フロンタルに憑依した苦労人転生者のガンダムSEED 作:鉄血
「トリトマ、エム。艦に戻る前に一つデュランダルと話しておかなければならない事があった。少し寄っても構わないかね?」
「それは構わねーでやがりますが・・・」
「質問。なんの話でしょうか?」
二人の質問にフロンタルは言った。
「カガリ嬢の今後について、だ。一応の立場上、彼女はプラントと対談の為に来たオーブの代表だ。先の戦闘で疲弊し、アーモリーワンに一度帰還することになったこの艦に乗せたまま放置しておく訳にもいくまい」
流石に二国家の元首を乗せたまま、追撃は馬鹿でも・・・いや、この世界ならしかねん。
それ、お前が言える立場か?
ほ、ほら、私がいなかったら今回は被害が更に広がっていたから
すっげえ言い訳だなあ、オイ。
「まあ、そうでやがりますが・・・つまりあの人をどうしやがるつもりなんです?」
「我々が彼女達をオーブに送り届ける。とはいえ、だ。オーブは一度、我々袖付きと一悶着あった国だ。直接向かえばまた面倒事になりかねない。だから一度、ダーウィン基地かトリントン基地を経由する遠回りなルートにはなるがね」
その話を聞いてトリトマは少し懐かしむように遠い目をする。
「トリントンですかあ・・・・・・迷子事件がありましたね」
「迷子事件?なんだそれは?」
そんな話聞いてないんですけど?と言わんばかりにフロンタルは思わずそう聞き返してしまう。
「説明。去年、トリントン基地で待機していた際、基地周辺の住民からモビルスーツが徘徊していると連絡が私達に入りました」
「そうなんですよ。で、その時は暇だったので捜索していたら、両手が変な形をしたモビルスーツが街の復興区域で復興作業してまして」
「尋問をした所、迷子になっていたそうですが、街の人達と一緒に復興区域の瓦礫撤去を手伝っていたとそのパイロットが言っていました」
なあ、それってもしかしてグフ重───
言わないで。話を面倒くさい方向にしないで。もし、それが本当にあの迷子だったら面倒くさい事になるから。
やだよ?異世界迷子グフ重装型なんて。
どっから迷い込んできた?ってツッコミも何もかもが追いつかなくなるから!
フロンタルは若干顔を引き攣らせながらも言った。
「それで?そのパイロットとモビルスーツはどうなった?」
「トリントン基地の場所を教えてあげたら喜んでいたんですけれど・・・そう言えばあの後、一回も見てねーですね?」
「疑問。どうなったのでしょうか?」
多分元の世界に帰ったんじゃないかなー?というか、そうであって欲しい。
おまけ
フロンタルさんの昔の同僚ってどんな人?
フロンタルさん「グレイディーアの事か?彼女は一言で表すならエーギル人の代表例だ。傲慢でそれでいて優秀な人間だった。彼女がキラ君を見ても劣等種の中でも優秀な方程度しか認識されないだろうな」
フロンタルさん のプロフィール
年齢 32 歳 DESTINY時代
戦闘経験 四十年以上 転生分含め
物理耐久 卓越
戦闘技量 卓越
戦場機動 優秀
精神耐性 ■■
作戦戦術 優秀
異能適正 欠落