フロンタルに憑依した苦労人転生者のガンダムSEED 作:鉄血
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「無事だったか!フロンタル!」
撃破したアビスをミネルバへと搬送している最中、フロンタルにそんな言葉が投げられる。
フロンタルはその声が聞こえた方へと振り返ると、駆け足気味で駆け寄るデュランダルの姿が見えた。
「デュランダルか。無事だったようで何よりだ」
「ああ。ミネルバのクルー達が身を挺して守ってくれたので無事だった。君は確かオーブ側が提供したホテルに泊まっていた筈だが、どうしてここに?」
そんな彼の疑問にフロンタルは周りに聞こえない声で耳打ちする。
「・・・私を暗殺しようと刺客が送られてきた」
「・・・なに?」
フロンタルの予想外の返答に驚きを示しながら、デュランダルは聞き返した。
「刺客だと?間違えではなかったのか?」
「いや、明らかにあれは私を追ってきていた。刺客そのものは過激派の者達だろうが今回の件、後ろで手引きした者がいる」
あのホテルはオーブのセイラン家がフロンタル達に用意したホテルだ。他の国や組織の閣僚が泊まるホテルの情報は基本、外には出されない。だからこそ本来は知られてはいけないのだ。
一度だけトリトマと街へとくり出した時は普段外さない仮面を外し、誰もがフル・フロンタルだと分からないようにしていた。
最初から顔が割れているトリトマを狙ったものかも知れないが、刺客から逃げた以上、真相は闇の中である。
「では、今回の襲撃は君を狙った作戦か?」
「いや、最初から私達を狙った想定だろう。でなければ大隊を連れて来る理由がない」
ミネルバが追っていたガーティ・ルー。そして複数の艦船。一個艦でしかないガランシェールを墜とす為の戦力ではない。
トリトマの実力を恐れての過剰戦力だったのかも知れないが、ミネルバも襲われたというグラディス艦長からの言い分から察して、ミネルバとガランシェール、どちらも墜とす想定だったと考えていい。
「そしてあれだけの大隊だ。ミラージュ・コロイド技術を使ったボギーワンならともかく、オーブ領海に侵入しただけでオーブ軍は気付く筈。つまり・・・」
「軍を動かせる・・・もしくはそれに口出し出来る者が手引きしていると?」
「ああ。そして私達を襲撃に見せかけた暗殺をしようとしたという訳だ」
デュランダルは暫しの無言の後、口を開く。
「・・・誰が手引きしたのかは検討がついているのか?」
「大まかにはついている。だが、証拠はない。尻尾を出さない限り、はぐらかされるだけだろう」
ワンチャン、アズにゃん聞けば分かるかも知れないが、頼むと色々と依頼受けや報酬を準備しないといけないからなぁ。
出来ればアズにゃんに頼むのは最終手段にしたい。
「マスドライバーの件はどうする?向こうからの商談だろう?」
「アズラエルや地球連合は欲しがるだろう。それにプラントもオーブのマスドライバーは魅力的だ。だが、保有するオーブ側に内通者がいる。そうなると必然、プラントにテロリストを入れ込む呼び水となる可能性も出てきてしまう」
「そうだな。そしてそれを何とかしなければならない」
頷くデュランダルにフロンタルは言った。
「ああ。だからこそ、
フロンタルの提案にデュランダルは言った。
「異論はない。プラントの被害が比較的最小限に抑えられるのなら願ってもないことだ」
「ならそのようにこちらの意思を彼らに伝えておこう。さて、話は変わるが鹵獲したアビスについてだが、あの機体はミネルバに返そう」
「それはありがたいが・・・そちらでは使わないのか?」
「元々そちらの機体だ。それに《ガランシェール》や《レウルーラ》にはデュートリオンビーム送電システムはない」
それに最低限の整備はできるけど設備も違うしな!
「あと、アビスのコクピットは開封せずにそのまま外すよう───」
に、と言おうとした瞬間、悲鳴が上がった。
「うわあああああッ!!?」
「どうした!?」
どうやらアビスのコクピットを空けた整備士達の悲鳴だったようで、その会話が遠くで聴こえてくる。
「そ、それがアビスに搭乗していた敵パイロットの中身が破裂していてコクピット中に───」
「フロンタル」
その話の一部始終を聞いていたデュランダルはフロンタルを見る。
そしてそんなデュランダルにフロンタルは言った。
「私は言おうとしたぞ?私のせいにしないでくれたまえ?」
皆さんのやって見たいことを教えてください
トリトマちゃん「隊長との結婚式をやってみてーです!」
エム「同意。トリトマさんと同意見です」
フロンタルさん「ネクストAC作りたい」
作れんの?
フロンタルさん「コジマはないけど、代替技術なら見た目と武装関係なら白グリは作れんことはない。ただ、プライマル・アーマーがなぁ・・・」