TRANSFORMERS Blue_Archive 作:H2O(hojo)
ミユ「私も∀が好きです...」
ラットル「オイラはGガンダム!!」
チータス「俺は断然Xだね!!」
ライノックス「僕もなんダナ」
ミヤコ「私はGQuuuuuuXですね」
モエ「やっぱり水星の魔女でしょ!!」
サキ「えっ、見てないの私だけ...?」
ヴァルキューレ警察学校・公安局オフィス
「では、私が代わりにお答えしましょうか」
「こ、この声は…」
「はじめまして…ですね、先生。キヴォトス連邦生徒会所属、防衛室のカヤと申します」
「おぉ、丁度いいところに…お偉方の登場じゃない」
「行政委員会の中における、安全保障周りを担当しております」
3人でRABBIT小隊の処遇について話していると、どこからともなく誰かが現れる。その者は不知火カヤと言い、連邦生徒会の防衛室長だそうだ。
“防衛室…?行政委員会…?”
「なるほど、あまりご存じないようですね?」
「オイオイ…大丈夫かよ先生~?」
「リン行政官からお話など、聞いたことはありませんでしたか?」
“ごめん、あんまり…”
「まあ、リン行政官は口数が少ないですものね」
しかしカヤが名乗ったにも関わらず、先生は防衛室のことがピンときていないようである。先生の様子を見てラットルは不安になり、カヤは少しガッカリした様子であった。
「ではご挨拶を兼ねつつ、少しだけご説明しましょうか」
“お願いするね”
連邦生徒会という組織のことがよく分からないという先生にカヤは説明を始めた。
「キヴォトスの行政を担う連邦生徒会は、まず主な組織として「行政委員会」を持っています。ここが主要な業務を担当しており、”財務室“”調停室“などの計11個の区分けで構成されています」
「そしてこの行政委員会とは別に存在する組織が、リン行政官の管轄である特殊な”統括室“と、11個の区分けから成る”行政委員会“の2つを合わせたものが”連邦生徒会“…そう思っていただければおおよそ問題は無いかと」
「私は“防衛室”を担当しています。キヴォトスの安全を脅かす勢力から、生徒たちや市民を守る組織です」
連邦生徒会は計11個の組織に区分けされており、それぞれがキヴォトスの主要な業務を担当しているのである。そしてそれを管轄する“統括室”と11の組織を合わせた“行政委員会”を合わせたものが連邦生徒会である。
“なるほど、説明ありがとう。大変そうな仕事だね”
「いえいえ、私はあくまで責任者的な立ち位置で、あくまで指示をするだけですから。大変なのはここにいるカンナさんのように、実働部隊の方です」
「ど、どうも…」
「たしかに連邦生徒会長の失踪して以来、色々と不安要素が増えていくのではと思っていたのですが…それも、シャーレが色々と担当してくださっていますから。おかげさまで、私たちの負担もさほど増えていません。この場を借りて、あらためてお礼をさせてください」
カヤの説明を聞いて、先生は連邦生徒会の仕事を大変だと評する。それに対しカヤは大変なのはカンナのような実働部隊の人たちだと述べ、さらには連邦生徒会長失踪後の対応を先生が担当していることに改めて感謝した。
“ううん、こちらこそ。ところで一つ聞きたいんだけど…。ヴァルキューレやSRTは、防衛室の担当?”
「そうですね。ヴァルキューレ警察学校については基本、私たち防衛室の指示で動いているのですが…SRT特殊学園は防衛室どころか、行政委員会の管理からも離れた少々特殊な組織です」
「ご存じかと思いますが、ここキヴォトスの各学園自治区は基本的に、連邦生徒会の干渉をさほど受けません。そして各自治区には治安を担当する組織があります。それに、トランスフォーマーたちもいますしね」
「例えばゲヘナ学園で問題を起こした生徒は連邦生徒会ではなく、ゲヘナの風紀委員会によって罰を受けますよね?しかしそれ以外の場所…例えばD.U.もそうですが、そういった場所での犯罪は基本的にヴァルキューレの管轄となります」
「ですがその生徒が別の学園自治区に逃げたり、どこかの生徒会と結託したりすると、逮捕が難しくなってしまうのです。その場合も勿論、できる限りすぐに対応できるように動いてはきましたが…こういった後での対応には限界がありました」
次に先生はSRTとヴァルキューレは防衛室の担当かと、カヤに質問する。それに対し彼女はヴァルキューレとキヴォトスの各自治区の治安維持に関するこれまでの現状を説明した。
「そのために生まれたのが、SRT特殊学園。彼女たちは連邦生徒会長によって、犯罪が発生した際にはいつどこであっても即時の対応が許されています。そのためSRT特殊学園の選抜は非常に厳しく、エリート集団となっています。装備もキヴォトス最高レベルです」
「その結果の1つとして、SRT特殊学園の3年生部隊…通称“FOX小隊”は以前、キヴォトスの長年の悩みの種だった災厄の狐、“ワカモ”を逮捕することに成功。それ以外にも次々とい順調に成果を上げていったのです…」
「…連邦生徒会長が、失踪するまでは」
そしてその現状を解決するべく生まれたのが、SRT特殊学園である。SRT特殊学園のFOX小隊はその甲斐もあってワカモを逮捕するなどの成果を上げていったのである。
「連邦生徒会長が失踪してしまったことにより、SRTに関する責任の所在は宙に浮いてしまいました。そうなっては非常に危険な火薬庫も同然…そんなSRT特殊学園について、責任を取ろうとする者は現れませんでした」
「私たちとしても、どうにかしようとは思ったのですが…彼女たちのその最先端の装備ゆえに、投入のタイミングや扱いも難しく…。SRT特殊学園は結果として、身動きが取れなくなってしまったのです」
“それで、閉鎖することに?”
「もちろん、それだけが理由ではありません。連邦生徒会長は帰ってこないと決まったわけではない、SRTは存続しておくべきだ…そういった意見も連邦生徒会の中にはありました。私もまた、そのような意見を持つひとりです」
だが連邦生徒会長が失踪したことによって、本来彼女が背負うはずの責任の所在が無くなってしまったようである。そしてカヤたちも存続するための努力をしたようだが、その結果も虚しくSRTは閉鎖してしまったのである。
「ですが、自分たちの存続が脅かされているのでは…と気づいたのでしょうか、”FOX小隊“が動きを見せたのです」
“さっき言ってた、最初にワカモを逮捕した小隊?”
「はい、そうです」
「そんなエリート中のエリートがねぇ…」
そしてSRTが閉鎖されることが決まると、FOX小隊が何やら動きを見せたようである。
「先月のことですが、FOX小隊が突如として連邦生徒会を襲撃。SRT特殊学園の閉鎖を進めようとしていたメンバーを攻撃し、逃走しました。結果として、サンクトゥムタワーの一部施設が全焼。連邦生徒会のメンバー数人が怪我を負い、入院となった者もいます」
「随分と手荒いじゃんかよ」
「行政官はその後、SRT特殊学園に関する話し合いを様々な方向性で広げようとしましたが…続けてRABBIT小隊もまた、連邦生徒会に銃口を向けようとしました。先日の公園の件です。こうなってはもう、連邦生徒会の各メンバーもきっと…」
“なるほどそういう経緯があったんだね…”
FOX小隊は連邦生徒会を襲撃するという大事件を引き起こしたのである。それゆえRABBIT小隊の行動にも、連邦生徒会からの当たりが強くなっているということを先生とラットルはようやく理解した。
「…先生。キヴォトス各地における先生のご活躍は、耳に入っております。RABBIT小隊はこのままですと学籍データが抹消され、どこの学園にも所属できないまま、あてもなく彷徨うことになってしまうかもしれません」
“良くないね、それは”
「彼女たちはSRT特殊学園の過酷な入学試験を通過した、紛れもないエリートたち。その能力が無為に捨てられてしまうのは、かなりの損失…。よろしければ是非、彼女たちを説得し、ヴァルキューレ警察学校に編入するように勧めていただけませんでしょうか?そこで前向きな答えが貰えそうであれば…私の方でも学籍データを抹消しないように、急いで各位説得することも可能かと思います」
“それは…”
そしてカヤはRABBIT小隊の学籍データは抹消され、彼女たちが露頭に迷うだろうと先生に告げる。さらに彼女は先生にRABBIT小隊を説得して、ヴァルキューレに編入するよう説得して欲しいと頼む。
「説得が難しいことは承知しています。しかし…」
“説得の難易度って言うよりは…生徒たちが望まない進路を、強制することはできないよ”
「…なるほど、それはそれは」
「おっ、やっと先生らしいこと言った」
“やっとはひどくないかい?”
だがカヤの頼みに対して先生は、生徒が望まない進路を強制できないと言ってやんわり断る。それを聞いてカヤは不敵に笑い、ラットルは彼の言動に感動していた。
「そうですね。彼女たちもそれぞれ、夢を抱いてSRT特殊学園に入ったはず…。その願いを無理に捻じ曲げるのは、確かに気が進みません。連邦生徒会長が戻ってきた時に、何と言えばいいのかも分かりませんし…」
「うーん、難しい問題だね」
「本来であれば原則通りに、連邦生徒会の名誉にかけて重い処罰をという話があったのですが…まあ、原則なんて知ったことではありませんね!」
「ぼ、防衛室長…?」
「あら、失礼しました。流石に今のは忘れてください」
先生の言葉を聞いて、カヤは彼女たちの説得を思い直し始める。そして彼女は原則を無視して先生の意見を尊重する態度を取り始めたため、カンナを困惑させた。
「先生。私たち“行政委員会・防衛室”は、シャーレに積極的に協力いたします。ですのでどうか、あの子たちが夢を追い続けられるように。助けてあげてくれませんでしょうか?」
“・・・”
「RABBIT小隊の処分については、先生にお任せします。シャーレに置いて見守るというのもあるでしょう、好きにさせるという手もあるでしょう…その点については、先生のご随意に」
「だってよ先生、良かったじゃん」
そしてカヤはシャーレに協力すると言って、RABBIT小隊を助けて欲しいと先生に頼み始めた。さらに処分を先生に委ねると言い出したのである。
「SRT特殊学園を復活させて戻ってもらうということだけは難しいのですが…」
“私が決めちゃって大丈夫なの?”
「はい。こう見えて私、結構“行政委員会”の中では信頼があるので。他のメンバーに、借りを作ったということにしておきましょう。エリートたちの未来に比べれば、これくらいは安いものです」
カツカツカツ…
「では先生、彼女たちのこと…よろしくお願いいたしますね?」
こうしてRABBIT小隊の処遇は先生に委ねられた。
ヴァルキューレ警察学校・ロビー
「あ…みんな無事でしたか」
「なんだ、ミヤコもいたのか」
「ミヤコちゃん…」
「やーっと終わったよ…終わったんだよね?さっさと帰りたいんだけど、飴も無くなっちゃたし…」
取り調べが終わり無事釈放されたRABBIT小隊はヴァルキューレのロビーに集まっていた。
「そんな悠長なことを言ってる場合か。私たちの処分については、これから言い渡されるんだろ?あの感じだと…まあ最低でも、退学くらいは覚悟しないとな」
「そんなこと言ったって、どうせSRT特殊学園はもう無いんでしょ。退学処分になったところで、何も変わらないじゃん」
「で、でも、それが“最低”ってことは…」
「ま、もっとヤバい可能性もあるね。地下の怪しい施設に連れて行かれて色々させられるとか、色んな実験台にさせられるとか…」
「!?!?も、もう終わりだぁ…」
帰りたいというモエに対し、サキはそんなこと言ってる場合かと注意する。そして自分たちの処罰に対し最低でも退学だと言うサキとモエの話を聞いて、モエは一気に絶望してしまった。
「すみません、私がもう少し上手くやれていたら…みんな、こんな目に遭わずに済んだのに…」
「…おい、どうしてお前が謝るんだ?」
「なに、責任とか感じてるの?」
「ミヤコ、勘違いするな。学園の閉鎖が決まったあの瞬間から、お前は小隊長でも何でもない。なのに、責任とか勝手に感じられても困る。別に今はそんなこと期待してないし」
「それは…でも、私は…」
3人で今後について話しているなか、ミヤコが他のメンバーに対し謝罪しはじめる。だがサキとモエは彼女の謝罪を必要無いと言って退けたため、ミヤコは困惑していた。
“お疲れ様” 「やーやー皆さんお元気?」
「あ、あんたらは…」
「しゃ、シャーレの…?」
「ひっ…!?」
“…何かもう既にごめん”
そしてRABBIT小隊の前に、カヤとの話し合いが終わった先生とラットルが現れる。先生を見た彼女たちは、会いたくないといった反応をしていた。
「まだいたんですね、先生…とネズミさん。ヴァルキューレに何か用事ですか? …それとも、まさかとは思いますが。私たちに用事が?」
“うん。行政委員会から、今回の処分の件について”
「…っ!」
「ま、どんな処分でも別に構わないけど」
「・・・」
ミヤコは先生とラットルを見ると、まだいたのかという反応をする。だがそんな彼女たちをよそに先生は、行政委員会からの処分をRABBIT小隊に言い渡そうとし、彼女たちは身構える。
「えーそれでは処分を発表します!!」
「何でお前がテンション高いんだよ…」
“とりあえず、全員釈放。もう自由だよ。好きな所に行っても大丈夫”
「…はい?」
ラットルに促され先生は処罰の内容を発表する。そしてその内容は全員釈放の無罪放免であり、ミヤコは呆気に取られてしまった。
「…釈放?処罰は?」
「待て、つまり私たちはSRTに戻れるのか?」
“いや。それはできないんだけど…”
「何だ、喜んで損した」
「薄情だね、君たち」
そしてミヤコだけでなく他のメンバーもその処遇を聞いて呆気にとられる。そしてサキはSRTの復活のことも口にしたが、その件については先生にできないと言われ、彼女は再び冷たい態度に戻った。
「公園での作戦成功…その功績の分、シャーレが処分を決めることになったということですか? …理解しがたいですが、状況は把握しました。それで、先生は私たちに何をさせたいのですか?」
“何と言われても…みんなは何がやりたい?”
「何でこっちに聞き返すんだ…」
「SRTに帰れないなら、別にどこに行ったところで…」
その後先生はミヤコたちに事情を説明すると、彼女は自分たちに何をさせたいのかと尋ねる。だがそう言われても先生は彼女たちに何かをやらせたいわけではないので、逆に何をしたいのかと返してしまい、彼女たちを困惑させた。
「とりあえず私はどこかで休みたい。もうクタクタだよー…」
“シャーレで休んでも良いし、そこで生活しても良いよ?”
「…は?」
「自分のところに女子生徒たちを集めて、何をする気?」
「…信じられません」
モエはどこかで休みたいと言うと、先生はシャーレで休んでも良いと気を効かせる。しかしそれを聞いた彼女たちの反応は軽蔑であり、信じられないという顔をされていた。
「そういやオイラもちょっとシャーレにいたけど、あそこひっきりなしに色々な学校の生徒たちが手伝いに来るよね?先生にはそういう女の子を侍らせてウハウハする趣味がおありで…?」
“ちがっ…!!あれは仕事が忙しいから皆に手伝ってもらわないと終わらないだけであって…決してそういう意味では…!!”
「えぇ~ホントにぃ~?」
「最低です」 「やっぱりそういう趣味が…」 「キッモ…」 「地獄に堕ちろ」
“誤解だ!!”
ラットルは出会ってからちょくちょくシャーレに出入りしているようで、先生の周りに女子生徒が集まっていることを指摘する。それを聞いたRABBIT小隊は先生が誤解だと弁明しているにも関わらず、全員軽蔑の目を彼に向けていた。
「や、やっぱり、この前のことを根に持って…」
「いやー、散々ハレンチなことをされるんだろうな~」
「そういえばシャーレには、やたらと盗聴器が設置されてるって噂を聞いたことがある」
「わ、私たちの生活を盗聴して、何を…!?」
「普通のマンガじゃ掛けないようなことを強要させられたり?」
さらにRABBIT小隊一同は先生に疑いの目を向け、あらぬ妄想が加速していく。どうやら先生に関する変な噂はキヴォトス各所へと広がっているようだ。
「…せっかくの厚意ですが、その提案は受けられません」
「なんでぇ?」
「私たちがシャーレで快適な生活を送っていては、本来の目的である“連邦生徒会への抗議”が成り立ちませんから」
「それもそっか、シャーレって連邦生徒会の組織みたいなもんだし」
そしてミヤコは先生のせっかくの提案を、断ってしまう。彼女たちの目的はSRTの復活であり、シャーレで生活していてはそれが成り立たないとのことである。
「シャーレに行ったところで、ちゃんとした規律や訓練があるわけじゃないんだろ?一日二日ならともかく、そんな場所にずっといるのは耐えられない」
「どうせ危険物の取扱は禁止されてるだろうし…」
「きゅ、急に信じるのは、ちょっと…」
“そしたら、あの公園でキャンプとかどう?”
「あの公園…デモをした、あの場所ですか?」
そしてミヤコだけでなく他のみんなも、それぞれの理由でシャーレで暮らすことには否定的なようである。それを聞いた先生は自分たちがデモをしていた子ウサギ公園でのキャンプ生活を提案する。
「“子ウサギ公園”か…私はそれで構わない。環境的に、SRTの野戦訓練場みたいなものだし」
「私も別に。っていうか装備類、あそこに置いてきちゃったし」
「わ、私も…」
「先生に頼まれて、オイラが武器を盗まれないか見張ってたんだぞ?」
「へぇ~そうなんだ。じゃあそれについてはお礼を言うよ。ありがとう」
先生の提案を聞いてサキ、モエ、ミユは装備を置きっぱなしにしていたことを思い出す。そしてラットルは先生に頼まれて装備類を見張っていたと言うと、モエは素直にお礼を述べた。
「ある意味ではデモの続きになりますし、私たちとしてはそれで構わないのですが…先生は、それで良いのですか?」
“私はもちろん大丈夫だけど…。みんなの方こそ、それでも大丈夫?何かできることがあれば…”
「構いません。私たちは、ただ無力なだけの子どもではありませんから」
「その割にはあの時けっこー油断してたよね」
「うるさいですね…」
ミヤコも他のメンバーと同じく子ウサギ公園でのキャンプには賛成のようだが、先生はそれでいいのかと問うが先生は特に問題無さそうな様子である。続けて彼女は自分たちは無力な子どもとは違うと言うが、ラットルに戦闘の時のことを指摘され恥ずかしくなっていた。
「それに…あらためてになりますが、私たちは先生を信頼していません。こうして温情をかけてもらったところで、それが変わったりしませんので」
“うん、それについては大丈夫。みんなが辛くないなら、それに越したことは無いから”
「…変な人」
「ん?今何か言った?オイラ声が小っちゃくて全然聞こえなかったんだけど」
「な、何でもありません!!」
さらにミヤコは先生のことを信頼していないと言って、突っぱねるような態度を取る。しかしそんな彼女にも先生は優しく接するため、彼女は小声で変な人と呟いた。
「それでは…」
「次会った時は敵だからな!」
「いや、最初から敵じゃん」
カツカツカツ…
「ま、待って…!?置いてかないで…!」
そういってRABBIT小隊はヴァルキューレを去っていった。
子ウサギタウン・某所
ダナダナダナダナ…
デスデースデスデース…
バリバリバリバリヨロシクゥ…
「ゴツゴツゴツゴツゴッツンコー!!どこ行ったゴッツンコー!!出てこいってんだゴッツンコー!!」
子ウサギタウンでは日夜謎のドローンによって、現場調査や工事が行われている。とはいっても夜間は近所迷惑になるため、工事が止まっているはずなのだが今日は何故か赤い変な生き物と一緒に動いていた。
ダナダナダナダナ…
「まずいんダナ…このままだと敵に捕まってしまうんダナ」
デスデースデスデース…
「どうにか…仲間と連絡を取らないと…」
バリバリバリバリヨロシクゥ…
「コンボイ…チータス…ラットル、この通信を聞いていたら、ここに来て欲しいんダナ。僕も何とか切り抜けてみせる…」
そしてその謎の生き物とドローンに追いかけられているのは、ラットルが探している仲間の1人であるサイのライノックスである。どうやら彼は謎のドローン軍団に見つかってしまったようで、縋る思いで仲間たちに連絡を取っていた。
「ライノックス、変ッ身なんダナァァァ!!」
ギゴガゴゴ!!
「いたぞゴッツンコー!!」
ズダダダダダダダダダダダ!!
「ダナダナダナダナダナダナァ!!」
ライノックスは変身して敵の前へと飛び出していった。
「遂に登場ゴッツンコー!!」 「なんダナーー!!」