ネモが孤独を感じない程度に戦うモブ   作:覚め

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チャンピオンリーグ
面接官
チリ


第12話

「本日はお越しくださり、ありがとうございます。」

 

「…」

 

「まあ、おかけください」

 

なんだか少し変なオーラが見えるのは気のせいだろうか。面接官のチリさんはなんだかとても怖いなぁ。圧迫面接っていうか。ニコニコ笑顔なんだよなぁ…つい先日キレられた覚えもあるから、余計に…ネモは多分こんな悩み知らないだろうなぁ…

 

「面接官のチリです」

 

「チャレンジャーのサファルトです」

 

「…これよりチャンピオンテストの第一次試験…面接テストをおこないます。えーと、お持ちのジムバッジは…」

 

「8個です」

 

「なるほど、8個ですか。では、今からサファルトさんにいくつか質問をさせていただきます。回答によってはその時点でテスト不合格となる場合もございますのでご注意ください」

 

「あ、はい」

 

「それでは始めます。本日はどのようにしてポケモンリーグまで来られましたか?」

 

「徒歩…になりますかね」

 

「ふむふむ。次の質問です。現在通われている学校の名前を教えてください。」

 

簡単だなぁ。そう思い学校の名前を答えた。自分の所属すらわからない奴はチャンピオンにいらねーよ!ということなのだろう。なんで人だ、怖い。

 

「本日はポケモンリーグまで何をしに来られたのですか?」

 

「チャンピオンになるため。その先の…ネモと対等な立場に立つため。」

 

「彼女に誘われて…ですか。」

 

あら?なんかやらかしたか?とおもったが、なんだか続きそうなので一安心。でも言ってることに嘘はないぞ。ネモと対等な立場に立って、ネモのバトル欲を受け止め切るんだ。

 

「では、その…彼女と対等な立場になって何をしたいですか?」

 

「ネモをもう一回負かします」

 

「大きく出られましたね。では次の質問ですが…一番苦戦したジムは?」

 

「…セルクルジム、ですね。トップのオモダカさんが本気を出させてましたから。」

 

「では。そのジムで勝負したジムリーダーの名前は?」

 

「カエデさん」

 

「正解です。やはり、印象に残りますよね。特にあの…」チッ

 

???チリさんの顔から光が消えよったぞ。どうなってんだ。まあええわ、どーとでもなるし。で、なんだ?何かあったか。次の質問早くプリーズ!下向かないで!

 

「失礼しました。では、カエデさんが使うタイプは?」

 

「虫タイプ」

 

「素晴らしい。」

 

「でもリングマの方が記憶には残ってるかなぁ」

 

「チャンピオンテストにたどりつける実力をお持ちだということは、サファルトさんはたくさんのポケモンと出会ってきたと思います。その中でも最初に選んだポケモンの分類はおぼえていますか?」

 

「…電気タイプ…かな?」

 

「流石です。申し訳ありません、同じ質問をくり返させてください。サファルトさんはネモさんと対等な立場に立って何をしますか?」

 

「ネモを負かします。」

 

「すみません、そうでしたね。では最後の質問です。サファルトさんはポケモンはお好きですか?」

 

「好きです。私の親のように愛してます。」

 

さあ、どうなる。面接は以上って言われた。頼む、面倒なのはやるつもりあんまないんだ。も一回やるのやだ。めんどい。でもま、結局はチリさんの私怨で滅ぼされそうだな。僕悪いことしてないのに。

 

「サファルト、お疲れさん。一次試験…面接テスト、合格や!一発クリアとなると、ネモ以来初やないか?」

 

「よっしゃー」

 

「ところで、ポケモンを自分の親みたいに愛してるってどういう意味や?よーわからん」

 

「そのまんま〜」

 

「ほ〜ん?まあええか…それじゃ、次の試験始めよか。色々切迫詰まってるけど、二次試験…まあ、所謂四天王戦や思えばええよ。」

 

「ウス」

 

「ま、言うてこのチリちゃんが初めの相手や。用心しとき」

 

「いけ、エレキブル」

 

「フルシカトかいな。ナマズン!」

 

「エレキブル、交代。行け、フシギバナ」

 

「?ナマズン、ふぶき!」

 

都合よく吹雪は外れた。当たったら即死だった…と言うわけでフシギバナに変えたわけだが。ナマズンの弱点は草の一つ。つまりここでとらなきゃ誰が取る!?フシギバナなら1ターンは確実に耐えるからな。ソーラービームよ。

 

「フシギバナ、チャージ」

 

「交代!バクーダ!」

 

「発射!」

 

「バクーダ、大文字!」

 

ソーラービームと大文字の激しいぶつかり合いの末、まあビームの方が持続してるんで、ソーラービームで一撃でしたとさ。まあ、フシギバナも危なくはあったんだけど。次のお相手はドンファン。ドンファンかぁ〜、ワクワクするぜ〜。交代してガブリアス行け!

 

「ガブリアス、ドラゴンクロー」

 

「ドンファン、アイアンヘッド!」

 

ドラゴンクローには耐えたか。だが残念だったな。鮫肌とゴツゴツメットによって即倒れるのだよ。と言うわけでドンファン撃破。

 

「強いやん、ゴツゴツメットに鮫肌とかさぁ…ダグトリオ!」

 

「ガブリアス、破壊光線」

 

「ダグッ!?」

 

「…いえーい」

 

「なんやむっちゃ腹立つな。消化試合みたいで。」

 

「今のところカエデさんより楽ですね」

 

「言うやん。後悔させたる。ナマズン!」

 

「ガブリア」

 

「ナマズン吹雪!」

 

ガブリアスが一撃でやられよった。なるほど速攻。これなら強いな。でもま、ゴルダック出すんですけどね。レベル的にはゴルダックが一番上だけど、種族的な強さからガブリアス前にしてる。こう、感覚は多分みんな理解できると思う。

 

「ゴルダック、サイコキネシス」

 

「ナマズン、未来予知!」

 

「一矢報いろうとしてるじゃないすか」

 

「まあな?タダでやられはせんよ」

 

と言うわけで最後に出されたのはドオー。ドオー。ドオー?なの?え、ぁ…そう…?てっきり、バンギラスとかが出てくると思ってた…あ、ドオー…いや、バンギラスは岩だけど…ドオー…かぁ…

 

「ナッハッハ!やるやん!やっぱ自分おもろいわ!いてこましたる!ドオー!隆起せえ!」

 

と言うわけでテラスタルされたのでこちらもテラスタル。ゴルダック、シメはお前だからな。お前以外やらせねえからな。エレキブルも候補に入るけど、だいたいお前だからな。

 

「ゴルダック、なみのり!」

 

「特性貯水や!ドオー!地震!」

 

「耐えてれいとうビーム!」

 

「ったぁ!油断したわぁー!」

 

と言うわけで勝利。勝っちゃったもんねー!と言うわけで第二戦なのだが。ガブリアスなどを回復させてから行こうと思う。じゃないと面倒なんだ。追い詰められた時の保険がこいつだから。

 

「ほんまやるやん。まっとき、次の人呼んだる。出番やで〜!」

 

「はーい!」

 

「…子供だ」




ポピーちゃんの鍵バッグ、鍵っ子を暗示してる説とかネットにあるんですよ。ちとゾッとしますよね。
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