば急に冷やすと体の負担がヤバいんだっけ……とか思う暇もなく、のぼせトンマンがこちらを見て不敵な笑みを浮かべる。
「なんだぁ?オデの事が見えるのかぁ?」
よく周りを見れば、子供も大人も老人ものぼせてたり変な踊りをしてたりしている。
これは明らかに異常だ。
妖怪ウォッチで探してないのに見えてる理由には不思議だが……今は彼を退治してこの状況を打破しなければ。
でなければ死人が出る!!
「のぼせトンマン!一旦、この湯から出てくれ!他の人が迷惑してるんだ!」
「フン!オデには関係ないね!オデのお風呂時間を邪魔するならコテンパンにするだけだぁ!」
確かにプライベート時間を邪魔されれば機嫌を損ねるだろうが、周囲に死人を出させるようなプライベートはやめてもらいたいものなんだがな。
だがしかし、彼の投げた桶が俺を狙っていた。
「あっ…!?」
当たれば大怪我……いや死ぬかもしれない。
回避、駄目だ…間に合わない。かといって何かを盾にするにしても周囲には何も無い…!
一瞬、走馬灯が脳裏に迸るが、桶が直撃する直前に俺の目の前に氷山が現れた。
「何やら強大な妖力を感じたと思ったら…大丈夫じゃな?ケータ」
バスタオル一枚ながら男湯に降り立つ百鬼姫。
水も滴るいい男…ならぬ女とでもいうようなその姿は、俺の下半身をイキリ立たせるには十分だった。
そして、当然のようにソレを百鬼姫に見られてしまった。
「け、ケータ。その、それは不味いと思うのじゃが…」
赤面して、俺のソレから目線を外そうとして外せないような姿に、俺も咄嗟に手を動かし隠す。
いや、一応最初から腰にタオルは巻いていたんだが、その上で立っちまったから普通に見えてしまっている…!
「す、すまん!」
「敵の前で何をイチャイチャしてるんブヒ…」
「あっ、待ってくれているんでウィスね…」
何やらジト目でのぼせトンマンに冷たい目を向けられるが、とにかく俺は落ち着かせるのに精一杯だ。
「と、とにかく!のぼせトンマンとやら!お主の相手はわたしじゃ!」
「ブヒヒ、やるなら相手になるぞぉ…!」
すまない、百鬼姫、ウィスパー、ジバニャン。
今日の俺は役立たずだ……
ーーー
あの後、のぼせトンマンを倒したのは良いのだが、思わぬ形で恥辱を味わされたことは、未来永劫忘れてたまるかと…今度あったらぶっ飛ばす…と決心しつつ、俺達は帰宅してベットにダイブする。
「ん…?ちょっと待てよ」
妖怪達と友達になったりバトルしたりと、1日が元々の平和な日々より濃厚になったせいか、1日の終わりは疲労でベットにinすると、気絶したように一瞬で眠りに落ちる毎日を過ごしていたんだが、学校からの宿題である日記を書いてなくないか?
「アカン、やらなきゃ…」
というわけでベットから起き上がり、夜遅くなる前までにできるところまで書こうと決意し、日記を開く。
とりあえず、まずは今日だが……
「ん?んん?そういえば、いったいいつから俺とモモカは距離が近くなってたんだ……?」
朝の百鬼姫との同衾はいつから始まったんだっけ?
ああ、そこから先はいけない…。
今は、その日時々にあった妖怪とは関係のない出来事を、日記に書かなければ…………
それにしても、のぼせトンマンの話には色々と考えさせられたな。
のぼせトンマンはどれだけ熱い湯でものぼせなかったお爺さんと、ある意味友人と言える関係だったそうだが、ここ最近は全く姿を見せずにストレスが溜まっていたらしい。
ライバルであって友人。
妖怪と人間の奇妙な絆ってのは、割と色んなところにあったりするんだろうか?
ちなみにご老人に関しては病気を患って入院していたらしい。
早く元気になって、のぼせトンマンの前に姿を現してほしいものだ。
日記を書き進めている内に、また百鬼姫の色々を思い出してしまってソワソワする事になったが、幸いな事に百鬼姫達は寝ている。
両親はまだ起きているようだが……まあとりあえずなんとかこのソワソワというか、ムラムラというか、ええい!とりあえず解消しなければッ!!
この日、体の成熟が早いのも難儀なものだと思った。
下品なのは理解してるが、それだけでも言わせてほしい……
<主人公
情けない姿を晒してしまった哀れな少年。
身体が思春期に入っているので、生理現象はどうしようもないのだがそれでも弁解の余地がない。
だがしかし、街の命運は君にかかっているのだ…
<百鬼姫
ナニがとは言わないが初めて見たソレは大きかった。
筋肉もそれなりに割れてた。
尚、その後自分のタオルで隠しているとはいえあられもない姿を見られたことに気付いて悶絶してる。可愛い(建前)可愛いよな?(迫真)
<のぼせトンマン
銭湯に潜んでるかもしれない人をのぼせるまで風呂にいさせるヤベー妖怪。
コイツもミツマタノヅチと同じ様に友達妖怪になるが、今回は退治のみ。
改心して今はちゃんと皆で銭湯を楽しむよう努力している。
<モノアイの駄戦士
感想欄で救世主と言われて調子に乗り出したポンコツ。頭リボンズかよ。それとも頭殲滅爺かも
それはそうと昨日くらいまで風邪引いてた(今更)
感想と誤字報告、白鳥さんありがとナス!
まずは無印の完結を目指す所存でございます。
読了ありがとナス!
本作、お察しの方はいるでしょうが原作と時系列というかイベントが逆になってたり滅茶苦茶になってます。
理由としては日常の中に潜む妖怪達なので、最終章以外、どのイベントが先に来てもちゃんとカバーとかすれば、割とそこまで違和感がないからのと、オリ展開挟みやすくするためですね。
あれ?やっぱり妖怪ウォッチってシナリオ含めて神ってる…?
オリ展開といっても友達妖怪が増えるのが主なものですが…
まあ、とりあえずは本作を楽しんで頂ければ何よりであります