今回は復活したロコムジカとルベルブルーメとの対決です。
イメージBGMはbust a moveからflyin`to your soulです。
ちょっと変わったチョイスですが、面白かったら幸いです。
最後にパワーアップしたヴァイス、ロコ、ルベルと、プリマ・シルヴァンの紹介を載せましたのでそちらも見てください。
それではどうぞ!
大広場でロコムジカ、ルベルブルーメと再戦することになったマジアヴァイスは、突如現れたエノルミータの介入でレオパルトとタッグを組む事となる。
一方観客達はルベルの能力から解放され、逃げていった。
そして用意された正方形のリング状で両チーム睨み合い。
ベーゼ「さてマジアヴァイス、パワーアップした貴女の力を、私に見せてくださいね…!(うわー!マジアヴァイスの新コスチューム!ちゃんと魔法少女らしさは残ってる!!)」
高みの見物をしてるベーゼだが心の中ではヴァイスの新しいスーツに興奮していた。
隣にいるネロアリスは勝負を見守っていた。
ロコ「マジアヴァイス、アンタはまた強くなったかもしれないけど、ロコ達も一味違うわよ!」
ルベル「2人揃ってオネンネさせてやるよ…!」
ロコはスタンド型マイクに似た杖を、ルベルは腰に付けた2本の十字星型のクナイを取り出し構えた。
レオ「へっ!それはこっちのセリフに決まってんだろ!」
ヴァイス「レオパルト、ルベルの影を操る能力に気を付けて」
レオ「言われなくても分かってら!」
レオパルトは大型銃のケルベロスを、ヴァイスは右手に生成したアズールソードをそれぞれの武器を構えた。
お互い呼吸を整える。
そしてその静寂を破り、先手を仕掛けてきたのはヴァイスだった。
ヴァイス「まずはロコムジカから倒す!」
ヴァイスはダッシュ能力を使って、ロコムジカに狙いを絞り、アズールソードで斬りつける。
ロコ「!?」
ルベル「させるかよ!」
なんとロコの前に黒い人の影が現れ、手に持ってたクナイでアズールソードを受け止めた。
ヴァイス(影!?)
ルベル「おら!」
そこへルベルが横からやってきて同じくクナイでヴァイスに斬りかかるが、バックステップで避けた。
レオ「コイツならどうだ!」
その隙にレオパルトがケルベロスの散弾がロコとルベルを捉える。
ロコ「ヴォア・クレッシェンド!!」
ロコが前に立ち、声と同時に音符の模様が浮かぶ半透明のバリアが現れ、ケルベロスの散弾を全て弾く。
レオ「な!?」
ヴァイス「バリア!?」
ロコ「ロコの技がヴォア・フォルテだけだと思ったの?」
ルベル「こっちもお見舞いするぜ、影針(かげばり)!」
ルベルが地面に手を置くと、手の影から無数の影の針が飛んできた。
2人は左右に避けて影の針を躱していった。
ヴァイス「ルベルブルーメまで攻撃を…!」
ルベル「ロコを狙う奴は、アタシの影が阻止する!」
ロコ「今度はこっちの番よ!ロコの動きについてこれるかしら!」
そう言ってロコは足に魔力を溜め、高くジャンプしてヴァイスとレオパルトの背後に回った。
ヴァイス「早い!」
レオ「くそ!」
すかさずロコに向けてケルベロスの通常弾で攻撃するも、既にロコはジャンプして躱す。
ヴァイス「早くて狙いが定めにくい…!」
ロコ「どう?これがロコの移動技、ホッピングステップよ!」
と、言った後再びジャンプして、今度はヴァイスの真上に向かって杖を振り下ろす。
ロコ「ロコモーションロッド!!」
ヴァイス「!」
すぐさまアズールソードを腰に納め、新たに生成したマゼンタスピアで受け止める。
ヴァイス「基礎能力まで強化されてる…!」
ロコ「どう?降参するなら今のうちよ?」
ヴァイス「しないよ!」
ヴァイス、マゼンタスピアでそのままロコを弾き返した。
ロコ「そう言うわよね?そう簡単に降参されても困るからね!」
と、ここでレオパルトのケルベロスから発射された散弾がロコムジカに襲いかかるが、ギリギリで躱した。
レオ「ちっ、すばしっこい!!」
ロコ「ちょっと!ロコの顔に傷が付いたらどうするのよ!」
レオ「知るかよ!!」
レオは再び攻撃を行うが、そこへルベルの影針が襲いかかる。
レオはそのまま空中へ逃げた。
ルベル「遠距離で1番厄介なのはお前のようだな」
レオ「ちっ!」
レオパルトは真っ先にルベルを相手にしなきゃいけなくなった。
ロコ「飛び道具の扱いもアンタには負けないわよ、ヴォワ・ロール!!」
空に跳んだロコがヴォワ・フォルテのような小さな音符の弾を連続で放ってきた。
ヴァイス「今度は連射…!」
落ち着いてマゼンタスピアでロコの放ったヴォワ・ロールを弾いて処理していく。
サルファシールドを使えば楽に防げるが、魔力を消費するため1度生成したマゼンタスピアで防いだ方が魔力の節約になる。
マゼンタスピアで捌ききれない相手の飛び道具はジャンプして躱す。
しかしそれは悪手だった。
ベーゼ「危ない!」
ロコ「空中じゃ飛べないアンタなんてただの的よ。ヴォワ・フォルテ!!」
ロコの大声と共に大きな音符の弾が放たれ、ヴァイスを捉える。
はずだった。
ヴァイスはソニックフライヤーを起動し、飛行しながらロコのヴォワ・フォルテを躱した。
ロコ「な!?」
ルベル「飛んだ!?」
ヴァイス「パワーアップしてるのは君達だけじゃないからね!」
すかさず空いてる左手をロコに向けてヴァイスバレットを撃ち出す。
ロコ「そんなもの、ヴォワ・クレッシェンド!」
すぐに声の障壁で防御するロコ。
しかし着弾した所からヒビが入った。
ロコ「威力が前より上がってる!?」
ヴァイス「1発の威力が高い攻撃には不向きみたいだね」
ロコ「舐めないで!勝負はこれからよ!!」
……………………………………………………
一方訓練施設にいるトレスマジアの4人は、ゴーマを通して、レッカの見たヴァイス達の戦いの映像を見ていた。
マゼンタ「凄い…ヴァイスが飛んでる!」
アズール「飛べるのは大きな強みだけど、相手もかなりの強者よ」
サルファ「レオパルトの方はなにしてんや?」
クリスタ「ルベルブルーメの能力に苦戦してるんだよ。影を操る能力なら、相手の動きを止めることも造作も無いだろうね」
マゼンタ「ヴァイス…頑張って…!」
……………………………………………………………
代わってヴァイスは地上に降りて、ヴァイスバレットでロコムジカを狙っていくが、数打ち当たる状態でほとんどかわされ、時々擦る程度だった。
ロコ「見たところ、長くは飛べないみたいね」
ヴァイス「飛べるだけでも十分大きいけどね」
ロコ「その余裕も、2度と言えなくしてあげるわ!」
と、再びロコがロコモーションロッドでヴァイスに畳みかけてきた。
ヴァイスはマゼンタスピアを片手で持ち、ロコの攻撃を上手く受け止めている。
それでもロコはロコモーションロッドによる連続攻撃でヴァイスを追い込もうとするが、次々と受け止めていく。
レオ「くそ、そっちにルベルが行ったぞ!!」
ヴァイス「!?」
ルベル「1番危険なのはお前だからな!」
ヴァイスの後ろからルベルがクナイの二刀流で斬りかかろうとするが、すぐさま腰に付けていたアズールソードを左手で取ってルベルのクナイを受け止めた。
ロコ「追い込むわよルベル!」
ルベル「ああ!!」
ロコとルベルの連携攻撃でヴァイスはマゼンタスピアとアズールソードで上手く受け止めるものの、徐々に後退していく。
レオパルトはおそらく、ルベルの能力で動きを封じられたのだろう。
ベーゼ「完全に2対1の状況だ…!」
アリス「ん!」
ベーゼ「けどこの勝負、場外負けに関しては言ってない…何かある…!?」
ロコとルベルの連携攻撃で防戦一方のヴァイスは真剣になる。
ヴァイス「2人で連携攻撃は流石に厳しいかも…!」
ルベル「誰が2人で連携攻撃するって言ったんだ?」
ヴァイス「え?」
レオ「おい!避けろ!」
いつの間にかヴァイスの後ろから、レオパルトがルベルの持ってたクナイを持ってヴァイスに斬りかかろうとしてきた。
ヴァイス「!?」
ベーゼ「影を操る能力…マズい!!」
なんとルベルの相手の影に入って操れる技が遠隔操作で操る能力にパワーアップしていたのだ。
これでは実質3対1。両手が塞がったヴァイスに何ができるのか…
なんとヴァイスは回し蹴りでロコとルベルを蹴り飛ばし、操られてるレオパルトのクナイをアズールソードで受け止める。
しかしルベルは、これが狙いだった。
ルベル「今だロコ!」
ロコ「ええ!ヴォワ・フォルテー!!」
飛ばされたロコが大きな声の弾をヴァイスに向けて放った。
ヴァイス「くっ、サルファシールド!!」
咄嗟にヴァイスはマゼンタスピアを手放し、向かってくる大きな声の弾に向けて光の盾で受け止める。
しかし次第にヒビが入っていき、光の盾は壊れ、爆発を起こした。
ベーゼ「……!!」
アリス「!」
爆発により周囲に煙がたちこもる。
ロコ「ふふっ、やったわね」
ルベル「おい気を付けろよ。アイツもパワーアップしてるんだぞ?」
ロコ「まあヴァイスはともかく、あの星無しの方は倒せたでしょ?」
「誰が星無しだって?」
レオパルトの声が聞こえ、煙が振り払われた。
そこには今での緑色の軍服のレオパルトではなく、両手両足が番犬のような物に変化し、頭にはケモ耳が、下半身と胸を黒い煙のような物で覆った、レオパルトの姿だった。
レオパルト…まさにその名の通りの姿である。
そしてレオパルトの露出した胸の上には十字星のあざが3つもあった。
ヴァイスは新スーツの防御力のお陰で多少のダメージを受けた程度だった。
ロコ「嘘、星3つ!?」
ルベル「力を隠してたのかよ!?」
レオ「今までは舐めプしてたって事だよ!」
ロコ「ふざけるんじゃないわよ!ヴォワ・フォルテ!」
再び声の弾を姿の変わったレオパルトに向けて放ったロコ。
レオ「死ねボンバー!!」
一方レオパルトは両手に魔力の弾を作り、そのままロコのヴォワ・フォルテにぶつけた。
すると、レオパルトの放った魔力の弾が爆発し、爆風でヴォワ・フォルテを消し飛ばし、その衝撃波がロコ達を襲った。
ロコ「な、なんなのあの威力!?」
ルベル「完全に別物じゃねぇかよ!」
ヴァイス「私も驚いたけどね」
2人「!?」
いつの間にかロコとルベルの背後からヴァイスが現れ、溜め撃ちのハイブラスターをゼロ距離で放ち、2人を飛ばした。
ロコ「くっ、アイツ、ルベルの能力を使って…!」
ルベル「トレスマジアの武器も使ってたから予想はしてたけど…一旦潜るぞ!」
ルベルは影を使ってロコと一緒に影の中へ入っていく。
ヴァイス「逃がさない、ヴォワ・フォルテー!!」
ヴァイスの右手にロコムジカが前に使ってたコンデンサーマイクが生成され、大声で叫びだした
すると地面が震動し、影に潜ったロコとルベルを外に吐き出した。
ロコ「きゃっ!!ロコの技をそんな使い方で…!?」
ルベル「これじゃあ影に潜れねぇ…!」
ヴァイス「レオパルト、例のアレを!」
レオ「おめぇに言われなくてもやるっつうの!!」
ここでレオパルトが沢山の閃光弾をロコ達の真上にばら撒いた。
閃光弾から光が放たれる。
ロコ「み、見えない…!」
ルベル「これじゃ影が…!」
ルベルの能力は強力な光で影を消されるとその力を発揮できない。
ヴァイスは既にルベルブルーメへの対抗策を考えていたのだ。
そして次の一手は……
ヴァイス「これで決める!!」
ヴァイスは持ってる武器を消して、新たにフルスタ・ドミネイトを生成した。
そして透明の箱を2つ投げ、それらをフルスタ・ドミネイトで叩き、巨大化させた。
ベーゼ「箱………まさか…!」
ヴァイス「それ!」
ヴァイスは巨大化した透明の箱を目眩ましで動けないロコとルベルに向けて飛ばし、それぞれの箱に閉じ込めた。
ルベル「何!?」
ロコ「捕まった!?」
そして更にヴァイスは裁縫に使う糸を取り出し、それをフルスタ・ドミネイトで変異させ、2人を閉じ込めた透明の箱を何重にも縛り上げた。
ルベル「それぐらいで…!」
ルベルが影の能力を使うが、レオパルトが事前にルベルの箱のあちこちに無数のライトを付けていたため使えなかった。
レオ「使わせねえよ」
ルベル「ちっ…」
これでルベルブルーメは無力化した。
ヴァイス「勝負ありだよ。ロコムジカ、ルベルブルーメ。その箱はこの鞭の力で強度が上がってるから簡単に壊せないよ」
ロコ「…………まさかベーゼの能力を使うなんて予想外だったわ…」
ロコ達にとってこの戦法は予想外だったが、本当の予想外はここからだった。
ヴァイス「後、ロコムジカの箱だけ、熱を加えると服が透けて見えてしまう仕様になってるから」
ロコ「な…!!?」
ルベル「に…!!?」
ベーゼ「え!!!??」
レオ「は?」
アリス「?」
突然のヴァイスの本当の予想外な発言に一同驚愕した。
ロコ「ちょちょちょちょ!!?何よそれ!!」
慌てて左手で下半身を、ロッドを持つ右手で胸を隠すロコムジカ。
ルベル「おい!お前正義の味方だろ!いくらなんでもこんなことしていいのかよ!」
ヴァイス「私、正義の味方じゃなければ悪の一員でもない。エノルミータとはロードエノルメを倒すまでの間だけ一時共同してるに過ぎないからね」
ベーゼ「いやいやいや!そうだとしても、服が透けてしまう仕様は流石に…」
ヴァイス「ベーゼの武器だからしょうがない」
ベーゼ「う…!」
ぢ
トレスマジアにスケベな事をしてきたベーゼはヴァイスの正論に言い返す事が出来なかった。
ヴァイス「ロコムジカ、その箱から抜け出したいのなら…歌ってみて」
ロコ「はあ!?何言ってるのよ!こんな状態で歌えるわけ無いでしょ!?」
ヴァイス「歌えないの?ロコムジカのアイドルになろうという思いはその程度なの?」
ロコ「くっ……」
ヴァイスの話し方は真剣だった。
ロコは恥ずかしがるもの、箱から脱出するにはヴァイスの言う通り歌うしかなかった。
ロコ「くっ…言ってくれたわね…歌って…やるわよ!ロコは…ロコは…アイドルに…なるんだから…!!」
ロコムジカは右手に持ったロコモーションロッドに付いてるマイクで歌い始める。
すると、今までの下手な歌声とは信じられないぐらい、綺麗な歌声をロコは出していた。
ルベル「!?」
レオ「お!」
アリス「!」
ベーゼ「これは…!」
ロコの歌声を聞いたみんなも食い付くように聞き始める。
そしてロコの歌声に導かれるように逃げた観客達もやって来た。
ロコ(え……何…この声……ホントに…ロコの声なの…ロコがうたってるの…?観客達も…やって来て…ロコを見てる…しかもあの顔…ロコ、見たことない…どうして…なんで…意味分かんない…わけわかんない、なのに…なのになのに…!)
なぜがとんでもない快感を感じているロコムジカ。
そして歌い終わると…
ロコ「…………みんな…あ…」
レオ「ブラボー!!良かったぞロコー!!」
ベーゼ「はい!とても素晴らしかったです!!」
ロコムジカの歌を聞いた一同は泣くほど感動していた。
観客の皆も大拍手をしていた。
ロコ「え?」
ヴァイス「うん、思った通り!最高の歌だったよ!歌うとき力みすぎたんだね」
ロコ「へ?」
ヴァイス「君は下手なんかじゃない。ちゃんと歌えば良くなるんだから。まあ、プロ以上の歌唱力だったのは驚いたよ」
ルベル「…………もしかしてお前、ロコの歌をよくするためにわざと?」
ヴァイス「そういう事。因みに服が透けて見えてしまうの嘘だから」
ロコ「……………は!?」
ヴァイス「ちょっと一芝居したの。騙してごめんね」
そう言ってヴァイスはフルスタ・ドミネイトを消した。
するとロコムジカ、ルベルブルーメを閉じ込めていた箱も消えていった。
2人「!?」
ヴァイス「さて、仕切り直しと行くよ」
レオ「おい、何消してんだよ。折角倒すチャンスだったのに」
ヴァイス「倒せば一緒でしょ?細かいことは気にしちゃ駄目だって」
レオ「細かくねぇよ!!この姿だってまだ上手く使いこなせてねえんだ!」
ヴァイス「魔力をバンバン撃たずに少しずつならしていけばいいんじゃない?ベーゼも見てくれてるんだし」
レオ「た…確かに…お前の言う通りだな…」
ヴァイス「ごめんね2人とも。そっちは大丈夫?」
と、再戦を求めるヴァイス。
しかしロコは…………
ロコ「いや、この勝負、ロコ達の負けよ」
ヴァイス「え?」
なんとロコムジカが降参してきたのだ。
ルベル「おい、何言ってるんだよ!?」
ロコ「ルベルだって分かってるでしょ?今のヴァイスはロコ達の能力を上手く使ってこちらの攻撃を潰しにかけてる。それに真の力を見せたレオパルトが相手じゃ分が悪すぎるわよ」
ルベル「……………確かに」
ヴァイス「レオパルトはどうする?」
レオ「降参するなら別にいいけど?」
こうして降参したロコムジカとルベルブルーメはその後、自己紹介をした。
ロコ「改めて紹介するけど、ロコムジカ、阿古屋真珠よ」
ルベル「……ルベルブルーメ、姉母ネモだ」
ヴァイス「名乗りを上げたのなら私も名乗るべきだね。マジアヴァイス、環天音だよ」
ロコ「っておい!」
相手にあっさり自分の正体を明かすヴァイス。
ルベル「何自分の正体バラしてんだよ!?」
ベーゼ「マジアヴァイス!!?そういうのは隠し通すものでしょ!!もう少し魔法少女としての自覚をね!」
ヴァイス「私魔法少女じゃないし、それに今は共同中だし」
ベーゼ「その格好で言っても説得力無いんだって!!」
いつもの流れがまた始まった。
レッカ「彼女のアイテムを見てよ。十字星でも無ければハート型でも無いし」
ルベル「……ハンターってのは本当みてぇだな」
ロコ「ところで星な…レオパルトはどこ?」
ヴァイス「あっちで倒れたまま寝てるよ。あの形態は魔力の消耗が激しいのか、または魔力をコントロール出来てないのか…その負担が大きかったのかも」
ヴァイスの言う通り、レオパルトは観客席のところでぐっすり寝ていた。
ベーゼ「まさかレオちゃんにあんな力があったなんて…」
ヴァイス「エノルミータの者である以上、星の痣が必ずあるはずだしね。外見で判断してはいけないような見本だね」
ルベル「確かにな」
ロコ「まあいいわ。今回アンタのおかげでロコの歌が良くなったし、喜んでくれたしね。いい?ルベル」
ルベル「構わねえぜ。もうロードの元に付く気はねえしな」
ロコ「決まりね。今からロコ達、貴女達の仲間になってあげるわ!」
ベーゼ「え!!?」
なんと、ロコムジカとルベルブルーメが仲間になると言い出してきた。
これにはベーゼもびっくりし、ヴァイスは微笑んだ。
その様子を遠くから、ノワールは見ていた。
ノワール(これで2人もベーゼ様の元に付いた。となると、次の段階に進まないといけないな…)
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マジアヴァイス(セカンドドレス)
マジアヴァイスこと環天音とかなたの姉、月読がレッカから得たデータを参考に性能を強化、拡張した新スーツである。
身体能力、耐久力、魔力貯蔵量、魔力回復速度が今までのスーツより性能が高くなってる他、新型のマジックセーバーの搭載で魔力消費が更に軽減、リボンに似たてた新装備…ソニックフライヤーを付けたことで30秒間空を飛ぶ事が出来る。
マジアヴァイスのラーニング武器
マゼンタスピア
マジアマゼンタの武器の1つで、トレスマジアの戦いを動画で学習して習得した最初のラーニング武器。
生成時の魔力消費が少なく、投擲に使ったり、防御用として使われる。
アズールソード
マジアアズールの基本武器で、これもトレスマジアの戦いを動画で学習して得たもの。
こちらも魔力消費が少なく、攻撃した部分から凍らせていく効果を持つため、主に相手の行動を封じるのに使われる。
サルファシールド
マジアサルファの扱う防御魔法。
これもトレスマジアの戦いの動画で得た能力。
本人とは事なり、張れるバリアが1つのみとなっているが、魔力消費とバリアの強度のバランスが良く、コスパに優れている。
並の攻撃以上が来た場合に使われる。
サルファナックルに関しては廃工場で現れた最初のマシンビースト戦しか見ておらず、関連動画にもサルファナックルを使った描写がないため学習不足により未習得である。
フルスタ・ドミネイト
マジアベーゼのメイン武器で、こちらは魔法少女展内でマジアベーゼ率いるエノルミータとの勝負でこの武器の能力をわざと受け続けたことで習得出来た。
ベーゼと異なる点としては、ベーゼが魔物化で、ヴァイスは使い魔化であることと、魔力消費が若干多いこと。
初披露に使い魔にしたのは新体操服とバレリーナの服を着たオカマの人形…ユニーとフーハである。
レオパルトのデリンジャー
レオパルトのメイン武器で、こちらは動画で学習し、後に習得した。
主に使うは大量の爆弾投下で、ヴァイスの不得意な団体戦の頼れる味方でもある。
アリスの人形能力
こちらはまだ未習得だが、使えるようになればフルスタ・ドミネイトより消費を抑えられ、人形を大きくして戦わせることが出来るとヴァイスは考えている。
ヴォワ・フォルテ
2度の戦いでロコのヴォワ・フォルテを受けたことで使えるようになった能力。
戦いで隙が生まれた時や相手の攻撃の妨害段として使われる。
影操り
ルベルブルーメの同名の能力を受けたことでヴォワ・フォルテより早く習得。
防御しきれない攻撃の回避策として影に潜っての移動に使う。
トレスブリンガー
使えるようになったトレスマジアの武器をヴァイスなりに組み合わせた複合武器。
柄の部分をマゼンタスピアに、アズールソードとサルファシールドで作った刀身で構成された巨大な剣であり、その威力は武器の中でもトップレベル。
トレスマジアの武器全ての分の魔力消費が必要だが、1度生成すればしばらくはそれ1本で補える程の高いスペックを持つ。
モチーフはファイナルファンタジーⅦに出てくる主人公クラウドのメイン武器、バスターソードから。
ロコムジカ(アナザーフェイス)
ロコムジカこと阿古屋真珠の為にノワールが作った物で、全体的に能力が増している。
元のスーツをベースに、目立つ胸の露出をセーラー服風の衣装に作り替えられている。
装備もコンデンサーマイクからスタンド型マイクに似たてた武器…ロコモーションロッドに変化している。
トランスアイテムはロコが持ってた物とは別に新しく作られている。
主な必殺技
ヴォワ・フォルテ(強化版)
前よりも強力な単発弾に変化し、その威力はヴァイスのハイブラスターを凌駕する。
ヴォワ・クレッシェンド
前方に声による波紋状のバリアを張ることができる技で、彼女の声量次第で防御力が増す。
ヴォワ・ロール
威力を落としたヴォワ・フォルテの連射技。
威力はヴァイスバレット以上だが、ばらまき型の攻撃な為命中精度は高くない。
それでも牽制向きとして使える。
ホッピングステップ
魔力を使った高速ジャンプで、相手の攪乱から回避にも使える。
ルベルブルーメ(アナザーフェイス)
ルベルブルーメこと姉母ネモの新スーツ。
こちらもロコムジカと同様ノワールが作った物で、外見も元の衣装に黒のラバースーツと黒のマント、そして腰に付けたたくさんの十字星型のクナイが納められたホルダーが追加されている。
元々攻撃能力を持たなかったが、影の能力を攻撃に使用できるようになり、単独戦闘や味方へのカバーもこなせるようになった。
しかし弱点の光に弱い点はそのままである。
トランスアイテムもルベルが持ってた物とは別に作られている。
主な必殺技
影操り
本来は相手の影に潜り込み、身体の自由を奪う技だが、パワーアップにより一定の距離から遠隔操作で対象を操ることが出来るようになった。
しかし格上の相手には通用しない点はそのまま。
影分身
自らの影から実体のある分身を最大4人まで作り出すことが出来る。
魔力消費は少ないため、味方へのカバーに複数による連携攻撃など、使い勝手に優れている。
影針
自らの影から無数の魔力の針を相手に飛ばす攻撃。
威力はアズールダガーと同等。
影沼
自らの影を前方に大きくして影の沼に変えて相手の動きを奪う範囲技。
魔力消費は少ないものの地上用な為、空を飛ぶ相手には不向き。
プリマ・シルヴァン 環月読(たまき つくよ)
環家の長女で、かつて喫茶店をやっていたが、ライフイーターの活動を早く気付き、密かにハンターのトランスアイテムを作る為に研究者達を集めた事もある程に行動力が強い。
しかし生活力は低く、自分の部屋が毎回散らかしては、妹の天音が片付けて、時々天音の貯金箱からお金をかすめ取る姑息な手を使うなど、ちょい悪な部分もある。
料理が上手いことを除いて。
裏の顔は魔法少女プリマ・シルヴァンとして中学時代戦っていたが、中学卒業間近で引っ越す事をきっかけに、後から一緒に戦ってきたプリマ・ツインズに街を守る任を任せ、魔法少女としての活動を休むことになった。
その後、ライフイーターの登場で、彼女は被害に会った正義の味方と悪の隊員達を引き入れ、ハンターレジメンツを結成。
そして天音とかなたが前に住んでた街に帰ってきた事を知り、趣味で作った機械妖精を2人のサポートメカとして改良し、それぞれ2人の元へ向かわせた。
更にロードエノルメが現れたことで、再び魔法少女として活動を再開する。
魔法少女としての能力は全体的に高く、トレスマジア、プリマ・ツインズよりも強い。
ほとんどの人からは最強の魔法少女と呼ばれている。
また環家の人間な為、マシンビーストにも対抗可能。
難点を例えるなら、ラーニング能力を持たないこと。
主な必殺技
銀の剣
前方に生成された銀色の光の剣を飛ばす。
そのまま手に持って扱うことも出来る。
銀の炎
展開した魔法陣から対象を追尾する銀色の炎を連続で撃ち出す。
銀の盾
自身の周囲に銀色のバリアを2つ展開する。
展開したバリアは敵の攻撃に対して自動で受け止めてくれる。
銀の波
前方に小規模の大波を起こす。
相手を後ろへ押し流すのに便利だが、対地攻撃である。
これ自体は無害の水で普通に美味しい。
銀の雷
無数の魔力エネルギー体を作り、そこからビームを撃ち出す技。
銀の星屑
空中に無数の魔力エネルギー体を生成し、一斉に落とす必殺技。
シルヴァンの持つ必殺技の中でも最高の火力を持つ。
ロコムジカの性癖を歪ませないように、ヴァイスはベーゼとは違う流れになっちゃってますが、とりあえずはまだ大丈夫な方です。
もし良かったら高評価や感想など頂けたら嬉しいです。
次回の予定は阿良河キウィことレオパルトの話になります。
ヴァイスとどうやっていくのか楽しみに待っててください。
それでは!