フロンタルに憑依した苦労人転生者のガンダムSEED   作:鉄血

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第ニ話

さてどうしたものか。

ガンダムSEEDとかいうクソみたいな世界でどう生きていけば良い?いや、フル・フロンタルのスペックなら問題ないと思うのだけれど。

 

「さて───」

 

まずは外を見に行こう。何処なのか知りたい。

身形を整え外へと出る。

そして扉を開け、空を見上げると大地が空にある。つまりここはコロニーだということが確定した。

それはつまり───

 

「・・・プラント。ザフトか」

 

コーディネーターなどという一種の強化人間のようなものにまたなってしまったという事実に溜め息しか出ない。

そして今はC.E.65。つまりは原作の5年前だった筈。

ジンが実戦配備されたのは確かC.E.67だった筈だから・・・あれ、設定資料にあったプロトジンかよ。プロトジンは65に完成していたって書いてあったから納得だわ。

後、産まれた年代は・・・C.E.41?

つまり、原作始まる時だと32歳ということになる。

というか・・・32?確かデュランダルがそれくらいだった筈・・・

 

おい、待てや。つまりアレか?デュランダルと同い年か今のこのフロンタル。why?マジで?

中の人一緒なんだが?同一人物なんだが?

というか私が原作フロンタルさんみたいに器になって交渉しないとこれ不味くね?

いや、サイド共栄圏みたいなことは流石にしないが。

原作の地球連合とザフトみたいにナチュラルがー、コーディネーターがー、みたいな終わらない地獄の連鎖は流石に私もごめんである。

まず、自分がやらねばならないこと。それは───

 

このコズミック・イラでフル・フロンタルになる。

それもただなるだけではない。

原作のフル・フロンタルは人の可能性を否定していた。

だからこそ、今度は人の可能性を信じてみようと思う。

 

ナチュラルとコーディネイターとの共存を。

 

まあ、原作はアレだったけれども。私がその礎となろう!

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

五年後───

 

無理だった。

原作と同じ末路を辿りやがった。

地球連合が核を使い、プラントを破壊して血のバレンタインという大量殺戮を引き起こした。

そしてそれにシーゲル・クラインの宣戦布告。

お前、穏便派じゃないのかよ?

今までの対話の苦労を全部無に帰しやがった。

ふざけんな、地球連合にブルーコスモス。あとパトリック・ザラ。私の苦労返せよ。

そして今、私は何をしているのかって?

クルーゼ隊とはならぬ、フロンタル隊として艦を持っているぜ!

 

どないせいと?

 

もういっそ原作フロンタルみたいにザフトや連合相手にテロしてやろうか?いやまあ、勝てねえけどさ。

そう思うとラクス・クラインはよく喧嘩をふっかけられたよなぁとは思う。

確かもうそろそろクルーゼ隊がガンダム強奪するタイミングだった筈。

即ち原作の始まりである。

参戦したくねぇ。

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