ガンダムSEEDFREEDOM~混沌の黒銀海神が駆ける   作:カオスサイン

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EPⅩ「少女達は戦神姫となるPARTⅠ」

Sideショーヤ

「す、凄い!…」

「操作性もナイトスコードや他のMSとは段違いに操縦し易いです!

こ、こんな機体本当に私達が扱ってもよろしいのでしょうか?!」

「勿論さ、建造したは良いけど操作系統がちょっと特殊な事もあって扱えうるパイロットが他には居なかったからね」

改造コロニー内に秘匿していた儀礼艦エルクシオール内に格納してあるMSのシュミレーションをフィリン達に促した。

レーファさん達は新たな機体の性能に戸惑いを隠せないようだ。

HALOシステムさまさまだな。

「でも私達の機体にそれぞれ付いているこの似通った様な装備は一体?」

レーファさんが気が付き質問してくる。

「そいつはな、普段はブースターとしての運用になるがドッキングさせる事によって機体の更なる強化が可能となる装備だ。

レーファさんの機体がフィリンの機体に、トラシアちゃんの機体がスフィーの機体に対応している。

後はまだ開発が完了していない俺の新しい機体にも関係している」

「それは凄い!…」

「という事はアハート隊長はこの戦艦での戦闘を?」

「ああ、又便乗したゲリラ部隊が出て来ないとは限らないからな…必要とあらばな!

アキラはトリプクスのバックパックをこの新しく完成させておいたシルエットに換装しておいてくれ。

後々必要になると思う」

「はい!」

「それじゃあ、敵に動きがあるまで皆ゆっくりしておいてくれても良いぞ」

それから数日が経過したある日の事だった…。

「は!?…それは本当なのか劾!?」

「『残念ながら確かな事実だ…』」

劾からの通信で俺は驚くべき事実を聞かされた。

「マジかよ!?クソッ!…」

「一体何があったの?」

「『ユーラシアの各都市部が突然何者かからの攻撃を受けて跡形も無く消滅させられたらしい…』」

「なっ!?…」

「ええ!?」

劾の言葉に俺達は絶句する。

「『その上今地上は世界中の政府機関がゲリラ軍によるテロ活動を受けていててんやわんやしているようだ』」

「という事は太西洋連邦もか?」

「『ああ、幸いまだユーラシアを討った何者かからの攻撃は受けていないが…む?全世界に向けての緊急放送だと?』」

これからの対策を思案しようとした所にそんな知らせが入る。

「此方で映そう」

「『頼む』」

突然入ってきた世界に向けての放送を観てみる。

「『全世界のコーディネイター、ナチュラルの愚民共に告げる!

童はファウンデーション王国の女王、アウラ・マハ・ハインバルである!

此度は先日のブルーコスモス過激派が放った核弾頭ミサイルにより我が国は尋常ではない多大なる被害を受けてしまった…よって此方も報復としてまずはユーラシアを討ち捕らせてもらった!

次はコンパスの不手際としてオーブへとこのレクイエムによる裁きを受けてもらう!

その次は太西洋連邦じゃ!

大人しく降伏し童の施行するDPを全世界で取り入れよ!

さすれば民の血が流れる事はないであろう…一週間の猶予を与える、懸命な返答を期待しておるぞ』」

「レクイエムだと!?…真逆あれを修復して撃っただなんて!…」

「お母様…もう戻れないのですね…」

「…」

放送を観てアキラ達は絶句し俺は怒りを通り越して呆れる。

「たかがレクイエム一つ如きでオーブを討てるとか思っている時点でとんだお笑い草だな…しかし問題は他国の動きだな…」

「どういう事です?」

「現時点で他国が奴等の居所を把握出来ているとは到底思えない。

そんな状況で迎撃部隊を送り込んだ所で狙い撃ちされちまうのがオチだな」

「そういう事ですか…」

「という訳で今から一旦地球に降下してミレニアムと合流するぞ。

恐らく奴等の居所を掴んでいるあろうコンパスも合流する事を考えている筈だ」

「「はい!」」

「それじゃあ、ハロ!エルクシオールを発進!そして地球の前にすぐにワープだ!」

『リョウカイ!リョウカイ!』

敵が本格的に動き出したのを見てハロに指示しエルクシオールを発進させた。

 

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