最近モチベーションが落ちて中々作業が進まない上に、最近テラリアにハマってしまい、遅れてしまいました。
一応出来た作品だけでも投稿します。
まほあこのマゼンタの正当真化、早く見たくて待ちきれない気持ちもあります。
それではどうぞ!
タイガーファングとの決着がつき、サルファはレジメンツ拠点に戻り、ローゼは基地に帰っていった。
残ったヴァイスとレッカ、レオパルトは、ベーゼが仲間になったロコとルベルから話を聞くために今日、公園に集合するよう言われたため、ソニックチェイサーとボードになったエノルライダーで向かっていった。
因みにベーゼには遅れてくるとヴァイスがメッセージで送っているため問題はない。
ヴァイス「そういえばレオパルト、その機体すっかり小さくなっちゃったけど大丈夫なの?」
レッカ「確かに、フォックスの戦いで原型が無くなってるね」
大型機だったエノルライダーは、パージされたことで、今はちょっと大きめのホバーボードとなっていた。
戦闘能力はほぼ皆無となったと言っていいだろう。
しかしレオパルトは…
レオ「ノワールが予備パーツを作っておいたって言ってたし問題ねぇよ」
ヴァイス「そうなんだ」
レッカ「その辺は抜かりなしって所か」
エノルライダーの破損したパーツは予備があるとレオパルトは言った。
流石エノルミータと言うべきだろう。
そしてヴァイスは今回の戦闘で気になったことを思い返す。
ヴァイス「………今回会ったシャドーフォックス…油断できないぐらい手強くなってる…気を引き締めていかないと…! 」
レオ「へっ、次に会ったら秒殺で倒してやらぁ」
ヴァイス「おお…流石ベーゼの右腕!」
レオ「ふふん、褒めたって何もやらねえからな」
レッカ(レオパルトの扱いが上手くなったな…)
褒めてるヴァイスにご機嫌のレオパルトの姿に、レッカは扱いが上手いと心の中で評価する。
そして2人は集合場所である公園にたどり着いた。
しかし誰もいなかった。
ヴァイス「待ち合わせはここだったはず…」
レッカ「ベーゼ達の姿は見えないなぁ…」
予め連絡を取っているため、帰ったとは言い難い。
あるのは銀色の箱だけ。
ヴァイス「箱?」
レオ「箱だな」
箱があることに疑問を覚える二人に、金髪の幼い子がやって来た。
「ん」
ヴァイス「えっと、君は確か、アリスちゃん?」
「ん」
ネロアリスがここにいた。
レオ「アリス、お前がにいるって事は、ベーゼちゃんもいるんだろ?どこにいるんだ?」
アリス「ん」
ネロアリスは喋れない代わりに、箱の方に指差した。
ヴァイス「アリスの能力かな?」
レッカ「建物系なら何でもいいのか」
改めて、ネロアリスの能力に驚くレッカ。
しかしヴァイスが箱に触ったところ…
ヴァイス「違う…フルスタ・ドミネイトの魔力を感じる…これはベーゼだね。他の魔力も感じ取ったから、多分ロコムジカとルベルブルーメもいるって事だね」
レッカ「そうか。予めアリスの魔力を箱に込めていたのか。そしてそれをベーゼの方で操ってると…」
レオ「おめえ、よく分かんなぁ」
ヴァイスの理解の良さを評価するレオパルト。
ヴァイス「ちょっと行ってくる。レオパルトはアリスと一緒に待ってて」
レオ「ベーゼちゃんに会うのは構わねぇけど、メチャクチャにされるぞ?」
ヴァイス「ふふーん、まあ待ってなさい」
そう言ってヴァイスは光になって箱の中へ入っていった。
ヴァイス「はいそこまでにしてねー。2人は服着替えて」
ベーゼ「な!?」
ロコ「ヴァイス!?」
ルベル「どうしてここに!?」
ヴァイスがたどり着いたのは、「マジアベーゼが満足するまで出られない部屋」という看板が貼られた何の変哲もない部屋であった。
ベーゼはモニターから見ており、ロコとルベルはベッドの上であられもない姿で抱き合っていたが、ヴァイスの呼びかけで慌てて服を着直していた。
この光景で大体の事をヴァイスは理解し、ベーゼに注意する。
ヴァイス「ベーゼ、確かにこの2人は魔法少女狩りをした…そのせいでほとんどの魔法少女が姿を消した。だからといって責めるのは良くないよ」
ベーゼ「良いところなのに邪魔する気ですかマジアヴァイス」
ヴァイス「私は2人の戦いの後、ロコとルベルの戦いの動画を色々見たの。対する魔法少女達はやられたけど、命を奪う描写は無かった。2人はこれまで魔法少女の命を奪ったことある?」
ロコ「え?い、いや、奪ってないわよ!そもそもアイドルを目指すロコが相手の命を奪うなんてもってのほかよ!」
ルベル「アタシはそもそも攻撃能力無かったからな。全部トドメはロコがやってた」
ヴァイス「ならよし!」
ロコとルベルの行いを理解したヴァイスは2人を許した。
ベーゼ「ちょちょちょ、なに話を進めてるんですか!?」
ヴァイス「ベーゼ、魔法少女はやられたらそこまでじゃないんだよ?一度や二度やられても、街の平和の為なら何度だって立ち上がれる!例えアイテムを失っても、違う力をもって姿を変えて再び戦いの場に立つ!それが魔法少女であり、正義のヒロインなの!マジアベーゼ…魔法少女を甘く見ないで!」
ベーゼ「!?」
ヴァイスの説得力のある発言と指差しで衝撃を受けた画面のベーゼ。
ロコ「え…………なにこれ…………?」
ルベル「おいヴァイス、お前ベーゼとどんな関係なんだ?」
ヴァイス「最近のオタク仲間」
ルベル「さようで」
服の乱れを直したロコとルベルはヴァイスの答えで理解した。
ヴァイス「さて、そろそろ出ようか?」
ベーゼ「帰せませんよ?」
ヴァイス「?」
すぐに立ち直り、怪しげな笑みを浮かべるベーゼ。
ベーゼ「見てなかったのですか?ここは私…マジアベーゼが満足するまで出られない部屋だと」
ロコ「あ」
ルベル「あ」
ヴァイス「………確かにそうだね」
この部屋はマジアベーゼの支配下にあるため、ヴァイス達は出られない。
ベーゼ「つまりここから出るには私を満足させなきゃいけない…その方法は…貴女も分かってますよね?」
ロコとルベルにスケベな事をさせたベーゼは今度、ヴァイスに毒牙を向ける。
ヴァイス「なるほどね…満足させれば良いんだよね?」
ベーゼ「ええ…楽しみですよ」
ベーゼはヴァイスのスケベな展開を望んでいた。
しかし、そのヴァイスが予想外すぎる展開を起こすことを、ベーゼ、ロコ、ルベルは知らなかった。
ヴァイス「それじゃ…………………ちょっとだけよ~ん」
と、気の抜ける声をしながらセクシーポーズをするヴァイス。
スカートの中は見えてない。
そんな彼女からは色気ではなく笑いを感じさせていた。
ベーゼ「…………………え?」
ロコ「こ、これは…!」
ルベル「伝説の………!」
3人はヴァイスの行った行為に覚えがあった。
ヴァイス「あんたも好きねぇ~」
今度はオヤジっぽく声を変えて演じていた。
ベーゼ「ちがあああああーーーーーーう!!!!!!」
おかしな空気に耐えきれなかったのか、ベーゼが一旦ヴァイスの行為を止める。
ヴァイス「何止めてるの?ここからなのに…」
ベーゼ「そうじゃないでしょうが!私は貴女の歪んだ姿を見せて欲しいんですよ!誰が一流芸人のギャグをしろと言ったの!?」
ヴァイス「もう…いけず~」
ベーゼ「いけず~じゃないよ!!」
流石にコレジャナイ感があるのか、ベーゼは怒りのツッコミをする。
ヴァイス「もうわがままなんだから…仕方ない、もっと満足させちゃいましょう!」
ベーゼ「な、何を?」
ルベル「これ以上の何かがあるのか…!?」
ロコ「予想付かないんだけど…」
そう言ってヴァイスは両手をパンパンとリズムを取る。
ヴァイス「ま、ま、満足♪みんな、満足♪」
ベーゼ「いや、ただ言ってるだけでしょ!!?」
ツッコむベーゼの前でヴァイスは更に足踏みもした。
ヴァイス「ま、ま、満足♪みんな、満足!ヒァヴィゴー!」
はっちゃけたヴァイスの合図と共に壁が破壊され、中から新体操選手とバレリーナの衣装を着たオカマの2人…ユニーとフーハが現れた。
ベーゼ「なあああああー!!?」
2人「なんじゃこりゃー!!!?」
突如現れたユニーとフーハにベーゼ、ロコ、ルベルは驚愕の叫びを上げた。
ユニー「ま、ま、満足!みんな、満足!うふーん♡」
フーハ「ま、ま、満足!みんな、満足!あはーん♡」
ヴァイスと同じように足踏みして行進しているユニーとフーハ。
台詞自体も、笑いと恐怖以外は感じられない。
しかし本当に衝撃的なのはここからであった。
なんと、破壊された壁から別のオカマ達がやって来た。
その数はなんと10人!
ユニーとフーハを合わせると合計12人!
3人「ぎゃああああああーーーー!!!!???」
大量のオカマ達が出てきて、画面越しのベーゼ、ベッドの近くにいるロコとルベルは絶叫する。
オカマ達「「「ま、ま、満足!みんな、満足!!イエイ!!!ま、ま、満足!みんな、満足!!ハア!!!」」」
2人「カオス………」
ベーゼ「どどど、どうして!?ここは私以外の魔法が使えないはず…え!?」
そう。この部屋ではベーゼの力によって全員の力が封じられてしまっているのだが、ヴァイスは制限無く能力を使っている。
ユニーとフーハ、その他のオカマ達は全てヴァイスのフルスタ・ドミネイトによって変異した人形で、使用する魔力の量も多く、本来なら1分間という制限もある。
しかしパワーアップにより時間制限が大きく伸び、消費量も抑えられている。
更には空間内にあるベーゼの魔力を利用する荒技を行い、本来以上の魔力量を手に入れたのだ。
そうとも知らずに、目の前の光景に恐怖する3人。
と、しばらくすると、異変は起き始めた。
なんと、部屋全体がスパークを起こし始めたのだ。
ベーゼ「部屋が崩壊仕掛けてる!?魔力が切れかかってるの!?」
徹夜して作った箱で作ったこの部屋は、ベーゼの魔力によって維持されてる。
しかしその部屋ご崩壊仕掛けてるのは、維持するための魔力が足りなくなったからである。
そしてその犯人をベーゼは分かった。
ヴァイス達「ま、ま、満足!!みんな、満足!!ま、ま、満足!みんな、満足!!」
ベーゼ「ま、まさか…ヴァイ…ぎゃああああ!!?」
ベーゼが犯人の名前を言おうとした直前に部屋は瞬く間に崩壊していった。
ロコ「は…!」
ルベル「ここは…!」
気が付くと、2人は公園の場に戻っていた。
側には倒れたベーゼとその場で平気でピンピンしてるヴァイスがいた。
銀の箱は、破裂したかのようにボロボロになっていた。
レオ「ベーゼちゃん!」
ベーゼが現れたことで駆けつけるレオパルト。
レオ「おいヴァイス!ベーゼちゃんに何を…!」
ヴァイス「手は出してないよ。ただベーゼを満足させるためにちょっとしたお祭りをしたんだけど…」
ベーゼ「ま、まあ…そういうところです。流石…一筋縄ではいきませんね…マジアヴァイス」
恐ろしいモノを見て顔色悪くしたベーゼが言う。
ロコ「いや、お祭りっていうか…」
ルベル「カオスだな、あれは…」
レオ「…………ガチヤバ女……」
2人も若干ヴァイスの起こした祭りに恐怖を感じていた。
それに察したレオパルトはヴァイスのヤバさに改めて、3度目のガチヤバ女を口にした。
ネロアリスは…引いていた。
ヴァイス「そうだベーゼ、ロコとルベルを借りてってもいい?」
ベーゼ「え…ええ…どうぞご自由に…」
ロコ「?」
ルベル「アタシ達を?」
ベーゼ、レオパルト、ネロアリスと別れたヴァイスは、ロコムジカ、ルベルブルーメを連れてどこかへ向かった。
3人は変身は解いているため、エノルミータの姿で人達がパニックになることはない。
ここで真珠は天音に質問した。
真珠「ところで天音、貴女ベーゼの作った部屋でどうして能力が使えたのよ?」
ネモ「そうだよな。アタシ達は使えなかったし…」
2人はなぜマジアヴァイスがベーゼの魔力によって制御された部屋の中で魔力を行使出来たのか、天音に聞いた。
天音「魔力の波長をベーゼに合わせたんだよ」
2人「合わせた?」
天音「そもそもあの部屋はどうして能力が使えないのか分かる?」
真珠「そんなの、ベーゼの力によるもの…」
ネモ「ちょっとまて、まさか能力が使えたのは…」
天音「そう。能力を封じる力がベーゼによるものなら、ベーゼの魔力に波長を合わせればいいわけ」
真珠「波長を合わせた!?エノルミータの魔力を!?」
天音「うん」
環家の魔力は代々受け継がれた特殊なモノで、魔法少女側の光の魔力…悪の組織の者の闇の魔力とは異なる魔力を宿している。
この魔力がアンチマギカーボンの装甲を持つマシンビーストに対して有効な手段にもなる。
その中でも環 天音の魔力は更に特殊で、本人の意思に応じて様々な魔力に変異させることが出来る。
今回マジアヴァイスは、マジアベーゼ以外の魔力を空間の中で、自身の魔力をマジアベーゼに近い魔力に変換したため、魔力を行使出来たのだ。
ラーニング能力も、この魔力の性質から生まれたと言っていいだろう。
ネモ「そんな芸当、他の魔法少女…戦闘員でも見たことないぞ?」
レッカ「天音の戦闘センスは予想以上だからね。高い魔力も相まって、その強さはトレスマジアを凌駕する程だ」
天音「レッカ、それは言い過ぎな気が…」
レッカは天音の事を認めているが、天音自身はまだまだだと認識している。
真珠「もう一つ質問なんだけど、あのオカマ達は何なのよ?」
天音「ユニーとフーハの事?」
ネモ「アイツら、お前が持ってるベーゼの能力で生み出したんだろ?」
天音「うん。フィギュアから変異させたの」
真珠「何でそんなもん持っているのよ?」
天音「面白そうだったから」
真珠「だから何でそれを…」
天音「お も し ろ そ う だ っ た か ら」
真珠「いやだから…」
ネモ「やめとけ真珠。これ以上踏み込んではいけないと、アタシの感がそうさせている」
天音のオカマフィギュアについては触れるべきではないとネモは、真珠を止める。
真珠「……………そうね」
天音「そういうこと」
真珠「あんたは真珠達を何処に連れていく気なの?」
天音「特訓の場だよ」
ネモ「特訓?誰のだよ?」
天音「もちろん真珠ちゃん」
真珠「真珠の?」
着いた先はなんとカラオケショップ。
天音達はワンルームを借りてカラオケルームの中へ入ってくつろぐ。
天音「まずは真珠ちゃんの歌の実力をもう一度見せてもらって、それから特訓の方針を決めるよ」
そう言ってマイクを真珠に渡して、天音は選曲の番号を入力する。
ネモ「おい、なんでお前が真珠の特訓に付き合うんだ?」
天音「ちゃんとこれには意味があるの」
真珠「意味?」
レッカ「天音、何か企んでるね」
天音「人聞き悪いよレッカ。現在世間で一番人気のあるアイドルグループと言えば誰を思い浮かぶ?」
真珠「そ、それは勿論真珠…」
天音「トレスマジア!そもそも君はまだ本格的なアイカツすらしてない」
真珠「う」
天音の鋭い返しツッコミに刺さる真珠。
天音「トレスマジアは魔法少女としての活動以外にも、アイドルグループとしての活動もしてる実力グループ。歌もダンスも一級品で、CDランキングでも1位をキープしてる程なの」
ネモ「それが真珠と何の関係が?」
ネモの質問に天音は真剣な表情を浮かべる。
天音「今のトレスマジアには足りないのよ…ライバルが」
真珠「…………はい?」
天音「ライバルだよライバル!今のアイドル業界で、トレスマジアに対抗出来る実力のあるアイドルがいないの。アイドルはライバルがいてこそより輝ける存在!私にとっては悩みの種だった…けど私は見つけた…ロコムジカという人材を!」
真珠「え!?」
ネモ「おい、まさかお前…」
天音の言いたいことにネモは理解できた。
天音「ネモちゃんは分かったみたいだね。私はロコムジカこと真珠ちゃんの歌声をプロ級に仕上げて、近いうちにトレスマジア対ロコムジカのアイドル対決を実現させる!」
2人「「アイドル対決!!」」
天音の企画に2人は衝撃を受ける。
天音「正義の魔法少女として、人気アイドルグループであるトレスマジアと、悪の組織エノルミータの凄腕アイドルロコムジカ!どちらもスタイル良いし歌も一級品!トレスマジアファンである私にとっては最高のシチュエーション!ロコムジカはトップアイドルとして君臨出来るし、トレスマジアはより輝けるから一石二鳥!」
ネモ「おい、それって真珠をダシに使ってるんじゃ…」
天音「人聞きが悪いよ。私はトレスマジアファンだけど、真珠ちゃんの夢を叶えたいという気持ちはあるんだから」
真珠「どっちでも良いわ。とにかく真珠…いや…!」
真珠はトランスアイテムでロコムジカに変身し、カラオケのマイクを手に取る。
ロコ「このロコがアイドルになれば良いだけの話よ!そして天音をロコの歌で、ファン第2号にしてあげるわ!」
天音「それはどうかな?私のトレスマジア愛は地震だろうが台風だろうがそう簡単にブレないよ」
そして真珠ことロコムジカの歌が披露された。
しかし…結果はとても下手だった。
ネモ「……下手だな」
天音「また力みすぎちゃってるね」
ロコ「し、仕方ないでしょ!いざ歌うとなるとはりきりすぎちゃって…」
天音「だから息切れしやすいのよ…」
ロコムジカの歌が下手だった原因を天音は分かっていた。
いつもロコムジカは、歌う時は高いテンションで歌うため、音程と声量が安定しない。
例えるなら、上手い歌なら安定した風で凧を浮かすのに対し、ロコの歌は強すぎる風で凧が乱れ動く。
そんな感じである。
前に恥ずかしがりながらも歌うロコの歌声は、余計な力が入らなかった事で綺麗な歌声になっていたのだ。
今回の練習は、その歌声を完全なモノにするためでもあった。
天音「これは少しずつ調整しながらやるしかないね……ん?」
突然天音のスマホから着信が入ってきた。
着信相手は…ヴァーツである。
天音「ごめん、電話だから席を外すね」
ネモ「あ、ああ」
天音はルームから出て、カラオケボックスの外で電話をかけた。
天音「もしもし?」
ヴァーツ「天音さん、今空いてますか?」
天音「何かあったの?」
ヴァーツ「はい。実はレジメンツの調査隊が建設中のマシンビーストの製造工場を発見したとの連絡が入ったんです!」
天音「製造工場!?」
前のフォックスの戦闘で、まだ活動はしていないと話していた。
しかし製造工場となれば話は別。
おそらくライフイーターは戦力の補充の為に、マシンビーストの製造を行っているのだと考えた。
今はロードエノルメを倒さなきゃいけないこの時に攻められたら戦況は悪化するだろう。
しかしここで工場を落とせばライフイーターの再活動を遅らせることが出来るだろう。
そしてヴァーツから更なる情報を口にする。
ヴァーツ「調査隊の話によると、最新のマシンビーストを開発してるらしいです。シルヴァンさんは部隊を結成して工場の爆破に向かっています。今回その作戦にはアズールさんも参加してます。良ければ天音さんも参加して欲しいのですが…」
どうやら今回の製造工場の爆破作戦にヴァイスの力が必要らしい。
天音「なるほどね、それならロコムジカとルベルブルーメも一緒でいい?」
ヴァーツ「もちろんです。敵同士とはいえ、ライフイーターは共通の敵ですから。戦力は多い方が良いです」
天音「決まりだね」
ヴァーツ「目的地に関する情報はレッカさんに送っておきますので、詳しい事はレッカさんに聞いてください」
天音「うん、分かったよ。それじゃ!」
天音は通話を終了し、ロコ達を誘うためにルームへ戻る。
天音「2人とも、ちょっとお願いが……?」
カラオケルームにいる2人に声をかける天音だったが、突然言葉が止まる。
それもそのはず、なんとロコムジカはネモの前で服を脱げ捨てて下着姿になりながら、ハズカシナガラ歌っていたのだから。
レッカは下着姿のロコムジカを見ないように後ろを向いていた。
天音に見られてロコムジカは顔を真っ赤にして歌うのを辞めた。
天音「熱かったの?」
2人「言いたいことはそれかい!!!」
平然な天音の一言に恥ずかしさが抜け出てしまったのか、ネモとロコムジカはツッコむ。
続きの話はまだ製作中です。
次回の話ではいよいよ三爪のアイツとの決着と、ロコ&ルベの活躍を描きます。
それでは!