どうあがいても永遠の敵ですコンチクショウ   作:クロマ・グロ

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ドーモ=クロマ・グロDEATH

まぁ冗談はさておき本作品は原神(稲妻中心)と大神によるクロスオーバー作品となります

出来るだけゆるーく書いてくつもりなのでシリアスはそんなに書くつもりはありません

それでは皆様今後ともこの作品を気分が乗ったら見て貰えるとありがたいです


転生・俺弱ぇぇぇぇぇぇぇぇええええ!?!?

 

 

稲妻

 

原神というゲームに舞台である『テイワット大陸』に存在する7つの国のうちの一つ

 

そもそもこの世界には『七神』、または『俗世の七執政』と呼ばれる現実に存在する神々がいる

彼らは大昔に起きた魔神戦争という神々の争いに勝利しそれぞれの国を興した

 

稲妻はそのうちの一つである雷を司る『雷神バアル』、またの名を『雷電将軍』が統治し『不変の永遠』を掲げる国だ

 

俺はそんな国の雷止まぬヤシオリ島に俺つい先程転生した

 

え?そもそも語り手の俺は一体誰なんだって?

 

銅鐸を吊るしたとても古びた建物……というのは半分冗談だ

 

何が冗談なのかというとその建物が俺という部分……実際はそれは俺の身体の一部に過ぎず、実際の所は擬態とある能力に関連する部位だ

 

それぞれ違う属性を象った8つの兜をそれぞれやっつ八つの蛇の頭に被り、建物の下は蛇の胴体が渦を巻くように巻き付き、常に動いている

 

「はい、どうみても『大神』に出てくるヤマタノオロチですクソッタレ……」

 

前世にあった『大神』というゲーム

その世界の中に存在したヤマタノオロチ……彼は突如として星の海より飛来し、天神族達が住まうタカマガハラを襲ったとされる強大な敵だ

 

大昔に『大神』というゲームの主人公であるアマテラスという『(大神)』によって下界のナカツクニへと落とされ、最終的に封印された邪悪なる大妖である

 

幸いな事に原作とは違い、普通に流暢に喋れる上に意識がヤマタノオロチの身体に引っ張られて邪悪に染まる様子とかもない

だがよ……だがよ……

 

「よりによって生まれた場所が蛇神の首かよ……」

 

蛇神の首……ヤシオリ島に存在する地域の一つであり、雷電将軍によって倒された『魔神オロバシ』の遺骸が残された地である

だがオロバシの力は死してなお自然災害を引き起こし、祟り神を生むほどらしい

 

そんなオロバシの頭蓋骨の下で俺はちょうどついさっき生まれたのだ

 

どうあがいても雷電将軍や稲妻の軍である『幕府軍』、この世界を旅し、依頼等を受けて魔物を討伐する『冒険者』なんぞに見つかったら討伐対象待った無しである

 

そもそもがだ……ヤマタノオロチの時点でバチクソにアウトなのに場所込みで考えたらオロバシの眷属認定待った無しだ

 

しかもオロバシは雷電将軍に喧嘩を売った上に滅ぼされてる

そんな奴の眷属が残ってるなんて話が入ったりでもすれば俺が直々にオーバーキルされるわ!?

 

しかも俺の身体は大神のヤマタノオロチにはなってるが……どうみてもゲームの半分処か1/4くらいのサイズなんですが!?ちっちゃいって!?

 

それに加えてもう一つ不安要素がある

 

「兜のマークも文字も属性も変化してる……」

 

大神においてヤマタノオロチは『火』『水』『風』『雷』『土』『毒』『光』『闇』を司る首を持ち、それぞれの漢字と属性を象った紋章が兜に飾られていた

 

だが今の俺は『炎』『水』『氷』『雷』『風』『岩』『草』『物理』という漢字とそれぞれの属性のマークが兜の飾りとして付いている(なお唯一マークの無かった物理は拳の紋章になっていた)

 

まずちょっとツッコませろ

 

属性変更……これはまぁいい、原神にない属性もいくつかあったしこの世界にとっての異物としてではなくこの世界に生まれた生物として調整されたと言われれば納得も行く

 

 

だけど物理ってなんだよ!?

 

 

他の各種元素はまぁ分かるよ?分かるけどさ……物理って何をどう操れと!?

 

他の元素を象った首からはちゃんとなんかしら力を感じるんよ……だけど物理はの首からだけはなにも感じられない

まさかただ物理的に強いってだけじゃないよな?よね?

 

 

とりあえず考えてても仕方ないので俺は自分の身体を調べてみる事にした……

 

まず炎元素の首はギリギリ元素付着が出来る程度の火種を吐ける

 

水元素の首はお風呂の玩具並の威力での水鉄砲が吐けた

 

更に氷元素の首はギリギリ雨粒が凍る程度の低温の息を吐ける

 

雷元素の首はギリギリ元素付着出来る程度の静電気を出せる

 

風元素の首はハンディファンくらいの強さの風を出せる

 

岩元素の首はしょっぱい衝撃を出したり石を作ったり出来る

 

草元素の首はかろうじて花を咲かせるくらいは出来る(頑張れば蕀とかサボテンもいけなくもない)

 

…………結論から言おうか

 

 

俺yoeeeeeeeeee!!!!

 

 

よっえ!?俺よっええええええ!?!?

なんなの!?これじゃこの世界における雑魚であるヒルチャールにすら勝てるかも怪しいよ!?

 

なんならまともにダメージ入れられそうなの草元素くらいだよ!?

 

え?物理はどうしたって?ただ力強いだけだよコンチクショウが……

 

ただまぁ色々と検証してみた結果少し面白い事がわかった

 

どうやら俺の背中にある銅鐸の力である結界能力はしっかりあるようで、さっきたまたま俺に落ちてきた雷くらいなら普通に防げるようだ

 

更に周囲の動物や魔物等からは俺の姿は結界で見えてないらしい……とはいえ近付き過ぎて姿を隠してるっぽい結界の内側に入られたら確実にバレるだろう

 

そしてもう一つわかったこととしては……

 

「オロチ様~!」

「オロチ様~!」

「オロチ様~!」

 

なんか俺の妖気?妖力?そんな感じの力を集中させれば大神の妖怪を生み出す事が出来るっほい

 

つってもヒルチャールどころかスライム程度の力しかない妖怪……『イ』という文字が書かれた布を顔に被せた緑色の着物を着た小鬼である緑天邪鬼(あまのじゃく)だけだったけど

 

これじゃ先が思いやられる……

 

一応天邪鬼達は俺に対して従順……というかなんか純粋でとりあえず言ったことは疑わないくらいに馬鹿正直だ

 

2~3匹が固まれば緑色の一反木綿(いったんもめん)のような妖怪絵巻へと姿を変えて俺と同じように周囲から認識されなくなるようになった

 

ただ単体で出してると普通にそこら辺にいる雷元素の元素生物である雷スライムやらに追っかけ回されている

 

ついでに喧嘩を売っても基本返り討ちのようだ

 

とりあえず誰にも気付かれないように成長するしかないよなぁ……

 

そう考えるとずっと話し相手になれる人すら作れずに今後を過ごすように思えて若干寂しさもあるが幸いそれは天邪鬼達が居てくれるから少しはマシだと思える

 

つかとりあえず最低限戦える程度に強くならないと命がいくつあっても足りないわこれ……

 

_________________________________________________

 

 

とりあえず俺が生まれてから3日程過ぎた

 

どうやらこの身体にら基本的に空腹という概念は存在せず、なんならこの辺の周囲から発生する雷によって放出される『雷元素』と雨水の『水元素』が勝手に反応して引き起こる『感電反応』によって生成された『元素粒子』と呼ばれるエネルギーを吸収するだけで問題ないらしい

 

かなりコスパの良い身体だ

 

一応天邪鬼達も同じく元素粒子をエサにして存在してるっぽいので俺達はこの世界においては元素によって身体を構成している元素生物という扱いになるっぽい

 

ゲームでの周囲の元素を関知する手段である元素視覚……原理はある程度分かってたので少し練習して使ってみた結果俺の身体の中に色んな元素がごちゃまぜになって肉体を形作ってるのがわかった

 

ただ普通に食べ物とかも食えるしこの間近辺にいる盗賊……『宝盗団』のテントにあった食糧を天邪鬼達に盗ませて食って見たらそっちもそっちで元素に変換されて身体に吸収されていったので相当コスパは良いと言えるだろう

 

一応天邪鬼達には注意事項として

 

・基本的に人間等に見つかってはいけない

・盗み、祟り、取り付く、イタズラ等の行為は盗賊等の悪いことをしてる奴らのみにして良い

・とりあえず死ぬな

 

という事を伝えといた

 

最悪この辺にいるような人間はほぼ全員が悪人連中だからそこまで心配する事は無いのだろうが念には念を入れた方が良い

 

「オロチ様オロチ様~!」

「あれを見てください~!」

 

なにやら緑天邪鬼達が見せたい物があるようで付いていってやるとそこにはなにやら緑天邪鬼の一人が嬉しそうに跳び跳ねながら何かを両手に持っていた。

 

「オロチ様~!雷スライム?倒せました~!」

 

どうやら手に持っていたのは雷スライムを倒して出てきたスライムの液体のようだ

まだ少し雷元素の影響が残っているのか若干バチバチと紫電が走っている

 

「オロチ様に差し上げます~!」

「…………良いのか?」

「はい!我々はオロチ様の為に居ますから!」

「そうか、ならば一つ頂こうか」

 

配下の初めて倒した獲物を貰うってのは正直気が引けるが元々こいつらが俺に献上する為にスライムを狙って喧嘩を売っては返り討ちに合うのを繰り返していたのは知っていたのでここで断るのもどうかと思った

 

だが問題点がいくつかある

 

俺にはそもそも手がない上に保存しておくような物もない

 

木箱ならあるが液体をあれに入れておこうとすれば確実に漏れるだろう

 

だがここで貰わないという選択肢は無いしなぁ……

 

ここで俺は思いきってスライムの液体を飲んでみる事にした

 

一応雷元素のスライムなので雷元素の首の方で飲み込む

 

…………グレープゼリー味…………まぁ美味しいんだけどさ

 

ただ驚いたのはここからで完全に取り込んで元素へと変換した瞬間雷元素の首の力が少しだけだが強化されたような気がした。

 

「これは……」

 

俺は思わず周囲を見渡して雷スライムを探す

 

ちょうど一匹だけ孤立している個体が居るのを発見したので炎元素の首で常に雷元素を付着させている雷スライムと元素反応を起こし、『過負荷反応』によるダメージで一匹倒してスライムの液体を採取する

 

それを今度は試しに炎元素の首で飲み込んでみるとまた雷元素の首の力が強まった

 

どうやらそれぞれ対応した元素生物の一部を取り込む事でその元素を司る首がほんのちょっとだけ強化されるようだ

 

まだまだ静電気程度の雷元素しか出せないがこれなら……

 

「良くやった!お前のお陰で俺が強くなる為の道筋が見えてきた!」

「本当ですか!」

「オロチ様もっと強くなれる?」

「オロチ様喜んでくれる?」

「あぁ!だが決して無理だけはするな!お前らは家族なんだからな」

「「「は~い!!」」」

 

こりゃ希望が見えてきた……今はまだほんの少しずつの強化しか出来ないがいずれ海を渡れるようになれば最低限自衛して生き残れる程度には強くなれるはずだ!

 

こいつらにはこの3日間何だかんだでだいぶ世話になっている……いずれはこいつらも強化したり仲間を増やしてやりたいな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とはいえ強くなった元素エネルギーは一個につき1%程度なんだけどな!?




現在の主人公の能力

炎元素:火種程度
水元素:お風呂の水鉄砲
氷元素:冬場の吐息程度
雷元素:静電気程度
風元素:ハンディファン程度
岩元素:石が作れる程度
草元素:花が咲く程度
物理方面:糞雑魚ナメクジ

総評:スライム未満
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