ネモが孤独を感じない程度に戦うモブ   作:覚め

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ネモ「ジムチャレンジしてくれる人がいるので、推薦したいのと、宝探しの期間じゃないので許可証ください!」
オモダカ「わかりました」
チリ(事後報告で知る)「あかーーーーーん!!!」


第3話

悪趣味に行こう。レベルの高いジムから行こう。となると…なるほど、氷タイプのジムか。早速ガブリアスの利点が消えたな、ゴルダック、瓦割り、行けるな?…不安だな…ゲンガーもよろしくね?まじで。本当に。頼むぜ本当に。まじで頼むぜ。

 

「…おいっすー」

 

「誰?」

 

「ジム挑戦者〜」

 

「宝探しはもう少し先のはずだけど」

 

「…ネモの推薦状と、なんか認めるよーって紙」

 

「ふーん…ま、勝てるの?」

 

「行くぞゴルダック。ぶん殴ったれ。6タテするぞ」

 

「できるの?」

 

なんだこいつすごい煽ってくるんだけど。やったるわ、全力で叩き潰したる。こいつほんま許さん。ゴルダック、覚悟はいいな?とか思ってたらジムテストとやらをするらしい。なんだかびっくり、モトトカゲとか言うポケモンに乗って目的地まで行けって。

 

「無理無理無理!」

 

「安心してください。ちゃんと行けますから」

 

「ほざけお前バカ待ってちょっと押さないでぇ!」

 

「いやいや、行けますから。本当に。」

 

「だからって押さなくてもよくな──」ズルッ

 

滑り落ちるかのように山を下って行き、そりゃもうモトトカゲと共にゴール付近で盛大に転んだ。おま、痛い!寒いし痛いし!このジム本当嫌だな…でもまぁ今度こそジムトレーナーとのバトルだ!さあ行くぞゴルダック!

 

「ヴェロンヴァセェッッッ」

 

「っしゃあやるぞオイ!」

 

「行っておいで、モスノウ」

 

「ゴルダック、催眠術!」

 

ゴルダックがモスノウより速くて助かったぜ。モスノウが寝たのでそこに瓦割り。一撃で倒せ!急所つけ!!…気合い溜めした方が良かったかな?

 

「代わりにツンベアー!」

 

「っしゃあ!ゴルダック、瓦割り!」

 

「わぁ」

 

都合よく出て来たツンベアーを瓦割りで一撃。こうかはばつぐんだ!良し、取り敢えず命中したので良しとして、次のポケモンはなんじゃろな。

 

「いけ!ハルクジラ!」

 

「ゴルダック、ゲンガーに変われ!」

 

「ハルクジラ、アイススピナー」

 

「ゲンガー、シャドーボール!」

 

ゲンガーがどれだけ傷ついても、生き残ってさえくれればさっき眠らせたモスノウをゆめくいで戻せる。シャドーボールとゆめくい、催眠術にサイコキネシスがウチのゲンガーなんでね、結構強い…トオモウヨ

 

「ゲンガー、サイコキネシス!」

 

「やられたね…でも、寝かしたままじゃダメだよね。モスノウ」

 

「ゲンガー、夢食い!」

 

「起きて、モスノウ!」

 

「起きちゃった!?」

 

「モスノウ、追い風!」

 

「ゲンガー、サイコキネシス!」

 

まずい、ゲンガーの回復手段を潰された。ウチのチームは最悪なことに氷がきつい。最初に挑んでちょっとばかし得した気分…ネモになんて言われるかわかんねーけど。ネモに『最初に一番強いところが挑んだの!?勇気あるね!』って言われて〜…全肯定強者、いいな。

 

「…最後の一匹みたいだね」

 

「4体しかいないのかよ。あんまだな」

 

「でも私、テラスタルするからね」カッ

 

なんだろうあのボール…あれ、なんかすごい吸引力?なんか大気吸われてない?あれ、すごい風だな?ネモさんそんなのやってなかったな??もしや、ネモさん本気じゃなかったりする…?

 

「え、なんそれ」

 

「え、テラスタルだけど」

 

「…チルタリスの頭の上なんそれ」

 

「こおりテラスタルだけど」

 

「…え、こおりテラスタル?氷タイプにでもなるの?そんなバカなこと」

 

「氷タイプだけど?」

 

「ゲンガー、サイコキネシス」

 

「チルタリス、りゅうのはどう」

 

「うぇっ!?」

 

効果抜群じゃないのに一撃で…等倍とはいえ、体力減ってたとは言え、一撃!?ガブリアスの速度が上回ってることを祈って出してみるか…火炎放射は覚えてたから、弱点取ってどうにか!

 

「いけ、ガブリアス!火炎放射!」

 

「チルタリス、れいとうビーム」

 

「頼む!」

 

力技にはなるが、火炎放射でごり押しするしかない!ここでまさかの詰みかけを味わうことになるとは…クッ、なんでこんなことになってんだ。もう少しくらいはレベル上げしとくべきだったなぁ…

 

「なんとか勝てたー!」

 

「すごいね、君。次はリーグだよね?」

 

「ん?あー、いや、これが初ジム」

 

「えぇ…?」

 

困惑してるね。うん、でも自由に選べたし、僕は全く悪くないかなー…チラッチラッ。でも悪趣味に行くことを考えれば正解だもんね!僕本当に悪くない!じゃねー!

 

「うおっ」

 

「最初にここ選んだんだね!」

 

「ネモか…」

 

「ここはジムトレーナーの中でも結構強いんだよ!勇気あるね〜」

 

「でしょ〜?」

 

「じゃあさ、私達でもバトルしよ!」

 

「待った、ネモ」

 

「?」

 

「僕とネモのバトルは常に1vs1…要は相棒以外使わずに戦おう」

 

「それって…サファルトはゴルダックしか使わないってこと?」

 

「うん。まあネモとは次のジムかな。ネモは相棒が多すぎて一体に纏められないでしょ?」

 

「私の相棒はパーモット!さあやろう!」

 

「…わ、わぁ」

 

「さあ!バトルバトル!」

 

その後、なんとか有利を取ったり取られたりするも、ゴルダックとパーモットではゴルダックが強いと言うことがわかった。なんとか勝てはしたんだがな…どーなってんのか、相棒変えてバトルしよう!とは言ってこなかった。大吹雪かな、明日。

 

「…どうした?」

 

「ううん!なんでもない!負けるのが初めてだったからさ!」

 

「あ、そうなんだ」

 

「嬉しくって、楽しくって」

 

「悪い、何言ってんだお前」

 

「え、ひどい」

 

「次はエスパーのところに行くから、よろしく!」

 

「わかった!」




ネモは
外堀したら付き合える

外堀したらバトルできる
に変換する人間っぽい。
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