TRANSFORMERS Blue_Archive   作:H2O(hojo)

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『トランスフォーマー ビースト覚醒』日本版主題歌

第1虚妄のサンクトゥム
アビドス砂漠エリア

守護者
デカグラマトン3番目の預言者 ビナー
堕ちたプライム ザ・フォールン

攻略メンバー
アビドス対策委員会
小鳥遊ホシノ 十六夜ノノミ 黒見セリカ
ミラージュ エアレイザー

便利屋68
陸八魔アル 浅黄ムツキ 伊草ハルカ
グリムロック スラージ スラッグ スワープ

作戦担当
アビドス対策委員会
奥空アヤネ

便利屋68
鬼方カヨコ

ヴェリタス
小塗マキ


Try This One More Time

痛みから変えてく近未来は 戦いが無い次の新時代

終わらせるFight 平和の証明 希望は目の前 Let's get it!

 

 

 

 

 

アビドス砂漠

 

“みなさん!作戦開始です!私たちはランデブーポイントに向かい…その後、第2部隊が砂漠横断鉄道に目標を誘導し合流。「守護者」までの道を確保します!”

 

“さっきも言ったかもだけど、ビナーのレーザーには気を付けてね!”

 

「はい、分かりました☆」 「じゃ、出発しよっか~」 「やってやるんだから!」

 

「よっしゃ!!任せときな!!」

 

作戦開始の合図と共に、アヤネが第1部隊である対策委員会たちに作戦を説明する。同じく作戦担当のマキがビナーのレーザーを再度注意するよう一同に促した。そしてアヤネとマキの話を聞いた一同は、攻略ルートを確保するために出撃した。

 

 

 

 

 

“こっちも始めよっか。準備はいい?”

 

「おっけ~」 「は、はいっ!」 「始めていいわよ、カヨコ」

 

“OK。じゃ、列車を動かすね。ダイナボットたちはちゃんとついてきてね”

 

ギィィィィィィィィ…!!

 

「ダー!!」 「スラッグ!!」 「スラージ!!」

 

「私たちは空から行くわ。一緒について来なさい」

 

「スワープ!!」

 

一方第2部隊の便利屋68も、第1部隊の出撃を確認して出撃を開始する。エアレイザーはスワープと共に空に飛び立ち、ビナーを誘導するため第2部隊に配属されていた。

 

「あ、ああっ!あ、あちらに何かが…!」

 

“襲撃…!?”

 

「へぇ~私たちを狙って来たの?やるじゃん♪」

 

「ふん、こんなものじゃ私たちは止められないわ。誤算だったってこと、教えてあげないとね。さぁ、ハードボイルに決めるわよ!」

 

「「「ガァァァァァァァァ!!!」」」

 

電車を動かした直後、サンクトゥムの防衛システムが作動しどこからともなく守護者の兵が現れる。それを認識した便利屋68は会敵を開始した。

 

ズダダダダダダダダダダダ!!

 

“カイザーPMCの姿を模ってるみたいね”

 

「くふふ~、それじゃドカンとやっつけちゃおっか♪」

 

「アル様の邪魔をする人は、殺します!!!!」

 

「俺グリムロック!!お前たち俺たちの邪魔、破壊する!!」

 

ドォォォォォォォォォォォン!!!

 

サンクトゥムが守護者として選んだのはカイザーPMCのようである。だがそんなことは彼女たちにとって大した問題ではなくムツキとハルカ、そしてダイナボットたちによってあっけなく崩れていくのであった。

 

ガタンガタン…ガタンガタン…

 

“指揮官機発見。社長、来るよ”

 

「ええ、分かってるわカヨコ」

 

「なにあれ~、サソリみた~い」

 

「前アビドス砂漠で見たサソリとは…デザインが違うみたいですね」

 

しばらく電車で進んだところで、便利屋たちを排除すべく今までとは違ったデザインの敵が現れる。指揮官機と思わしきソレは、サソリのような形をしているがスコルポノックとは違い尻尾に強力なレーザー砲を備えていた。

 

ピュン!!ピュン!!ピュン!!

 

「あー、俺スラージ。痛気持ちいいー」

 

「流石ダイナボットいち頑丈なスラージね。何ともないわ」

 

「俺スラッグ。アイツの相手俺がする!!」

 

ダッダッダッダッダッ!!

 

「いいわよ、スラッグ。そのままアイツに突撃してやりなさい!援護してあげる」

 

パァァァァァァァァン!!ズドドドドド!!

 

指揮官機がこちらを認識して攻撃をしてきたのに対し、スラージが便利屋たちの壁になって電車の破壊を防ぐ。ダイナボットいち頑丈なスラージは、レーザーを喰らおうとへっちゃらである。そしてスラッグは指揮官機目掛けて走り始めたのを見たアルは、彼を援護するのであった。

 

ガシィィィィィィィィィィン!!!

 

「俺スラッグ。雑魚は相手にならない」

 

「流石よ、スラッグ。さぁ、先へ進むわよ」

 

 

 

 

 

第1部隊

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

 

「そらそらそらぁ!!邪魔だどきなぁー!!」

 

ガシャン!!ドシャン!!ズシャァァァン!!

 

「うわぁぁぁぁぁ!?流石にやり過ぎじゃないの、コレ!?」

 

ズガガガガァン!!ガシャ!!ゴシャァ!!

 

「うへ~、急げ急げぇ~」

 

「ゴー!!ゴー!!」

 

第1部隊はミラージュに乗って守護者たちを轢き倒していく。ときどき変な音がするため、セリカはそれを心配していたが、ホシノとノノミは気にしていない様子であった。

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

 

“指揮官機、確認しました。こちらを捕捉しています!!気を付けてください!!”

 

「おっしゃ、任せろ!!」

 

ピュン!!ピュン!!ピュン!!ピュン!!

 

「あの大きさじゃあ、轢けないんじゃないの?レーダーでこっち狙ってるし、このまま逃げるのも厳しそう」

 

「どうしますか、ミラージュ?」

 

「しゃあねぇ、一瞬で決めるしかないぜ」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン…!!

 

「ちょ、ちょっと…?一体何する気!?」

 

そして第1部隊のほうにも指揮官機が出できており、アヤネがそれを確認し一同に気を付けるよう促す。指揮官機はミラージュと同程度の大きさのため轢くこともできず、逃げきるのも難しいようである。そのことを認識したミラージュは瓦礫で盛り上がっている場所へとスピードを上げて走りはじめ、セリカを慌てさせた。

 

「怖かったら目瞑っとけよぉ!!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!バァァァァァン!!

 

「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 「わーーーー☆」

 

ギゴガゴゴ!!

 

「ホシノ!!」 「オッケー!!」

 

ズドォォォォン!!パァン!!ズガガガガァン!!

 

「よっと!!失礼」

 

パシッ!!パシッ!!パシッ!!ギゴガゴゴ!!

 

「ナイスキャッチ♧」 「ありがと~」

 

ミラージュは瓦礫の起伏を台にして飛び上がると、空中でトランスフォームする。いきなり空中に投げ出されたセリカは悲鳴を上げ、ノノミはジェットコースターに乗ったかのようなリアクションをする。そのなかで、ホシノだけは空中で銃の標準を指揮官機に合わせており、ミラージュと共に指揮官機を撃ち抜いた。

 

「ちょっと!!やるならやるってちゃんと言いなさいよ!!」

 

「サーセンw」

 

「うへ~もしかしてセリカちゃん怖かった~?カワイイ~」

 

「ち、違うわよ!?いきなりこんなことするからビックリしたってだけ!!」

 

「楽しかったですよ♡」

 

いきなり空中に放り出されたことに怒ったセリカは、ミラージュに抗議するが本人は全然反省する素振りがなさそうである。それをホシノがカワイイと茶化すと、セリカはビックリしただけだと必死にごまかすのであった。

 

“ルートを確保しました。第2部隊と合流してビナーとザ・フォールンを倒しましょう!”

 

 

 

 

 

その後

 

ドォォォォォォォォォォォン!!!

 

「うわぁぁっ!出たわよ!!」

 

「さあ、走りましょう!」

 

「目標地点まで引きつけるよ~」

 

「グオオオオォォォォォォォォォォ…」

 

第1部隊はビナーを捕捉して、ビナーを第2部隊へと引きつける。彼女たちはミラージュあら降りて、走りながらビナーを引きつけるのであった。

 

シュィィィィィィィィィィィィィン…

 

“エネルギー反応!?き、気を付けて、レーザーが来るよ!!”

 

「こ、こっちに来てるわよ!?」

 

“回避タイミングが計算できません!ホシノ先輩!”

 

バシュ…!!

 

「おっけ~」

 

ビナーは体内にパワーをチャージしはじめ、レーザーを発射する素振りを見せる。マキはレーザーが来ることを対策委員会たちに伝えるが、彼女たちはビナーの目の前にいるため回避が間に合いそうになかった。そのことを認識したアヤネは、ホシノに回避タイミングが計算できないと叫んだ。

 

第2部隊

 

チュドォォォォォォォォォォン!!!

 

「うっわ、アレ直撃…?」 「あ、アル様…!」

 

ガタン…ガタン…ガタン…

 

「…ふん」

 

ガタン…ガタン…ガタン…

 

「あの程度でやられる訳ないわ。予定通り、計画を進めるわよ」

 

「そ、そうなんですか…?そ、そうですね、分かりました!」

 

「…なるほどねぇ。んじゃ、引き続き前進~☆」

 

ホシノたちにビナーのレーザーが直撃するのを、アルたちは電車の上から見ていた。ムツキとハルカは彼女たちのことを心配していたが、アルだけはあの程度でやられるわけがないと言って、作戦続行を2人に伝えるのであった。

 

第1部隊

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

 

“うわぁああっ!?正面から喰らっちゃってるよ、ヤバいって!!”

 

“…いえ、あの程度ならおそらく…。ホシノ先輩、状況はどうですか?”

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

 

「いやぁ、なかなか痛いねぇ~。でもまあ、セーフかな」

 

「うんうん、私たちは無事ですよ、アヤネちゃん」

 

「この程度、どうってことないわよ」

 

ビナーのレーザーが着弾した地点には砂埃が舞い、様子がよく見えない。マキはレーザーの直撃を受けたホシノたちを心配するが、アヤネにはこの程度の攻撃ならホシノが防いでくれるという確信があった。そして、彼女の予想通り、ホシノの盾によって対策委員会は全員無傷であった。

 

“あの攻撃を、耐えた…!?”

 

「ほんと、危ないところだったよぉ~。最近腰も弱ってきてるし、無理はできないんだけどなぁ…湿布代もバカにならないしさぁ~」

 

「だからそんなに歳変わらないでしょうが!!」

 

“いや…マジでホシノなら大丈夫だって信じてたんだけどさ…。何ていうかその、俺は一発で死んだのに、無傷だと俺が弱いみたいでちょっと自信失くすつーか…複雑な気分だぜ”

 

マキはビナーのレーザーを耐えたホシノの実力に驚いていた。一方攻撃を防いだ張本人であるホシノはいつものおじさんムーブをして、セリカに突っ込まれる余裕を見せていた。そして一度ビナーのレーザーで死んだことのあるミラージュは、ホシノがレーザーを軽々と防いだことで自信を失くしかけていた。

 

“…すごいね、あなた達の委員長…いや、アビドスってみんな強いんだね”

 

「えっ、そうなの?」

 

“あはは…比較するものが無いから、あまりよく分からないんですけどね…”

 

「良い感じに誘導できたかな~」

 

“はい、こちら第1部隊。ビナーを線路上に引きつけました”

 

マキはビナーのレーザーでもへっちゃらな対策委員会たちを見て、彼女たちの強さを評価する。しかし、アビドスは他に比較することがないので、本人たちはピンときていないようである。

 

第2部隊

 

“第2部隊了解。社長、こっちも次の作戦に移るよ”

 

「ええ、準備は整っているわ。いつでもいけるわよ」

 

ガタン…ガタン…ガタン…ガタン…

 

“分かった。じゃあみんな、始めるよ”

 

ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォ…

 

「みんな、列車から飛び降りるわよ!!それっ!!」

 

「アル様ー!!」 「あははっ!!」

 

第1部隊がビナーを線路上に誘導したのを聞いたカヨコは、アルに次の作戦に移ると確認を取る。それに対し彼女は準備はできていると答え、それを聞いたカヨコは列車を操作してスピードを上げる。さらに便利屋は列車から飛び降りて、列車は猛スピードでビナーの元へ向かっていく。

 

「無人砂漠横断鉄道爆弾、発動よ」

 

ドカァァァァァァァァァァァァァァァァン!!

 

「ウギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

「くふふ~大爆発~」

 

浅黄ムツキ考案の無人砂漠横断鉄道爆弾、直撃である。

 

 

 

 

 

アビドス砂漠上空

 

「あの爆弾、上手く作動したみたいね」

 

「スワープ!!」

 

「えぇ、私たちもビナーへ近付きましょう」

 

「俺スワープ!!頑張るぞー!!」

 

アビドス砂漠上空では、エアレイザーとスワープが生徒たちの作戦の動向を空から見守っていた。そして無人砂漠横断鉄道爆弾が作動したのを合図に、彼女たちもビナー討伐に向かうのであった。

 

 

 

 

 

一方その頃

 

「・・・・・・」

 

バチバチバチィ!!ドカァァァァァァァン!!

 

「ダー!!俺グリムロック。ビリビリするぅぅぅぅぅ!!」

 

「ザ・フォールンのプラズマ攻撃だ!!チクショウ、最強のプライムの呼び名は伊達じゃないぜ…」

 

「最強?俺グリムロック。最強はこの俺グリムロック!!アイツじゃない!!」

 

ミラージュとスワープ以外のダイナボット3体は、ザ・フォールンとの戦闘を開始していた。ザ・フォールンは得意のプラズマ攻撃によって彼らを近づかせず、元最強のプライムに相応しい強さで彼らを攻撃していく。

 

シュン!!

 

「野郎!!テレポートだ!!お前ら気を付けろ!!」

 

シュン!!ドシャァァァァァァァァン!!

 

「・・・」

 

「ダァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

「アイツ…グリムロックの巨体を蹴りで吹っ飛ばしやがった…」

 

ビリビリビリビリビリィ!!!

 

「「「あああああああ!!!!」」」

 

ザ・フォールンはテレポートでグリムロックの元へ近付き、蹴りを入れて彼の巨体を吹き飛ばす。そしてその場にいたミラージュ、スラッグ、スラージに電流を浴びせ、トランスフォーマーとしての格の違いを見せつけた。

 

「俺グリムロック!!痛い怒ったもんね!!」

 

ギゴガゴゴ!!

 

「スラッグ!!」 「スラージ!!」

 

「「トランスフォーム!!」」

 

ギゴガゴゴ!!

 

「・・・・・・」

 

ジャキ…

 

吹っ飛ばされた怒ったグリムロックはロボットモードになり、新たに便利屋のみんなから貰った棍棒を構える。それに感化されたスラッグとスラージもロボットモードになり、互いに双剣と二本槍を構えた。そしてそれを察知したザ・フォールンは自慢の槍を構え、本気モードになるのであった。

 

 

 

 

 

アビドス砂漠・砂漠横断鉄道線路下

 

「喰らいなさい!!」 「スワァァァァァァァプ!!」

 

ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!

 

「ギャアアアアアアアアァァァァァァァ!!!」

 

“火炎放射が効いてるよ!”

 

「私たちも畳み掛けるわよ!!」

 

「りょ~かい!!」 「はい!!アル様!!」

 

スパァン!!ズダダダダダ!!ドカァァァァァァァン!!

 

無人砂漠横断鉄道爆弾の直撃を喰らったビナーは、エアレイザーとスワープの火炎放射攻撃によってその場でのたうち回る。それを好機と見たアルは、便利屋と共にビナーへの攻撃を開始した。

 

パァン!!パァン!!スパァン!!

 

「一度戦った相手に二度も負けないわよ!!」

 

ズダダダダダダダダダダダ!!

 

「お仕置きの時間ですよ~☆」

 

スタァン!!ズダダダダ!!パァン!!

 

「うへ~、正直ヘビってあんまりテンション上がらないんだよね~」

 

「ウギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

“目標、どんどん弱っていっています!!これなら…”

 

アルたちに負けじと対策委員会のメンバーも、ビナー攻撃する。生徒6人とトランスフォーマー2体に袋叩きにされているビナーはどんどんと力が弱まっていっていた。

 

 

 

 

 

アビドス砂漠・線路付近

 

ガキィン!!ジャキィィィ…!!バシィン!!

 

「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

バシィン!!ガキィン!!ドォォォォォォォォォォォン!!

 

「スラ――――――ジ!!」

 

シュン!!

 

「スラッグゥ!?」

 

ガキィィィィィィィィン!!

 

「・・・」

 

ギギギギギギギギギギ…!!

 

「俺スラッグ…ダイナボットがパワーで押されるなんてアリエナイ…」

 

ロボットモードになってザ・フォールンに襲い掛かったダイナボットたちであったが、ザ・フォールンの巧みな槍術によっていいようにあしらわれていた。ザ・フォールンはグリムロックの棍棒を軽々といなし、一番重量のあるスラージを槍で突き飛ばす。さらには双剣で攻撃を受け止めたスラッグにすら、パワーで押し勝つ程の強さを見せていた。

 

フワァァァァァァァン…

 

「俺スラッグ!!う、浮いてる…!!」

 

「・・・・・・」

 

「そ、そうか…!!あの細身でダイナボットたちに負けないほどのパワーが出せていた理由はヤツのサイコキネシスの力があったからか!!」

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥン!!

 

「スラァァァァァァァァァァァァァァァァッグ!!」

 

「俺グリムロック。スラッグが投げ飛ばされたぁ!!」

 

ザ・フォールンが片手をスラッグに向けると、スラッグは宙に浮き始める。ザ・フォールンはサイコキネシスの使い手であり、その躯体でとてつもないパワーを出していたのはコレのお陰である。そしてザ・フォールンはスラッグを投げ飛ばし、グリムロックを恐れさせていた。

 

シュン!!

 

「ヤベッ!!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥン!!

 

「・・・?」

 

「残念、ソイツは偽物だ」

 

スゥゥゥゥゥゥゥ…

 

「さあ、どれが本物か当ててみな」

 

「・・・」

 

スチャ…

 

ミラージュに気付いたザ・フォールンは、彼の目の前にテレポートする。だがザ・フォールンの攻撃は空を切り、彼が攻撃したのはミラージュのホログラムだったことが判明する。ミラージュはザ・フォールン相手に時間稼ぎをするのであった。

 

 

 

 

 

「ギャアアアアアアアア…」

 

ドスゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

 

“目標、完全沈黙を確認。ビナー討伐完了です”

 

「フフフッ、大したことなかったわね」

 

「もう終わり~?つまんないの…」

 

「アル様の邪魔をするな!!アル様の邪魔をするな!!アル様の邪魔をするなぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ミラージュたちがザ・フォールンの攻撃を何とか凌いでいる間に、生徒たちとエアレイザーとスワープはビナーの討伐を完了する。ビナーは砂漠横断鉄道の線路の上で巨体を横たわらせて力尽きていた。

 

バサッバサッ…

 

「みんなお疲れ様。これでビナーは倒せたわね」

 

“まさか本当にこれだけのメンバーだけでビナーを倒しちゃうなんてね。やっぱりアビドスって凄いんだね”

 

「ま、まぁ褒められて悪い気はしないわ…」

 

「あ~、セリカちゃん照れてる~」

 

「うっさいわね!!」

 

ビナーを倒したのでエアレイザーも上空から地上へと降りて来る。マキはアビドスと便利屋たちでビナーを倒したことで、彼女たちの実力を高く評価するのであった。

 

 

 

 

 

ヒュン!!ヒュン!!ヒュン!!ヒュン!!

 

「残念、全部は~ずれ」

 

「・・・・・・」

 

シュン!!

 

「ハッ!テレポートか?そんなもん何度使ったって…」

 

「俺スラージ…。アイツ、どっか行った…」

 

「は?」

 

ザ・フォールンはミラージュの幻影を何度も何度も攻撃して、一向に本体を捕捉できないことに苛立っていた。このままでは埒が明かないと判断したのか、ザ・フォールンはテレポートしてミラージュたちのいる場所から離脱しはじめる。いきなりの逃亡に、ミラージュたちは困惑していた。

 

 

 

 

 

シュン!!

 

“・・・!!敵性反応を確認!!”

 

「「「「「!?」」」」」」

 

「ザ・フォールン…」

 

「・・・」

 

ビリビリビリビリビリィィィィィィ!!!

 

「「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」」」」

 

ザ・フォールンがテレポートテーションしたのはビナーの死体の上、つまり対策委員会や便利屋がいる場所である。ザ・フォールンはビナーの死体から彼女たちを見下ろすと、挨拶代わりにプラズマ攻撃を浴びせた。

 

ビリッ…ビリビリッ…!!

 

“皆さん!!ザザッ…大丈ザザザッ…ですか?ザザッ…今ので…ザザザッ…機器がダメに…”

 

「う、うぅ…身体が痺れて…」 「動けないぃ…」

 

「・・・・・・」

 

「あれが…ザ・フォールン!!私たちのアビドスを…無茶苦茶にしようとしたヤツ!!」

 

「ほ、ホシノ先輩…」

 

電流を浴びせられた一同はその場に倒れ伏してしまう。さらには電流により通信機器もダメになってしまい、アヤネからの通信も入らない。そんななか、盾でガードしていたため軽傷のホシノが、ザ・フォールンを睨みつけながら立ち上がった。

 

ザッザッザッザッ!!

 

「すまんお前ら!!俺がアイツを逃がしちまったばっかりに…」

 

「ううん、ミラージュが謝ることじゃない。私たちにも油断があった」

 

「ダー!!よくもアルちゃんたちを傷つけたなー!!許さないぞー!!」

 

「スラァァァァァァァッグ!!」 「スラァァァァァァァジ!!」

 

「ぐ、グリムロック…みんな…!!」

 

するとここでミラージュたちが全速力で彼女たちの元へ駆けつけて、倒れている彼女たちを守るように前に立つ。大切な仲間を傷つけられた彼らは怒り心頭であった。

 

「・・・・・」

 

「おじさん、最近は丸くなってあんまり怒らなくなったけど…今のは怒ったよ。“私”の大切な後輩たちを傷つけた代償は支払ってもらうからね」

 

ヒュン!! ガキィィィィィィィィン!!

 

「・・・!!」

 

パァン!!パァン!!パァン!!パァン!!

 

「・・・!!?」

 

「ヒュー、カッコいいぜ、ホシノ!!」

 

ザ・フォールンに後輩を傷つけられたホシノは、今までののほほんとした雰囲気から一変し、ザ・フォールン睨みつけていた。そしてホシノは目に見えないスピードでザ・フォールンに近づくと、槍を盾で防ぎつつ銃弾を彼に撃ち込んだ。これにはザ・フォールンも驚愕の表情を浮かべていた。

 

スタッ…

 

「・・・・・・」

 

パラ…パラパラ…ゴゴゴゴゴゴ…

 

「何する気?」 「こ、コイツまさか…!?」

 

「・・・・・・」

 

ゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

「お、俺グリムロック!!ありえない!!」

 

“ようやく通信が回復した…って何これ!?”

 

ザ・フォールンはビナーの死体から降りると、おもむろに右手を掲げる。それと同時に地面が揺れ出し、一同は彼が何をしようとしているのかを探ろうとする。数秒後ビナーの身体が宙に浮き始め、ザ・フォールンが何をしようとしているのかを、ホシノたちはその目見ることになる。さらにようやく通信が回復したカヨコはそのありえない映像を見て、驚くのであった。

 

フワァァァァァァァァァァァァァァァァ…

 

“グリムロック、スラッグ、スラージは社長たちの近くに寄ってビナーを抑えて!!エアレイザーとスワープは飛びながら体当たり!!”

 

「ダァァァァァァァァ!!」 「スラァァァァァァグ!!」 「スラァァァァァァァジ!!」

 

「スワァァァァァァプ!!」 「うああああああああ!!」

 

「ミラージュ、私たちでアイツを止めるよ!!」

 

「おう!!」

 

バシュゥゥゥゥゥゥゥン!!

 

ビナーを浮かせて動けないアルたちにぶつけてやろうというザ・フォールンの魂胆をすぐさま理解したカヨコは、まだ動けるメンバーに急いで指示を出す。ダイナボットたちとエアレイザーは彼女の指示を聞いて、仲間を守るために最後の力を振り絞ってビナーの巨体を受け止めるのであった。

 

パァン!!パァン!!パァン!!

 

「ハァァァァァァァァァ!!!」

 

ガキィン!!

 

「おっと、ホシノの邪魔はさせねーぜ?」

 

「・・・・・・!!」

 

スタン!!ガチャ…

 

「私の大切な後輩と、大事な仲間たちを傷つけたんだ。顔を剥ぐくらいじゃ許さないよ」

 

スパァァァァァァァァァン!!スパァン!!スパァン!!スパァン!!スパァン!!

 

「その顔を吹き飛ばしてあげるよ」

 

猛スピードで自分に向かっていくホシノをザ・フォールンは槍で迎え撃とうとするが、彼の槍はミラージュによって掴まれてしまう。ホシノはミラージュの頭に飛び乗ると、大切な後輩たちと仲間を傷つけたことに怒りながら、ザ・フォールンの頭部を銃撃によって吹き飛ばした。

 

 

 

 

 

「「「「「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」」」

 

ドシィィィィィィィィィィィン!!!

 

「た、助かったわ…ありがとうダイナボットたち…」

 

「エアレイザーもお疲れ様」

 

「えぇ…流石に肝が冷えたわね」

 

「ふぅ…でもこれで、第1サンクトゥム攻略完了だぜ」

 

ダイナボットとエアレイザーはザ・フォールンが倒れた後、力を失ったビナーの死体を安全な場所へと放り投げる。その後ザ・フォールンとビナーの死体は塵と消え、第1サンクトゥムの攻略が完了するのであった。

 

 

 

 

 

第1サンクトゥム

 

デカグラマトン3番目の預言者 ビナー

堕ちたプライム ザ・フォールン

撃破

 

 

 

 

 

EXCITING TRANSFORMERS!!




一応地区防衛戦を間に挟みます。
ザ・フォールンの戦闘モチーフは『スターウォーズ』シリーズのダース・モール。両側に刃が付いてる槍を使ってるのと、サイコキネシスとプラズマが使えるから。
コイツとセンチネルはプライムの称号を冠してるので他の守護者よりも戦闘を盛っていこうと思った次第。
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