王女の腹心   作:椿の花

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初めまして。
突然ですが、アイリス王女可愛いですよね。
はい、というわけでアイリス王女メインの話、読みたいけどないので書きました。
初投稿なので、誤字脱字や内容にも不備があったりするかもしれませんが、長い目で見ていただきたいです。 
では、どうぞ。


出会い

 彼女との出会いは10歳の頃、親に引っ張られて行ったパーティーでのことだった。

 

 親に連れられ良く分からないおじさんおばさんに挨拶に行き、早く帰りたいななんて思いながらもしばらくは帰れないと悟り、せめてこのつまらない挨拶周りから逃げ出したいと、少しお手洗いに行ってくると親の元を逃げ出しパーティーの開催されていた屋敷の庭を散歩していた時に、ふいに綺麗な赤髪が視界に入った。

 

「...]

 

 ただただ綺麗だった。その少女が美しかったのもさることながら、庭の噴水、色鮮やかな花の数々、月の光、全てが彼女の美しさを引き出していた。気が付いたら見惚れていた。

 

「誰?」

「...!」

 

 見惚れていると声をかけられた。当然だ。急に目の前に人が現れ、自分のことをじっと見ていたら声をかける。

そんな当然の反応をされることも失念してしまっていた。

 

「あ、えっと、その、、、」

「...]

 

 急に話しかけられ、何を話せばいいか、何から話しだせばいいか、そもそも彼女は誰だ?あらかじめ親からどんな人が来るのか聞いていたのに、こんな綺麗な女の子がこのパーティーにいるなんて聞いていない。そんなしどろもどろになっている自分に対して彼女は黙って自分の言葉を待つ。

 

「えっと、、、」

「、、、」

「月が綺麗ですね。」

 

 待て、自分は今何を言った?普通、自分の名前を名乗るとか色々あるだろ。それを今自分はなんて?

 

「いや、違くて、その、」

「フフッ」

「?!」

「確かに今夜は月が綺麗ですね」

 

 なんだ今のは。頭の中真っ白になったぞ、おい。可愛すぎるだろ。いや、そうじゃなくて。

 

「失礼しました。私はローガン家の長男、ローガン・ノアと申します。今宵は父、ローガン・マルクスの下、パーティーに招待していただきました。よろしければ、あなたのお名前を教えていただけませんか。」

「、、、驚きました。」

「と、言いますと?」

「先ほどテンパっていたあなたとは別人のようです。」

「お恥ずかしいところを」

 

 下級貴族とは言っても、貴族は貴族。それなりに貴族としての作法は教えられている。しかし、先ほどのように頭の中が真っ白になっているときに話しかけられては、その作法も意味をなさないだろう。

 

「私はアイリスと申します。見たところ、あなたも同じ年頃のように思いますが、ご年齢は?」

「10歳ですけど、」

「なら私と同い年ですね。どうぞ、そんなかしこらず、気楽に話してください。」

「ですが、」

「私、あまり同年代のお友達がいないんです。ですから、よろしければお友達になっていただけませんか。」

「、、、では、よろしくアイリス。」

「ええ、よろしくお願いします、ノア。」

 

 それからは二人で色々なことを話した。特に剣術と彼女の妹のことについては、彼女がものすごく嬉々として話すので、話し込んでしまった。

 

「お~い、ノア。」

「あ!父さん。」

「こんなところにいたのk、あ、アイリス王女?!」

「?父さんアイリスのこと知ってるのか?」

「ノア!アイリス王女になんて口を!」

「いいのですよ、私の数少ない友人ですもの。」

 

 やってきた父さんが急に頭を下げ始めて、わけが分からなかった。だが、同時に彼女の真の正体が判明する。

 

「では、改めまして。私はアイリス。アイリス・ミドガル。ミドガル王国の第一王女です。これからよろしくね、ノア。」

 

 これが彼女アイリス・ミドガルと俺ローガン・ノアとの出会いだった。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 彼との出会いは10歳の頃、親についていったパーティーでのことでした。

 

 そのパーティーにはもともと出席する予定はなかったらしいのだが、急遽参加できるようになり、父が行くと言ったため、それについていっただけだ。

 私のすることと言えば、参加者の方に挨拶することぐらいだ。その挨拶が終わって、主催者の方から自慢の庭園を見てきてはと言われたため、庭で一人で綺麗な花々を堪能していたときだ。

 

「...」

 

 内心、ものすごい驚いた。私は武術を学んでいるし、ある程度人の気配は感じることができる。城で剣を学んでいるときも、名の通った剣の先生には私に勝てる相手はそうそういないと評価されている。その私が隣に立っていた彼の存在にしばらく気が付かなかった。

 

「誰?」

「...!」

 

 声をかけてみると、相手は想像以上に驚いていた様子だった。私の隣に気配も立てず立っていたのに、そんなに驚かれるなんて思っていなかった。

 

「あ、えっと、その、、、」

「...]

 

 相手の言葉を待つ。

 

「えっと、、、」

「、、、」

「月が綺麗ですね。」

 

 一瞬何を言われたか分からなかった。てっきり名乗ってくるものだとばかり思っていたから。

 

「いや、違くて、その、」

「フフッ」

「?!」

「確かに今夜は月が綺麗ですね」

 

 相手は絶句していた。なぜだろう。変なことを言っただろうか。

 しかし、すぐに相手は体制を立て直し、

 

「失礼しました。私はローガン家の長男、ローガン・ノアと申します。今宵は父、ローガン・マルクスの下、パーティーに招待していただきました。よろしければ、あなたのお名前を教えていただけませんか。」

「、、、驚きました。」

「と、言いますと?」

「先ほどテンパっていたあなたとは別人のようです。」

「お恥ずかしいところを」

 

 面白い人だ。さっきまでの態度が嘘だったかのように堂に入っている。

 

「私はアイリスと申します。見たところ、あなたも同じ年頃のように思いますが、ご年齢は?」

「10歳ですけど、」

「なら私と同い年ですね。どうぞ、そんなかしこらず、気楽に話してください。」

「ですが、」

「私、あまり同年代のお友達がいないんです。ですから、よろしければお友達になっていただけませんか。」

「、、、では、よろしくアイリス。」

「ええ、よろしくお願いします、ノア。」

 

 それからは二人で色々なことを話した。彼は聞き上手でついつい自分のことを話してしまった。特に妹のアレクシアの話は、彼には全く関係のない話なはずなのに、ずっと聞いてくれた。

 

「お~い、ノア。」

「あ!父さん。」

 

 どうやら彼のお父様がいらっしゃったようだ。

 

「こんなところにいたのk、あ、アイリス王女?!」

「?父さんアイリスのこと知ってるのか?」

 

 彼には何も話していなかったし、当然の反応だ。

 

「ノア!アイリス王女になんて口を!」

「いいのですよ、私の数少ない友人ですもの。」

 

 ノアは何が何だかわかっていない様子で戸惑っていた。そして、同時に私のの真の正体を明かす。

 

「では、改めまして。私はアイリス。アイリス・ミドガル。ミドガル王国の第一王女です。これからよろしくね、ノア。」

 

 これが彼ローガン・ノアと私アイリス・ミドガルとの出会いだった。

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございました。
次の話もまとまったら投稿するつもりですが、いつになるかは分からないので、本当に長い目で見ていただけるとありがたいです。
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