フロンタルに憑依した苦労人転生者のガンダムSEED   作:鉄血

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SEED DESTINY編に突入!
なお、本編は原作とは大きくかけ離れますのでよろしくお願いします!

おまけ

フロンタルさんにいたずらをしてみてください

デュランダル「こう言うのはな、トリトマ君。奴に書類を纏めて送ってやればいいのだよ」

クルーゼ「地味な嫌がらせだな。もっと派手にしないのかね?」

トリトマ「それは私にやられても嫌ですからね!というかそんな事をすれば私もやり返されるじゃねーですか!」

エル「まあまあ。隊長ってトリトマちゃんや部下には甘いところあるから許してもらえるかもよ?」


後日

フロンタル「・・・・少し灸をすえねばならんか」


SEED DESTINY編
第一話


オレンジ色の炎が黒煙を上げながら格納庫の中を覆い尽くしていく。

そこには二人の人がいた。

一人はモビルスーツのコクピットに座り、もう一人は血で塗れた腹部を押さえながらコクピットの座席に座る少女に言った。

 

「隊長は・・・始めからこうなる事を分かっていました。この世界は破滅に向かっていることを。そして隊長は自分自身を不穏分子だと言っていましたが・・・隊長がどのような思いで言ったのか今、やっと理解する事が出来ました」

 

「・・・キャプテンさん!もうそれ以上、喋らねーでください!血が!」

 

涙で濡れる彼女の瞳が彼の顔を映し出す。

ああ、酷い顔だ。彼女を泣かせてしまうだなんて”親”として失格にも程がある。

 

「・・・キャプテンさん?何処に行くんですか・・・?」

 

「・・・最後の一仕事、ですかね」

 

キャプテンはそう言いながらコクピットの外へと出る。

自分にはまだやるべき事がある。それを果たさなければ。

 

「外に出たらガランシェールが待っています。その機体と共にエムさん達と一緒に逃げてください。アテはないかもしれませんが、もし貴方が隊長を止めたいと思うのなら・・・ラクスさん達のもとへ行ってください。力になってくれる筈です」

 

「待ってください!なら私もッ!」

 

そう叫ぶ彼女にキャプテンは首を横に振る。

 

「駄目ですよ。貴方には貴方の役目がありますから。隊長を・・・よろしくお願いします」

 

「キャプテンさんッ!キャプテンさんッ!」

 

彼女の叫びはモビルスーツのコクピットハッチに遮られ、それから先の言葉は聞こえることはなかった。

ああ、これでいい。

あの子達の親として最低かもしれない。───あの時、貴女を事故に巻き込んでしまった時、私の胸には後悔しかなかった。

そして再び貴女が私の前に姿を現した時、内心ではもの凄く驚いたんですよ。もう目を覚ますことはないだろうと宣告されたあの子が私の前で恥ずかしそうに姿を見て、どれだけ嬉しかったことか。

 

だからもう一度だけ、私に父親としてのチャンスをください。

父親として───娘を守る為のチャンスを。

 

許してほしいとは思わない。

けれど───叶うならもう一度だけ・・・貴女に親として接したかった。

 

 

フロンタル隊長。───どうかあの子を───

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

宇宙港には多くの人で賑わっていた。

シャトルから降り立ったフロンタルは自身の一歩後ろに立つトリトマに言った。

 

「・・・トリトマ。新型艦の進水式くらいはきっちりと制服を着たらどうだ?嫌なのは分からんでもないが、せめて式典が終わるまではちゃんとしたまえ」

 

そう言うフロンタルに対し、トリトマは言う。

 

「そうは言いますけど隊長!この制服、なんというか・・・その・・・胸元がちょっとキツくてですね?」

 

ああー・・・確かにトリトマって結構デカイもんな・・・

少し恥ずかしそうにするトリトマにフロンタルは制服越しでもハッキリと分かるその凹凸部分を仮面越しに見据える。

年相応以上に大きいソレは支給された制服を圧迫し、ちょっと苦しそうだ。

 

「・・・式典が終わったら大きめのサイズを頼んでみよう。後で制服のサイズを書きなさい」

 

「・・・はい」

 

そう言ってフロンタルは辺りを見渡す。

ここ”アーモリーワン”は先の大戦後、工業用に建設されたプラントで、内部には大規模な軍事工廠も存在する。

此処では軍事工廠の他にも大西洋連邦や赤道連合といった同盟国に向けて輸出する部品も生産されており、プラント技術の交易の要になっている。

今日はそこで同盟国である大西洋連邦と赤道連合、そして中立国家であるオーブの高官達を招き入れた大規模な進水式をしようというのだ。

 

「あれが新型艦・・・大きい船でやがりますね」

 

「同意。私達の所にもあれくらいの船を回して欲しいです」

 

「回してやりたいのは山々だが、予算がない」

 

お前等の乗る《ガランシェール》は俺のポケットマネーなんだぞ?

まあ、旗艦で新造した《レウルーラ》は宇宙しか使えない都合上、プラント周辺の警備艦として使っている訳だが。

 

「さて、もうすぐデュランダルもつく頃合いだ。私達も向かうぞ」

 

「了解です!」

 

「了承」

 

二人は頷いてフロンタルと共に新型艦”ミネルバ"のもとへと足を進めるのだった。




シナンジュ


【挿絵表示】


おまけpart2

デュランダル達にいたずらをしてみてください。

トリトマ「美味しいですこの魚!ちょっと脂がクドイですけれど・・・」

エル「食べられないことはないねー。白身魚っぽいけど何の魚なのかな?」

デュランダル「・・・フロンタル。これは何の魚だ?」

フロンタル「バラムツだが」
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