わりと楽しんで読んでるMSレビュアーの一周年を記念して書きました。

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ブシドーさんの小説ネタが出てきます(本人にごめんなさいはしてあります)

過去の出来事や時系列は意図的にぼかしてあります。


猫n太郎さんおめでとう小説

 ここはゲッターエンペラーの内部かもしれない、或いはその僚艦の内部かもしれない。

 

 少なくとも確かなのは、未来永劫の時のはざまである事だ。

 

 インベーダーと戦う者たちの、戦いの場所である事だ。

 

 ポッドの中で無限のコンティニューをしてでも、愛しき人が幸せの唄、微笑みながら歌えるように、戦う場所である事だ。

 

 だがだからといって衣食住、そして娯楽が無くなることは無い。

 

 飲む打つ買うの三拍子、これは戦の合間の華である。

 

 脳幹以外アルティメットガンダム細胞かつゼロシステム直結人間、山田神鉄が語り部を務めよう。

 

 因みに所謂お祝い小説という事で執筆者にイメージをゲッター線に乗せてインスピレーションを引き起こさせているだけなので、猫n太郎氏の作品の結末を拘束するものではないから安心してほしい。面白いよな氏の作品は。

 

 つまり、

 

「「「オフィシャルではございませんぞ──────」」」

 

「起きてたのか、修復は済んだか」

 

「束さんの肉体は至高にして無謬なのさ、問題ないよ」

 

 こいつは篠ノ之束、一人クレイジーアリスワンワンダーランド。ただしクレイジーなのは発明と戦闘面のほうなんで安心してな。因みに俺の第三夫人。

 

「神鉄ちゃんも頭痛が無くなってからは良い笑顔なのですね」

 

 こっちのばいんばいんなインフィニット・ストラトスのセックスシンボルは山田真耶、俺の第一夫人。まあ第五婦人迄いるんだが。

 

「神楽さんとチェルシーさんと虚さんも愛機が大破で再生が追い付かない、まああと地球時間で一日ってとこだね」

 

「まあいい、約束を果たしに行こう、ガンプラバトルで」

 

 まあインベーダーと日夜戦ってる我々にパチ組み以外の選択肢は無いんで技量任せだがな。結構船体貫通してじゅっと溶ける、その時流石に備品は再生しないからな。

 

「というわけでやるか、たのもー」

 

「束さん、よろしくお願いします。今日こそは勝って見せます」

 

「マイさん、シバいていいですからねこの駄兎、これちゃんと頭を下げる」

 

「いいんだよ神鉄君、とりあえず対戦表はこれで良いかな」

 

「はい、テムさん、筐体の事前準備ありがとうございます。問題ありません」

 

 まあ、ガンプラバトルに名を借りた技術士官上がりの相手の三人への教導、もあるのだ。一応我々は戦闘職だからね。

 

「もっともはっちゃけるわけだが」

 

「嫌な予感がするな、この笑みは。シャアが謀るときの時の笑みだ」

 

「まあまあガルマさん、気楽に、すまいるすまいる」

 

「はは、済まないな真耶さん」

 

「ではバトルスタート、一対一だ。互いのチームで先に二勝した方を勝ちとする」

 

 まるでばあさんと孫だなと苦笑しつつ、ガルマは長生きできず真耶はばあさんになるまで生きたから、某は指を鳴らした。

 

「じゃあいっちゃうねー、ルナアレックス、山田束、参る」

 

「またんかい駄兎」

 

「ぶつんじゃなくてAPFSDSみたいに中指を射出しないでもいいじゃない、束さんじゃなかったら眉間にこんにちわだよ」

 

「束なら避けるだろ、そうじゃねえよ、一年戦争とパチ組縛りだろうが、なにフルスクラッチで無理やりハイνなアレックス出してんだ」

 

 と戯れ合いつつ、束は静かに月面を模した筐体内に着陸し、ファンネルを全部飛ばす。某も医療キットをもう一回確認する。

 

 奴が、来る。

 

「ァァァッァァアアアアァッァァァァァァッァァアアアアアア」

 

 ブルーディスティニー、ゲッター線の色で塗装してあるからさしずめゲッターディスティニーがEXAMの赤い光をまき散らしながら突っ込んでくる。

 

 ゲッター線に愛された男、オリバー・マイ。

 

「ヘイヘイこちら、手の鳴る方へ」

 

 記録に残っている真ゲッターもかくや、という馬力とスピードで野獣の如き動きを見せるマイを、束は完全にさばいて見せていた。既に目視やセンサーが間に合う速度ではない、所謂武術の達人が相手と拳を打ち合わせたら次の動きが分かる、その技だ。

 

 もっともその上でサーベルに変換されているゲッター線の波形を完全に合わせて受け流す、という無茶苦茶だが。

 

 双方ともガンプラの作りこみはマックス、それでもゲッター線の余波だけでルナアレックスの装甲は穴あきチーズ、いや現に大破しかかっている。

 

 操縦系を束に合わせて一切の遊びを排してなければやられていた。

 

「束さん、あれを良く避けられる。というかいまだマイは一人でゲッター線に触れると暴走状態になるのか、ア・バオア・クーの撤退戦が余程のトラウマと見える」

 

「まあそこは我々が支えたらいいのです、ガルマ様。おっともう気絶か」

 

 まずはこちらの一勝。

 

 気絶したマイさんの看護をテムさんに任せて某もガンプラを展開する。

 

「ではヅダるか」

 

「自爆特攻兵器をそう呼ぶのやめないか、なあ」

 

「まあまあ、ではヅダ・ワルキューレ、山田神鉄、推参」

 

「まあ私も他人の事を言えないのだが。シュツルムギャン。ガルマ・ザビ、出撃する」

 

 土星エンジンを二個装着した上でジムと同じチタニウム系の合金の重装甲を纏ったヅダ・ワルキューレがバズーカを乱射しつつリボコロニーの夜の街をかける。

 

 ガルマ様のシャツルムギャンはヅダの近接能力のままケンプファーの強襲力を持たせた機体で、装甲も厚い。

 

「うーん、正直司令官を拝命していた身としてはどうかと思うが、あのレビルの影武者を打ち取ってイセリナに愛を打ち明けた日を思い出して気分がいい」

 

 ホバー走行しながらシュツルムギャンがミサイルをばらまく。

 

 そして両方ともほぼパチ組にちかい。

 

 どういう事かというと

 

「さあ、踊り給え、この狂騒曲を」

 

「ひゃっはー」

 

 互いに武装を全弾発射し最高速迄スロットルを叩き込む。

 

 お互いにガツンガツンぶつけ合うブンドドになるわけだ。

 

 互いにハリネズミのような武装を全弾打ち尽くし、パージ。

 

「ぬうん」

 

 そのままエンジンの過熱警告を気にせずドムのヒートソードをコクピットに目掛けて突き刺さす。

 

「「甘い」」

 

 そのままギャンご自慢の近接能力で避けられたうえで上半身と下半身をぶった切られるもそれは計算内。

 

 抱き着いてそのまま潰すと同時に自爆をかける。

 

「なんの、これぞガルマの腕時計、強襲版」

 

 ガルマ様のシュトルムギャンの手首から大出力サーベルが伸び、某のヅダ・ワルキューレをクロスの字に切り裂きすぐさま離脱する。

 

 同時に某の機体が爆発、爆風の中、焼き付いたガルマの腕時計を排除するガルマ様の機体が仁王立ちしていた。

 

「お見事です。腕を上げられましたな」

 

「ヅダる、と言われて対応したまでだ。もし神鉄君が丁寧に高機動戦をしていたら負けていたのはこちらだ」

 

 という我々の会話をよそに次の試合が始まる。

 

「山田真耶、ピクシーマドロックアーマー、行きます」

 

 真耶の機体はピクシーにマドロックの外装を着せサンダーボルトフルアーマーガンダムの装備にさらにガトリング砲を取り付けた重装備仕様。技量を見せ付けるかのようにお手本のような急発進を決める。

 

「テム・レイ、ザクレロ、出る」

 

 所謂、グフ要らないでマイ中尉がザクレロに対してあげていた改良策をすべて実行した、強いて言えばビームサーベルにヒート鉈は改装済み、が暴力的な加速でデブリの無い宇宙にほうき星となる。

 

「テムさんのザクレロは精度が随一だ。殆ど射撃を受け付けまい」

 

「だが真耶さんのガンプラの作りこみも素晴らしい。加えてピンポイントでザクレロのモノアイを狙撃することも可能だろう」

 

(インベーダー大艦隊との会敵まで残り30分、ゲッターロボ、発進用意)

 

「なんてこった、続きはウェブでってか」

 

「ここは戦場だ、しょうがねえ」

 

「じゃあ続きは帰ったらだね」

 

「まあ戦いは一週間くらいは普通に続くがね、このガンプラ達が無事であることを祈ろう」

 

 バタバタ、と皆がハンガーへ駆けていく。

 

「まあというわけだ、「MSレビュアーズ」一周年おめでとうございます。あと前のゲッター二次創作も待ってるぜ、そんじゃあ」

 

 日々の終わらない戦いを、誰かと自分の為に戦う、皆に捧ぐ。




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