酷く澄んだ青いソラ   作:クエクト1030

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呪術戦において体術というものは重要なファクターとなる。
鍛え抜かれた肉体と武術により呪霊を祓い呪詛師と渡り合う。
これは呪力消費が少ないという利点の他にも短時間での決着が見込める事がある。
呪術も同様であるが、相手との実力差があれば早く勝負がつく。
接近戦は何よりも相手の一挙手一投足への反応速度、予測がものを言う世界だ。
相手が切り札を使わせる前の封殺、掌印の妨害。
直結せずとも、体術の習熟と肉体の鍛錬は術師にとって生死に関わる。
...だからお姉ちゃんと一緒にしばき合いしようね♡
───忌部(いむべ)のとある姉の会話




第三話「一年一組」

2019年4月20日 晴れ

現在地:東京都立呪術高等専門学校・一年一組教室

 

試験より数週間。

晴れて入学する事となった私は、これからの学び舎となる教室へと集合する。

私が教室に入った時には既に四人集まっており、少しの後にもう一人の男子が入室する。

それと同時に雨宮先生も入って来て、9時のチャイムが鳴り出す。

チャイムの音が止まると、雨宮先生は全員を着席させてから口を開いた。

 

「集まったなー、よし」

「色々聞きたい事とか、クラスメイトの事が気になるだろう、が」

「まずは改めてようこそ。呪術高等専門学校へ」

 

全員が雨宮先生の顔を見上げて、その言葉を受ける。

間髪入れずに先生は言葉を続ける。

 

「ここに集まったお前たちは、素晴らしい事に呪術師としての素質を示してくれた卵だ」

「が、素質だけじゃ呪術師はやっていけない。すぐにでも呪霊や呪詛師にぶっ殺されちまう」

「だから俺たちは呪術師としての知識、技術をお前らに叩き込む」

「全力で教える。だからお前たちも全力でついてきて欲しい」

「これだけは覚えておけ」

「等級はただの目安だ。等級を上げる事を第一目標にするな。お前たちが考えるべきは一つ」

「ただひたすらに強くなる事。さもなければ、死だ。」

 

教室の空気に緊張が走る。

当たり前の事で何度も繰り返す事だけど、呪術高専は普通の学校じゃないし、呪術師もそうだ。

私達は死ぬか生きるか、その事を理解しなければいけない。

でないと、この世界に入った事を後悔しながら惨たらしく死んでいく事になるから。

クラスの全員がその事を噛みしめている...はずなのだが。

 

「はい!」

 

そんな中で隣の席の男子が元気な返事を返していた。最後の教室に入ってきた子だ。

彼は返事の後に更に手をあげて先生に質問をした。

 

「先生ー!授業っていつから始まるんですか!」

 

全員の目線がその男子に集まる。

黒髪の碧眼、スレンダーな体型。男寄りの中性的って感じだろうか。

明るい口調のその子は全身からこう...好奇心を抑えきれません!

ドキドキ、ワクワク!というオーラを発している。

この重たい空気の中でよくもまぁそんなオーラを漲らせる事が出来るもんだ。

 

「...本格的な授業は二時限目からだ、一限目は簡単な説明とか自己紹介だ」

 

先生も驚いてるし...いや驚いているというより引いているのに近いな。

 

「はぁ...全員今言った事をよく受け止めるとけ、努力を怠らないように」

「はい!」

 

元気な返事だぁ...

 

「んじゃさっき言った通り、互いに軽く自己紹介とかし合えー」

「前に立つとかはメンドクサイだろうし俺も仕切るの面倒だからさ」

「残りの時間は自由って事で、好きに交流してくれや」

 

先生はそう言うと椅子に座ってスマホを弄り始めた。

教員の姿か?これが...

呆れ返しているとさっきから元気な男子が席を立ち率先して交流を始めた。

 

「はーい!じゃあ俺から!俺の名前は㯃天宮音弥(しちてんぐうおとや)って言うんだ、よろしくね!」

 

㯃天宮(しちてんぐう)...呪術界十傑の一つだ。

陰陽道に基づいた呪術に長ける家で五行思想、陰陽思想、陰陽五行思想。

それらに関連する術式を相伝としていたはず。

高専及び要所の警備隊を担っていて、通常の任務のように現場に赴くよりも

防衛や呪術的な建造の設計、建立、蔵書の管理等を行う事が多いと聞く。

同じく呪術界十傑の一つにして大家の大三輪に次いで術師が多いらしい。

 

「よろしくね音弥くん。僕は塩華香(しおばなかおる)です、これからよろしくお願いします」

「...あ、一応言いますけど男ですからね」

 

優しい声色で次に名前を言ったのは塩華香というらしい。

身長は私と同じくらいで...花緑青だっけかな、そんな色の髪色をしている。

瞳は深い赤色をしていて日本人っぽくない色彩をしている。

とはいえ術師が一般人と異なる色彩を持っている事は珍しくないし、こんなもんだよね。

それはそうとこの子...笑顔も柔らかいし声はおっとりしてるし小さいし、可愛いぞッ!

本当に男か!?

 

「香だな、よろしく!」

「香くんって言うんだ、私は道風降花(みちかぜおりか)。皆よろしくね」

 

㯃天宮サンが返事をした後に名前を言ったのは、道風降花という女の子。

道風...先生が言ってた子かな、ボコボコにされても殴り返してきたって子。

ベージュ色でかなりふわっと膨らんだセミロングの髪をしている。いいな、可愛い。

瞳は鮮やかな青緑色ってところかな?身長と体格はそこそこ、私よりは大きい。

そして...胸が..."有る"...

.........いや、私だってまだ成長期だし?これからだし。うんきっとそう、負けてない。

 

藁谷甦生(わらがいこうせい)です、よろしくぅ」

 

次に言葉を発した男子は藁谷甦生というらしい。

難しい字をしてる、というのが感想。黒髪でツーブロック、茶色の瞳に一般的な体格。

なんというか普通、THE・普通。いや全然いいんだけどさ、逆にびっくりするよね。

私が言えたことじゃないけども。

 

「水上静香です、よろしくお願いします」

 

そして私も自己紹介。

一応自分の事も話すなら...黒、正確に言えば鉄紺色って言うのかな?その色のロングヘア。

瞳も同じ色だけどちょっと明るめかな?

自分で言うのも悲しいけど、周りの女の子と比べると背が少し低くて胸が無い。

見た目だけで言えばほんっと普通の女子って感じする。

...うん止めよう、考えただけで悲しくなってくる。

 

「...百瀬春(ももせはる)、よろしく。」

 

最後に自己紹介をしたのはスマホを弄ってこちらを全く見ていない女子だった。

態度悪る~っ!どことなくギャルっぽい装いしてるだけあって可愛いのがムカつくし!

白髪に白金色っていうすごい神秘的な見た目してる、ズルい!

髪型はツーサイドアップ。

は~~~?可愛いが??ムカつくーーーーー!!!!

 

「これで全員かな?皆よろしく!!!」

 

全員の自己紹介が終わるや否や㯃天宮くんがそう挨拶する。

それに対して同じように返答したり、あるいは頷くだけの人もいるけど

彼のおかげで少しは明るい雰囲気で新学期を始められるかもしれない。

それからは授業が終わるまでに互いの好みの食べ物を始めとして

好きな動物、ゲーム、動画...ありふれた話題が上がっていった。

 

「藁谷くんは何の食べ物が好き?」

「へ、おぉ俺?あー、やっぱカレーだな。あ、ラーメンとかも好きだな」

「男の子ぉ~。私はスパゲッティ好きなんだよねー、香くんは?」

「うーん...ハンバーグかな?」

「ハンバーグ美味しいよね~」

「はいはーい、俺牛丼好き!」

「音弥くんは牛丼か~、静香ちゃんは?」

「私はポトフとかラタトゥイユとか、和洋折衷問わずにスープ系が好きだな」

「なんかすごいオシャレ~、春ちゃんはー...」

「......」

 

百瀬さんはこちらを一度も見ないままずっとスマホを見ている。

 

「あはは...」

「えーっと、そういえばそろそろ授業終わりみたい、だね?」

「もうそんな時間かぁ、先生次の授業は何するんですかー」

 

藁谷くんが先生に聞くと、雨宮先生はその声で初めて時間を意識したのか

スマホから目を離して壁に掛けられた時計を見上げ、立ち上がって答える。

 

「んあぁもうそんな時間か。えー次の時間は体術の授業だな」

「体術!」

「い、いきなりかぁ」

「まぁそう構えなくても大丈夫だ。最初だからな、軽いもんで終わらせるさ」

 

軽い程度なら安心、かな?

初日から鍛錬するとなって、香くんは不安そうにしてる。

㯃天宮くんはウキウキで道風さんは気を引き締めた顔、藁谷くんはソワソワしてる感じだ。

百瀬さんは...うん、チラっと先生を見ただけでスマホに視線を戻した。

更衣室の場所は試験当日に寮を案内して貰った時に教えて貰っている。

授業終了のチャイムが鳴って先生が運動場に向かうと、私たちも雑談を挟みながら

支給された体操服を持ってそれぞれ更衣室に分かれて入っていった。

 

 

◇◆◇

 

 

着替え終えて運動場に集合する。

デカかった。何とは言わないけど道風ちゃんはでかい。悔しい。

 

「揃ったなー、じゃあ二限目開始だー」

 

二限目は準備運動をしてから始まる。

 

「いち、にっさん...し」

 

脹脛を伸ばしながらクラスメイトを観察する。

制服でよく見えなかった身体も、体操服で身体つきが浮かび上がるものがある。

クラスの中で特に際立つのは二人だ。㯃天宮くんと、百瀬ちゃん。

㯃天宮くんは完全に着痩せするタイプだった。よく絞られた筋肉に柔軟な身体が見て取れる。

やっぱりそうだ、ちゃんと家で訓練を受けているんだと思う。この様子だと武術も修めていそう。

もう一人の百瀬ちゃん、この子は以外だった。

あんな態度を取ってたけど...肉体美と言えるように綺麗に筋肉がついてて、重心も据わってる。

術師の家系の出なのか...?直感になるけど㯃天宮くんより相手をしたくない...そう思わせる。

その子、先生の声には一応顔を上げていたのもそうだけど不真面目な子ではないのかな?

鍛えていないとこの雰囲気は与えられない気がするんだよなぁ。

 

「体操終わりー、んじゃ早速組手だ」

「とはいえお前ら同士でいきなりやれって言っても勝手が分からないだろうからな」

「まずは先生と全員の前で参考になってもらうが...㯃天宮、お前こっち来い」

「はーい!」

 

準備運動が終わると、先生は㯃天宮くんを指名して組手の様子を私達に見せる。

㯃天宮くんは...相変わらず良い返事で先生の傍まで駆けていく。

 

「ルールは簡単。術式や呪力の使用は無し、今回は武器も無しの無手だ」

「今回は分かりやすくするために武術を身に付けてる㯃天宮に真っ先に相手してもらう」

「が、別に術師の"体術"ってのに武術は必須じゃない。あった方がやりやすいのは当然だがな」

「いいか、武術を修めようが修めまいがそこは重要じゃない」

「勝つって事が絶対だ。目的と手段を履き違えるなよ」

 

先生は相手になる㯃天宮くん...というよりも、それ以外の私達に対して説明をしている。

これも当然の事だろう、㯃天宮くんは家でそこら辺の心構えや考え方を教わっているはずだからだ。

 

「俺からはこんな所だ。㯃天宮はなんか質問とかあるか?」

「ないですよ。さっそく初めていいですか?あと掛け声は先生から?」

 

㯃天宮くんは身体をよく伸ばして慣らしながら質問する。

そして質問の中で彼は構える。堂に入った綺麗な立ち姿だ。

 

「いいぞ。そうだな、掛け声は今回は俺からやろうか」

 

先生も同じくして、肩を回した後に構える。こうして二人は構え、対峙した。

雨宮先生は㯃天宮くんを見据えて、開始の合図をする。

 

「よーい...」

「始めッ!」

 

合図と同時、㯃天宮くんは土ごと砂を力強く蹴り上げ先生の視界を遮った。

猫のように姿勢を下げ、巻き上げた砂塵のブラインド越しに先生目掛けて真っすぐ蹴り抜く。

 

「ッ!?」

 

雨宮先生は目くらましに騙されたけど、寸での所でその狙いに気が付いて後ろへと強く地面を蹴る。

そして後退しながら㯃天宮くんの足を片手で受け止めながら笑った。

 

「い~い蹴りしてんじゃねぇか!」

 

だが㯃天宮くんはそれで止まらなかった。

受け止められるや否や、先生の腕を支点として脚力のみで身体を宙に跳ね上げる。

そして、そのまま一回転し体重を乗せた蹴り落としを先生の脳天目掛けて振り下ろした。

...さっきから殺意高くない!?

 

「よーせっ!」

 

それに対し、先生は㯃天宮くんが空中に飛んだ時に支点とされ下げられた腕の勢いのままに前転。

そのまま逆立ちをして㯃天宮くんに対して脚で迫った。

本気で蹴る気じゃないのか、勢いは殺されているけどそれでもカウンターとして迫る大人の脚だ。

タックルと同じように、質量的な攻撃を㯃天宮くんはそのまま空中で受けた。

㯃天宮くんは自分でつけた勢いの分だけ後ろに弾き飛ばされながらも、空中でくるりと身を翻す。

そして軽やかに着地して...うん?㯃天宮くんの手に長い布紐がぶら下がってる。

 

「これなーんだ。」

「あーん?」

 

彼がその長い紐を見せびらかすと、雨宮先生はすぐに自分の靴を見下ろした。

私も先生の靴を見て見ると、先生の靴紐が抜き取られていた。

どうやらカウンターを浴びせられた時に、防ぐよりも先生の靴紐を剥ぎ取る事に集中したらしい。

 

「おいおい、先生がせっかく優しさで勢いを無くしてやったのによぉ」

「靴紐の次は組み付いた拍子にベルトを取るとかは無しだぞ?」

 

先生はあからさまな嘘泣きをしながら両靴を脱ぎ捨てる。

 

「それは取られた時に困ってください!」

 

㯃天宮くんはそれに対して颯爽と距離を詰め、先ほどの動きを打って変わった空手か...

もしくはそれに類似した立ち技の構えに切り替え、的確かつ素早い拳を先生に打ち込んでいく。

 

「おっかしいな...お前の家って"そこまで教育熱心"だったっけか?」

「熱心なのは...習っている(オレの)方っです!」

 

先生が拳を苦笑いしながら受け止め、㯃天宮くんはくんは素早く鋭い直線的な突きを重ねる。

それは上半身に意識を向ける事が狙いだったようだ。

彼は再び低姿勢に移り、脚を刈る回し蹴りを放った。

 

「そうかい、いい事だ」

 

突きを捌くうちに、先生の表情が真剣なものに変わった。

そして㯃天宮くんの脚払いを最小限の動きで足の向きと重心を切り替える事で受け止める。

 

「それなら先生、ちょっと本気(マジ)になっちゃうぞ」

 

そう言うと、先生はレスリングで見る構えとも似たような低い姿勢に構える。

両腕の開きはそこそこに、手を開く形。

これは掴みと打撃の二つを行うためのバランス良い形なのだろう。

 

「これを全部捌ききったらお前の勝ちにしてやる」

 

それに対して、㯃天宮くんもまた姿勢を取り直す。

今度は半身に構え近代スポーツ格闘技に近い動きで、深く息を吐きだす。

それは競技者特有の『いつでも来い』と言わんばかりの吐息で、先生を迎えるようだ。

 

「いくぞ。」

 

その言葉と同時に、先生は㯃天宮くんへと一瞬で肉薄して彼が前に出している腕を片手で掴む。

そしてそのまま㯃天宮くんの腕を彼の内側に捻った。

これは関節や筋肉の可動域を上回るように捻る、人体の構造を利用した投げのようなものだ。

いくら武術を修めていても、単純な筋量による抵抗は大人との差がある。

 

「そういうのは!」

「やられるのは苦手な側です!!!」

 

それに対して㯃天宮くんは捻られるのに合わせて自ら跳んで、極まらないように位置を変える。

着地すると、同時に捕まれていない手から奪い取った靴紐を鞭のように振り先生の眼を狙った。

先生は頭を少しだけ下げて靴紐の鞭を額で受け、すぐにも靴紐を握る手を捕えようとする。

 

靴紐を鞭にする(その使い方)は武器使用で反則じゃねぇか~?」

 

捕らえようとする手に対して、㯃天宮くんは待ってましたと言わんばかりに動きを被せた。

内側に巻き込むように先生の襟を掴み、自身の体重をかけながら後ろに倒れ込む。

綺麗な巴投げが決まる。

 

「おっ!」

 

先生は㯃天宮くんの綺麗な投げを受けながら驚きと賞賛の笑顔、声を零す。

投げを打った㯃天宮くんは素早く態勢を立て直して、掴まれた方の手をグッパと握っては開く。

 

「うん、よし」

「元気いっぱいです!」

 

そうして手を慣らすと、先生もまた投げられて倒れた姿勢から背筋だけで起き上がった。

 

「そりゃ結構。受けきるだけならまだしも、反撃まで入れるとは大したもんだよ」

「よし。㯃天宮お前の勝ちだ、よくやったな」

 

先生は満足した顔で㯃天宮くんを褒めた。

 

「ありがとうございました!」

 

それに対して、㯃天宮くんも笑顔で元気に返事をする。

...が、二人が満足気な表情をしているのと対照的に暮らすの空気は静まり返っていた。

そりゃそうだ。

『え、自分たちあそこまで動かないといけないの?』そんな風に考えるのが普通だ。

そんな空気の中で楽しかったという雰囲気満載で㯃天宮くんが戻って来る。

 

「次はみんなのば~ん!」

「ファイト!」

 

㯃天宮くんの応援に対する皆の反応は...うん、大体が絶望的な顔してる。

「うっそぉ...」という香くん。

「ま、マジかー!私達あのレベルやるのかぁ...!」という道風ちゃん。

「俺自信ないんだけど。」という藁谷くん。

そして髪の毛を弄っているだけの百瀬さん。

百瀬さん以外は皆ショックを受けている...

 

「へーきへーき、俺も最初ボコボコにされたから」

「前にされたことあるか、今されるかの違いだから」

 

そんな皆に㯃天宮くんは、笑顔でそう語る。笑顔で言う内容か???

 

「ボコされるのは変わらないのかよぉー!」

「変わんないよ~~~?」

「まあ、今のうちに痛いの慣れとこ、ね?」

「うわーん!」

 

道風ちゃんの泣き言に㯃天宮くんが残酷な現実と彼なりの精一杯の慰めが入った。

そして香くんの悲鳴が響く...うん、私も頑張ってついていかないとな...

心配の最中に先生から次の指名が藁谷くんに入る。

㯃天宮くんと違って武術の心得の薄い皆は、百瀬さんを除いてボコボコにされていった...

私もかなりマシではあるけど痛い思いをした。キツイ...

 

こうして『軽め』と聞いていた私達の二限目は『ハード』な授業で幕を閉じる事になった。

けど、絶対に全部呑み込んで見せる。

私はそう決意しながら、その日の夜布団に吸い込まれていくのだった。




最後までお読みいただきありがとうございます。

㯃天宮くんの表現が中々思いつかなかったせいで滅茶苦茶時間がかかりました。
最終的に遊び仲間に協力してもらうというズルをして書き上げました。
次回は早めに出せるといいな(白目)
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