ネモが孤独を感じない程度に戦うモブ   作:覚め

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アオイ?ハルト?知らない子ですね。シッシッ


第1話

パルデア地方…にダブルバトルがないので、窮屈な思いをしていた僕。シングルバトルなんて、知らないよ…なんだよぅ…僕悪かねえよう…ということで、ダブルバトルなら強い(シングルは弱い)僕はガチでもう凹んでいた。どーなってんだパルデア。

 

「ねえ君!」

 

「わひゃぁっ!?」

 

「あ、びっくりさせちゃった?」

 

「うん…ガブリアスを出すくらいには」

 

「大きいね…でさ!君が元いた地方だとダブルバトルって言うやり方してたんだよね?」

 

「うん。シングルバトルはあんまり得意じゃないんだ」

 

「じゃあ私もダブルバトルでやってみたい!」

 

「…え?」

 

トントン拍子で進んだね?と、疑問に思うまもなく僕は学園前に連れ出された。階段前で足を止めてたけど、行かないの?と聞くと嬉しそうに頷いた。階段で転びそうにはなってたけど。なんだろうか、この人…体力ないのかな?ダブルバトルは考えること多いと思うけどなぁ…

 

「ダブルバトルだって」

 

「珍しー」

 

「でも相手がネモだぞ?」

 

「あー、そりゃ無理だな」

 

「僕の手持ちは飛行タイプと地面タイプを主軸としてます」

 

「私も最初はそうするかな」

 

「よろしく!」

 

「うん!」

 

最初に出すのはゴルダックとゲンガー。対してネモはダグトリオとムクホーク。素早さで言えばムクホーク<ゲンガー<ダグトリオ。でも関係ないもんねー!

 

「ゴルダック、アクアブレイク!ゲンガー、催眠術!」

 

「ダグトリオ、大地の力!ムクホーク、って寝ちゃった!?」

 

ダグトリオにアクアブレイクは痛かろうて。弱点をつけないムクホークは眠らせ、ダグトリオの原始の力でダメージを喰らったゲンガーの体力を夢食いで回復させるつもりだけど…ゴルダックは先制の爪光らせとけよ。まじで。

 

「ダグトリオ、地震!」

 

「っ、ゲンガー、サイコキネシス!ゴルダック、未来予知!」

 

「嘘!?」

 

「ぎゃあー!ゲンガーが耐えられなかった!」

 

なんと無惨!代わりにフシギバナを出す。高い特防を使ってなみのりを耐えさせる。ムクホークにヤドギリのタネを投げる。頼むまだ寝ててくれ!

 

「起きた!ムクホーク、ブレイブバード!ダグトリオ、もう一回大地の力!」

 

「フシギバナ、ソーラービーム!ゴルダック、なみのり!」

 

ダグトリオは消えた、残るはムクホークだけど、こっちはゲンガーの未来予知がまだ残ってる。次に出てくるやつをゴルダックの催眠術でなんとか封じる!

 

「行け、ルガルガン!」

 

「ゴルダック、催眠術!フシギバナ、発射!」

 

「ムクホーク!インファ…!?」

 

「ゴルダックの未来予知だぜ!」

 

「ルガルガン!ドリルライ…寝てる!?」

 

「フシギバナのソーラービーム!」

 

「ルガルガンがやられちゃった…」

 

そこから、結構競ったけど最後の一手で間違えたのか、最後の最後で負けた。ダブルの勝ち筋って、僕的には最後に2vs1にして勝つことなんだけど、最後の最後で1vs1になってしまった。強いや…

 

「君すごく強かったよ!名前は!?」

 

「…サファルトです」

 

「五文字って珍しいね。」

 

「気にしてます…」

 

「あ、あら?」

 

「何歳!?」

 

「16」

 

「ネモより歳上だ!」

 

何、あの人ここのチャンピオン的存在だったりする?わー、怖。でもま、ダブルバトルなら勝ち目あるでしょ。多分みんなこれでダブルバトルするだろうから、あの人…ネモさんの下くらいの位置でいいかな?で、次の日。

 

「ねえねえ!バトルしよ!」

 

「また!?」

 

「ねえ〜しようよ〜!」

 

「しかもここ僕の部屋だし…」

 

「ヤダヤダ〜!ライバルだもん〜!」

 

「ねえねえやめてよ…僕これから寝るんだよ…」

 

「あ、じゃあさ!おやすみのバトルしよ!ね!?」

 

「うん…そう…じゃあおやすみ…」

 

「なんでなんでなんでなんで」

 

「ゴルダック」ポンッ

 

「してくれるの!?」

 

「催眠術」

 

「え…」キィィィィン

 

「よし、布団をかけて…あ、俺これどこで寝るんだ?」

 

「ヴェロ?」

 

「…椅子か…」

 

寝る間際に思ったんだけど、この人風呂とか入ったよな?とかなんとか思っても聞けなかった。寝てたし、女の子だし。寝てたし。と言うわけで翌朝。

 

「…バトルしよ!おはようのバトル!」

 

「イヤー!今日は日曜日なのにー!」

 

「しようよ〜!」

 

「ぎゃー!」ガチャッ

 

「バトルしようよ!!」

 

いやよいやよも好きのうち、と言う言葉があるらしい。全くもって何ということだ。まあ、ぼくは言葉通りに嫌は嫌なんだけど。でもネモさんは何を言っても『バトルしよ!』って聞こえるらしい。なんて言う耳だ。恐ろしい。

 

「なんでぇ!」

 

「あのダブルの人、ネモと同じ部屋から出てきたぞ!?」

 

「嘘だろ…!?」

 

「もうそんな関係に…!?」

 

「成ったな…カップルに」

 

「なんて早い子…俺があのレベルに達したのは早く見ても20歳後半…!」

 

「え、何?なんで変な噂が流れてんの…!?」

 

「私とバトルしないからだよ!」

 

「バトルしたくない!ダブルはめんどい!癒しをくれ!」

 

「バトルしたらね!」

 

「なんだよこいつ!そこの方!助けろ!助けて!助けろください!」

 

「ひぃ!」

 

「あ、待て逃げんな!」

 

後で聞けば、この時すでにカップルなのではないか、と言う根も葉もない噂が流れたそうです。いやだもん。僕、腰に抱きつかれてるのきついもん。どーなってんの。全然動かないんだけど。あ、待って、ネモをヌメルゴンが引っ張ってる!

 

「あぁ!そこはダメ!ズボン脱げる!」

 

「じゃあバトルぅ!」




ヴェロとかはゴルダックの鳴き声です
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