フロンタルに憑依した苦労人転生者のガンダムSEED   作:鉄血

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第百十一話

街中で情報を集めるフロンタルのポケットの中から振動が鳴り響く。

 

「誰だ?」

 

ポケットの中から携帯を取り出して名前を確認した。

 

「・・・デュランダル?」

 

予想外からの人物にフロンタルは目を丸くする。

アイツから電話を寄越してくるなんて何かあったのか?

そう思いながらも、フロンタルは通話を入れる。

 

「デュランダルか?こんな時にどうした?」

 

そう通話を入れると向こうから自身と同じ声が聞こえてきた。

 

『どうしたもこうしたもないぞ。クルーゼから話を聞いた。セプテンベルと向かう手段を探しているとな。それで今、私はチケット売り場にいるが何枚必要なんだ?』

 

「なに?」

 

えっ?アイツ今、宇宙港にいんの?マジで?

どうやらクルーゼが気を利かしてデュランダルに現状の話をしたようだ。余計なお節介だと言いたい所だが、今はナイスだ。

 

「必要な枚数は三枚あればいい。チケット代はまたあった時に払わせてもらう。それよりもデュランダル、聞きたいことがある」

 

『なんだ?』

 

そう返事をするデュランダルにフロンタルは言った。

「そちらに何人、武装した人間がいる?」

 

その言葉にデュランダルは沈黙する。そして少しした後、返事が返ってきた。

 

『少し待て』

 

そう言って通話が切られた。

 

「さて・・・こちらももう少し情報を聞き出すとしよう」

 

 

◇◇◇◇

 

 

「全く・・・面倒な事に巻き込まれているな。あの男は」

 

デュランダルはそう呟いた後、宇宙港のロビーを見渡す。

フロンタルが知りたい情報は武装した人間だと言っていた。

だが、本当に聞きたい情報はザラ派の人間がどれほどいるかだ。

今のフロンタルは指名手配犯だ。武装した人間との対面はヤツも出来るだけしたくはないのだろうと理解は出来る。

とはいえ、だ。

この広いロビーで武装した人間・・・ザフトの制服を着ている人物は七人ほど。

この広いロビーで七人という事は他の場所にもいるだろう。

そう考えながらデュランダルは再びフロンタルに連絡を入れた。

 

 

◇◇◇◇

 

 

プルルル───と再び携帯が鳴り響く。

 

「私だ」

 

そう答えるフロンタルにデュランダルは電話越しで言う。

 

『私が確認した範囲ではロビーに七人はいる。が、まだ他にもいるだろう。後は人が多い東側の出入り口はザフトの人間はいなかった。入るなら西側ではなく、東側の出入り口を使うといいだろう』

 

「そうか・・・すまないな」

 

自身の危険を顧みずに自分が欲しい情報を纏めてくれたデュランダルには感謝しかない。

そう思っていると、デュランダルが口を開いた。

 

『ところで聞きたいことがあるのだが・・・』

 

「どうした?」

 

そういうフロンタルにデュランダルは言った。

 

『さっきから男の悲鳴がそちらから聞こえるのだが、この悲鳴はなんだ?』

 

「ん?ああ・・・その事か」

 

フロンタルは一拍開けてからその問いに答えた。

「私達を追ってきた敵を宦官にしていた」

 

『えっ・・・・』

 

若干困惑の声を上げているデュランダルにフロンタルは言った。

 

「後で何時ものバーで会おう。ではな」

 

『あ、ああ・・・』

 

そう言ってフロンタルは電話を切る。

そして地面に蹲りながら転がっている男に言った。

 

「君にはもう用はない。もうこれに懲りたのなら私達を追うのは辞めるといい」

 

返事はない。どうやら気絶しているようだ。

つか、お前何したんだよ?コイツ洩らしながら気絶してるけど

 

エムがうっかり指揮官らしい男の股に散弾ぶち込んで殺しちまったせいで仕方なく副リーダーぽい奴の急所を蹴り続けて情報を吐かせてた。

 

 

同じ男として容赦とかないのか!?聞いてて相手が可哀想に思えてきたぞ!

 

 

敵になった味方にかける容赦はないね!ヤーナムでも常識!




もし、フロンタルさんとトリトマちゃんがジークアクスに来たらどうなるの?

A.出るタイミング次第ではアムロの枠がトリトマになって無双し始めるようになる
しかもフロンタルさんの言う事を聞くからどう動くかが分からない

フロンタルさんはその見た目のせいでパチモン扱いされる

まあ、パチモンだけれども

つまり、正史よりも酷くなる可能性が大


【挿絵表示】


久しぶりのトリトマちゃん
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