ホリ語り   作:蒼覇初雁

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なんか今回はやたら調子が悪かったなぁ…
おかげで月末になっちまったぜ()

てことで今回はチーズケーキゴルゴの主人、赤焼乳鶴編!
ちなみに乳鶴の名前は下心あってつけたわけでなく、チーズってとこで乳製品から引っ張ってきただけであります
まぁ胸大きめにしたけどもw

てことでYEET!


貴女の隣に立ちたい

「私は未来アイ。今日からよろしくね」

 

私が彼女と出会ったのは小学5年生のだった

たまたま席替えで同じ班となったのがきっかけで交流することになったのだが、話してみるととても気が合ったので打ち解けるのにそう時間はかからなかった

料理…というよりはケーキ作りで繋がったっていうべきかな?

 

親しくなった記念に彼女と一緒に作ったケーキは私にとって最高の思い出だ

そんな感じの良好な関係のまま6年生になって一緒に修学旅行も楽しんだ

…その頃はなんとも思わなかったあいつ…蒼覇初雁(あおば はつかり)も一緒にね

 

月日は流れて中学生になってからだ

私の中で彼女たちの見方が変わったのは

 

そのきっかけが生まれたのは中学1年生になって初めての夏休みのことだった

ちょうど8月に入る頃、彼女とあいつ(初雁)と私の幼馴染である黒津稲妻(くろづ いなずま)と海へ遊びに行った

 

「いや〜良い天気だなぁ〜」

 

「そうだな〜海水浴日和だな〜」

 

初雁の何気ない一言に声を掛けるは稲妻

この二人は私の知らないところで親しくなっていたみたいね

 

「それにしても暑いわね…」

 

「今日は結構暑くなる日なんだってね。熱中症に気をつけなきゃ」

 

「それにしてもアイちゃんの麦わら帽子似合ってるね」

 

「へへ、そう?」

 

私とアイちゃんも他愛のない会話を交わす

今日は暑いためにアイちゃんは青いリボンが巻かれた麦わら帽子をかぶっている

それがとても似合っているのだ

 

「そういやアイって妙に麦わら帽子が似合うよな」

 

「そ、そう…?」

 

「そう思うぜ?」

 

「…ありがとね」

 

「…」

 

…まただ…

私は小学5年生の頃からアイちゃん(とついでに初雁)と関わっている

自分で言うのもなんだがアイちゃんとの仲はいい方だと思っているくらいだ

出会った頃からアイちゃんとはいつも一緒にいて、親しく交流をしている

ただ、そこには初雁も一緒にいることが多かった

それゆえに初雁とアイちゃんが会話することが多いのは自然だった

最初こそはそれをなんとも思わなかった

 

…だけど、中学生になってからだろうか

彼女が初雁と話しているのを見ると心がモヤモヤしてくるのだ

13年生きていてこんな思いを抱くのは初めてだった

そんな変な思いを抱きつつも関係は変わらず悪くない

これは一体なんだろうか…

 

「おーい乳鶴〜?どうした〜?」

 

「ゑッ、ううんなんでもないわよ!?」

 

「そう?」

 

ちょっと考え込んでたら稲妻が顔を覗かせてきた

急に出てきて驚いてしまったのだ

 

「何考えてんだか知んないけど、そんな顔じゃ楽しめるもんも楽しめないだろ?」

 

「…そうよね、ありがと」

 

やっぱ稲妻は優しいな…

けどあいつに抱く思いはアイちゃんのものとは違うんだよね

あいつはこの思いの正体がわかるのかなぁ…?

 

「そんじゃあ時間も惜しいし遊ぶ準備するか」

 

だいぶ話し込んでいたが、私たちは海水浴に来たのだ

初雁が号令をかけて私たちは水着に着替えるべく更衣室へと向かう

 

そして数分後、着替え終わった私たちは海の家で合流した

ちなみに私とアイちゃんの水着姿を見た稲妻は顔を真っ赤にしていたが初雁は全然顔を真っ赤に赤らめてないものの、可愛くて似合ってると褒めてくれた

…なんでそう言うことさらっと言えるのこの男…

まずはレジャーシートとパラソルを張るための場所を探すために熱々の砂浜を歩く

 

「どこらへんにしよっか?」

 

「思えば今日は海水浴日和だ。これだけ混雑するのも無理はないよな」

 

「とりあえず海の家からそう離れてないとこにしましょ」

 

「それにしてもあっついね〜」

 

太陽の暑さがどんどんます中、私たちはどこにシートを敷くかとか、などの他愛もない会話を交わす

やがてちょうどいい場所を見つけるとそこにシートを敷いてパラソルを立てる

パラソルを立て終わったらいよいよ海に入る

 

「初雁くん、ちょっと手を貸してくれない?」

 

「あーそういや泳げないもんな。いいぜ、あんまり深いとこには行かないようにするから捕まりな」

 

「うん!」

 

「…」

 

「乳鶴?やっぱ様子おかしいよ?」

 

「な、なんでもないって」

 

まただわ…

何よ、アイちゃんは初雁と遊んでいるだけじゃない…!

それなのになんでこんなモヤモヤ感を抱いているのよ私は…!

 

「…ごめん、ちょっとお手洗いに行ってくる」

 

「あ、うん…」

 

「?行ってらっしゃい」

 

ああ…

情けないや…

この場に居たくないからってお手洗いに行くのを理由に逃げちゃった…

気付けば砂浜からちょっと離れた防波堤まで来ていた

 

「もう…なんなのよ…楽しい思い出を作りに来ただけなのに…私だけ嫌な思いをするなんて…」

 

そのまま座り込んで俯く

そのまま涙が溢れそうになった

 

「ここに居たか乳鶴」

 

「稲妻…なんで…」

 

ふと声をかけられたから振り返ると、そこには稲妻が立っていた

けど…なんでここにいるの…?

ていうかアイちゃんたちは…?

 

「なんでいるってか?お手洗いに来たんだよ」

 

「…場所が違うじゃない…」

 

「そんなのお互い様だろ?」

 

「…それもそうね」

 

「まぁそれは冗談だ。本当はお前を探しに来たのさ」

 

「!」

 

「今日は様子がおかしかったからね。ずっと聞いてみれば大丈夫の一点張りだし、俺もあんまりきくか迷ったよ…けどよ、そんな泣きそうな面してるのになんも聞かないわけには行かないだろ?」

 

「…」

 

…なんか…ちょっと安心しちゃったな

昔からこいつは私の心理的変化にすぐに気づいてくれるのよね

だからいつも相談できるし信頼できる

 

「今日何度目か忘れたけどよ…どうしたのさ?」

 

ここまで聞いてくるんじゃもう大丈夫でやり通すのは無理よね…

そう思った私は稲妻に抱いてた悩みを打ち明けた

 

アイちゃんのこと

初雁のこと

二人が仲がいいこと

そんな二人に対してよくわからない何かを抱いていたこと

 

全てを稲妻に話した

稲妻は黙って聞いてくれた

 

「…というわけ」

 

「なるほどなぁ…」

 

「…ねぇ稲妻、どう思う…?」

 

「…いやぁ…なんつうか…」

 

…へ…?

 

「それ、完全に初雁に嫉妬してアイに惚れてんだろ」

 

「…!?」

 

「その反応はまさしくモヤモヤの答えだな」

 

え…

私が初雁に嫉妬していてアイちゃんに惚れている…?

HORETEIRU…???

つまり…???

 

「お前俺より賢いよな…?わかりやすくいうぞ?お前はアイのことが恋愛的な意味で好きなんだよ」

 

「え、ええ…えええええええええええええええええ!!!!!!!?????」

 

あまりにも驚愕過ぎて思わず叫んでしまった

え?私ほんとにアイちゃんを!?

 

「うるさっ…けどまぁ俺は薄々感じてたよ。つーかわかりやすすぎだな?」

 

「…そんなに…?」

 

「おう。まぁ、初雁は全然気づいてないだろうがな」

 

「あ、それはなんとなく予想できるわ」

 

「急に真顔になんなよお前」

 

「仕方ないじゃない、あいつまじで鈍いじゃない」

 

「まぁなってそういう話じゃないだろ」

 

思わず初雁の話題で話しが逸れてしまったわ

けどちょっと気が楽になったわね

この点、初雁にもほんのちょっとだけ感謝しなきゃね

…ほんのちょっとだけ

 

「けど…おかげでわかったわ。私…アイちゃんのこと本気で好きになってたのね…」

 

「やっと気づけたか」

 

「ええ。ようやくスッキリしたわ、ありがとうね」

 

「お役に立てたなら良かった」

 

モヤモヤが払拭できた

なら私の行動は決まっている

 

「じゃ戻るわよ。アイちゃんが待ってるわ」

 

「…初雁は?」

 

「誰それ?そんな奴知らないわ」

 

「」

 

悩みが吹っ飛んだ私はもう止まらないわよ!

そんなことを思いながらアイちゃんのところへ戻る

もう一人くらいいた気がするけど忘れたわね!

 

「あ、おかえり〜」

 

「腹痛めてたか稲妻?」

 

「そんなんじゃないよ、ちょっと混雑してただけだよ」

 

「そっか…で?」

 

「さぁアイちゃん、たくさん遊ぶよ〜!」

 

「え、あ、うん…?」

 

「なんか乳鶴元気になったな?」

 

「ちょっと色々あったのさ」

 

「あ、そうだ。初雁、あんたにひとつ言っとくことがあるわ」

 

「え?」

 

存在をすっかり忘れてたけど、私は初雁にあることを伝える

 

「あんたなんかにはアイちゃんの隣は渡さないわよ!!!」

 

「…はい????」

 

「ちょっ…!?」

 

てことで色々覚悟しといてよね!




最後雑になったな…けどまぁいいかw(おい)
ということで乳鶴編でした

それにしても恋愛シーンって難しいね
さてこのホリダー小説でも我らが初雁くんは恋愛ガッカリくんとして扱うぜよ
まぁ…本編の出番はしばらく先かなぁ?

まぁそんなこんなで次回もYEET!
次回はギャグにしたいなぁ…
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