死刑か取引か。そのどちら────────
──────どちらの選択を得られるか。
取引に可決されなければ、交渉余地なく処分される。
当然の報いであろう。
蝋燭のような灯りだけが存在する部屋。
壁、床、その全てが真黒な空間は、異様な光景と言える。
そこには十枚の障子窓が仄かな灯りと共に浮かんでおり、
慣れた足取りの特別一級補助監督────
彼女は手元の書類に一度だけ目を落として、全ての障子窓に向かって口を開く。
「報告します──────」
[記録]
2019年5月21日
東京都新宿区
授業中にて複数の呪霊が発生、同学校担当教師の"窓"が確認する。
事情聴取に赴いた補助監督により呪霊の最高等級が三級と判明する。
これに対し高専東京校一年一組の三級術師を三名、二年一組の二級術師一名、
三級補助監督二名、四級補助監督一名を派遣。
当初の任務は達成される。
→緊急事態発生
呪詛師の襲撃により帷を張っていた補助監督二名が死亡、一名が重傷を負う。
死亡したのは、
と
荒井健三級補助監督は両脚が複雑骨折を起こしており、
クラウディア特級特定術師の元治療中。
呪詛師は当任務に派遣された術師四名の手によって捕縛に成功。
水上静香三級術師の術式により安定した確保が実現した。
呪詛師は裁判にかけられる。
術師は
三級術師である
咬狩斗真二級術師は荒井健三級補助監督同様にクラウディア特級特定術師の元療養。
また、水上静香三級術師は検診を申し出ており、現在検診待ち。
倒壊した建物については、百瀬春の術式によって約130時間復元されている。
既に小学校及び保護者関係者へはカバーストーリーを配布済み。
約130時間以内に建物の破壊と、復旧までの準備が進められる。
緊急事態の他、今回の復旧猶予の功績者となったため百瀬春には呪詛師襲来への対処に加え、
呪術の隠蔽への協力報酬金が支給される。
呪詛師について、裁判前の取り調べにて以下の情報が得られた。
当任務の術師の証言を加味し、呪詛師についてここに記す。
「安藤公己(あんどう・こうき):一級呪詛師」
領域展開を使用可能なため、一級呪詛師認定とする。
領域を除いた場合、本報告書作成時点で実力は二級相当と思われる。
本人の言では、幼少期から力への薄い自覚はあり、半年ほど前に明確に力を使用したとの事。
所謂電車オタクで撮り鉄、自分は迷惑をかけていない撮り鉄と明言している。
力を行使したきっかけは、自分を馬鹿にしてわざと嫌がらせで撮影の邪魔をした
不良が当時おり、怒りと共に気がつけば目の前で轢死死体が転がっていた経験があり、
それ以来使用して邪魔者を排除するようになったと供述している。
[補記]
背景情報から呪術の知識があるとは思えないにも関わらず、
断片的な知識を有しているため問いただした所、
覚醒から半年以内に高専所属と思わしき術師と交戦し、これを殺害していることが分かった。
呪術の知識はその者たちの戦いの中で呟いていた言葉を覚えていたという。
術式『撮鉄呪法』(仮名)
さつてつじゅほう。
元を投射呪法として、そこに撮り鉄の要素が加わった事で変質し新生したと思われる。
安藤の場合は元々は投射呪法であったが、物心がついた頃に鉄道趣味に目覚め、
撮り鉄を始めた事で徐々に変質。術式の自覚と呪力の制御を覚束ないながらも行使した結果、
投射呪法から撮鉄呪法に完全に変質したのではないかという見解を悉蔵は提示している。
術式効果は電車を顕現させること。また走らせる事と推察される。
交戦状況と本人の供述から、精神状態や体力、呪力に応じて走らせる条件が加わる模様。
万全な場合、想像するだけで列車を走らせる事が可能。
前述の術師の状態に応じて、次の順番に条件が加算さていく。
「線路を出現しその上を走る縛り」「走らせたい電車が収まった写真の破壊」
収めた写真を消費することで、その写真に写った列車に対象を閉じ込める事も可能。
この時、列車が複数映っている場合は最も大きく映っているものが選ばれる。
また閉じ込めるには術者が対象の列車の内部構造を最低限把握している必要があり、
把握している部分のみを再現し、列車の機能を得る事も可能となる。
安藤の場合は当然ながら運転した事はないものの、
エンジンの仕組みまで調べ尽くしているため動かす事すら可能。
「写真を消費」を基本的な行使条件に「電車の構造の理解」に比例して
術式の解釈や規模が深まる、増加すると思われる。
万全な状態では媒体を必要としないため術師としての才能は高い。
領域展開『別離運転』
べつりうんてん。
術者が今まで経験した"さよなら運転"の車両が走り続けている領域。
調査の結果、まだ運行中の電車も発言内から確認された。
そのためこの"さよなら運転"は主観的要素が強いと思われる。
列車は術者に当たる事は決してなく、引きずり込んだ相手はまずホームに出現する。
必中効果は「ホームから突き落とすこと」。
そのため、ホームに出現した瞬間に線路へ突き落される。
また術式の中和能力は未熟なために甘く、あまり中和は出来ない。
術者はこの運行する列車に乗車する事も自在なため、走り続ける列車から術者を見つけ、
なおかつどうにかして内部に潜り込むなりして倒さなければならない。
その他、ホームに隠れるという事も可能なはずだが、
今回や今までも、安藤はホームではなく電車に常に隠れていた模様。
なお領域の定義は未熟なため、押し合う事には慣れていない上に、
結界ではない想定外の領域定義に外れる環境変化には弱い様子。
修得に関して、怒りに任せて領域展開が出来たと言っているため、
術式の変容に伴い結界術あるいは領域との相性が極めて良い可能性がある。
本人曰く「電車の集まる駅という場所が想像しやすい」とのこと。
「──────以上、安藤公己一級呪詛師に関する報告書になります。」
「ご苦労、下がって良い。」
「はっ。」
彼女はまた慣れた足取りで静かにこの空間を後にする。
.........
......
...
空間には少しの静寂が訪れる。
「あの......」
障子窓の一枚の灯りが少し強くなり、おどおどとした声が出てくる。
「この子って、更生出来るのでしょうか...?」
その声に答えるように、別の障子窓もまた光を発した。
「更生なんて求めてないでしょう。
「裁判担当は今日有給取ってて居ないんですぅ...!」
「まぁまぁ虐めてやらんでくださいよ、
「呪詛師に下されるのは死か従属ですよ、それくらい...」
三枚の障子窓の会話に、更に一枚が割り込む。
「その子確か漆天宮家幣青界の長ですよね?」
「
「だ、だって外怖いんだもん...!」
「ほら、裁判は初体験なんですよ。」
「......」
大三輪と呼ばれた者は呆れたようなため息を漏らす。
雑談のような雰囲気になったけど、それを厳格な女性の声の障子窓が制止する。
「止め。議論を戻します」
「今日の裁判はいつもと変わりません。死刑か取引かです」
「十傑それぞれの意見をお願いします」
その言葉を受けると、先ほどまでの空気が変わる。
そして先ず、大三輪と呼ばれた障子窓から意見を述べた。
「大三輪は今回は死刑に入れます。」
「漆天宮から最初に疑問があった通り、更生の余地は低いと思われる」
「いくら縛りを課そうと、誠実さを感じさせない者は縛りがあっても信用出来ません。」
「分かりました。では次。」
「では俺から。」
吉備と言われた障子窓が続く。
「吉備は今までと同じように、取引に入れる」
「可能性があるなら、チャンスを与えるべきだからな」
「分かりました。では次。」
「はい。」
「
醜伏と呼ばれた障子窓の灯りが、明滅しながら発言する。
「醜伏は取引に入れます。」
「以上。」
「分かりました。では次。」
「私が。」
「別籬現宮どうぞ」
別籬現宮────今回の件で犠牲者を出した障子窓が話す。
「別籬現宮は死刑に入れます」
「我々の一族の者に手を出した以上、当家は死刑求刑しかありません」
「分かりました。では次。」
「は、はい...」
「漆天宮どうぞ」
おどおどとした少女の声がする障子窓が光る。
「漆天宮は取引に入れます...」
「じゅ、術師の数は多い方がいいのでっ!」
「分かりました。では次。」
「では私が。」
「
悉蔵の障子窓がチカチカと目障りに明滅する。
「悉蔵は突然、取引に入れます!」
「理由は勿論、お分かりですね!」
「分かりました。では次。」
「はい。」
「
落ち着いた女性の声が発せられる。
「忌部も悉蔵同様、取引に入れます」
「素材はあるに越したことはありませんので。」
「分かりました。
「はい」
覇気のない男性の声が溢れる。
「招顕は...死刑に入れます」
「ふふ...多数決で、もう意味ないですけど」
「分かりました。」
「当家が最後ですね。」
投票が始まってから初めて、場を仕切る女性の前に発言する障子窓が現れる。
その障子窓は淡く光り、淡々と短く言葉を発する。
「
「分かりました。」
厳格な女性は言葉を続ける。
「大三輪、吉備、醜伏、別籬現宮、漆天宮、悉蔵、忌部、招顕、弓削」
「九家の意見が揃いました」
「票数は死刑が三、取引が六」
「呪詛師、安藤公己は取引を受ける権利を有するものとして判決が降りまし
た」
「
「お集まりいただき、ありがとうございました。」
返事をする者、しない者と、障子窓の灯りはパタンと消えていく。
彼女は気にする様子もなく淡々と自らもまた灯りを消す。
その場には、暗闇だけが残った。
安藤公己は酷く狭い、呪符だらけの部屋で目を覚ました。
椅子に座り両腕は後ろ手に縛られ、呪力を絞り出す事が出来ない状態で。
「う、うぅ...ん、どこ、だここ?」
不気味な空間。
自分の身体に目を落とすと、服すら変えられている事に気がつく。
自分は脱がされたのか?だとすればこれは誘拐じゃないか。
我が事は頭になく、代わりにそんな考えが安藤の頭の中を埋め尽くす。
抵抗の余地がない状況の今、激昂ではなく恐怖が彼の心を支配する。
数分。
安藤は一人、札まみれの不気味な部屋に座り続ける。
その数分は安藤にとっては一時間、二時間のように感じられた。
ガチャリ。
目の前の壁に扉状の溝が作られ、そこから光が漏れる。
そして扉として開き...脇にファイルを携えタイトな黒いスーツに身を包んだ、魅惑的と言える女性が、入ってくる。
「(ごくり。)」
安藤は生唾を飲み込んだ。
同級生くらいの女性であれば...安藤も、数回なら話した事がある。
女子相手と言えども緊張するものだが「生唾を飲む」とまでは言わない。
目の前に現れた女性は今までインターネット上や、
コンビニに置いてある雑誌の表紙程度でしかお目にかからない────
──────つまり、童貞とは縁のない女性だった。
豊満な胸はタイトなスーツのため呼吸の度に静かに上下し、
足取りは女性特有の臀部が揺れる動きで視点が定まらない。
顔を見れば整った美しい顔立ちをしており、背後から漏れ出る光に照らされた髪は、
艶々と光を放ち、揺蕩う度に甘い香りを漂わせる。
女性は安藤に対して少し屈み、目線を合わせる。
そして落ち着いた優しい、それでいて蠱惑的な声で話しかけた。
「安藤公己くん、で良かったね?」
「は......はいっ」
裏返った声が出る。
自分はこれ程までに異性に対して緊張するのかと全身の血が熱くなるのを感じる。
「公己くん、って呼ばせてもらうね」
女性は微笑みながら続ける。
「私の名前は醜伏
房乃は安藤の手を縛る縄をするすると解く。
手が自由になった安藤に房乃は脇に抱えていたファイルを手渡した。
「公己くん、キミはとっても大変なことをしてしまったの」
「犯罪。それも...とても重い。」
「心当たりはあるよね?」
「......はい」
知らない場所、拘束された手足、恐怖心。
魅力的な女性、背表紙が微かに湿ったファイル、甘い香り。
そして止まってしまった暴走、罪の意識。
俯く安藤に、房乃は屈んだ姿勢から戻り目の前をゆっくりと歩き回りながら続ける。
「キミの力はね、呪術って言うんだ」
「特別な才能を持った人だけが扱える」
「しかも、キミはその中でもとびっきり。」
「領域展開...知ってるね?心の風景を作り出して特別な力を思う存分使う術」
「それも出来てしまう。明確に力を自覚してから半年以内で?」
「これはね、と〜〜〜〜〜ってもすごい事なんだよ、公己くん」
房乃は再び屈み、安藤の顔を優しい笑顔で覗き込む。
安藤は魅力的な女性に才能というものを褒められたことで、
いとも簡単に自己肯定感に泥酔する。
「だからね、トクベツ。」
「そのファイルを開いてごらん?」
安藤はその言葉に、今度は謎の安心感に支配され言われるがままファイルを開いた。
「呪詛師...呪術界...取引..."縛り"?」
「それはね、才能のある...けど間違いを犯してしまった公己くんみたいな子のために」
「呪術界っていう、政府とも繋がっている呪術師の組織が交わす取引の書類なんだ」
「呪術規定の複数違反もあるけど〜...」
「殺人。」
「これは...とても重い罪だね?」
「は、い。」
「無かったことにはならない。」
「でもね」
「償うことは出来る。特に、呪術師として生きるのならね」
「償う...」
「そのファイルには、公己くんがこれから受ける多くの規則が書かれている」
「公己くんはこのままだと死刑なっちゃう。でもね」
「罪と向き合う限り、一生刑を延期させてくれるの。」
房乃はファイルのページを指差し、安藤の目を"取引"の項目に落とす。
「無かったことには...ならないんですか」
「無かったことにはならない。」
安藤は肩を落とす。
「公己くん。人はね、大なり小なり間違いを犯すの」
「でも...自分の間違いに向き合って生きる事も出来るんだよ」
「この取引は術師との間で結ぶ"縛り"。」
「公己くんが約束を守る限り、呪術界はキミの死刑を必ず延期し続ける」
「勿論、お金も出る。お仕事はお仕事だからね」
房乃はウィンクして、ファイルに綴じられたページに記載された、
"縛り"の説明を指差す。
「公己くんが結ぶ相手は、呪術界のと〜〜〜っても偉い人」
「術師間の縛りは...極めて強い効力を互いに与える?」
「そう。」
「もし公己くんが破れば...術式が剥奪されて、死刑執行の延期が無くなる」
「呪術界が破った場合は、今回の死刑にが完全に無くなって、この縛りも無くなる。」
「延期ではなくて、死刑そのものが?」
「そう。」
「他にも破った時のペナルティとかはあるけど、公己くんの"取引"はこういう形だね」
「......」
安藤は黙々と綴じられたページを読んでいく。
実際には流し読みに近い。全てを理解して契約を結ぶことは大の大人であっても
時間をかけ一つ一つ意味を解す必要がある。
しかし安藤...いや、現代を生きる人間の大半は安藤と同じ行動をするだろう。
目の前の甘い香りと、自らの罪悪、そして更生され許されるという道。
自分が認められ真っ当な存在として扱われる希望を見出すと、
そこへ手を伸ばす。
それが極めて悪質な契約であっても。
今の安藤には、記載される要件の多くが、自分はそれだけ悪いことをしたのだ。
だからこれくらいの制限を受けても仕方がないという思考で満たされている。
最後のページまで辿り着いた安藤は、房乃へ顔をあげて確認する。
「ここに自分の血で...?」
「そう。拇印を押すの」
「道具もあるから使っていいよ。チクってするからね」
房乃は短く細い針のような道具を渡す。
安藤は少し息を吸ってから、覚悟を決めて針に右の親指を突き刺し、
契約書に拇印を押した。
「...うん、よく出来ました」
房乃は優しく呟く。
「俺...やり直してみます」
「呪術師として、罪を償ってみます!」
「男の子だね。かっこいいぞ」
安藤は顔を少し赤くしながら、真っ直ぐ房乃の顔を見てそう言った。
房乃はその様子を微笑みながら少しの間見つめて、安藤の足の縄を解く。
「さて、それじゃあこれからのお話しだね」
「はい」
「公己くんは呪術高専の一年生として入学してもらいます」
「さっき書いてあったやつですね」
安藤は契約書に記載されていた文書を思い出す。
「高専...俺高校卒業したんですけど、大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ、普通の高専とかだって、お年寄りでも入れるはずだしね〜」
「キミは呪術高専で呪術を学ぶ。そして、任務にも出て呪霊を祓除する」
「時には、さっきまでの公己くんみたいに呪詛師と戦うことになるかもね」
「なる、ほど」
安藤が一旦の納得を示すのを見ると、房乃は背伸びをして扉を開ける。
「さ、とりあえずこんな所からは出よっか〜!」
「ちなみに高専は寮生活だよ〜、引越し業者は手配するからしばらくは忙しいね」
「は、はい」
「...あの」
立ち止まり、安藤は臆しながら問いかける。
「なぁに?」
「また、会えますか?」
房乃はその言葉を聞くと、笑顔で答えた。
「うん、きっとまた会えるよ」
部屋は無人となり、扉が閉められる。
【醜伏家の一室】
京都、某所に存在する醜伏一族の屋敷。
「ただいま〜」
「おかえり房乃」
「お姉ちゃんお帰り〜!」
「りんごも帰って来てたんだ。ただいま〜」
彼女たちは帰宅を迎えて座布団に座る。
「東京までお疲れさん。どうだった?」
「応じたよ、東京校の方で面倒見るみたい」
「そうか。まぁ言うこと聞く戦力は多いに越したことはないからな」
たわいもない話をしながら母親は我が子二人に緑茶を入れ、お菓子を勧める。
「なんて名前の奴だっけ?」
「えーっと...丸刈り鉄ヲタってだけ覚えてるんだけど...」
「んー、忘れた」
「まぁ、ちょっと誘惑したらすぐ書いてくれたよ」
子供は出されたお菓子の中にショートケーキがあるのを見つけた。
次に緑茶に目を落とし、ケーキと緑茶の組み合わせに怪訝な顔を作る。
それでも甘いものが好きだから、子供は笑顔になってケーキに箸をつけて食べ始めた。
「はぁ...にしてもさ〜、なんで私が東京までいかないと行けなかったのかなぁ〜」
「そりゃまぁ...確実だからじゃないか?」
「他にも東京側に適任者いると思うんだけど」
子供はムスっとしながら話すと、妹は熊のように姉の背中へと覆いかぶさってじゃれつく。
「お姉ちゃんはかわいいかわいい狢だもんね〜!」
「お姉ちゃんも鬼が良かったですーーー!」
「あはは!くすぐったーい!」
姉妹二人とも、怒ったふりをして片方はやられたふりをして。
そんな様子を母親は微笑ましく見つめる。
「ほら、じゃれてないで。ご飯もうすぐ出来るから愛花呼んできてな」
「はーい」「はーい!」
姉妹はもう一人の姉妹を呼びに行き、母親は台所へと戻る。
そうして一家はいつもの日常に戻って行った。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
一時期期間をかなり空けてしまいましたが、初任務のお話を無事終える事ができて
かなりホッとしています。
次回の構想や魔女紀行のお話を考えつつ、また筆を取っていこうと思います。
この頃は寒波で冷え込む事が多いので、みなさんもお気をつけてお過ごしください。
それではまた。