フロンタルに憑依した苦労人転生者のガンダムSEED   作:鉄血

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明けましておめでとうございます!今年もこの作品を投稿していきますのでよろしくお願いします!


第十四話

「こいつ・・・!!」

 

ステラはサーベルを構えたまま、自分に目掛けてタックルをしてきた目の前のザクに苛立ちの様子を隠さないで睨みつける。

そんな敵意を隠さない彼女に対し、エムの方はというと此方は此方で問題だった。

 

「まさか・・・貴女でしたか。エムさん」

 

『挨拶。お久しぶりです。クラディアさん』

 

明らかに不機嫌な様子であるクラディアに対し、自身のペースで会話をするエム。

明らかに彼女等の仲は良くないと思う場面だが、だからと今は戦闘中。ここでいざこざを起こすほど彼女達は馬鹿ではない。

 

「貴女には”お姉ちゃん”に対して色々と言いたい事はありますが・・・今は目の前の事を解決するのが優先です」

 

そう言ってクラディアは自分のザクに装備されたトマホークの一本をエムに渡す。

 

『感謝。ちょうど武器が無くなったので困っていた所です』

 

貴女ならそこらのジンや他のモビルスーツの武装を拾って活用するだろうに。

困っていた素振りを見せることなく武器を受け取るエムにクラディアはそう思ったが、その言葉を口にすることなく前を見る。

状況としては数の有利はこちら側にある。が、相手の機体はロールアウト直前だった最新鋭機だ。

それに物理攻撃主体のジンやディンではフェイズシフト装甲を持つあの三機相手では数合わせにもならないだろう。

 

(・・・此方は近接武器しか持たないザクと近接特化装備の私だけ・・・)

 

周囲やコロニーになるべく被害を与えない様に戦うのであれば近接戦で仕留めるしかないが、向こうの方はそんな制約はない。

圧倒的不利なこの状況にクラディアは唇を噛みしめる。

と、その時だった。

 

お互いに警戒して棒立ちになっていたカオスの背中に何処からともなく飛翔してきたミサイルが直撃した。

 

「ミサイル?いったい誰が?」

 

クラディアがそう言ったのと同時、カオスの横を一機の戦闘機が通り過ぎ、上空へと舞い上がる。

それに遅れるようにして"あるユニット"がその戦闘機に追いついた。

戦闘機の機首がくるりと回転し、翼端とともに機体下部に折りたたまれる。そして同一軸上に並んだユニットがそれぞれ変形し、その戦闘機に吸い込まれるように接近し、ドッキングする。

 

『驚嘆。合体しました』

 

その様子を見ていたエムはそう口にするが、声音からしてそこまで驚いた様子には見えない。

だが、そんな彼等を余所にそのドッキングは次の段階へと入っていた。

後方のユニット下部がスライドして両足となり、前方に合体したユニットは突端から四本角が生えた頭部が現れた。

最後に"シルエットフライヤー"と呼ばれる無人機が運んできたユニットをパージし、それが背面に装着される。

それはただの戦闘機ではなかった。

自分達が乗る母艦"ミネルバ“の専用モビルスーツ。

 

ZGMF─X56S"インパルス“──それがあの機体の名だ。

 

インパルスは一振りの刃渡りが十数メートルにも及ぶ巨大なレーザー対艦刀───"エクスカリバー“を柄の部分で連結させ、大きく頭上で振りかぶった。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

『何でこんなこと・・・』

 

カオス、ガイア、アビス。ともに同系統の機体を前に、インパルスのパイロット──シン・アスカは憎しみを込めて叫ぶ。

 

 

 

「まだ戦争がしたいのか!?あんたたちはっ!」

 




おまけ

揚げ物の数1d100

フロンタル「新年早々で悪いが早速私はキチゲを開放するッ!」

トリトマ「止めてください!隊長!もう此処にいる皆さんはこりごりなんですよッ!」

フロンタル「止めても無駄だ!これから私はサイコロを振る!そしてその数字の人物には百面ダイスを振ってもらい、私とクライン嬢が作った揚げ物をその数分食べてもらう!運命のぉぉぉダイスローォォォル!」

1、4 ←※実際に作者が振りました

1 キラ

2アスラン

3シン

4トリトマ

5エム

6エル


キラ「僕達ですか!?」

トリトマ「私達ですか!?」

フロンタル「さあ、振れ!この百面ダイスを!」

キラ「低い数字でありますようにっ」

トリトマ「・・・!ものすごく嫌な予感が・・・」キュピーン (ニュータイプのあの音)

サイコロを振り

キラ 82

トリトマ 97 ファンブル ※二人分しっかりと振りました

キラ、トリトマ「──────」


あの後、二人は揚げ物を見るのが当分嫌になりました
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