フロンタルに憑依した苦労人転生者のガンダムSEED   作:鉄血

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前回の質問。

アスランを選んだ皆さんに質問です。
何故、アスランが怖いと思いましたか?

フロンタル 劇中最強って言われてるし、後戦闘中にアレなこと考えるようなやつだから

シン あの人、俺と戦う時絶対手加減しないんだよ!お掛けでデスティニーを何回も達磨にされた!

トリトマ あの全身サーベル相手に白兵戦するのはちょっと・・・あ、射撃戦なら勝てますよ?


第四十三話  砂漠の戦闘

蒼の装甲を持つ一つ目のモビルスーツが夜の砂漠を低空で疾走する。

あの白色のシグーや赤い彗星とはまた違うプレッシャーにキラは気圧されそうになった。

だが、ここで引く事は出来ない。

皆を守ると決めた以上、キラは戦うことを自分で選んだ。

 

「ムウさん!僕があのモビルスーツの気を引くのでムウさんは後ろから挟撃をお願いします!」

 

『任せた!』

 

ムウの返答と同時にキラはビームライフルの照準を蒼いモビルスーツに狙いを定める。

そしてビームライフルの引き金を引いた瞬間───

 

”ありえないことが起こった”

 

「────────」

 

ビームを撃った瞬間、もう蒼いモビルスーツは少し横へ回避行動をし終えていた。

ビームライフルから放たれた熱線が蒼いモビルスーツの横を通り過ぎて地面へと着弾し、砂を巻き上げた。

 

「早いッ!?」

 

キラは驚愕の声を上げながらも目の前のモビルスーツに射撃を続けるが、相手はスピードを落とすことなく、ストライクに視線を向けたまま高速で接近してくる。

 

『これでも食らえッ!』

 

ムウがスカイグラスパーの下部に装備されたアグニを蒼いモビルスーツに発射した。

完全に死角からの射撃。

極太の熱線が放たれたその一瞬、その蒼いモビルスーツは”視線をストライクへと向けたまま”死角からの砲撃を必要最低限の動きで回避した”。

 

「なっ!?」

 

『おい、マジかよ!?』

 

そのあり得ない回避行動に二人は驚愕の声を上げる。

あのモビルスーツは一度もスカイグラスパーに視線を向けていない。それどころかアグニが発射される瞬間にはもう回避行動をとっていたのだ。

まるで”未来を見ているかのような回避行動”と”後ろにも目がついている”ような動きをするこのモビルスーツのパイロットに二人は恐怖を覚えた。

そんな二人に対し、蒼いモビルスーツは手にしたショットガンをストライクに向けて撃ってきた。

 

「くっ!?」

 

発射された散弾はストライクに命中するが、実弾であったことが幸いし、フェイズシフト装甲を持つこの機体自体に大したダメージはない。

しかし、問題はそれではない。

 

「さっきの一撃でかなりエネルギーを削られた!」

 

フェイズシフト装甲は装甲の特性から見て相転移の特性と電力を利用して作られる一種のチョバムアーマーだ。

詳しい詳細は省略させてもらうが分かりやすく説明すると、炭素に高温高圧を加えるとダイヤモンドになる。これが一番分かりやすい。

この原理を電気を使って擬似的に装甲を硬質化させるのがフェイズシフト装甲だ。

炭素からダイヤモンドのように高硬度なものへ変化させようとすると、凄まじいエネルギーがかかる。

つまり装甲自体にダメージを与えられる衝撃を加えると、チョバムアーマーのように弾丸は弾かれるが、破損するチョバムアーマーとは違い、電力を消費して再度チョバムアーマーを形成させるのがフェイズシフト装甲の大まかな原理ということだ。

近距離において生半可な装甲なら一撃で破壊出来るケンプファーのショットガンはフェイズシフト装甲とは相性が良いと言ってもいい。

 

だが、それを彼女は知る由もない。

 

「チッ。やっぱり実弾では効果はねーですか」

 

軽く舌打ちをしながら彼女はすぐにケンプファーのビームサーベルを抜き、同じくビームサーベルを抜いたストライクと切り結ぶ。 

だが、切り結ぶのもほんの一瞬。

ビームサーベル同士がすり抜けるのを見たトリトマはすぐさま機体の重心をずらし、すり抜けたビームサーベルに当たらないよう離脱した。

そしてストライクに接近させないようバルカンで牽制する。

横からランチャーパックを装備したスカイグラスパーがアグニを放ってくるが、それを見もせず殺気が強くなるタイミングで回避すると、地面に極太のビームが着弾した。 

それを気にする素振もなくストライクを観察する。

 

「サーベル同士だと斬り結べねーですり抜けてくる・・・なるほど。何かに使えそうです」

 

そう言う彼女に対し、キラの方は違った。

 

「なんだこの人!どこに行っても目が僕を追いかけてくる!今まで戦ってきた人とぜんぜん違う!」

 

ムウも援護射撃をしてくれてはいるが、一度も見向きもせず、あのモビルスーツは回避をしている。

と、蒼いモビルスーツがバズーカを一発撃ち、弾倉を外す。そしてそれをストライクに目掛けて投げた。

 

「なんだ!?」

 

突然飛んできた弾倉にキラはビームライフルで迎撃しようとした。が、飛んでくる弾頭と視界の端で蒼いモビルスーツがビームサーベルを片手にこちらへと向かっているのが見え、キラは投げられた弾倉やバズーカの弾頭の迎撃ではなく、蒼いモビルスーツの迎撃を優先した。

ソレが彼女の思惑通りの動きだと知らずに。

キラがバズーカの弾頭を回避しビームライフルを向けた瞬間、相手のモビルスーツはもう片方の手で握られていたショットガンをストライクへ向けていた。

先に撃ったのは蒼いモビルスーツだった。

それに少し遅れる形でビームライフルの熱線が放たれる。

ビームライフルの熱線はあのモビルスーツに当たる事はなかった。機体ギリギリの所、機体制御スラスターをフル活用し最低限の動きで回避してきたのだ。

そしてケンプファーから放たれた散弾はストライクへと多少、直撃しただけに留まった。

 

「────ッ!」

 

キラが咄嗟の反応でビームサーベルで接近戦をしかけようと手を伸ばしかけた瞬間────

 

後ろの方で凄まじい衝撃と爆炎がストライクを襲った。

 

「うわあああああああッ!!」

 

そのあまりの衝撃にストライクは地面にうつ伏せになるように倒れる。

そして────  

 

『これで二回目』

 

ビームサーベルでストライカーパックが斬り裂かれた。

 

「しまった!」

 

ストライカーパックという機動力を失ったストライクにあのモビルスーツに追いつける手段はない。

やられる!とキラが思ったその時────

 

『心配しなくていーですよ。貴方達を撃墜するつもりはねーですので』

 

接触回線から聞こえてきた聞き覚えのある声にキラは思わず声を上げる。

 

「君はッ!?」

 

フル・フロンタルの横にいたトリトマという少女。

彼女が追っ手としてきたことにキラは悲痛な声で叫んだ。

 

「どうして君が!」

 

『隊長に貴方方をオーブへと逃がすよう言われたので。私は一応、貴方を追って交戦したという結果出しの為に出撃しただけですよ』  

 

そう言いながら彼女はキラに言った。

 

『このままオーブへ向かうのなら警備が薄い赤道連合がある中東アジアから向かえと隊長からの伝言です。因みに最短コースで向かわねーでくださいよ?せっかく逃がしたのにシャンブロにやられるのは流石に笑えねーですので』

 

そう言った彼女はストライクから離れると、最後にキラをもう一度見て────

 

『ではこれで私は失礼しますよ。ちゃんと逃げてくださいね』

 

「あの・・・!」

 

そう言う彼女にキラは呼び止める。

 

『なんです?』

 

そう返す彼女にキラは言った。

 

「その・・・あの人にありがとうって頼んでもいい?」

 

『それくらいならいーですよ』

 

彼女はキラにそう返事をし、その場から去った。

 

 

そしてコクピットの中で彼女は────

 

 

 

「お腹空いた・・・」

 

 

彼女のお腹の虫が砂漠を疾走するケンプファーのコクピットの中で鳴り響いた。




では、フロンタルを選んだアスランとトリトマに質問です。
何故、フロンタルが怖いと思いましたか?

アスラン 怖いというよりかは不気味と言った方が正しいな。普通に戦うなら問題はないんだが、武器がなくなるとマニュピレーターで肉弾戦をしてくるんだ。矢鱈強いのもあるんだが、不思議な現象で機体が金色に光ってきたらもう・・・


トリトマ

私との戦いの時はそんな事はありませんでしたよ?ただ、ソードアックスを置いてきたりはしてきますが・・・というか、ネオジオングのサイコシャードを使われたら私以外全滅するんですよ?
皆さんの機体、バルカン以外にも内蔵武器沢山ありますから・・・

キラ←シミュレーターでディスラプターや武装を破壊され、戦闘不能

アスラン、シン、その他以下同文


トリトマ 武装は破壊されたけどシナンジュと肉弾戦


初手サイコシャードで武装破壊!これで勝つる!
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