TRANSFORMERS Blue_Archive 作:H2O(hojo)
百鬼夜行自治区
「いよいよ、私たちの番ですね。百鬼夜行自治区の防衛戦を、始めます!」
「うん~行こっか」
「しゅっぱ~つ」
「あなた達、相変わらずのんびりしてるのね…。毎度そんな感じてよく戦えるって感心するわ」
「ウインドブレード~はせっかちだね~」 「ね~」
虚妄のサンクトゥムの魔の手は百鬼夜行自治区にも迫ってきており、カホが陣頭に立って自治区の防衛戦を指揮を執っていた。ここでオートボットの新たなる仲間を紹介しよう。オートボットの女性戦士、ウインドブレードだ。彼女は小型のジェット機にトランスフォームするぞ。
「任侠への第一歩!スタート、デス!」
「シルバーボルトデ~ス。パタパタ飛んで頑張るデ~ス」
パタパタパタパタァ…
「こっちも何かパッとしないわねぇ…」
「ノンノン、パッとしないじゃありまセン。パタパタしてるんデス」
「何じゃそりゃ」
お祭り運営委員会のフィーナとシルバーボルトは、久しぶりの出番とあってテンションが上がっていた。そしてその噛み合わないテンションを見て、ウインドブレードは困惑していた。
「あたしらも行くよ!突撃ー!」
「「「「「うおおおー!」」」」」
「魑魅一座…アンタらも来たのね」
「な、なんだよぉ!!アタシらがここにいたらおかしいのかよぉ!!」
「まぁいいわ。手が空いてるんだったら手伝ってちょうだいね」
さらにいつもはお祭りを荒らし回って百鬼夜行の住人から迷惑がられている魑魅一座も、この緊急事態に駆け付ける。魑魅一座の頭であるアラタは、口では強気なもののウインドブレードにビビッていた。
“避難所は準備万端です!各種補給も、私たちお祭り運営委員会で支援しますよ~!”
“はい、社長!お祭りみたいに賑やかになってきて、なんだかワクワクしちゃいます!”
“世界で一番盛り上がるのは何祭り!?”
“”ワッショーイ!!“”
「アンタら2人して何やってんの?」
お祭り運営委員会のシズコとウミカは避難所にて、住民たちの世話をしていた。お祭り運営委員会の異常なハイテンションさに、ウインドブレードはツッコミを入れていた。
「・・・」
「ドリフト、アンタいつまでそうやってるつもりなの?もうすぐ戦闘が始まるわよ」
「百花繚乱は…百花繚乱紛争調停委員会の者は来ぬのか?」
「百花繚乱?そういえば最近見ないわね」
「そうか…残念だ」
百鬼夜行の一同が戦いに向けて気合を入れているなか、百鬼夜行随一の実力者であるドリフトは静かにたたずんでいた。彼は今陰陽部の依頼を受けて街の治安を守る日々を送っているが、元々は最近何故かめっきり見なくなった百花繚乱紛争調停委員会の所属なのである。彼はその百花繚乱がこの場に誰もいないことを悲しく思っていた。
(アヤメ…ナグサ…キキョウ…レンゲ…ユカリ…それに他のみんなも、お前たちは本当にこれでいいのか?)
「全軍、鶴翼の陣形を取ってください」
ブォォォォォォォー!!ドンドコ!!ドンドコ!!ドンドコドン!!
「カホ副部長。鶴翼の陣、展開完了いたしました」
「了解。では敵軍の迎撃開始!!」
ブォォォォォォォォォォォー!!オォォォォォォォォォ!!
「「「「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」」」
全軍が揃ったことを確認したカホは、一同に敵軍迎撃用の陣形である鶴翼の陣を取るよう指示する。陰陽部の部員がカホに陣形の展開の完了を報告すると、彼女は敵軍の迎撃を指示するのであった。
「ふんっ!!」
ジャキィン!!
「せやぁぁ!!」
ザシュ!!
「えぇぇぇぇい!!!」
バシィィィィン!!
「お~流石ラストサムライ」
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
開戦の法螺貝の音と共にドリフトは敵に立ち向かっていき、サンクトゥム兵を斬り倒していく。それを見たツバキは彼をラストサムライと評し、チセは彼に関して俳句を詠んでいた。
「アタシたちもドリフトに負けてられないわ。行くわよ!!」
「いいとこ見せるデス!!」
「トランスフォーム!!」 「変身で~す!!」
ギゴガゴゴ!!
「アタシたちは空から攻撃よ!!」
「行きマスですよー!!」
ドリフトの戦いっぷりを見て、ウインドブレードとシルバーボルトも交戦を開始する。ウインドブレードはロボットモードに、シルバーボルトはビーストモードにトランスフォームして空から攻撃を始めた。
「魑魅一座、アタァァァァック!!」
「「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」
ズドォォォォン!!ズドドドドドドドドド!!
「一度やってみたかったんだよね、このアタック!!とか出動!!とかロールアウト!!とかいうやつ」
「様になってますよ頭!!」
「そう?えへへへへぇ~」
魑魅一座は彼女たち自慢のロケットランチャーで、サンクトゥム兵を倒していく。どうやらアラタは、オプティマスやメガトロンの言う戦闘の号令に憧れているようで、それが言えたことに満足していた。
「私たちも行くよ~」
「出撃デース!!」
ズダダダダダダダダダダダ!!
「こっちだよ~」
ピュン!!ピューン!!ピュゥゥゥゥゥン!!
「キャー!!チセちゃんカッコいいー!!」
「副部長、真面目にやってください」
トランスフォーマーたちが先陣を切るなか、ツバキやチセやフィーナも戦闘に加わりサンクトゥム兵を蹴散らしていく。サンクトゥム兵の攻撃を上手く避けるチセの姿を見たカホは、そのカッコよさに絶叫していた。
ピュゥゥゥゥゥン!!ピュピュピュピュン!!チュドォォォォォン!!
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「お、お前ら無事か!?」
「へ、へぇ…何とか」
「クソッ、アイツらビームなんか使いやがって…」
ピューン!!ビチューン!!ドチューン!!
「こ、コイツら~!!よくも私の部下を~!!」
だが例に漏れずサンクトゥム兵の数はどんどん増していくばかりで、魑魅一座は奴らの攻撃によって態勢を崩してしまう。自分の部下たちが傷ついていつ様を見たアラタは、怒り心頭であった。
「副部長、生徒たちの被害が多くなってきています。このままでは…」
「そうですか…」
ピュゥゥゥゥゥン!!ドォォォォォォォォォォォン!!
「このままでは、百鬼夜行自治区が無茶苦茶に…!!」
ドォォォォォォォォォォォン!!ズドォォォォォォォォォン!!
「「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」」」
さらに魑魅一座だけではなく、他の生徒たちにもサンクトゥム兵の被害が出ているようで、陰陽部の部員がカホにそれを報告する。サンクトゥム兵の攻撃は百鬼夜行自治区の建物にも被害を出し始め、倒壊の危険性まで出てきていた。
「陣形を替えます。準備を」
「はっ…!!」
ブォォォォォォォォォォォ!!ブォォォォォォォォォォォ!!
「む、法螺貝の音が二度…皆の者!!陣形を替えるぞ!!移動開始しろ!!」
「「「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」」
「陣形を鶴翼の陣から車懸りの陣へ!!虚妄のサンクトゥムから現れた侵入者を蹴散らします!!」
このままではやられるだけだと感じたカホは、陣形の変更を宣言する。それに応じて陰陽部の部員は法螺貝を2回鳴らすと、ドリフトはそれに気づいたようで鶴翼の陣から車懸りの陣形へと配置を変えるのであった。
「全軍車懸りの陣形への配置転換を完了いたしました」
「では…全軍突撃ィィィ!!!」
ブォォォォォォォォォォォ!!パァン!!パァン!!パァン!!
「「「「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」」」
「・・・・・・」
(百花繚乱紛争調停委員会…このままお前たちが現われなければ、百花繚乱の必要性が無くなってしまうぞ…!!)
車懸りの陣とは、百鬼夜行が戦国時代の頃にある天才軍略家が生み出した、超攻撃的な陣形である。指揮者を中心として車輪のように取り囲み、その車輪を回し絶え間なく攻撃を浴びせるのだ。百鬼夜行の全軍がカホの号令と法螺貝によって突撃するなか、ドリフトは百花繚乱紛争調停委員会がこの場に現れないことを、密かに心配していた。
ズダダダダダダダダダダダ!!ダァン!!ズドォォォォン!!
「撃て撃て撃てぇ!!」
ジャキィン!!ジャキィン!!
「僕もドリフトと同じ二刀流で頑張りマスですよー!!」
ガシィ…!!ジャキィィィィィン!!
「刀を使えるのは何もドリフトだけじゃない。アタシたちだって百鬼夜行のトランスフォーマーだもの、これくらいできないとね!!」
「おぉ!!流石ゲイシャパワーデェス!!」
「感動してるとこ悪いけど芸者は刀持って戦わないわよ」
車懸りの陣によって攻勢に出た百鬼夜行の生徒たちは、サンクトゥム兵を蹴散らしていく。シルバーボルトとウインドブレードはロボットモードになって地上に降り、2人とも剣と刀を使って百鬼夜行のトランスフォーマーらしく戦うのであった。
「そろそろ頃合いですね…法螺貝を」
「はっ!!」
ブォォォォォォォォォォォ!!
「移動開始です!!」
「「「「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」」」」
ザッザッザッザッザッザッ!!
敵と戦っている一団に疲労の色が見え始めたことに気付いたカホは、車輪を回転させるように陣を移動させる。百鬼夜行の生徒たちは法螺貝の音を聞いて、まるで一つの生き物のような一体感で動くのであった。
「・・・」 「・・・」 「・・・」
ピューン!!ピュゥゥゥゥゥン!!ピュピューーーン!!
「私が先頭に立つよ、行こう!」
「く~らえ~~!」
バシュゥゥゥゥゥゥゥン!!
「覚悟したほうがいいデスよ!!」
ズダダダダダダダダダダダ!!
「「「・・・!!」」」
ビッ…ビビビッ!!ドカァァァァァァァァン!!
ウインドブレードやシルバーボルトの一団は交代し、ツバキたち率いる一団がサンクトゥム兵の相手になる。トランスフォーマーたちの奮戦を見た彼女たちは、彼らに負けない活躍を見せ次々に敵を倒していくのであった。
「せいっ!!」
ジャキィン!!
「えあぁぁぁ!!」
ザシュゥゥゥゥゥゥ!!
「でやぁぁぁぁぁぁ!!」
ドカァァァァァァァァァァァァァァァァン!!
「何と言う気迫…!!」
「流石は百鬼夜行最強のオートボット、ドリフトですね」
百鬼夜行の者たちが力を合わせてサンクトゥム兵に立ち向かうなか、ドリフトは単騎で一軍と同程度の活躍を見せていた。彼のその一騎当千の活躍を見て、カホは百鬼夜行最強のオートボットだと褒めたたえるのであった。
その後
「敵が後退していきます!!」
「尻尾を巻いて逃げていくぞ!!」
「皆さん、お疲れ様です。皆さんの協力なくして、この勝利は有り得ませんでした。本当にありがとうございます」
「皆の者、勝鬨を上げるぞ!!」
「「「「「えい!!えい!!おー!!えい!!えい!!おー!!えい!!えい!!おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」」」
その後何度か攻撃を繰り返すことによって、遂にサンクトゥム兵はその場から退散していく。カホはここまで戦ってくれたみんなに感謝を述べる。そしてドリフトは一同に勝鬨を上げるよう促すと、百鬼夜行の空に“えいえいおー”の掛け声が響き渡った。
ゲヘナ学園
“私たちの番ですね。皆さん、準備はできましたか?”
「「「「「・・・」」」」」
「はい。いつでも行けます」
「ところでアコちゃん、委員長はどこに?」
“ヒナ委員長は、風紀委員会の代表としてサンクトゥム攻略戦に参加中です”
ゲヘナ学園では風紀委員会の主導で自治区防衛の準備が進められていた。しかしイオリは委員長であるヒナがこの場に見当たらないことを不可解に思いそのことをアコに尋ねると、彼女はヒナはサンクトゥムの攻略戦に参加していると答えた。
「風紀委員会の代表…?なんで?みんなはここにいるのに?」
“そうやって委員長ばかりに頼るから、風紀委員が寄せ集め集団だの、委員長がいなければ敵じゃないだの言われるんですよ!”
「え、えっ?その…私は委員長がどこにいるか知りたかっただけで…」
“そうやって甘えるから!委員長がめんどくさがるんです!今度こそ、寄せ集めの集団ではないということを証明しますよ。分かりましたね、イオリ!”
「う、うーん…」
(…そのイメージはきっと、私たちが弱いのではなく、委員長の強さによって作られているのでしょうけど)
イオリは何故ヒナだけが別の場所にいるのか理解できないようでそれをアコに尋ねると、彼女は凄まじい剣幕で自分たちがヒナに頼り切りであることを批判しだす。イオリはアコの豹変ぶりに驚くが、彼女は構わず話を続ける。そして、チナツは自分たちがゲヘナの生徒たちに舐められているのは、自分たちの弱さではなくヒナ自身が強すぎることに起因するものだと思うのであった。
「空崎ヒナ以外は大したことは無いという話、聞き捨てならんな…」
“何ですか…?アナタだって委員長にケンカ売ってボコボコにされていたでしょう!?ディセプティコンのアナタたちがそんなんだから、委員長の負担がどんどんどんどん増えていくんです!!”
「ぼ、ボコボコじゃない!!惜しくもあと一歩届かず敗れたのだ!!」
「言い訳など見苦しいぞ、ドロップキック。空崎ヒナの戦闘力はメガトロン、スタースクリームに次ぐ実力だ。お前じゃ手も足も出なかっただろう」
“そうですよ!!委員長にスクラップにされかけた人は黙っててください!!”
アコの話を聞いていたドロップキックは、ヒナ以外は大したことないという噂が気に入らないようであった。しかし、アコはドロップキックがヒナにボコボコにされたことを指摘すると、彼は見苦しい言い訳をし始めてシャッターに呆れられた。
“はぁ…ところで、こんな状況なのに万魔殿のマコト議長は一体何をしているのでしょうか…?”
ザッザッザッザッザッザッ…
「うふふ…風紀委員会の皆さん、わざわざご苦労さま」
「お前は…デカ乳女!!」
「サツキ議員?」 「お前…」
そしてアコはこんな緊急事態であるにも関わらず姿を現さない万魔殿たちに文句を垂れていると、万魔殿のメンバーを引き連れてサツキが現れる。万魔殿は風紀委員会(主にヒナ)に対して嫌がらせを繰り返しているため、その場に一触即発の空気が流れ始めた。
「まあまあ、落ち着いて頂戴?こんな時に争ったって、あなた達が困るだけでしょう?」
“…っ!”
「このデカ角催眠女の言う通りだな。我々が仲間割れをしている場合ではない」
“万魔殿は今まで何をされていたのでしょうか。そして、マコト議長はどちらに?”
「マコトちゃんは、ちょ~っと大事な用事があってね。ま、気にしないで頂戴」
その場に漂う険悪な雰囲気を説くために、サツキは彼女たちに落ち着くよう促す。ここで仲間割れをしていては、ゲヘナ学園崩壊の危機だと気づいたシャッターとアコは大人しくサツキの話を聞くことにした。
“…あなた達、また何か企んでいるんですか?今度はどんな画策を…!”
「ホント勘弁してよねぇ。私たちを何だと思ってるの?万魔殿にとって一番大切なものが何か、分かる?」
“無為徒食では…?” 「メガトロン様のご機嫌取り」
「はぁ…“有権者”よ。私たちは今の今まで、ゲヘナ生のために頑張っていたのよ?」
だがマコトが用事でこの場にいないと聞いたアコは、サツキに何を企んでいるのかと怪しんでいた。だがサツキは自分たちはゲヘナの有権者たちのために行動していると答えるのであった。
“なにを戯言を…”
“行政官、これは事実です”
“セナ部長…?”
救急医学部・部室
「サツキ議員と万魔殿の方々が、市民を避難所に誘導してくれました。おかげで避難誘導の時間短縮につながっています。やり方はやや珍妙でしたが…」
アコはサツキの言葉を疑うがそこに救急医学部のセナが通信に入り、サツキの言った事が本当であると証明する。どうやら彼女はゲヘナの市民たちを避難誘導していたようである。
「キララちゃん、さっきの見た?」
「糸にコインをぶら下げたやつだよね?あれマジで初めて見た~!催眠術ってやつでしょ?」
「そうそう!アレ全然意味無かったよね。超ウケる」
「あははっ!面白そうだからついてきちゃったけどね~」
避難所で笑顔で談笑しているのは帰宅部のエリカとキララである。彼女たちはサツキのまったく効果の無い催眠術を面白がって、避難所にまでついてきてしまったようだ。
ゲヘナ学園・広場
“催眠?今度は何のオカルトですか…”
「私のNKウルトラ計画は、オカルトではなく科学よ!はぁ、これだから素人は困るのよ」
「効いた試しがねぇじゃねぇかよ」
「ま、今のあなた達には理解できないでしょうけどね、アハッ…!でもこれが完成した暁には…」
“雑談は結構”
催眠術の話を聞いたアコは、万魔殿が相変わらず訳の分からないことをしているのかと呆れていた。しかし、サツキは催眠術はオカルトではなく、科学であると訴えるがアコとドロップキックにはまるで信じてもらえなかった。
“それで…万魔殿がこちらに来たのは…私たちに協力してくださるということでしょうか?”
「アハッ!そんなわけないでしょ。通りすがりに応援しに来ただけよ」
「「「「「???」」」」」
スッ…
「あなたは段々強くなった気分になぁ~る。万魔殿に忠誠を誓いたくなぁ~る」
「「「「「・・・」」」」」
アコは全く期待のしていない感じで、サツキに自分たちと協力してくれるのかと尋ねる。そしてアコの予想通りサツキは風紀委員会と協力してサンクトゥム兵を倒すつもりはなく、例の紐の付いた硬貨を取り出して催眠術はかけはじめた。しかしこの催眠術は風紀委員会たちに全く効いていなかった。
「…フンッ、効果は無いようね」
「はぁ…」
「NKウルトラ計画とやらの完成はまだまだ先だな」
「完成した頃には我々は死んでいるかもしれんな」
催眠術が風紀委員会たちに効かないという事実を見て、サツキはバカには掛からないというような態度で彼女たちを嘲笑う。一方シャッターとドロップキックも、サツキのNKウルトラ計画が、暗に成功しない計画だと思うのであった。
“ゲヘナ自治区の防衛戦を始めます”
「「「「おおおぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」」
その後
ドカァァァァァァァァァァァァァァァァン!!
「フッ…大した事なかったな」
「ヒナ委員長がいなくたって…これくらいはできるんだからな!!」
「そういえば今気づいたが、スタースクリームのバカはどこ行ったんだ?一応この防衛戦の指揮官だっただろう」
“あのクソバカ野郎なら、邪魔なんでサウンドウェーブとショックウェーブに押し付けてやりましたよ”
(((((まぁ…いっか…)))))
風紀委員会の活躍により、彼女たちは他の自治区よりもスムーズに自治区防衛を達成した。戦闘がひと段落ついたところでシャッターはスタースクリームがこの場にいないことを思い出す。どうやらアコはスタースクリームが居ると色々と面倒だったのか、彼を第5サンクトゥム攻略予定のサウンドウェーブとショックウェーブに押し付けたようである。其れを聞いた一同は、特に彼の心配をすることなく受け入れるのであった。
EXCITING TRANSFORMERS!!
実は自分、高校の地歴公民の教員免許を持っているので先生になれます。
ドリフトは百花繚乱時代は青色、今は赤色です。
青色に戻れるといいですね。