全員『どんだけ更新サボってんだお前はぁ!!!!!!!!!!』
ハイすんませんでした()
化石から
…というか人間がいるはずがない土の中、器用にドリルを使って前進する1人の男がいた
「トレジャーハントに夢中になっていてすっかり忘れていたがワシのマイホームが完成している頃なんじゃよなぁ」
マイホーム完成を楽しみそうに呟きながら地中を掘り進めるこの男の名前は【ブルーストーン】
2メートルの高身長に大きなハンマーとドリルを背負ってトレジャーハントを趣味としている豪快な性格のやや焼けた肌が目立つ男だ
彼は今自宅に帰っているところだ
…モグラのように掘りながら()
…ちなみに言うと彼はそこそこ長い期間お宝求めて西へ東ヘ行ったり来たりしていたのだ
「とりあえず払える分は得れたしこれで払えば問題ないじゃろな」
そんなことを呟きさらに掘り進めること数十分
「よし、ここじゃな」
どうやらマイホームの真下付近に到着したらしく、地上に出るために上に向けて土を掘る
器用にドリルを扱いながら掘り進めるとやがて光が見える
無事に地上に着きそうだ
「さぁ帰ったぞ〜ワシの家は…」
穴から顔をのぞかせたブルーストーンは辺りを見回して絶句した
「酷くこざっぱりしてる〜!?」
なぜなら出来てると思われた家はなく、それどころか彼の土地には何も無い
強いて言うなら建設告知の看板が立っているだけだ
極めつけは作業している大工がたった1人しかいないことであった
穴から這い出てきたブルーストーンは大工に文句を言う
「ちょっと大工の兄ちゃ〜ん、ワシの家できてないような〜て言うか全然できてへんがな?」
「あなたの家ならまだまだですよ?だってブルーストーンさんお金ケチって僕1人しか雇ってないじゃないですか」
「いいじゃろ別に」
某太子のような口調で文句を言うブルーストーン
対する大工も淡々と返すがどうやらブルーストーンのガサツさと金欠が目立つようだ
というか自分の家を建てるというのに何故金をケチって大工を1人しか雇わないのだろうかこの男は()
それでもブルーストーンは悪びれた様子もない
「まぁいいですけど、あと30年はかかりますよ?」
「えええ困るよそれ!もう出来てると思って岩手に招待状を出しちゃったよ!?」
そして飛んでくるのは容赦ない現実
当然と言えば当然であるが1人で家を作ろうものならとても時間がかかるものだ
30年もかかると言われてブルーストーンは焦る
この
我が作者ながらアホすぎて呆れる…()
一方何も知らない岩手は実家の道場で休んでいると何やら手紙が届いたので受け取ってみるとわかりやすく嫌な表情になった
「ほげええええええ!!!アホのブルーストーンじゃねぇか!なんだよ一体…」
苛立ちを隠せない彼は嫌そうに封を開けて手紙の内容に目を通す
『アホの岩手へ
マイホームができましたーざまーみろーw
お酒を持ってこーいwww
いい酒持ってこーいwww
ブルーストーン
ps.ダイヤモンドはハンマーで叩くと粉々になる』
…なんてひどい招待状なのだろうか
招待するにしてもあまりにも酷すぎる内容であった()
「ムカつく…けどあいつの新居か…行かないと面倒なことになるよな…行ってちょっと見てすぐ帰るか、2秒くらい見て」
腹が立つ招待ではあったがこの先が面倒になりそうなことを予感した岩手は嫌々ブルーストーンの新居に行くことにした
一方ブルーストーンはというと…
「もう小さい小屋でもいいから作るんじゃあ!!!」
「小屋でいいのかいな!?」
「急げ明日までに作るでおま!」
翌日
…え?さっきのやりとり?なかったことにしてくれ()
それはさておき、岩手はブルーストーンの新居に向かっていた
「そういや
河原の側を歩きながら呟く岩手はあることに気づく
「あ、いけね酒忘れてた」
忘れていたものはブルーストーンへの酒であった
しかし岩手は後悔する様子はないが…
「まぁこの辺の泥水でいいか。あと公園にいたおじさんのタバコの吸い殻の水を少々…」
一応従兄弟の家に向かうため、渋々お土産を調達した
…用意したものは明らかに人間の胃で消化できるものではないのだが()
地図を見ながら歩みを進めるとその地図が示す場所に着いたのだが、着いた岩手は唖然とした
「…コレじゃないよなまさか…」
岩手の眼の前に現れたのは小さな小屋であった
その看板には『ブルーストーンち』とすごく雑な字で書かれていた
この時点で岩手はもう帰りたくなっていたが我慢してブルーストーンを探す
いくらこんな酷い家でも本人がいないなら違うと割り切れる
…そう思っていたのが現実は非情である
「いたーなんか歌ってるーギターの位置ひっく」
奇しくも目的のアホを見つけた岩手は冷たい目を背けたくなった
そのアホは某ガキ大将が登っていそうな土管の前でなぜかギターをぶら下げて引き語りをしているようだったが、如何せんギターの位置が低すぎる上に真顔で棒読みするように歌っていたのだ
そして運が悪いことにブルーストーンが岩手の存在に気づく
「あっ岩手、よくきたな。待ってたぞ弾き語りしながら」
「いや弾いてないだろ」
「実は弾けないんだよ、今日始めたばかりだからな」
「それなのに誇らしげにぶら下げてんのかよ?」
「チッうるさいなぁ全く…ギターなんか辞めてやるわい!!!」
「もう辞めるのかよ!!?」
岩手がギターの点に触れるとブルーストーンは今日始めたばかりだから弾けないと淡々と答える
ツッコミを入れられたアホは指摘されたことに腹が立ったのか逆上してギターを思いっきり叩きつける
「さぁ出来立てホヤホヤの新居じゃぞ〜ちょっと変な匂いがするけど入って入って〜」
さっきのアホなやりとりがなかったのごとく岩手を家の中に招き入れようとするブルーストーン
新居なのに変な匂いがするとはどういうことなのだろうか?
そんな疑問を抱きながら家の中に入ろうとする岩手
「あ、待った!酒は持ってきたんじゃろうな?」
「やっぱいるか?」
「I R I M A K U R U Y O !タダで入れるなんて図々しいにもほどがあるわい!片腹痛いわ」
入居しようとする岩手にかかった待ったの声
ブルーストーンが呼び止めるその訳は…どう考えても一つしかない
そう、酒である
何を隠そうこの男は大の酒好きで四六時中酒を飲んでいるのだ
飲む量も常人の倍以上はあり、見るものを思いっきりドン引きさせている始末
その上で体調が悪くならないというバグっぷりもある
それだけ酒が大好きな彼は岩手への招待状にきっちり酒を持って来いと書いたのだ
「わぁ〜ったよ」
「こちとらこれだけが楽しみで…!?お前…」
渋々持ってきた酒を渡す岩手
ワクワクしながら覗くブルーストーンだが中身を見た途端真っ白になってしまった
それもそのはず、なぜなら中身は酒ではなく河原付近で採取した泥水と公園でタバコを吸ってるおじさんからもらった吸い殻の水だったのだ
酒ではない事実にさすがのブルーストーンもショックを隠せない
部屋に招かれた岩手はブルーストーンを宥める
「謝るからブルーストーンそんな凹むなよ…」
「泥水ってお前…吸い殻ってお前…」
宥めようと言葉をかけるがブルーストーンは一向に元気にならない
「そ、それよりいい部屋だな。落ち着きがあって」
「そんなに良い?」
「あ機嫌治った」
話題を切り替えるべく新居を褒めるとさっきまでのショックはどこへ行ったのやら、完全に元気を取り戻して嬉しそうな反応を見せるブルーストーン
この男、単純すぎである()
「そうじゃお菓子があるから食べるか?変な匂いするけど」
「いらねぇよ…ああくさっ!魚臭え!!!」
ここで用意していたであろうお菓子を取り出すブルーストーン
しかし変な匂いがするとはどういうことだろうか()
実際に魚臭い匂いが漂ってくると岩手の食欲が失せてしまう
「なんだよ美味いのに…ムッシャムッシャマズッ!!!」
「不味いの!?」
「ペンデスの食べられないところみたいな味がする…飲み込めないほど不味い、岩手お茶出して台所あるから」
せっかく用意したお菓子を食べてもらえなかったブルーストーン
とりあえず自分で食べるが案の定不味かったそうだ
ペンデスの食べられないところという意味不明な例えが出ているが、かなり不味いようで客人であるはずの岩手にお茶を要求始末である()
「はぁ?俺客だろ。お前が入れろよ」
「ほざきやがれ!お前の従兄弟だぞ!」
「いや偉くないだろ…」
「偉いんじゃもん」
流石に俺にやらせるのは違うだろと岩手は反論するが相手は飲んだくれジジィ
理解不能な返しをぶつけてくる
呆れた岩手は渋々従うことにしたのだった
「あ〜臭かった…なんかカメムシみたいな匂いしたな…床もギシギシいうし大丈夫かこの家」
台所にお茶を汲みにきた岩手は台所に色々違和感を感じていた
新築のはずにしては床は軋む
変な匂いがする
どう考えても手抜き工事感が感じられる
「あ、風呂だ。あいつ天然温泉でばかり済ませてるから使うのか?どんなんだろ?」
たまたま見かけた風呂場がどうなっているのかふと気になった岩手
実はブルーストーンは風呂を沸かせるのが面倒なのか天然温泉を利用することがほとんどとの事らしい
興味本位で覗いた先には…
「大黒イグアノドン…」
…真顔で岩手を見つめる変な人がいた()
「おいブルーストーン!!風呂に変な人いるぞ!!?」
驚愕した岩手が慌ててブルーストーンに変な人物のことを伝えに走り込んで来る
しかしブルーストーンは淡々として説明する
「ああフィッシュダンクルさんだよ、ダンクルさんにはお前のことを教えてあるんじゃ」
「名前間違われたんだけど!?なんでイグアノドンだよ!?』
「ごめ〜んワシが間違えて教えたんじゃよ」
「なんで間違えるんだよおかしいだろ!?」
先ほど風呂にいた男の正体は【フィッシュダンクル】と名乗るブルーストーンの知人らしい
どうやら岩手のことを話していたらしいが何をトチ狂ったのか岩手の名前をイグアノドンと教えてたという()
今日何度目かの抗議をする岩手
なんで間違えて教えたのか、その答えは…
「お前の名前覚えにくいんだよ!!!」
「いや流石に覚えやすいだろ!?自分でも覚えやすさでは上位に入ると自負してるわ!!!」
どうやら間違えた理由はまさかのものだった…
覚えにくい…という理由だけで岩手の名前をイグアノドンと間違えたようだ
正直なぜイグアノドンが出るのかが謎なのだが
…しかし岩手の名前は覚えにくいのだろうか…?
「じゃそろそろ帰るわ」
「えっもう帰るの?泊まっていけよ〜布団もあるぜ〜変な匂いするけど」
「何もかも変な匂いするのはなんだよ!?泊まるかよ!」
気付けばだいぶ日が暮れてきており、そろそろ帰ろうとする岩手をブルーストーンは引き止める
泊まって欲しいらしくちゃんと来客用の布団もあるとの事
…それすらも変な匂いがするのはおかしいのだが()
「ええ〜せっかく枕投げを楽しみにしてたんじゃぞ〜?」
「ガキかよ」
「頼むよ〜なぁ〜お願いだからさぁ〜?」
完全に駄々っ子のごとく枕投げを求むブルーストーン
この日何度呆れたことだろうか岩手はもう目が死んでいる状態だ
あまりにもしつこいので等々折れたようである
「じゃそれ貸してくれよ」
「ほい」
「はい。てことで邪魔したな」
「まぁ〜てぇ〜!!どこの世界にこんな悲しい枕投げがあるんじゃあ〜?!!!」
仕方なく相手をした岩手
一回だけ枕投げすると要件は満たしたということで帰ろうとする
が、しかし今のに納得がいかないブルーストーンは必死に引き止める
まぁ流石にアレは同情してしまう()
「こちとら一生のお願いを使ってんだコラァ!!もっと本気でガンガン来んかい!!」
「けどよぉ、枕でも当たると痛えぞ?」
「見くびんな!枕だろうが石だろうが華麗に避けたるわい!!!」
「あっそう、じゃ遠慮なく」
「ホピいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!????」
今日のホピー
ブルーストーンのアンキロはゲーム基準だと銀体チャージ個体である
…茶番はさておき、必死の要求に加えて岩手に煽りを入れるブルーストーン
岩手は淡々と返すが黙らせるために石を投げつける
石はブルーストーンの顔面にクリーンヒットした
「石はやめろ石は…」
「いや避けるって言ったろ」
「わかったよ…なんでもありのルールでいいんだな…もう知らんぞお前…」
「もう帰っていいか?」
「それならこっちにも考えがあるんじゃぞコラァ!!思い知れドリルまっすぐアタック!!!」
「危なっ!?」
「はにょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!???」
「ど、ドリルで穴が開いた…」
岩手の石が顔面に直撃して悶絶するブルーストーン
文句を言うものの、言い出しっぺなので完全に自業自得でしかない()
ここである意味ルール無用のデスマッチ宣言を零すが岩手は相手にするのがダルそうだ
再び攻撃を仕掛けようと言わんばかりに意味不明な必殺技を叫んでドリルをぶん投げるも岩手が紙一重で避ける
避けられたドリルは一撃で壁に風穴を開けてしまった
「もう許さん…まじで許さんぞ岩手…」
「はぁ〜今のはお前の自業自得だろう?」
「黙れ!ワシの辞書に自業自得なんて言葉はないんじゃ!」
「いやなんつー自分勝手な辞書だ!?」
「自分勝手なんて言葉もない!」
ドリルを避けられて怒り新党のブルーストーンだが、岩手の言う通り完全に自業自得である
しかし流石の自分勝手さが遺憾なく発揮される
「食らいやがれ!!超必殺!
「暴れんなこんな狭い部屋で!!!」
「トレジャーハンターの力を思い知れぇ!!!!!!!!!」
ここでついにブルーストーンは必殺技の宝略奪者アタックを繰り出す
飛び上がって自らを弾丸にして岩手に攻撃を仕掛ける
しかしここはとても狭い部屋の中
こんな場所で暴れたら…
「あっ避けられた、背中痛っ!!!!??」
こうなる始末である()
そしてその誤爆が異変を呼び起こした
「ん?地震?」
「あっやばい!今ので俺の家が崩れそうだ!」
「崩れそうだと!?」
「実はこの家急いで適当に作ったから柱とか結構ユルユルなんじゃよ!」
「ユルユルだとぉ!?」
「チクショー!こんなことなら岩手なんかに伝説の技使わなきゃよかったわい!!」
「それよりも早く逃げるz
しかしセリフを言い切る前に家は倒壊する
「ワシは諦めないぞ岩手…頑張ってギター…続けてみるわい」
はよ終われ!!!
やりたかったこと達成
しかし更新がかなーり遅くなったことはすみませんでした
まぁリアルでの…本垢でのムシバトル活動がかなり忙しかったのも理由の一つです
しばらくは外伝や蒼龍本編を更新していくのでよろしくお願YEETします