フロンタルに憑依した苦労人転生者のガンダムSEED   作:鉄血

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プロフィール オリ主の戦闘について

オリ主は生身の戦闘では自分の癖、力、技量など自分の力量は全て熟知しており、武器の扱いに関しても彼の手にしたものは手術用のメスを扱うように繊細のこと。

身体能力に関してフロンタルの身体は全盛期のものよりかなり劣化しているものの、音速程度の速度ならその動体視力と戦闘経験によって対応出来る。

何故その速度に対応出来るのかというと、テラ時代、同じアビサルハンターであるグレイディーアが地上で音速以上の速度で移動出来る事からそれに合わせる為、自身の身体にその速さを覚えさせたのこと。
なお、海の中だとグレイディーアはもっと速い。


第百九話

「キャスバル・レム・ダイクン・・・はい、本人ですね。ご協力ありがとうございます」

 

ザフト駐屯地の関所にてクルーゼの車を運転するフロンタルは自身の身分証であるIDを関所の人間に見せていた。

 

「問題ない。だが最近、随分と管理が厳しくなったな。前はもっと楽に行き来出来たというのに」

 

そう言うキャスバルに関所にいた男は笑う。

 

「フル・フロンタルがプラントから逃げてから一気に厳しくなったよ。あの人には俺も期待はしていたんだがなぁ」

 

「逃げた?やはりあの話は本当なのか?」

 

そう返すキャスバルに男は肩を竦める。

 

「さぁな。ただ、前々からザラ派とは仲が悪かった人みたいだし、暗殺されたんじゃあっていう話さ。パトリック・ザラが議長になってからはもう何もかもが滅茶苦茶だよ」

 

「パトリック・ザラの評判は私も聞いた事がある。プラントやザフト内では随分と不評みたいだな」

 

「まあ、スピットブレイクであれだけの大失態をしておめおめと地球から撤退したからそれの評判も相まって、な。フロンタルがザフトの最高司令官だったらこんな事にはなってなかっただろうって話も上がっているくらいだしよ」

 

「そうだったのか。それは初めて聞いた」

 

適度に相槌を打ちながらキャスバルは話を聞く。

 

「おかげで今じゃプラントのあちこちでデモが起きてる。アンタも巻き込まれないように気をつけろよ?」

 

「忠告、感謝する」

 

「そっちの若いお嬢さんも気をつけてな」

 

「・・・・・」

 

コクンと小さく頷くエムに関所の番人は苦笑する。

 

「ではな。また来るときがあるかもしれん」

 

「ああ。その時はまたよろしくな」

 

短い別れの挨拶を交わし、キャスバルは関所を潜る。

そして関所が見えなくなる所まで進むと、後ろの荷物に向けてキャスバルは声をかけた。

 

「もう出てきてもいいぞ。アスラン君」

 

その言葉と同時───後ろに山積みとなった荷物の中からアスランが顔を出す。

 

「本当に通れるだなんて・・・」

 

そう言うアスランにキャスバルは言った。

 

「まだまだ警備が甘い証拠だ。普通なら山積みとなった荷物の中身も調べるだろうに」

 

ザル警備で助かったと言わんばかりにキャスバルは笑う。

 

「これで街へと向かう事は出来る。だが、その前に君達二人の服装を何とかしなければな」

 

流石に街中でザフトの軍服は目立ち過ぎる。

 

「近くに服屋があった筈だ。そこで軽く見繕って行こう」

 

そう言いながらニュースの情報を耳に入れるキャスバルにエムが言った。

 

「質問。隊長は服を替えないのですか?」

 

「私か?着替える必要があるかね?」

 

そう言うキャスバルだったが、今のキャスバルの格好はクルーゼの艦にいた整備士の服を一着をパクったものである。

エムに同じくパクった黄色いヘルメットと作業道具を持たせれば、整備の仕事から帰る途中の二人にしか見えない。

 

「提案。街の中では目立ちます。隊長も着替えた方がいいと私は提案します」

 

そう言うエムにキャスバルは───

 

「それもそうか。なら、私も服を買うとしよう」

 

そう言って一同は服を買いに行った。

 

 

◇◇◇◇

 

 

変装用の服を買いに来たフロンタル達だったが、フロンタルは今危機的状況に陥っていた。

 

「請願。隊長、服を選んでください」

 

そう言ってエムは試着室の扉を開けた。

それも下着姿で。

この場にアスランがいなくて正解だった・・・

 

「・・・先に服を着ろ。話はそれからだ」

 

良くあの時、私は冷静にいられたなと思う。

服越しでも分かってはいたが・・・出るとこは出ていたとだけ言っておく。

 

いやー焦ったわ。一瞬思考停止したけど、すぐにウルピアヌスとして切り替えたから何とかなった。

こういう時便利だよね。人格とかコピー出来るの。冷静な判断が直ぐ様に出来るからさ。

エムの服をさっさと選んだフロンタルは服屋の外でアスランと合流する。

 

「追跡はいたかね?」

 

フロンタルの問いにアスランは答えた。

 

「それらしき人は三人ほど」

 

「なるほど・・・少し席を外す。エムが来たら伝えておいてくれ」

 

「何処に、行くつもりなんです?」

 

分かりきった答えを聞くアスランにフロンタルは言った。

 

「───"狩り“だ。役に立つ情報を奴等から吐かせてやる」

 

そうフロンタルが言う。

アスランは瞬きをした瞬間、先ほどまでそこにいた筈のフロンタルの姿は何処にもなかった。

 

「えっ?」

 

一瞬───瞬きをしただけで姿がなくなったフロンタルにアスランは辺りを見渡すが何処にもいない。

そんなアスランに後ろから声がかけられた。

 

「呼掛。お待たせしました」

 

振り返るとそこにエムが立っていた。

 

 

【挿絵表示】

 

 

アスランはエムのその姿に一瞬、見惚れてしまった。

青いノースリーブのセーターにジーンズ、そしてスニーカーという動きやすい格好だったが、彼女自身の容姿も相まって身体のラインが細く見える。

その場で動けないアスランにエムは言った。

 

「質問。隊長はどこでしょうか?」

 

彼女の問いにアスランはハッと我に返る。

 

「フロ、いやキャスバルは今、狩りだと言って───」

 

「今戻った」

 

何処かへ行ってしまったと言おうとした瞬間、彼は戻っていた。

 

「有益な情報は何も得られなかった。だが、他にも何人か追跡者はいるようだ。気を引き締めていくぞ」

 

人が変わったかのように話すフロンタルにアスランは困惑を禁じ得ない。

だが、そんなアスランにエムは言った。

 

「追従。行きましょう」

 

「あ、ああ・・・」

 

その言葉にアスランはそう答えるしかなかった。




ガンダム デルタカイ

トリトマがDESTINY編前半から半ばまで乗る可変モビルスーツ。
ナイトロシステムが搭載されているが、ぶっちゃけトリトマには効果がない。
ただ他の人間は別らしく、一部の人間は廃人直前までいった様子。


フロンタルさん達に闇に堕ちろ!をしたらどうなるの?

キラ 割と効く

アスラン 例のアレで対抗する

シン 何も考えていないのか! もしくは守護霊の誰かしらがでてくる

トリトマ 心が読める?厄介ですね!と言いながらも落とす。

なお、トリトマのメンタルによって変化

エム 割と効く

フロンタル (シャア及びフロンタルの亡霊がいる場合)
小説版フロンタルが出てきて呑み込んでくる


フロンタル(オリ主だけの場合)
アコード全員が発狂する(強制ファンブル)

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