ネモが孤独を感じない程度に戦うモブ   作:覚め

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オモダカさんはアオキさんに対してやれば出来る子とか思ってそう


第16話

「ようこそ、サファルトさん。貴方とポケモンリーグの頂点でお会いできて大変喜ばしいです。最終テストは、トップチャンピオンである、この私オモダカとの勝負。…勝利すれば 合格ですよ。でも、その前にひとつ謝りたいことが…なんですかその顔は。」

 

「早くしてくれないかなって。自分語りするなら僕もしますよ?」

 

別に良いですよ、と前置きをされてしまい、長々と説明された。要は、本気でやってたらみんな萎縮しちゃってやばい。チャンピオン増やしたいから頑張ってね??ということだ。殴り飛ばそうか、この人。

 

「じゃあ今度は僕の番。僕、ポケモンバトルってこっちに来る前は全然してなかったんです。みんなと比べれば。負けるのが嫌だったんです。絶対に負ける試合はおろか、負けない試合しかしてきませんでした。多分、ネモはこれを聞いても軽く済ましてポケモンバトルって言ってくるんです。その七文字が聞きたいからここまで来たんです。要はネモが好きなんですね。」

 

惚気だなんだと外野が叫ぶ。でも、無視する。僕がここで負けたらネモに会わせる顔がない。誇れる部分が途中敗退になる。なら、なら。せめてここで、想いを叫びたい。いやでもそんなのするほどの度胸はない。そんなことを考えていたら、オモダカさんはポケモンを出していた。クレスパトラ、エスパータイプ。

 

「いけ、ゲンガー」

 

「存分に愛を語ってくれましたね。ですが、そう言われても加減はしませんよ。出来ませんので。」

 

「結構。ゲンガー!シャドーボール!」

 

「クレスパトラ、ルミナコリジョン!」

 

効果抜群、特防を下げる技。え、ここでそれ食らうの。次で催眠夢食いしなきゃならんな?

 

「ゲンガー、交代。行け、ドオー」

 

「ドオー!?」

 

「一番レベル低かったはずでは?」

 

「ドオー、しっかり光れよ」

 

「電気タイプに変えよったわ」

 

「クレスパトラ、もう一度ルミナコリジョン」

 

「ドオー、メガホーン」

 

クエスパトラは既にゲンガーのシャドーボールを喰らっているから、楽々に倒せた。相手が変えるタイミングでこっちも変える。もちろんゲンガー。相手はクレベース。

 

「ゲンガー、催眠」

 

「クレベース、かみくだく!」

 

噛みつかれる前に眠らせれた。これで噛みつかれたら終わっていたな。安堵する。しかしこの技、あんまり外れないな。なんでだろ。

 

「ゲンガー、夢食い」

 

「このパターンや…このパターンでゲンガーは体力を…っ」

 

「ゲンガー、交代。ゴルダック」

 

「は?」

 

「おや?」

 

「ゴルダック、瓦割り」

 

「今ので目が覚めましたね。クレベース!ボディプレス!」

 

「ゴルダック!サイコキネシス!」

 

相打ちで終わった。とか思って肩の力を抜こうとしたら、クレベースはまだ立っていた。すまんな、ゴルダック。仇は打たせてもらう。ドオーが。うっわすっげ、ドオーすっげ!というわけでまたドオー召喚。

 

「ドオー!アイアンヘッド!」

 

「クレベース!噛み砕く!」

 

「ドオーを臨時スタッフみたいに使う奴初めて見たわ…」

 

「不思議さんです」

 

「ふむ…ドドゲザン!」

 

「ドオー、地震!」

 

「ドドゲザン、思念の頭突き!」

 

耐えた。耐えるには耐えたが、ドドゲザンも耐えた。さすがはテラスタルだ、なんともねえぜ。とは言ったものの、もう一度打ったとして、ドオーが耐えるかどうか…

 

「ドオー、もういっちょ地震」

 

「ドドゲザン、ドゲザン!」

 

電気タイプのテラスタルに賭けてよかった。流石は弱点が一つだ、なんともねえぜ。相手が変えるので、もちろんこちらも変える。

 

「ゴーゴート!」

 

「エレキブル!」

 

「ゴーゴート、ビルドアップ!」

 

「エレキブル!炎のパンチ!」

 

ゴーゴートのビルドアップで防御が上がって防がれたか。おのれゴーゴート。貴様を許すことはないとだけ言っておこう。しかし、ビルドアップしたということは今度は攻撃してくると言える。

 

「エレキブル、もっかい炎のパンチ」

 

「ゴーゴート!ウッドホーン!」

 

なんとも。相打ち。今度こそ。おのれ、ゴーゴート、それとビルドアップ。次にオモダカさんはミガルーサを出してきた。水エスパータイプ。フシギバナを出す。このまま行けば、ガブリアスを出さずに終われるかもしれない。

 

「ミガルーサ!氷の牙!」

 

「フシギバナ、日本晴れ」

 

フシギバナは倒れない、良かった。ウチのフシギバナはめちゃんこ耐久できる。そこでソーラービームを積む。天候は晴れ。一撃で決めれる。これは本当にガブリアスを使わないかもしれないな。

 

「フシギバナ、ソーラービーム!」

 

「ミガルーサ!サイコカッター!」

 

「はー、あっつ」パタパタ

 

「チリ!!そんなことをしてはいけません!!」

 

「…下げましょうか?」

 

「良いですよ、肩の力が抜けるんで」

 

そうでしたか、と言って最後のポケモンを出してきた。キラフロル。知らないポケモンだ。完全に知らない。何タイプかもわからない。エレキブルで様子見するか。

 

「トレーナーを導く光あれ、キラフロル」

 

テラスタルしよった。模様から見るに…岩タイプか、これ?ウチのエレキブル、格闘覚えてないけど。

 

「…エレキブル、放電」

 

「キラフロル!大地の力!」

 

「っ…ドオー!」

 

「キラフロル!大地の力!」

 

「ドオー!地震!」

 

当然相打ちとはいかず、エレキブルの放電さえも麻痺にはならず。ガブリアスの地震を頼っても良いが、なぁ…テラスタルはもう出しているし。残りはガブリアスかフシギバナ。晴れももうそろそろ消えることを考えると…

 

「ガブリアス!」

 

「ようやくですか。キラフロル!マジカルシャイン!」

 

「交代、フシギバナ!」

 

「えっ」

 

「フシギバナ!ソーラービーム!」

 

やって良いか知らないけど、サッと出してサッと変えてサッと攻撃!これで無理でも、まだガブリアスがいるから大丈夫だ。

 

「…負けましたね、これは」

 

「おっしゃぁ!」

 

「まさかそんなにも早く交代されるとは…あなたのガブリアス、倒してみたかったです。」

 

「まあね」

 

「ようやった、それでこそネモの推薦者や」

 

「おめでとー!」

 

「おめでとうございます」

 

「う゛お゛お゛!!め゛て゛た゛い゛!!」

 

「さて…このまま、降りたとして…1日置いてネモと戦いますか?それとも、このまま?」

 

「…このまま、かな!」




オモダカ「彼、なんか途中で技編成とか変えてませんでしたか?」
チリ「ようそんな数のわざマシン集めたなとか思ってました」
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