ガンダムSEEDFREEDOM~混沌の黒銀海神が駆ける 作:カオスサイン
Sideショーヤ
「という訳で出向で此方に来る事になったから改めてよろしくお願いします」
宇宙へと上がりコンパスの母艦であるミレニアムに乗船し面々と直接対面した。
キラ・ヤマトは勿論の事、シンやルナマリアも居たがアスランの姿が見当たらなかった。
その代わりにアグネスという女性が居た。
ってか変形ジャスティスに搭乗ってたのはもしかしてシンか。
「…その子達は?」
「ああ、この子達はちょっと事情を抱えててなこっちで保護しているんだが…無論強制的にMSに搭乗せるなんて事はしてませんよ。
彼女達の意志です。
それがどうかいたしましたか?」
「いや…少し気になっただけだよ。
でもその子達の機体は…」
「ああ、それはちょっとした偶然で機体データを入手出来たんで造らせたまでですよ」
俺はキラの質問に答える。
「フーン、黒くはないけれど半年前に強奪されかけたストライクフリーダムを半壊に追い詰めた機体と同じね…」
ファッ!?ストフリ強奪ぅ!?どうやらあのガンダムを奪おうと考えた輩が居たようだ。
それをナイトスコードが止めたらしいが…何かキナ臭さを感じるな…。
「実は今日、あの機体を扱っているファウンデーションという組織と会談する事になっているんだよ」
「…はい?」
という事はフィリン達を連れていくのは少々不味い気しかしないな…。
というか…
「そのファウンデーションのトップの名前は?」
「確か…アウラだったかな?」
「…」
ロクでもない組織なの確定じゃねえか!
これは深く調査を…と思っていたがそこで俺は漸く察した。
アスランが不在である理由を。
Sideフィリン
「…」
「お姉ちゃん…」
これから彼等が顔を合わせる事になったという人物が私達の事を捨てた元母親である事が分かり私は俯いた。
「だ、大丈夫だから…」
「で、でも…」
スフィーに心配されて私は平静を装う。
「無理して行かなくても良いんだぞ?
強制じゃないんだからな」
そこでショーヤお兄様がそう言う。
「大丈夫、私も一緒に行くから!…」
でも私はなんとか勇気を出してそう言った。
「そうか、だけどもし怖い目に遭いそうになったら俺や仲間達が守ってやるから」
「うん…」
お兄様に撫でられ私は落ち着きを取り戻し割り当てられた部屋に向かうのだった。
Sideショーヤ
数日後、地上に降りてあのAAと合流しファウンデーションの待つ国へと足を運んだのだが…
「…」
「…」
「?…」
「ラクス・クライン、貴方様はやはりお美しい!…」
出迎えてきた金髪のやさ男がなんかラクスさんに粉かけるような事をしていた。
一方のキラは何処か様子が可笑しかった。
どうやら出迎えの彼等が何か可笑しな事をしたのは間違い無いな。
とすると彼等はアコードという事になるが
「ン?貴方達は?」
「これは申し遅れました。
俺達はコンパスとの同盟を結んでいる傭兵部隊サーペントテールからの者です」
「ふむ…傭兵ですか…分かりました貴方方も歓迎致しましょう」
少し思案したやさ男が俺達を一瞥した直後案内した。
「よくぞ我が国にへと参られたコンパスとサーペントテールの者達よ。
童がファウンデーションの女王であるアウラ・マハ・ハイバルなのじゃ」
会談が始まる。