フロンタルに憑依した苦労人転生者のガンダムSEED 作:鉄血
フロンタルさんが行きたくない世界
ニーアシリーズ、 fate、夜廻り
夜廻りに関してはフロンタルに特攻が入ります
主に山ノ神が天敵だから
地球軍艦隊とエターナル、アークエンジェル、クサナギ、ムサカを含めた四隻は“ボアズ“を目指しながら各艦からモビルスーツ、モビルアーマーが飛び立っていく。
“ムサカ“の艦橋でその様子をとらえたエルが口を開いた。
「両軍、戦闘を開始しました」
戦闘宙域より少し後ろを航行しているムサカから遠くに飛び交うビームの光条と、時折起こる爆発が美しいイルミネーションにも似て見える。が、その一瞬の光はそのもとで確実に命が消えていっているのだ。
「本艦はこれより戦闘宙域へと入ります。これから体験する戦闘は今までのゲリラ戦とは違い、大規模な正面からの戦闘です。気を抜かないようお願いします」
「ウイッス!」
キャプテンの言葉に操舵士の男がそう返事をする。
「全速前進!ザフトの連携をまずは崩しにかかります!その後、先行したトリトマさんとキラさんを援護してください!モビルスーツ隊、発進!」
ムサカからギラ・ズール三機とゲイツ一機、ジンが二機出撃していった。
死地へと向かう彼等を見てキャプテンは思う。
必ず生きて帰ってきて下さいと。
◇◇◇◇
「十八!」
一機のジンが熱線にコクピットを貫かれ、派手に爆発する。
「十九!」
背を向けていたシグーをビームサーベルで不意討ち気味に切り裂き、撃墜する。
「二十!」
ゲイツが持つビームライフルから放たれた熱線を必要最低限の動きと、スラスター噴射で回避をしながら反撃のビームライフルで撃ち落とす。
戦闘開始から僅か数分。
トリトマは二十機目となるモビルスーツを撃破し、戦場を凄まじい速さで駆け抜けていく。
『待ってください!トリトマさん!』
『おい待て!先行しすぎだ!』
キラとムウを置き去りにたった一機で先へ先へと進んでいく。
「・・・!」
とその時、トリトマは自身に向けられた強烈な殺気を感じとった。
『嬢ちゃん!気をつけろ!クルーゼがくる!』
ムウがそう言い切る前に後ろへとスラスターを噴射し、戦線を下げたその瞬間、先ほどまで彼女がいた場所にビームの雨が降り注いだ。
「なんでやがりますか!」
見たことのないそのビーム量にトリトマは思わずそう呟く。
そしてそんな彼女に通信が入る。
『悪いがフロンタルから君と遊んでやれと言われてな。ここから先は通さんよ』
そこには見たことのないモビルスーツが宙を浮いていた。
巨大なバックパックを背負い、鋭利なフォルムとフリーダムやジャスティスと同様のツインアイを持った特徴的な機体だった。
『クルーゼ!こんな時になんのつもりだ!』
そう叫ぶムウにクルーゼは答えた。
『何のつもりも何も私は元々こちら側だ。奴の思想には同意するがまずは貴様との因縁もここで終わらせるとも!』
その言葉を皮切りにプロヴィデンスのバックパックからナニカが放出される。
『なんだ!?』
『ムウさん!下がってください!』
「・・・!”ファンネル"でやがりますか!」
一番最初に動いたのはトリトマだった。それに続き、キラ、ムウも反射的に動く。
そして彼等がいた空間に一条のビーム群がなぎ払われた。
『さあ!ここで決着をつけようか!ムウ!』
おまけ
「隊長!隊長!」
「どうした?トリトマ」
「前に海に行った時、隊長は一度も水着になりませんでしたよね?それって何故です?」
「疑問。気になっていました。今もそうですがまるで素肌を晒す事に抵抗を持っているような感じがします」
あー・・・まあ、ねぇ?
強化手術を自身の身で実験体にしてたから俺の身体、腕以外は手術跡だらけだし。
「それ相応の事情があるとだけ言っておこう」
「むー・・・」
「懐疑。気になります」
知ったらもうやるなって言うじゃん。
知らない方が良いこともある。それでいいんだよ。