フロンタルに憑依した苦労人転生者のガンダムSEED 作:鉄血
お気に入り一万突破!
初めての一万に驚きを隠せない作者です!
「トリトマさんから連絡がありました。彼等は無事に砂漠を抜け出したようです」
「そうか」
キャプテンの報告を受けてフロンタルは短く返事を返す。
原作よりかなり早い砂漠の脱出かつ地味にアイシャ生存√になっちまったが、まあ問題はない。
そもそも三隻同盟が出来るかどうか分かんねえ状況になっているし、そもそも俺のプランだとDESTINY編までにオーブや弱体化した連合と組んで擬似的なコンパスを作り上げるのが一旦の目的ではある。
ただブルーコスモスは映画の時点でまだ残党として残っているし、ロゴスはジブリールのアホを表に引きずり出さないと尻尾出さねぇからなぁ・・・。
はぁ・・・裏でザラ派が作ってるジェネシスのこともなんとかしなきゃならんのになんで今はオーブに頭を抱えなきゃならんのだ。
つか、なんでストライクにつけた発信器兼、盗聴器でオーブの弱みを握るなんて最低なやり方を札にかけなきゃいけないんだよ。オーブとの交渉はなるべく穏便に済ませたいからカガリを捕縛したのにあの戦闘のドサクサに紛れて逃げられたし、見張りしていた兵は死んでいるしで散々だわホント。
そんなフロンタルにキャプテンは何か思い出したかのように顔を上げると、ため息をついていたフロンタルに言った。
「そういえば二日後、クルーゼ隊が地上に降りてくるらしいんですが良いんですか?」
「ん?何がだね?」
キャプテンのその言葉に何か問題あったっけ?とフロンタルは内心首を傾げながらそう答えるとキャプテンは言う。
「デュエルの予備パーツをストライク修理の為に無断で使いましたよね?なんて報告書に上げるんです?」
「鹵獲したストライクを再利用する為にパーツを使ったと書いておけばいい」
「それ、隊長の十八番ですよね?よく連合のモビルアーマーを鹵獲しては解体して修理したりするのは」
しょうがないでしょうが!今、うちの隊は金がねえんだよ!海を制圧する為にシャンブロ作ったからな!
最初は結構な予算出たのにザラ派の奴等、最新兵器の開発するからってその予算の大半を持っていきやがって!
しかもそのシャンブロも技術不足で一部武装が完成してねえし!
まあ、電磁流体誘導推進ユニットやミノフスキー粒子を使わないクラフトエンジンはなんとか実用に持ち込めたけれども。
その二つの開発でめちゃくちゃ金使ったからなぁ。
じゃあシナンジュの開発予算はどうしたんだって?
それは流石にシーゲルが予算出してくれたよ。
一番最前線で戦っている議員って俺だし。
「仕方のないことだ。議員直々の部隊とはいえ私自身がかなり他の議員に嫌われているからな」
「ああ・・・うちの隊、精鋭ではありますがそれもクライン派がバックアップにあってこそモビルスーツも確保出来ている状態ですからね」
ホントにな。
ナチュラルを一人でも始末したいザラ派からして見れば俺の存在は鬱陶しいだけだ。
しかもパトリック・ザラからしてみれば自分のしたいことをことごとく邪魔する男だと認識されているから余計に嫌われる対象でしかない。
後、一ヶ月もしたら議長選挙の決定だ。
原作通りパトリック・ザラが議長になったらまず排除するのは俺になる。
そうならないように手回しはしてはいるんだが・・・出来るのか物凄い怪しい。
原作通り進んでスピットブレイクとかいう名のザフト軍レンチン事件なんぞ俺は見たくねえぞ。
と、その時だった。
「・・・む?」
自分の仕事用PCに連絡が入った。
相手は・・・シーゲル・クライン?
珍しい相手から連絡がきたなオイ。会議で議員選挙の話でも出たか?
普段出れない俺の代わりにシーゲル・クラインが意見を言ったりしてくれるのだがパトリック・ザラに強く言えないあの男のことだ。押しきられたりでもしたのか?
そんな嫌な予想をしつつも、フロンタルは通信をいれる。
そして画面にシーゲル・クラインの顔が映った。
「どうかしましたか?シーゲル・クライン。貴方から連絡が来るとは珍しい」
そう言うフロンタルにシーゲルは言う。
『忙しい中すまないフロンタル。しかし、今回の議会の件についてどうしても君に伝えておきたいことがあってこうして連絡を入れさせてもらった次第だ』
「それは次の議長選挙についてでよろしいか」
『ああ。次の議長選挙は恐らくパトリックが選ばれることになるだろう。私ではもうあの男を止めることが出来ん』
だろうな。知ってる。
『だから私は“穏健派の筆頭の座を君に譲ろう”と思っている』
・・・・ん?
今、なんて言った?
ちょっと気のせいであってほしいなと思ったフロンタルは再びシーゲルに聞き返す。
「今、なんとおっしゃいましたか?」
『君に穏健派筆頭の座を譲ると言った』
間違いじゃなかった。
つか待てやオイ。なんでそんなことを考えるような結末になった?
「それは何故?」
質問するフロンタルにシーゲルは言う。
『君は私と違ってパトリックに現実で起こっている物事を正面から言うことが出来る。今、彼を突き動かしているのはナチュラルに対する憎しみだ。そんな彼を止めることが出来るのは君しかいないと私は判断した』
その言葉にフロンタルは内心、顔を引き攣らせる。
おい、シーゲル・クライン。お前、まさか───
『フロンタル。私は君に全てを託したいと思う。引き受けてくれるかな』
面倒事を全部俺に押し付けやがったなぁ!!この野郎!?
作者「あとがきはっじまるよー!」
フロンタル「・・・何故、君が此処にいるのか聞いてもいいかね?私がこんなミニキャラになっていることもな」
作者「いやね?クッソ真面目に解説するのもいいかと思ったんだけど、あとがきの解説コーナーくらいはあのガンダムフォースみたいなギャグ時空でもいいかなって」
フロンタル「だからと言って作者である君が出る必要もないだろうに」
作者「クソ真面目に書いているとあとがきくらいふざけたくなることくらいはあるんだよ!」
フロンタル「まあいい。それで?解説コーナーとは言ったが、何をするつもりなのかね?」
作者「いつも通りのモビルスーツの解説やら設定公開って感じかな。人気なかったら元に戻すけど」
フロンタル「つまり誰かしらは呼ばれると言うわけか」
作者「SEEDキャラは出すつもりょ?たまに宇宙世紀キャラや友人が出るかもしれないけど」
フロンタル「あとがきで私は胃を更に痛めることになるのか!許さんぞ!作者!」