GOD EATER2 ほのぼのアフターライフ   作:W-cat

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Report54 コウタと新たな仲間

任務終わりに支部長室に出頭せよとのことで、俺は来ている。夕飯食べた後でいけばよかった…… 腹減ったぜ。

 

「やぁコウタ君、いつも頑張っているかい?」

 

「はい、多分……」

 

相変わらず何を考えてるのか……

 

「エリナ君とエミール君、うまくやっているかい?」

 

「まあぼちぼちって感じっすよ。いつまで経っても仲良くなんねーし……」

 

俺にどうこうできるレベルじゃないんだよなぁ……

 

「戦果報告を見る限りでは着実に成長しているようだけどね。これは本人たちの努力もあるだろうけど、君の手腕も大きく影響してると思うよ。流石は第一部隊隊長だ」

 

「第一部隊は討伐班であって新人育成を目的とした部隊じゃないはずなんですが……」

 

「さて、そんな君に新たな任務だ」

 

聞いてないな…… やっぱりうちの支部はブラックなのか?

 

「明日ニューヨーク支部の新人2人がうちに研修に来るんだ。その面倒を見てもらいたい」

 

「は⁉︎」

 

いやいや急すぎるでしょ⁉︎

それに一度に4人なんて…… 俺死ぬんじゃない?

 

「もう確定したことだから、君に拒否権はないよー」

 

「………」

 

極東支部は安定のブラックです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「実は、かくかくしかじかで……」

 

「ほう……」

 

「新人さんねー……」

 

さっそくこの件を報告してみた。意外にも2人とも真面目に聞いている。いつものようないざこざが起こらない。

 

「研修ってどれくらいなんですか?」

 

「一月ほどかな? 」

 

「なるほど、ならば僕も負けていられないな!」

 

「そうよね…… 私たちもまだまだだけど、新人に負けてられないわ‼︎」

 

「お、おう……」

 

なんだ? この感じ…… スポ根アニメみたいな気合いの入り用だな……

 

「しかし隊長、4人の育成はどのようにするのだ? いくらなんでも、新人4人の教練は難しいだろう……」

 

そこなんだよなぁ……

 

「まだ考えてないんだ。なんかいい方法ないか?」

 

「先輩を頼るというのは? 5年目のベテランさんですから、そのあたりの手腕には優れているはずです。うまくいけばブラッドアーツも……」

 

「俺も真っ先にそれ思いついたんだ。ところがぎっちょん、昨日神機を大破させちゃったらしくて、しばらく出れないんだ……」

 

「あらま……」

 

本人曰く、考え事をしてただのなんだの?

 

「じゃあ、シエルさんは?」

 

「あの娘は結構スパルタっぽくない? 俺の偏見なんだけどさ」

 

「ギルさん……はダメかー」

 

あぁ、クレイドルも遠征で当面帰ってこないし…… ハルさんはナンパばっかで育成なんてしてくれなさそうだし……

ん? エミールが頭を抱えてるなぁ……

 

「エミールどうした?」

 

「……すまない、どうすればいいかさっぱりわからない」

 

「そっかぁ……」

 

真剣に考えてくれただけでありがたいや。

 

「まぁ、明日来るわけだし…… その時考えよう」

 

「明日なんですか⁉︎ だったらなおさら……」

 

「大丈夫だって! 案外なるようになりそうだし」

 

「……だといいんだけど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日の任務終わり、エントランスで例の研修生2人を連れた博士と鉢合わせた。

 

「やぁ君たち、紹介しよう。ニューヨーク支部から来たラモス君とジャッキー君だ」

 

「は、はじっはじめまして、ラモス・デービスですっ‼︎」

 

噛んでる……

 

「ラモス、しっかりしなよ? あたしはジャッキー・エルズベリー、よろしくね」

 

なんか対極的だなぁ。

 

「俺は極東支部第一部隊、隊長の藤木コウタだ。よろしく‼︎」

 

「私はエリナ、エリナ・デア=フォーゲルヴァイデです」

 

「僕はエミール、エミール・フォン=シュトラスブルクだ‼︎」

 

「コウタ君、2人の事、よろしく頼むよ」

 

そういって博士はエレベーターに乗って行った。もう現場任せなのだろう……

とはいえ2人ともぱっと見は普通にいそうなタイプだな。これなら案外楽に……

 

「早速だが君たち、紅茶を飲まないか?」

 

「は?」

 

エミール…… 早速紅茶かぁ。

 

「長旅で疲れただろう」

 

「いえ、お気遣いなく!」

 

「僕も結構です」

 

「エミールうるさいっ‼︎」

 

「遠慮はいらない。レモンとミルク、どちらが好みだい?」

 

「だからいらないですよ!」

 

「なるほど、ストレートだな。すぐに用意しよう‼︎」

 

エミールはラウンジの方に向かってった。

全く…… ど天然にも程があるぜ。

 

「何あいつ、むっちゃウザいんですけど……」

 

「ですよね‼︎ いつもあんな感じなんですよ‼︎」

 

早くも部隊間に不穏な空気が流れている気がする。

ダメだ、もう終わりかもしれない……

 

「あっ、コウタさん‼︎ あれ? この人たちは?」

 

サンタのように大きな袋を担いだナナがエレベーターから出てきた。

 

「おう、ナナか。この人たちは研修で来てるんだ。ラモスにジャッキーだ」

 

「へぇ、新人さんかぁ‼︎ 私は香月ナナ、よろしくね‼︎」

 

「よろしく」

 

「よっ、よろっ! よろしくです‼︎」

 

ラモス顔真っ赤にして目を背いてやがるぜ。まあいきなりこんな全身凶器見たんじゃあなぁ……

 

「2人とも、お近づきの印に……」

 

例のアレを出す。

 

「はい‼︎ おでんパン‼︎」

 

「…………」

 

「………」

 

2人とも絶句している。無理もない、こんなわけのわからないものを突きつけられてるんだから……

 

「ささ、どうぞ‼︎」

 

「お、おう……」

 

「は、はい……」

 

「私今から任務だから、またねー‼︎」

 

おでんパンを渡したナナは嬉しそうに出撃ゲートに向かう。

 

「残したら、あとで怒るからねー‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

「なんなのこの支部、あれが本当に極東支部の神機使いなんですか?」

 

来て早々出会うべき人間に会ってないんだから仕方ない気もする。よりにもよってキャラの濃い奴らにあったもんな。

 

「ナナさんは、ああ見えていい人なんです」

 

「本当に? ってちょっと、さっきから何ニヤニヤしてんのよ?」

 

「い、いやさあ、さっきの娘……かわいいな〜なんて……」

 

「はぁ⁉︎ バッカじゃないの⁉︎」

 

「………」

 

エミールとエリナ、ラモスとジャッキー……

似たようなそうでないような……

 




ただでさえ尽きかけていたネタが本格的にー\(°Д° )/

慢性的なネタ切れなっしー( ˘ω˘ )
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