GOD EATER2 ほのぼのアフターライフ   作:W-cat

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オリキャラ出します(*・ω・)ノ


Report17 蝶のように

突然ヘリが右に傾く、というよりはパイロットが右に傾けた。次の瞬間レーザーが横を通り抜ける。

 

「なっ……」

 

サリエルがさらにレーザーを放つ。ヘリが左右に傾きながら必死に避ける。

……と、大きな何かがヘリにぶつかった。次の瞬間アラートが鳴り響き、外の風景がぐるぐると回転する。

 

「高度を保てません! 不時着します‼︎」

 

ビル群にヘリが落ちる。

 

 

 

 

 

テールローターを破壊され大破したヘリからステラとエミール、そしてパイロットのボブが脱出する。

 

「2人とも、大丈夫?」

 

「はい、大丈夫です……」

 

「くぬぬ……闇の眷属め。奇襲とは卑怯だ‼︎」

 

上空を旋回するサリエル達にエミールが吼える。たくましいエミールとは対照的に、ボブは不安気だ。まぁ、神機使いでもない人間がアラガミに遭遇すれば誰もがそうなるであろう……

 

「ヒバリさん、すぐに救援をお願いします!」

 

『はい! すぐに救援を送ります。そちらの状況は?』

 

「……パイロットが軽傷、エミールと私は大丈夫です」

 

『わかりました。1人も欠けることのないように』

 

通信の間、二体のサリエルはこちらの様子を伺っている。サリエルが呼び寄せたのか、ザイゴートも集まってきている。

 

「君達は撤退したまえ……ここは、僕が引き受けよう」

 

「っ‼︎ 無茶よエミールっ! あれだけの数を……」

 

「いいや……ここは僕に任せてほしい」

 

そう言ってエミールは神機を構える。こうなったエミールには、何を言っても無駄だ……

 

「……エミール、絶対迎えに行くから、死なないでよ‼︎」

 

「フッ……無論だ」

 

 

 

 

 

 

 

ザイゴートを薙ぎ倒しながら極東に向かって走る。ボブも必死に付いてくる。

 

前方から神機使いが走ってきた。ナナとカノンだ。

 

「あれ? エミールさんはいないんですか⁉︎」

 

「……単独で、踏みとどまっているわ」

 

2人が絶句する。ステラはボブをカノンに押しつけ、来た道を戻る。

 

「あっ、隊長‼︎」

 

急がないと……

 

 

 

 

 

 

「フハハっ‼︎ どうした⁉︎ 僕はここだぞ‼︎」

 

多数のレーザーやエアショットを華麗なステップとジャンプで避ける。新体操を彷彿とさせるその動きは、アラガミから見てもウザいようだ。

 

「とうっ!」

 

ザイゴートを踏み台にした二回転のアクセルジャンプ、そして華麗な着地。

キメッキメで動くエミールに一切攻撃が当たらず、完全に遊ばれている。エミールはさらに調子に乗る。

 

「騎士道は不滅‼︎」

 

周囲のザイゴートを次々と叩き落す。以前ウコンバサラ一体に苦戦していたとは思えない動きで圧倒していく。

痺れを切らしたのか、サリエルとザイゴートの群れがエミールを囲む。

 

「なっ⁉︎」

 

上空から毒をばら撒く。広範囲に霧が立ち込み、視界を遮る。

 

「毒とは卑怯な‼︎」

 

華麗な動きが徐々に鈍る。当然ながらその隙を逃すはずがない。

 

「だはっ……」

 

聴力の優れたザイゴートが猛スピードでエミールにぶつかる。衝撃で大きく吹き飛ばされる。毒の効果もあって、徐々に意識が遠のいていく……

 

 

 

 

 

 

「やあぁっ‼︎」

 

飛び上がってサリエルの首を掻っ斬る。柔らかい首筋が深々と裂かれ、力なく地面に落ちる。もう一体サリエルにブレードを突き刺す。胴体を貫かれ、あっけなく沈む。

首を裂かれたサリエルが残りのザイゴートを突進させる。尤も、突進してくるザイゴートは容易に斬殺されていくのだが……

ザイゴートを斬り払いながら一気に間合いを詰め、飛び上がって頭から突き刺す。

 

 

 

 

 

 

 

……心地よい声が聴こえる。僕が最期に聴きたかった声が……

 

エミールっ

 

ああ、いつ聴いても心地いい。まるで、天使のような……

 

「…………エミールっ!」

 

視界が戻る。その先にある碧色の瞳と目がa

 

「エミールっ‼︎」

 

「うぉっ‼︎」

 

はっとして起き上がっっ

 

「いたっ!」

 

「す、すまない……」

 

……急に起き上がったせいで額がぶつかる。

 

「エミール、大丈夫⁉︎」

 

「ああ……これは、君1人でやったのか?」

 

目の前にアラガミの死体が無惨に並ぶ。そこにいる全てが斬殺されていた。あまりに無惨な光景に思わずぞっとする……

 

「ええ、エミールっ、心配したんだからもうっ!」

 

「……また、君に助けられてしまったな。ありがとう」

 

「ううん、いいの……だけど、もうこんな無茶しちゃダメだよ?」

 

その優しい微笑みに癒される。なんて愛らしいんだ……

 

 

 

 

 

 

「あの……」

 

アナグラムに戻ると、ボブが真っ先に駆け寄ってきた。

 

「今日はご迷惑をおかけしました!」

 

「いや、気にすることはない」

 

「そうよ。また頑張ればいいの。私達だって、サポートがあるからこそ動けるのだから……」

 

憂鬱な表情が若干緩む。

 

「あっ、そういえば……お2人は恋仲だとか?」

 

「なっ⁉︎」

 

「むっ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか……寒気がした……いや、気のせいか?

 

「どーした? ギル、風邪か?」

 

「……いや、なんでもないです」

 

「んー、そうか……明日には極東戻っから、忘れモンないか確認しとけよー?」

 

「……了解っす」

 

 

 

 




オリキャラ説明(*・ω・)ノ
ボブ・ケッペル(19)
白人系
身長 195cm
2071年 フェンリルセントルイス支部入隊
2074年 フェンリル極東支部転属

神機使いの送り迎えを務めるヘリのパイロット。非常に謙虚で真面目な性格。操縦技術も高い。

こんな感じですかな? 今後出すかどうかは未定です


そろそろギルもメインで登場させようかな(´・ω・`) エミールとハルさんばっかですいませんm(_ _)m
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