トリニティ学園近郊にゲヘナと思われる生徒が無断で侵入し無差別で銃撃しつつトリニティの施設を襲撃中。
数え役満、48000ですね。
人数は四名、少人数。
襲撃されたのはアクアリウム……アクアリウム?
ゲヘナでアクアリウムを襲う四人の集団……
「あ」
美食研究会の姿を思い出す、まさか……いやまさか。
いや、多分違うだろう、きっと違う。
「ハスミさん、犯人は……」
「美食研究会、と名乗る集団です」
近くから爆発音が鳴る、恐らく美食研究会の……
「……少し先に行きますね」
恐らくハスミさんや先生と戦闘になったら彼女らと会話するのは難しいだろう。
その前に説教をしなければ。
ドギツイ説教をしなければ気が済まない。
「えっ、あ、ユウキさん?」
ヒフミさんから戸惑いの声が聞こえるが、今は事態が事態、急がなければ。
「すいません、では」
カランカランとドアのベルが鳴る。
「ちょ、ユウキ!?」
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「……ふぅ、トリニティのど真ん中にまで来てしまいましたね」
「シラトリ区だったらユウキさんや先生が来てくれるかもしれませんがトリニティとなると来てくれそうにありませんし張り合いがないですねぇ」
「運が良かったですね、丁度トリニティに用事があったので来させてもらっていますよ」
「あら、そうなんですね、それは楽しみですね」
「えー?ユウキはなんでここにいるの?」
「馬鹿な美食研究会の方達がこの重大な時期に暴れていると報告がありまして、それで来てやりましたよ」
「……あら?」
「ゆ、ユウキがいるっ!?な、ななんで!?」
ジュンコさんの驚く声が街中を響かせる。
「こ、こんな近くにいるだなんて気づきませんでした……何処でそのような技を習得したのですか?」
「知り合いというか、知ってる人に影が薄い方がいまして、そこからですかね」
「ま、今そんな事はどうでもいいのですよ」
「貴女達にはとりあえず説教をしないと気が済まないので……では」
懐にある拳銃を握り、スライドを静かに引く。
「……とりあえずヤりますか☆」
彼女たちも銃を握る。
「ええ、貴女達に一番効くのはこれですから」
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「ユウキさん、何処に行ったのでしょうか」
「多分戦闘が起きてる方だと思うけど……うん?」
ユウキを追いかけていた所、角地で見失ってしまいしょうがないので戦闘が起きている場所を目指していた時。
「はー、ユウキ先輩は何処に……」
とたとたと半泣きで走っている子に見覚えがある……キリノ?
「キリノ?」
「せ、先生!?どうしてここに?」
此方に気づくキリノ、涙をスッと引っ込ませる。
「ちょっと用事があってね、キリノは?」
「今日はトリニティに来る用事があったのでトリニティにいるユウキ先輩の銃を届けようと思って来たんですけどどうも忙しそうな様子で……」
「ユウキは多分戦闘の音が聞こえる方にいると思う、多分結構な規模の戦闘」
爆発音や銃声が鳴り響く、かなりの戦闘規模だ。
「えぇ!?ゆ、ユウキ先輩今戦ってるんですか!?」
「うん、美食研究会の子達かな」
「ユウキ先輩の持ってる銃、恐らくヴァルキューレから支給された銃ですよね?」
「うん、この前銃を忘れたから代わりに支給された銃を使ってるって言ってた」
「それはまずいですね、ヴァルキューレから支給された銃は安定性や取り回しは良いですがあまり長期戦には向いてないんですよ……は、早く行きましょう!」
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「ぐぬぬ、お灸を据える予定だったのですが参りましたね」
戦況は防戦一方、あまりいいとは言えない状況。
「あら、少し腕が落ちたんじゃありませんか?」
「かもしれませんね、はぁ」
とにかく決定打が無い。
相手を砕く為の決定打が不足している。
グレネードも何も無い、あるのはこのヴァルキューレから支給された銃だけ。
銃の弾はまだある、でもこのままだとジリ貧。
「アナタ程の人間がどうして私達相手に苦戦しているのですか?」
「敵に苦戦している理由を教えるマヌケがどこにいるんですか?」
「ふふっ、私達とユウキさんの仲じゃありませんか」
にんまりとその銀髪の少女は微笑む。
「貴女達こそこの前捕まったばっかりなのではありませんか?」
「えぇ、ですので脱獄しました」
「仕事が早いですね」
「惚れましたか?」
「呆れました」
キッパリと言い切る。
「もしかしてユウキさん、私達に対する決定打が無いんじゃないんですか?」
「確かにさっきから攻撃は当てられてるけどあんまり痛くないような……」
アカリさんが答えを言い当ててしまう。
「となるとさっさとユウキさんを倒して逃げてしまった方が良さそうですね」
「さっきから守ってばっかだしねー」
まずい、このままだと……
「ユウキさん!」
後ろから声がした、ヒフミさん?
後ろを振り向くと私を追いかけて来た補習授業部や先生、ハスミさんがいた。
「ユウキさん!大丈夫ですか?」
「大丈夫です、すいません、先に行ってしまって」
とっとと倒して説教しようと思ったのに出鼻をくじかれてしまった。
「あ、先生だー!」
「あら、先生ですね」
「やぁ、イズミ、ハルナ」
「ユウキ先輩!」
「キリノさん?」
先生の後ろにキリノさんがいる、何故ここに?
「どうしてキリノさんがここに?」
「ヴァルキューレにある銃を回収しないと始末書を書かないといけなくなったので急遽回収に来ました……」
「申し訳ありません、ですが今戦闘中で少々……もしやあの銃を持ってきていますか?」
「はい!ここにあります!」
バッグから取り出された銃は……少し銃身が長いリボルバー。
そして私の愛銃だ。
Sentinel dragoon
(センチネル ドラグーン)
あらゆる物を一撃で葬り去るユウキのリボルバー。
弾速が遅いなど癖が強く、遠中距離で使いこなすのは難しいがその分威力は絶大。
身軽なユウキにはピッタリな銃である。
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短い?うるせぇ!最近忙しいんだよォ!
落ち着いたらまた毎日投稿します、ごめんね