GOD EATER2 ほのぼのアフターライフ   作:W-cat

11 / 65
大学のレポートで遅くなりましたm(_ _)m


Report10 応援し隊

「よぉ〜し、みんなお疲れ」

 

倒したテスカトリポカからショートブレードを引き抜く。

今日はサテライト拠点に接近中のアラガミをコウタ、エミールと迎撃する任務だ。2人ともいい動きで、特に山場もなく成功した。

 

「今日は助っ人ありがとな」

 

「いえいえ、また遠慮なく言ってください」

 

「僕たちは騎士だ。同じ騎士道を志す者同士、さらなる高みを目指そうではないか‼︎」

 

「ははっ‼︎ そうだな」

 

先はもう長くない。だが、できることなら少しでも長く『防衛斑』でいたい。

 

「ヒバリちゃんのコーヒーが飲みたいな……」

 

「相変わらず一途っすね。タツミさん」

 

当然だ。誰がなんと言おうと、ヒバリちゃんが一番だ‼︎

 

「ヒバリちゃんを想う気持ちは、誰にも負けないぜ!」

 

「僕も、ステラ嬢を想う気持ちは誰にも負けない‼︎」

 

おぉ…… なんだかこの新人から気迫を感じるぜ。

 

「……タツミさん、こいつ、ブラッド隊長LOVEなんすよ……」

 

「マジか……」

 

知らなかったな。だが、いいセンスだ。強くて優しくて美人だしな。もちろん、ヒバリちゃんには敵わないがな‼︎

 

「タツミ隊長、ともに愛する女性(ひと)のため、日々精進しようではないか‼︎」

 

なんか、変わった奴だな。まあ、まっすぐで一途な所は俺と一緒だ。

 

「ああ。俺もお前も、頑張ろうな‼︎」

 

「………」

 

 

タツミとエミールはがっちりと固い握手を交わす。コウタは若干引いているようだ。

 

 

 

 

 

 

「いいか、酒で女を落とすのは常套手段だ」

 

ラウンジにて、ハルさんは様々な瓶を並べていく。カクテルの作り方を伝授するようだが……役に立つのだろうか?

 

「これからカクテルの作り方のお勉強だ。ギルは器用だから、きっとうまくいくさ」

 

「…………………………」

 

「ギル、きっと大丈夫です」

 

「私たちもついてるからね!」

 

シエルとエリナも、俺を見守っている。なんというか……気まずい。

 

「まずは、カクテルのベースについてだ。今回使うのはジン、ウォッカ、そしてブランデーだ。ジンとウォッカは俺が、ブランデーはエリナが持ってきてくれた」

 

なるほどなぁ。これを元に作るってことか。

 

「じゃあまずはジンをベースに作るぜ。分量とかはこのノートに書いてっから」

 

そういってハルさんはジンをメジャーカップに注ぎこみ、それをタンブラーグラスに移す。次に炭酸水の様なものをを同じように測り、同じように入れる。二つが混ざった液体を、ハルさんが特殊なスプーンで混ぜた。

 

「完成だぜ。『ジン トニック』だ。初めはこんな感じで作ってきゃいいっしょ」

 

グラスにライムを飾り付ける。一連の作業は本物のバーテンダーのようだ。

差し出された液体を見る。透明だ。俺は少し飲んでみると、程よい酸味が口に広がる。

 

「美味しいっすね」

 

「だろ? まあこんな感じで試しに作ってみろ」

 

そういって先程の材料とレシピが書かれたノートを渡された。そして、ハルさんがやった通りに作った。

 

 

 

「どうっすか?」

 

「……美味いな、流石だ」

 

ハルオミの言葉を聞いてギルバート、シエル、エリナが微笑む。

 

「この調子で他のも覚えるか! まずは……道具の使い方だな」

 

 

 

 

 

 

各種道具を利用したカクテル作りは成功し、ギルバートのバーテンダースキルは格段に高くなった。

だが……

 

「これどうすんのよ‼︎」

 

「……困りましたね」

 

「……すまん」

 

目の前には鮮やかな色合いのカクテルが並んでいる。

 

「流石に、これ全部はきついな。だからと言って捨てるにはもったいねぇ」

 

「じゃあ私飲みます‼︎」

 

最年少のエリナが叫ぶが……

 

「何言ってんだよ。エリナ、まだ14さ「子供扱いしないでくださいっ‼︎」」

 

そういってエリナはオレンジ色のカクテルを一気に流し込んだ。

 

「わあぁ‼︎ これ美味しい!」

 

そういって今度は黄色いカクテルを一気に飲む。さらに淡い茶色のカクテルを飲み干す。

 

「………………」

 

 

 

 

「大丈夫ですか?」

 

まだ気分が悪い。

歯止めが効かないエリナ、カクテルを作ったギルと共になんとかカクテルを消化できた。

 

「わりぃな、シエル……」

 

「いえ、それよりも……お水飲みますか?」

 

「頼むわ……」

 

ギルは机に突っ伏している。エリナは床に横になっている。唯一飲まなかったシエルに3人が介抱してもらっている。俺はかろうじて意識がある。

 

「どうぞ」

 

水を飲むがあまり変わらない。流石に飲みすぎたな。

 

「ハル、明日は休んでください。任務は私が変わります」

 

「……そうか。大丈夫か?」

 

「はい、問題ありません」

 

いい女だな、この娘。

 

 

 

 

 




エリナが最初に飲んだのはスクリュードライバー、サイドカー、アレクサンダーの設定です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。