フロンタルに憑依した苦労人転生者のガンダムSEED 作:鉄血
最近、休みがなくて時間ががが・・・
「レイ機、ルナマリア機、クラディア機、収容完了。“インパルス“帰投しました」
甲板で戦い続けていた三機の“ザク“は被弾し、酷い有様だった。艦もボロボロになってしまったが、自分達はこの逆境を乗り越えたのだと自覚する。
「・・・レオントッツォ隊がいてくれて助かったわ。こうしてきり抜けられたのは、間違いなく彼女のおかげね・・・」
タリアはしみじみと感想を漏らすと、アーサーが振り返って大きく頷く。
「ええ!ホントですよ!それに強奪された新型も一機、取り返してくれたんですから!流石“勝利の女神“ですね!」
トリトマの事を褒めちぎる副長にタリアは微笑みながら見やったあと、タリアはふと感慨深かげに言った。
「でも、あれが“デルタカイ“───というか、あの子の力なのね・・・。あのフル・フロンタルが目に掛ける理由が分かるわ」
パイロットとしての技量がタリアが今まで会ってきた人物の中で彼女がずば抜けている。
「デュランダル議長曰く、彼女は赤服を貰えなかったらしいけど・・・士官学校は何を基準に緑服にしたのかしら?」
あのレベルなら赤服になっていても可笑しくない能力だというのに、何か理由があるのだろうか?
そんなタリアに後ろから聞き慣れた声が艦橋に響き渡る。
「それは彼女がモビルスーツの操縦と生身の戦闘以外、落第点だったからだ」
振り返ると、艦橋の入口にデュランダルが立っていた。
「うわぁ!?お、驚かさないでくださいよ!議長!?」
「驚かせたつもりはなかったのだがね?」
「・・・そうだとしても、議長はフル・フロンタルと同じ声ですから急に話かけられると、私達も身構えます」
「やはりそれが理由ではないか」
色々な意味で恐れられているフロンタルのとばっちりの被害者がここにいた。
「それで?彼女が落第点だったというのはどう言う事なんです?」
「言葉通りだ。彼女は文字通り戦闘やモビルスーツ以外の要素が壊滅的だ。あのフロンタルも彼女の事をアホの子だと言う始末だぞ?」
「あ、アホの子・・・」
アーサーがトリトマの事をそう言ってのける議長とこの場にいないフロンタルに絶句している中、タリアは言った。
「・・・つまり、赤服に必要な筆記試験等が駄目だったと?」
「そう言うことだろう。まあ、私も彼から聞いた話しか知らないのだかね」
そんなやり取りをしつつ、タリアは艦橋にやってきた議長の話題に切り上げた。
「さて・・・では、この話はここまでとして議長。どうしてここに?フロンタル司令官と話をしていた筈では?」
「ああ。それは先ほど終えてきた。アビスの方もコクピット周りと破損した脚部を修復すれば再び使えるそうだ。フロンタルがトリントンでミネルバの修復の準備をするようにと話を通してある。一度、君達はトリントンへと向かいたまえ」
「議長はどうするおつもりです?」
タリアの問いにデュランダルは言った。
「私はアレックス君と共に一度プラントへと戻る。どうやら彼は“コチラ側“へと帰ってくるそうだ」
「艦はどうするおつもりですか?まさか、オーブの船に乗るおつもりで?」
「いや・・・その辺りはツテがある」
「・・・ツテ?」
首を傾げるタリアとアーサーにデュランダルは言った。
「フロンタルの艦に乗せてもらうつもりだ」
フロンタルの知らぬトコロで厄介事が更に増えるのだった。
おまけ
トリトマ「隊長!シミュレーションで一番難しいのはねーですか!」
フロンタルさん「あるぞ?ただし、どれも複数人推奨だが」
トリトマ「エムさん達とやりますので問題ねーです!」
フロンタルさん「では、この中で好きな物を選ぶといい」
1 .ミッション名 黒歴史
2. ミッション名 先駆者の覚醒
3 .ミッション名 厄祭戦
4.ミッション名 鋼鉄の七人
トリトマ「・・・・あの・・・どれも嫌な予感がするんですけれど」
フロンタルさん「気のせいだ」