GOD EATER2 ほのぼのアフターライフ   作:W-cat

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無印で嘆きの平原にてシユウ三体を仕留めるミッションがあったなー
あの頃は大苦戦しました


Report14 秋の虹

もぐもぐもぐ…

 

「……相変わらず本っ当によく食うなぁ」

 

「あっ、コウタさん。おでんパンいるー?」

 

「いえ、結構です」

 

今日もたくさんのおでんパンを食べるナナ。もちろん、ムツミの料理もやすやすと平らげる。

この後出撃の予定なのだが……いつまで食べるのだろうか?

 

 

 

 

 

「今日は俺たち4人だ。敵の数も多いが各個撃破で行くぞ!」

 

嘆きの平原でシユウの群れを一掃する任務。堕天種や禁忌種も混じってるらしいが、慎重に行けば勝てるだろう。

 

「前衛はナナとエミール、後衛は俺、エリナは遊撃だ」

 

「あいあいさーっ‼︎」

 

「フッ……」

 

「了解です」

 

 

 

早速乱戦が始まる。三体のシユウが前衛2人に向かっていった。

 

「ブーストっ‼︎」

 

「いっくよー!」

 

勢いそのままにシユウを殴り飛ばす。衝撃により左側の翼手がべっこりと凹む。

残りの二体が2人に向かって突進してくる。ナナはこれをうまく避けるが、エミールは華麗に飛んでいった……

俺はすぐさま銃を構え、一体の上半身を狙う。

 

「いっけぇ‼︎」

 

蜂の巣にされたシユウが力なく倒れる。エリナも別のシユウにチャージグライド、胸部を貫かれ息絶える。

 

「わぁっ‼︎」

 

悲鳴のした方に顔を向けると、多数のシユウ神族……

 

「きしどおおぉぉぉぉぉぉ‼︎‼︎」

 

エミールが突っ込みをかけ、シユウ堕天を叩き潰す。ナナに気を取られていたシユウ堕天の背中が押し潰される。

だが依然として数が多い、ナナの体力もどんどん削られていく。状況打開のため俺はスタングレネードを投げつける。

 

「態勢を立て直す、一旦引くぞ‼︎」

 

 

 

 

 

とりあえず離れた場所からシユウ達の様子を伺う。知能が高いのか団体行動をしているため、分断は難しい。

 

「セクメトが三体に堕天種とノーマルが二体ずつか…… 厳しいな」

 

「だが、正義は必ず勝つ‼︎」

 

いつもはつっかかるエリナだが今日はそうしなかった。

 

「そうね、絶対に負けないわ‼︎」

 

「そうと決まれば、ちゃちゃっと片付けて美味しいご飯食べよぉ!」

 

3人が奮起する。俺も負けてらんねぇな‼︎

 

「よし、行くぞ‼︎」

 

 

 

単縦陣で突っ込み、外側にいたシユウに総攻撃を仕掛ける。まともに受けたシユウは大きく仰け反る。3人をそのまま突撃させ、俺は怯んだシユウを撃ち抜いて仕留める。

エミールとナナが右、エリナが左から攻める。おれは多数の弾丸をセクメト三体にぶつけて注意を引く。

セクメトたちが俺に向かって攻撃を仕掛ける。回避に徹してできるだけ時間を稼ぐ。この程度でやられる俺じゃない……第一部隊隊長をなめるな‼︎ 適度に弾丸を撃ちながらできるだけ3人から遠ざける。

 

「いっけぇ‼︎」

 

三体のうちの一体に狙いを絞る。氷属性の弾丸が様々な場所に喰らいつく。多数の弾丸を受けたセクメトは活性化、俺に向かってまっすぐ突っ込んでくる。炎を纏った体が当たり、俺は宙を舞う。肉が焼ける激痛を抑えながら再び銃を構える。

 

 

 

「せーのっせー‼︎」

 

最後のシユウ堕天を頭から叩き潰す。ナナの怪力によって地面にクレーターができ、シユウ堕天の体は半分が潰されていた。

 

「早く隊長を助けに行かなきゃ!」

 

全員が急ぐ……

 

 

 

『コウタさん、3人が合流を始めました』

 

「了解っ‼︎」

 

ヒバリさんからの通達を受ける。さすがは第一部隊とナナといったところだろうか……

俺も接触禁忌種三体を同時に受け持ったがなんとか耐えた。残り少ない回復錠を飲み込み、ありったけの弾丸をばらまく。

不意に体が軽くなる。それと同時に衝撃弾がセクメトを襲う。

 

「コウタ隊長‼︎ 大丈夫ですか⁉︎」

 

「ああ、まだ生きてるぜ!」

 

エミールとナナがハンマーを思いっきりぶつける。バースト化していたこともあって翼手が砕ける。

 

「おっと」

 

バックアップにまわろうとしたセクメトに濃縮弾を直撃させる。衝撃で膝間付いたところをエリナが貫いた。

 

「おりゃぁ‼︎」

 

「うおおおぉ‼︎」

 

セクメトを2人がかりで滅多打ちにしていた。無慈悲な殴打にとうとう動かなくなる。

最後の一体が逃げようとする。背を向けたところに弾丸を当てる。

 

「背を向けるとは……臆病者め!」

 

止めにエミールがハンマーを振り下ろす。重い一撃で地面ごと大きく陥没させた。

 

『周囲にアラガミの反応はありません。皆さんお疲れ様です』

 

「フッ、騎士道は不滅‼︎」

 

「やった! 勝ったよ‼︎」

 

「コウタさん、後でちゃんと奢ってね?」

 

「わかってるよ。さ、帰ろうぜ」

 

 

 

 

 

「今日も僕は帰ってきた。もちろん君に会うために‼︎」

 

「お疲れ様」

 

もう慣れたのか、ステラがエミールに対して動揺する感じはない。エミールの好意にまんざらでもないようにも見える。

だが……

 

「一撃必殺! 鉄拳制裁っ‼︎」

 

「ぬうううぅぅおあぁぁ‼︎」

 

癪に触ったのかハルオミが全力で殴り飛ばす。華麗に宙を舞ったエミールはエントランスの階段から転げ落ちた。

 

 

 

 

「なぁ……ナナ、まだ食えるのか?」

 

「もっちろーん!」

 

底なしの食欲により今日稼いだ分の半分が消え去った。依然として食欲は衰える気配がない……

 

「あっ、デザートもよろしくね‼︎」

 

「お、おう……」

 

 

 

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