GOD EATER2 ほのぼのアフターライフ   作:W-cat

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なんだかんだで30話ですね(*・ω・)ノ


Report30 シチュエーション

カウンターで晩酌をするハルさんと、ゆったりとコーヒーを飲むライル。

俺は2人の様子を一番端っこから伺う。何故かキグルミも一緒なのだが……

 

「どうだ? 極東は」

 

「そうですね〜…… やっぱり激戦区だなって感じます」

 

「だよなー。俺もいろんな支部渡ったんだけどさ、こんな毎日討伐に行く支部なんかここぐらいだもんな」

 

いつになく真剣な眼差しを向けるハルさん。別の意味で、だが……

 

「でもさー、極東ほど美しい場所は他にはないと思ってるんだ。四季の移ろいに咲き誇り散る花々…… 自然の美しさをここまで感じられる場所なんてそうそうないよ」

 

「……極東は四季が残ってる数少ない所ですからねー。本部はずっと冬ですし……」

 

「ああ、そうだったな…… 話が変わるが、世の中で最も美しいのって何だと思う?」

 

そろそろ例の方向に突っ走りそうだな。キグルミも何かを感じたのか雑誌からハルさんに顔を向ける。

 

「最も美しいものですかー…… ちょっと、思いつきませんね」

 

「そうかー…… なら俺が教えてやるよ。この世で最も美しいのは……」

 

♪ハルオミのテーマ♪

 

「『女性』だよ」

 

「………………はい⁉︎」

 

ハルさんの言葉に間抜けな声を出すライル。無理もない……

 

「特にここ極東の女性陣…… みんな美しいと思わないか?」

 

「はぁ……」

 

「ブラッドの隊長さんみたいながっしりタイプ、ナナちゃんの生脚もたまらんなぁ。あとカノンとかシエルみたいな感じもいいし、アリサちゃんみたいな眩しい娘も最高だよな‼︎ あと、オペレーターのフランちゃんみたいな大人の魅力、ヒバリちゃんの優しいお姉さんって感じも捨てがたい。んで、お前はどの娘が好みだ?」

 

「そっ! それはっ‼︎ その……」

 

ハルさんの質問に顔を紅くするライル。モテるくせに初心なのか?

と、キグルミが手をパタパタさせて何かを訴えてきた。

 

「なんだ?」

 

キグルミはホワイトボードを見せてきた。そこには……

 

『好きな人は誰?』

 

「ぼっ! おっ、お前にはかっ関係ねぇ」

 

落ち着け…… 冷静になれ。

 

『口は堅いから大丈夫』

 

「そういう問題じゃねぇ」

 

あんまり教えたくないんだ。恥ずかしいから……

 

「なんだぁ? 教えられねえのか? 俺は口は堅いほうだぜ? 本人には黙っとくぜ?」

 

「こっ、好みの女性とかはいません‼︎」

 

ライルが立ち上がって叫ぶ。手をぶんぶんとして必死に否定するが、顔は真っ赤だ。

声が裏返っているあたり、本当は誰かしらが気になっているのだろう。

 

「本当かー? まあもしよかったら、女の子を口説くテクの一つや二つでも教えてやるよ」

 

いや、ハルさんが教える以前にモテ体質みてぇだから意味ねぇだろ。

 

「そんな、でも口説くなんて……」

 

「大丈夫、自身は後からついてくるさ。今度俺が手本を見せてやるよ」

 

「はぁ……」

 

とりあえずその時は俺もついていこう。何か間違った方向に走らないためにも……

 

 

 

 

 

 

 

俺のコネを利用して合コンを開いてやったぜ。んま、合コンつってもただラウンジで雑談会するだけなんだがな。

 

「今度って言ったのに次の日じゃないですかぁ! は、話が違います‼︎」

 

「ハルさん……」

 

おーおー、男2人はなんか乗り気じゃないねー……

 

「今日はハルさんの奢りでしょ⁉︎」

 

「おぅ、じゃんじゃん食っていいからなー」

 

「やったーぁ‼︎」

 

ナナちゃん可愛いなぁ。早速ケーキを注文するあたりあれだが……

 

「どうだライ……」

 

コイツ、目の前のナナちゃんを見つめてやがる。もしかして、ナナちゃんが好みか?

 

「ハル、本当に全額出してもらって大丈夫なのですか?」

 

「ああ、大したことじゃない。シエルも好きなだけ食えよ?」

 

「いえ、私は結構です」

 

相変わらずカプチーノ好きだなぁ。そんでもって唇にクリームついてるあたり、可愛い。

 

ギルと隊長さんはお互いコーヒーを飲んでるな。2人して何も話さないのは些か問題な気もするんだけどなぁ…… まあ時々見つめあっては2人して顔を背けたりと、見ていてなんとも言えなくなる。

 

よし、ここはあれだ。

 

「席チェーンジ‼︎ 隊長さんとライルは席交代、それ以外はそのままな」

 

「ハルさん…… 何考えてるんすか?」

 

「何って、一石二鳥」

 

「一石二鳥?」

 

きょとんとする隊長さんと、顔を真っ赤にしたライルが席交代だ。これでライルとナナ、ギルと隊長さんが結ばれるかも知れない。

 

 

 

 

「どうしたの? ライルさん、お腹が空いたの?」

 

「いや、そういうわけでは……」

 

「顔紅いぞー」

 

「あ、紅くなってません‼︎」

 

すかさず茶化す。今のは突っ込みどころ満載だぜ。シエルもクスクスと笑っている。

 

「ねぇギル、ギルってどんな人がタイプなの?」

 

「えっ? いや、その……」

 

これには流石にだんまりか。"お前が好き" とか言うタイプじゃないもんな……

戸惑うギルは無視だ。顔の紅いライルに狙いを絞るか。

 

「ライル、なにちらちらナナちゃん見てんだよ?」

 

「えっ⁉︎ み、見てません‼︎」

 

「ケーキ欲しいの? だったらあげるぅ!」

 

「いや、そんな……」

 

「遠慮はノンノン! はい、あーんしてっ‼︎」

 

「………………⁉︎」

 

ときめく男の子にとってこれ以上にないシチュエーションだな。

シエルと隊長さんが微笑みながら見守る中、ライルはゆっくりと口を近づけ……

 

 

 

 

「どう‼︎ 美味しい⁉︎」

 

「は、はい‼︎」

 

裏返ってるぜ。声裏返ってるぜ‼︎

 

「ところでギル、どういう人が好みなのかしら?」

 

「……あの、えっと……」

 

「私、すっごく興味あるなぁ」

 

今日はぐいぐいといくな…… 酔ってんのか?

 

「俺は、その…… 大人っぽい落ち着きのある人が好みだ」

 

きっと隊長さんのことだな。付け加えるとしたら、まっすぐで危なっかしいとかかな?

 

「そう、なの……」

 

急に考え込む隊長さん、この真剣な眼差しというか、なんというか……考え込む姿も素敵だぜ‼︎

 

「ハルっ」

 

「ん?」

 

シエルの手元にはいつの間にかチョコケーキがあった。

 

「あーん」

 

「……⁉︎」

 

またこのパターンか⁉︎ 嬉しいねぇ。だが、今日の俺は動じないぜ‼︎

 

はくっ

 




30話記念ということで( ˘ω˘ )

ライル・ゴールドシュミット(20)
身長190cm

使用神機
ショートブレード(過冷却ナイフ)
アサルト(64型機関砲)
バックラー(剛貫通バックラー)

2071年 フェンリルアリゾナ支部入隊
2073年 本部転属

若きエースとして本部に引き抜かれてしまったお方。機動性を生かした強襲が得意な美男子。連携力も高く、周囲に応じて戦闘スタイルを変えたりする。


もっと書くことあるでしょ(´・ω・`) 多分……
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