フロンタルに憑依した苦労人転生者のガンダムSEED   作:鉄血

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プロフィール ジェノ・グリムバートン

旧フロンタル隊の操舵士にして今はレオントッツォ隊の操舵士をしている。
通称挫折王(笑)と言われているようであのアークエンジェルの操舵士を名前も知らない癖にライバル視している。

まあ、あのノイマンの化け物じみた操舵技術を見ては挫折し、俺にも出来らぁ!と立ち上がっているそうだが。


フロンタルさんから一言。

ノイマンに勝とうとするのはやめておけ







第五十話

「・・・平和っすねー」

 

「平和だねー」

 

ガランシェールの艦橋、操舵士であるジェノ・グリムバートンとエルはボーッとした様子で遠くに見える地球を眺めていた。

気の抜けているように見える二人だが、何時でも対応出来るように常にどちらかがモニターやレーダーを監視していた。

 

「しっかし、トリトマちゃんもいつ隊長に告白するつもりなんすかね?なんやかんやしてもう二年すよ」

 

「ほら、トリトマちゃんああ見えて結構奥の手だし。よっぽどの事がない限り、自分から告白・・・出来るのかな?あの子」

 

「先にエムちゃんに取られそうっすけど」

 

「でもあの二人は分け合うつもりみたいよ?なんだかんだ二人とも仲良いし」

 

「え?ハーレムにでもするつもりなんすか?あの二人?」

 

「んー・・・どっちかで言うと二人はお互い仲が良いからまあいっかな状態だと思う。特にトリトマちゃんは目移りとか絶対に許さなそうだし」

 

「あー・・・隊長、ご愁傷さまっす」

 

何故か彼の脳裏にはタガが外れた二人に襲われるフロンタルの姿が思い浮かんだ。

絶対にあの二人のタガが外れたならあの人を襲う。

飢えた肉食獣二匹の前に差し出された豚。そんな光景しか出てこない。

 

南無南無と合掌する彼に突然後ろから会話に誰かが入ってきた。

 

「まあ、彼女達が幸せだと思う結果がそうなったのであればそれで良いんじゃないですか。まあ、あの人は多妻性はどうなのかと疑問視すると思いますが」

 

「あ、お疲れ様です。キャプテン」

 

「おつっす。てか、あの人はそもそも二人が自分の事を好きだと気付いてなさそうっすけど、その辺はどうなんすか?」

 

「気付いてはいますよ。ただ、あの人は歳の差が十五もある自分よりもっと良い人がいるだろうと酒の席で言ってましたが」

 

「「ああー・・・確かに言いそう」」

 

ハモった。

だが、あの人なら絶対にそう言うだろうなという確信はある。

 

「というかあれだよね?隊長、トリトマちゃん達のこと娘とか姪っ子みたいな感じで見てない?私だけ?」

 

「多分それは間違いないっす。まだフロンタル隊だった時、髪を乾かさないでソファに寝転がったトリトマちゃんにちゃんと髪を乾かしてから寝ろとか言っていたっす」

 

「お母さんか」

 

エルのそんなツッコミの一言にキャプテンは苦笑した。

 

「まあ、あの人なりの愛情表現みたいなものでしょう。あの人はきっと認めないでしょうが」

 

特にエムは親無しだ。普段無表情で何を考えているのか分かりにくいが、心の片隅では誰かに甘えたいのかもしれない。

 

「隊長も頑固だよねー。なんで分かってるのに答えようとしないんだろ?」

 

「・・・事情があるんでしょう。あの人も何かしら話していないことも多いですから」

 

そう言ったキャプテンの目はどこか遠くを見ているようにエルは見えた。

 

「・・・事情、かぁ。まあ、何かしら抱えてる人は多いよね。やっぱ」

 

誰もが内に闇を抱える。それは自分もそうだ。そしてそれを他人に明かすとなると、それなりの覚悟がいる。

 

だからこそ、あの三人には少しでも幸せになって欲しいエルは思うのだった。




Q.トリトマちゃんは初キスは誰としたいですか?

A. 隊長としたかったです

Q.過去系なのはなぜですか?


トリトマ「・・・隊長とガランシェールの皆さんと一緒にピザでロシアンルーレットをしたんです。そして当たりが私とエムさんだったんですよ。そしたらエムさんが隊長とき、キスをしたいって言ったから私が自分のお願いを使って隊長の代わりに・・・」

Q.だったらトリトマも隊長とキスをすれば良かったのでは?

トリトマ「だって!二番目とか嫌じゃねーですか!」



だ、そうだが?


フロンタル「いや、私に振らないでもらえないか?そもそも女性との付き合いはテラで体験したことはある」

もしかして、スカジ?

部下に手を出す奴があるか
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